在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

iPadからのprova

2012-08-24 00:42:52 | もろもろ、つれづれ
おお、やっとついにiPhone iPad から写真付きの直接の投稿ができるようになったようです。今は出張にpcを持って出ることがなく、つまり家を離れてしまうと投稿ができませんでした。。。ということでトライです。
写真はなぜかサン・ピエトロ、ミケランジェロの傑作のキューポラ。

Tocai Friulano o Friulano

2012-08-20 09:50:44 | Friuli フリウリ
correzione errata: Tocai certamente esiste ancora, avrei dovuto dire che e' indicato "Tocai Friulano" sull'etichetta (adesso va indicato "Friulano").
Grazie a @TOCAI Vitis Vinifera!

トカイは現在”フリウラーノ”と表示しなければならないだけで、品種はやっぱり”トカイ”です。
念のため。。。

ご意見があったら、ここは嫌な書き込みが多いので受けませんが、Twitter か FB にご連絡ください。
いつも独断と偏見で書いています。。。

Tocai Friulano 2006 -Borgp del Tiglio

2012-08-20 08:30:35 | Friuli フリウリ
“トカイ・フリウラーノ2006”ボルゴ・デル・ティリオ -フリウリ州

最近日本でも有名になってきてしまって困ってしまうのだが、ローマの老舗食料品店ロッショーリのソムリエ、マウリッツィオは昔からの知り合いである。結構なソムリエだと思っている。
テーブル担当ではなかったのだが、大体のワインを決め、あとはヴィンテージのみ(2005年、2006年、2009年があった)というところ、通りかかったので、どれがお勧めか一応聞いてみた。というか、2009年は当然パスで、2005と2006のどちらの方が良いと言うかに興味があったのである。
案の定、2005年にしようということになった。7年たった白は私もとても興味がある。
彼がワインを蔵から持ってくる。
開けた彼が一瞬コルクを嗅ぐ。
そして私がテイスティングをする。
どう?と聞く彼。
あれ~ごめんなさい~少し、ほんの少しだけどコルク…と答える私。
やっぱり、と思った彼は、何も言わず、あっという間に消え、しばらくして、また蔵から2006年を持ってきた。2005年はあれが最後だったらしい。
30ウンユーロのワイン。店にとっては損失である。私のところに来なければ、おお、2005年、さすがおいし~となって、損失にはならなかったのだと思うと、申し訳ない・・・
それも、本の少し、本当にわずかのコルクだったのである。新米ソムリエでは絶対に気がつかないくらい、損したくないと思えば、いいえ、これはコルクじゃありませんよ~とごまかせるくらい。だからよく替えてくれたと思う。(こういうところでお店の信頼アップ)
マウリッツィオがコルクをかいだ時、移っていないことを祈ったか、ごまかせると思ったか・・・祈りは通じず、ごまかすことも出来なかったのである・・・

2006年は本来の香りと味。
ところで、まだトカイ・フリウラーノだったころ。(今の品種の名前はフリウラーノ)
白はやっぱりしばらく置いて飲みたい。すぐに飲んでしまうなんてもったいない!
やや濃い目の麦わら色。
熟成した白の良い香りが出ている。しかし、さすがボルゴで主唱しすぎず、やや控えめ。昨今の、でしゃばっているワインに、こういう控えめさを学んで欲しい。ミネラル、ゴム、タール風の香り、スパイス、乾燥したフルーツがほんのり。
ボディはちゃんとあるが、アルコールが前面に出ることもなく、酸味とミネラル、そしてきれいに残る落ち着いた香りが心地よい。満足。(90点)

Nel 2006 il vitigno si chiamava ancora Tocai Friulano invece di Friulano.
Avevamo ordinate lo stesso vino dell’annata 2005 ma sapeva di tappo davvero poco, veramente poco….bravissimo amico sommelier Maurizio del Roscioli a Roma, subito, senza creare problema ce l’ha sositituito a uno del 2006.
Bello bere un bianco maturato. Bel colore intenso, bell’olfatto; pieno minerale, gomma, sfumatura di catrame, spezie, frutta secca…complesso.
Vino strutturato ma non eccesssivo, freschezza gradevole e rimane minerale per lungo(90/100)


Ciantons 2008 -Vie di Romans

2012-08-19 15:29:24 | Friuli フリウリ
“チャントンス2008”(と読むのだろうか・・・)ヴィエ・ディ・ローマンス -フリウリ州

ロゼはやっぱり流行なのだろう。
新しく改装したグストの姉妹店に行ったらロゼが3つもあり(もちろん本店にはかなりの数のワインがあるが、こっちは簡易ワインリスト)中にヴィエ・ディ・ローマンスのロゼを見つけた。これは飲んだことがない。
偶然だが、隣のテーブルも後ろのテーブルもロゼを飲んでいる。色がきれいで、ちょっと涼しく美味しそうで、ロゼ飲んでみたい病が移るのだろうか。
さて、ヴィエのロゼは、ロゼにしては安くはないのだが、つまり値段も品質も十分赤ワインの代わりになるロゼとお見受けし、オーダー。正解でした。

明るすぎず、暗すぎず、つまりバラの色でもなく玉ねぎの色でもない色合いで、結構濃い。
木苺、すぐり、バラなどがとてもきれいで、強さも十分、持続性もロゼにしてはかなりある。他、乾燥したわらの香り、スパイスも混じる。
程よい酸味がきりっと引き締める感じがとてもよく、しっかりしたロゼ。ボディもあり、タンニンを感じる。軽めのおしゃれなロゼというより、夏の暑いときにぐっと冷やして食事と一緒に飲みたいちゃんとした主張のあるロゼ。今後、こういうロゼが増えて欲しい。(87点)

vino rosato di Vie di Romans; e’ una delle migliori aziende nel Friuli. L’ho assaggiato per la prima volta con molto piacere.
Colore intenso, ne troppo dolce ne troppo scuro di tonalita’.
Fragoline di bosco, ribes, rosa in primo piano e varie spezie, un tocco di paglia essicata, intenso, gradevole e persistente.
Al palato un bel equilibrio tra freschezza e una leggera pungenza dei tannini. Un bel rosato al posto di un rosso durante l'estate(87/100)


Sassaia 2010 -Angiolino Maule

2012-08-18 09:26:38 | Veneto, Emilia Romagnaヴェネト、エミリア
”サッサイア2010“アンジョリーノ・マウレ -ヴェネト州

日本のビオの神様マウレのワイン。この前は赤をちょっぴり飲んだが、こちらは本領発揮の白。ただし、安い方。
イタリアではビオの神様というと誰だろう?とふっと考える。ヨスコではないかと思うのだが・・・
なんでもマウレのワインは日本で一番売れているとか。イタリアよりも、である。
自然派ワインは好きだが、そしてマウレのワインも好きであるが、踊らされてはいけない。ちゃんと見極め、自分の好きなワインを探そう。

若干曇った、濃いめの麦わら色。ビオで、もっと曇っているワインがあるが、それと比べると透明度のある方。しかし、透明な普通のワインを期待しているとここでボツ。持ってきたウェイターさんも慣れたもので、少し曇ってますよ~、と。クレームをあげる人もいるのかもしれない。
香りは、そこまで臭くはない。このあたりも、マウレのファンが多い理由かもしれない。個人的にはバリバリのビオ、アニマルだろうが、馬の汗だが、美味しければいけるのだが、ビオファンがみんなそうではない。ビオはいいけどあまり臭いのはちょっと・・・という人は結構多いのである。
するっとやさしく入り、酸味が強い。これくらいの酸味が食事には良い。しかし、昨今、酸味が多いワインに、添加しているものが多いのが悲しい・・・添加の酸味はなんだがとがって飲んでいて不自然なものまである。程よい強さ、程よい長さ。口当たりがとても心地よい。(85点)

Si dice che in Giappone Maule e’ il dio dei Vini Bio…
Certamente non trasparente ma non eccessivamente opaco. Paglierino intenso.
Minerali in primo piano, non ci sono forti sentori fastidiosi (ad alcune persone..), tutto sommato abbastanza neutro.
Fresco, molto gradevole l’acidita’, nonostante che sia genoroso l’impatto.. E’ vero Bio. (86/100)

Chianti Classico Riserva Ducale Riserva 2008 -Ruffino

2012-08-18 08:01:58 | Toscana トスカーナ
“キャンティ・クラシコ リゼルヴァ・ドゥカーレ リゼルヴァ2008”ルフィノ –トスカーナ州

なかなか惹かれないワインがある。悪くないのだが、よく出来ているのはわかっているのだが、(個人的に)感動がない・・・
という個人的イメージはあっちにおいて、ルフィノは昔からの大御所で、外れがない。信頼できる。生産量も多いし、世界中に(たぶん)あるだろう、超有名ワイン。選ぶに妥当、よく出来ていて美味しくないという人はいない。
しかし、どうしても、コレ!と思ったことがない。期待通りに収まってしまうからかもしれない・・・

やや濃いめの色合い。きれいなガーネットがかったルビー。
アメリカンチェリー、フルーツのコンフィ、プルーン、若干ドライのスミレ、甘いスパイスに心持ちふくよかさが出る
ボディがあり、タンニンが若干渋い感じがある。若干アルコールが残る感じもあるが持続性は良い。(86点)

Rubino tendente a granato e abbastanza intenso.
All'olfatto ciliegia, amarena anche in cofettura, prugna, viola leggermente appassita, spezie tendente al dolce.
Al palato di buona struttura, tannini lievemente astringenti e buona PAI(86/100)


Pian di Nova 2009 -Il Borro

2012-08-17 14:15:07 | Toscana トスカーナ
“ピアン・ディ・ノーヴァ2009”イル・ボッロ -トスカーナ州

ボッロは、最近は良く知られるようになったが、フェラガモの経営のワイナリーである。
アレッツォにある。
ブルガリはオリーブ・オイルを作り、フェラガモはワイナリーを持ち、お金が出来るとなんだか作ってみたくなるのよね・・・しかし、どちらも、悪くはないが本職の名声を追い抜くほどではない。残念ながら。
シラーとサンジョヴェーゼの組み合わせ。シラーの方が多く、75%。
アレッツォあたりは良いシラーで知られているので、当然発想されるブレンドと言えるが、成功しているかは別の話。

桑の実、ミルティーユ、スミレ、バラの香りにスパイス、バルサム臭、腐葉土が少し。強さがあるが、持続性は残念ながらまずまずまず。
一瞬、意外とするっと入り、あれ?という感じがあるが、すぐにボディが広がる。タンニンの質は悪くない。こちらの持続性もまずまず。(82点)

L’azienda Il Borro ad Arezzo, oramai e’ conosciuta,ed e’ di Ferragamo.
Al naso mora, mirtillo, rosa, balsamo, terra bagnata e buona intensita’.
All’attacco scivola leggermente poi subito si nota la sua struttura, tannini rotondi e discretamente persisitente(82/100)


Chianti Classico 2009 -Castello Monsanto

2012-08-17 09:50:45 | Toscana トスカーナ
”キャンティ・クラシコ2009”カステッロ・モンサント -トスカーナ州

昔、ワイナリーの近くにあるとても素敵なアグリがお気に入りで、時々行った。(そこも某ワイナリー経営だが、こっちのワインのほうはまあまあ)
朝、テラスから眺める景色がとても気に入っていた。懐かしい~
その頃、モンサントにも一度行ったが、今はすっかりきれいになっているんだろうなぁ。
今は、ワインもややモダンになってしまっているが、昔は、伝統的な造りだった。

やや透明感のあるルビー色。
小さな森の木の実、スミレの香り、スパイスなど、可愛らしい香りがきれいにまとまっている。持続性も強さもほどほどで、軽く飲むのにとても好感が持てるワイン。
酸味がきれいで、アルコールが強すぎず、タンニンの質も悪くない。小さな森の木ノ実の香りが心地良く残る。いつ飲んでも気張らず、いい。(86点)

Colore rubino leggermente trasparente (mi piace…) e luminoso.
Al naso piccoli frutti di bosco, violetta, varie spezie, non molto intenso ma gradevolmente compatto.
In bocca fresco, mai pesante, tannini di buona qualita' e nel finale lascia un bel profumo di frutti di bosco. (86/100)



Rosso Sangiovese -Falesos

2012-08-13 00:01:25 | Lazio, Abruzzo, Molise ラツィオ他
"ロッソ・サンジョヴェーゼ" ファレソス ーラツィオ州

ビオワイン、それも偽ものではなく本物のビオワインを多く扱っているところで購入したもの。
聞いたこともないワイン、聞いたこともないワイナリー、昔なら、農家のおじさんのワインだったかもしれないものが、今は、ボトルに詰められて売られていると思っていいかもしれない。
その昔は、ちゃんと造られたワイン(いわゆるvino convenzonale)のみがワインで、その他の、農家のおじさんが造っているワインはワインではないという感じがあったが、それも変わってきていて嬉しい。

ビオの団体の1つ、デメテールの認証を受けている。
後ろのラベルに2011年9月20日との印字があるが、きっボトル詰めの日にちで、収穫年は?たぶん2011年。

色はガーネット色。輝きはいいが、ボトルの底にはすでに若干のおりがあり。
香りは、小さな森の木の実。小さな花の香りに、鉄分に血の香りが少し。スパイスの香りも、辛めの香りが出ている。香り全体はそれほど強くはないが、自然のワインらしくて良い。そして、安ワインによくある汚れたような香りはまったくない。
酸味がきれいであきない。ボディは、まずまずで、昨今やたらボディのある、というか、ボディがあるだけのワインが多い中、ちょうど良い。タンニンは若干渋めではあるが、vini convenzionaliで、もっと渋いワインが星の数ほどあることを考えたら、全然渋くないと言ってもいい。小さな森の木の実がきれいに後味に残る。親しみが持てるワイン。(83点)

Rosso Sangiovese di Falesos 2011?? (Lazio):
C'e' l'approvazione di Demetere ed e' vero biologico non biologico finto.(ci sono tantissimi finti..........)
Colore rosso rubino e luminoso. Gia' si vedono un po' di fecce in fondo.
All'olfatto piccoli frutti di bosco, fiori, ferro, leggero sangue e speziatura, abbastanza intenso.
In bocca una discreta struttura che fa tanto piacere (non troppo pesante come certi vini....), freschezza davvero gradevole e finale molto carino con piccoli frutti di bosco. Vino molto simpatico(83/100)




Attenzione ai prezzi al Eataly a Roma

2012-08-09 22:59:41 | もろもろ、つれづれ
ローマのイータリーでは値段に気をつけてください・・・

イータリーでワインを買った。
本当はオリーブオイルも買おうと思った。
友人と行って、簡単な食事のあとの買い物。
友人は、同じメーカーの高い方を、私は、少し安めのを選んだ。
しかし、キャッシャーで、絶対に値段が同じだと言う。それも高い方の値段。
棚の値段はよく見て選んだので、間違いなく、キャッシャーで入りませんと言い、オイルは結局買わなかった。
という面倒なやり取りがあったから、ワイン2本の代金を払った時、あまり注意してなかった。
まさか、ワインの値段まで違っているなんて…!
家に帰ってレシートをみると1本は購入したワインだが、もう1本は同じワイナリーの、別な高いワインになっていた。
いい加減にして~

電話すると、こちらは感じがいい。
持ってきたら取り替えますよ、と。
面倒でも、その差が結構あったので、わざわざ出向いて差額を返金してもらった。
これから、ワインとオイルの購入の際は棚の値段の写真を撮ってからキャッシャーに行こう、と思った。

Ho acquistato due bottiglie di vino, uno rosso e uno bianco ma il prezzo dell'ultimo era completamente sbagliato......!
(certamente dopo ho chiesto il rimborso)
Insieme ai vini avrei voluto prendere anche una bottiglia dell'olio ma siccome mi ricordavo il prezzo sullo scaffale, l' ho lasciato alla cassa.

Due su tre prodotti tra vino e olio sono sbagliati dei prezzi..........!
Occhio ai prezzi sullo scaffale!

Nebbiolo d'Alba Marghe 2009 -Damilano

2012-08-09 00:28:18 | Piemonte ピエモンテ
”ネッビオーロ・ダルバ マルゲ2009”ダミラーノ -ピエモンテ州

残念ながら若干のコルク臭。普通の人なら気がつかない程度であるし、それほど鼻につくわけではないので我慢したが、残念。買ったエノテカに持っていけば取り替えてくれないことはないが、距離があればそうはいかない。また、エノテカによっては取り替えてくれないところもある。
しかたないので、まあ、続けて飲むか、と。

色はガーネット色で若干の透明感がある。
コルクがあるのでいろいろと割り引いて考えるが、落ち着いたスパイス臭、バルサム臭、リコリース、ドライの花が少し、森の木の実、香りに勢いがないのは仕方がないだろう。
程よいボディに酸味がきちんとあり、飲んでいてあきない。持続性はまずまず。コルクは別にして、比較的合わせやすいワイン。(84点)

Purtroppo leggermente(!) sapeva di tappo……
Colore granato e luminoso.
Al naso spezie, toni balsamici, fiori secchi, piccoli frutti di bosco, non molto intenso’ ma pazienza…
In bocca buona struttura e gradevole freschezza, discretamente persistente(84/100)

Bollicina Rose' Brut -Serafini e Vidotto

2012-08-06 08:47:17 | Veneto, Emilia Romagnaヴェネト、エミリア
”ボリチーナ・ロゼ”セラフィーニ&ヴィドット -ヴェネト州

セラフィーニ&ヴィドットのワインはローマではあまり手に入らない、と思っていたらイータリーにあった。

赤と白と、そしてロゼのスプマンテ。
出来るだけワインを買わずに、飲むほうに専念していたのは少し前の話で、ワインクーラーに少しは余裕が出来たと思ったのもつかの間、またパンパンで入りきらなくなっている。
赤と白はお買い上げ。(そのうち、開けたらアップします)
ロゼはアペリティフコーナーに出ていたので、上質サラミと一緒に軽いアペリティフ、というかこれで夕食になってしまった・・・

ラベルがシンプルでかわいい。
セラフィーニがスプマンテを造っていたのは知らなかった。それもロゼ。
ところで、最近はイタリアもロゼが流行ってきているのらしい。
この前のロゼの試飲会は大盛況、イータリーの棚にもロゼばかりがおいてあるところがあり、ピンク、ピンクで、ちょっと悩ましいくらい?
ロゼもやっと市民権を得てきているのがうれしい。

品種はシャルドネ90%、ピノ・ネーロ10%。
色はたまねぎ色に近い。悩ましい色ではないが、ロゼの色はこういう感じが好み。
香りは、木いちごなど、うっすらと小さな赤い木の実の香り、花の香りがとても心地よい。
味は、繊細な泡が舌をくすぐり、酸味がきれいで、優しいボディ、持続性もよく、フルーツの香りが続く。
うーんと冷やして、暑い夏のアペリティフにはぴったり、とても心地よい、また飲みたくなるスプマンテでした。(86点)

Aperitivo al Eataly.
Chadonnay 90% Pinot Nero 10%.
Colore di cipolla un po' intenso.
Al naso lievi e simpatici sentori di piccoli frutti di bosco e fiori.
Bollicine delicate, fresco, molto gradevole come un semplice aperitivo(86/100)




テルミニ駅の近くのホテル M D'A

2012-08-05 12:55:00 | 行ってはいけない
以前、ちょっとすごい場面を見てしまったので(ブログに書いてます)個人的にはかなり嫌いなホテルだが、そこに医療通訳の仕事で行った。
珍しく、お客様(つまり患者か、その付き添いの人)が、チップをくださろうとした。
医療通訳は観光の仕事とは違うので、チップをくださる方がいないわけではないが、いただこうとは思わない。
そこで、いいですよ、と断っている場面を見たレセプションの人ががなりたてている。
お客様が、何言ってるのですか?
もらっとけ、と言ってます。(遠慮しないでもらったら、というのでなく、もらっとけ、というイタリア語)
その後、帰ろうとすると、遠慮する必要はないぜ。
まあ、それはいい。
でもさぁ、いらないんだったら、僕がもらっておくからさぁ、と会話の中に3回。
4つ星ホテルにして安く、場所が便利で老舗だし(老舗の看板が泣く…)日本人の利用も多いのだが、ああ、悲しい。恥ずかしい。
もっといいホテルはたくさんあります!言いたい。



Soave Classico 2010 -Pieropan

2012-08-04 22:37:49 | Veneto, Emilia Romagnaヴェネト、エミリア
”ソアーヴェ・クラシコ2010”ピエロパン -ヴェネト州

とても大切な方にいただいた1本。
白は、何年か、またはそれ以上置いておいて飲むのが好きだが、開ける事にした。
夏の夜、一人でちょっと美味しいワインを飲みたいときに、気張らなくてとてもいいから。

ピエロパンは、昔よく飲んだ。
好きなワイナリーの1つだった。
今は新しいワイナリー、新しいワインがどんどん出るので、しばらくぶりになったが、高品質のソアーヴェを造っているワイナリーの老舗である。
久しぶりに、気持ちがいい。

黄金色に近い麦わら色。輝きがとてもきれい。
柑橘系と緑がとてもきれい。レモンの葉、まだ完全に熟していないミカン、グレープフルーツ、ミネラル、ビタミン剤風の香り、柑橘系の校風風の香りもある。それほど強くはないが、良い持続性があある。
程よいボディに酸味、後味に柑橘がきれいに残る。(86点)

una delle storiche aziende di Soave Classico.
Vino perfetto per l'estate, non molto impegnativo ma molto gradevole.
Colore paglierino carico, quasi dorato e brillante.
Al naso sulla sfumatura verde pieno di agrumi, foglia di limone, mandarini ancora inmaturi, pompelmo, lievi sentori di vitamine, profumo a base di odori agrumati.
Buona struttura,fresco e rimane nota di agrumi per lungo(86/100)