在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

ANAで一時帰国 羽田まで 6

2020-11-20 19:21:00 | もろもろ、つれづれ

ANAで一時帰国 羽田まで 6





番号は、結構飛ぶが、かなり早いスピードで表示されていく。


時々、アナウンスが入る。

結果が陽性だったのか、何かの理由でやり直しになったのかはわからないが、まあまあの番号が呼び出されている。


5月の成田では、待ち時間がかなり長かったので、お弁当(実際はスナック)と水の用意があったが、今回は、なし。

飲み物とスナックの自動販売機が設置されていた。


いよいよ番号が出て、結果をいただきにデスクへ行く。

テレビの番号が出た人は、おそらく、無事に陰性だったと思う。


用紙を受け取り、先に進む。



ここまでは、まだ、パスポートコントロールを通過していない。


ここで、やっと、パスポートコントロールを通過、ターンテーブルのあるところへ行く。


荷物はとっくに出ていて、ANAの職員の人がまとめておいてくださっていた。

よく見ると、タグのところに、メッセージがついている。


カラーコピーだが、こういうときに、こういう一言は嬉しいものだ。







そして、やっと、外に出たわけだが、外に出たら、いつものところだった。

つまり、検査のために空港内をぐるぐるっと回され、元に戻ったような感じだったのか。


無事に、お願いしていた車のドライバーさんと会い、自宅へと帰り着いたのであった。



保健所から連絡が入ったのは、6日目。

体温と色々な症状があるかの確認メール。

ラインアプリが使えないからね〜


今は各地方自治体に情報が振り分けられて、それぞれの責任で確認されるのだろうと思った。


これで2度目の帰国も無事、終了。




ANAで一時帰国 羽田まで 5

2020-11-20 19:02:00 | もろもろ、つれづれ
ANAで一時帰国 羽田まで 5




さて、いよいよ検査場。


前回の成田空港での検査は5月後半なので、いろいろなことが変わっていると思う。


そこで、正確な比較はできないし、第一、成田と羽田の違いもある。

しかし、一番大きな違いは、鼻グリグリと唾液だろう。

5月は、唾液を使っての検査はまだなかったので、鼻グリグリだった。

今は、基本的に唾液の採取である。



5月の成田では、先に書類のチェックがあったが、羽田では、先に検査。

用紙を渡すと、検査番号のシールを貼って、唾液を入れる容器と容器の蓋と小さなジョウロが渡される。


空いているブースに入ってください、と言われる。

ブースは、コの字型のタイプで、半オープン。


ブースに入ると、かなりわかりやすい説明書きが貼ってある。

唾液は、ここまで入れてください、とか、泡が多すぎるとダメ、とか、食べ物が混じってもダメとか。


そして、疑問、質問があったら、係りの人がいて、聞くと丁寧に説明してくれる。


この、食べ物が混じってたらダメ、ということを考えたら、着陸直前に、物を食べない方が良いだろうなぁ。

というか、離陸前の適当な時間に、少なくとも口を軽くすすいでおくくらいの方が良いと思った。


そして、噂には聞いてはいたが、レモンの写真(笑)



採取する唾液の量は結構な量。

2-3回で採れる量ではない。

そして、歳をとるほど唾液の量が減るというのはどうやら本当らしい。

こうなるとレモンの写真がありがたい。


レモンの写真を見ながら、5分から10分程度かかっただろうか、やっと入れ物の線のところまで量が達した。


この辺りで、たくさんの若者に「追い抜き」された感じ(笑)


容器に蓋をして、提出する。


そして、次に進む。


なお、参考までに、唾液の量が足りない人は、別に鼻グリグリもやってくれる。


唾液、出るかな~と心配なら、相談しても良いだろう。





次は、用紙の提出。

成田では、もっとたくさん用紙があったが、簡素化されたのか、少なくなっている。


ラインアプリ登録の説明があったが、これは、外国のラインだとうまく繋がらないので(実際に5月は繋がらなかった)、たぶん繋がらないからメールか電話で連絡しますね~ と、向こうも慣れたもの。

ラインアプリの説明用紙は取り上げられてしまった。


5月の成田では、車、車と、空港からの送迎の車の利用についての念押しがうるさかったが、今回はそこまでではなかった。

隔離の場所というのも、今回は自宅だし、難なくクリア。

しかし、ここで結構長く説明を受けている人もいた。。。。



用紙の提出を終えると、エスカレーター(かエレベーター)で、上へ上がる。


そのまま進んで行くと、広い待合室に出る。


ここでやっとしばし、結果が出るまでゆっくりできるので、お手洗いをゆっくり使う。



今の時間は1時間から2時間くらいかかります~ と言われていたが、実際はそこまではかからない。


ゆっくりお手洗いも使い、適当な場所で座って待つ。

アナウンスはないので、どういう仕組みで結果が出るのだろう?と思ったのだが、よく見るとテレビが2台あり、番号がどんどん映し出されている。






表示される番号のアナウンスはないので、ちゃんと見ていないと自分の番号が呼び出されても気がつかない。


まだまだ先だったので、しばしのんびり、その後、そろそろかなーとなった頃、テレビが見える位置に移動した。


ANAで一時帰国 羽田まで 4

2020-11-20 18:49:00 | もろもろ、つれづれ

ANAで一時帰国 羽田まで 4




ANAのフライトが出発して、割と早いうちに、羽田空港で提出する用紙が配られた。


乗務員にしても、早く配ってしまいたい、みんなが寝てしまう前に~ という感じの用紙なんだろうなぁ。

早めに記入してください、とのアナウンスも入る。


配られたのは以下の2枚。

以前は、(似たような内容を記入する用紙も含めて)もっとたくさんあったと覚えているので、少しは簡素化されたと思う。









乗客はたぶん35人程度?

かなり分散して座っているので、周りにはこれまた誰もいない。


安心、快適。


お手洗いも、KLMもしっかりと清掃、消毒している感じがとれたが、ANAも負けずにとても綺麗。

第一、トイレの利用客も少ない。。。。


機内のサービスはほぼ通常通りで、お酒もあるし、温かい飲み物もあり、食事も2種から選べるようになっている。



いよいよ、羽田空港に到着。


なんだか久々の羽田到着で、成田に着陸するつもりになっていた私は、なんで東京の景色が見えるの?と一瞬思ったのだが、今回は羽田でした~



アナウンスでは、空港での検査の状況により降りていただくので、それまで機内で待機、座って待っていてください、とのことだった。

しかし、ほんの5分ほどで、降りることができた。

乗客が少ないし、さらっと下車。


羽田の空港は、降りたらすぐに外に出られるという印象を持っていたが、検査のために、かなり歩かせられた。

動く歩道のあるところもあったが、止まっているところ、逆行のみで使えないところ(笑)などもあり、かなり歩いた。

ただし、これは、到着のゲートによると思う。


なお、途中で見かけるお手洗いは、全部ではないが、多くが使用できないようになっている。

トイレが特に心配という人は、一応、着陸前に余裕を持って使っておいた方がよいかも。


だいぶ先まで歩いていったところで、係員が、検査の説明を記した用紙をくれた。










さて、いよいよ検査場。






ANAで一時帰国 羽田まで 3

2020-11-19 13:49:00 | もろもろ、つれづれ

ANAで一時帰国 羽田まで 3



日本行きフライトに搭乗まで



実に静かなフライトがヒースロー空港に到着。

これから、日本行きのフライトに乗り換える。


今来たフライトは、どこのターミナルに着いたのか?

2であるということがわかった。

ラッキー




クイーンズ・ターミナルって言うんだ〜



ANAのオンラインチェックインのボーディングパスに記されていた日本行きのフライトの出発ターミナルが2なので、これでターミナルの移動はないということになる。


乗り換えの掲示板で確認すると、やはり同じターミナル。

時間はあるし、ターミナルが違っても全く問題はないのだが、やはり同じターミナルの方が楽である。

さて、掲示板を見ていて気がついたのは、10分違いで、同じく羽田行きのJALのフライトが出ていた。

出発ターミナルは5。

ローマからの直行便がなくなってから、JALは(個人的には)だいぶ使いにくくなったと思ったので、今回も選択技の中にはなかったのだが、もしJALにしていたらターミナルを移動しなければいけなかった。

ANAで良かった。

やっぱり、広いヒースローで、ターミナルの移動は面倒臭い。


ところで、昔、勤務していた会社はANAではない別の会社なので、決してANAを贔屓にしているわけではない。。。。



まず、荷物検査を通る。

液体はある?と聞かれて、一瞬考える。

イタリアでは、液体を別にして飛行機に乗ることは普通ない。

本当は、別にするはずなのだが、今まで、たぶん一度も別にしてください、とか、別にしていない、とか言われたことがないため、別にすることがない。

しかし、ここはイギリス。やっぱり厳しい。

あります、と答えると、ビニール袋をくれたので、その場で歯磨き粉とか幾つかの液体類を別にして、無事に通過。


イタリアって本当になあなあだよねー と改めて認識。



パスポートコントロールも無事に通過。



その後、ゲートナンバーが決まっていないので、適当な場所で待つ。

携帯のバッテリーはまだ十分あるが、万が一のことを考えて、チャージできる場所を見つけておく。

この前の帰りのフライトで、アムステルダムでの乗り換えの際、空港のどこにもUSBチャージがなく、焦った(ゲートのエリアが変わって、やっと見つけ、解決した)のがちょっとしたトラウマになっている(笑)

時間になって、掲示板にゲートナンバーが出たので、出発のゲートに移動。


そして、しばらく待ち、いよいよ日本行きのフライトに乗り込む。


この辺りで、やっと、また日本へ行くんだー、という実感が湧いてくる。


ANAのフライトは、とても綺麗だった。

1-2回、フランクフルトから乗ったことのあるフライトとは機体が違うのかはわからないが、また、あれからかなり新しくなっているのかはわからないが、わ~綺麗~ と誰しもが思っただろう。

良いマーケティングをしていると思う。


うーーーん、実はライバル社だったのだが。。。。




全部の座席がこの画面なのは圧巻、とても綺麗



傑作だったのは、緊急の際の説明。

最近は、ヴァージン航空が一番最初だったか(うる覚え)、今はユニークなバージョンも多いが、このANAのも実によくできていた。


オリンピックが開催されて、世界各国から外国人がやってきていたら、かなり受けただろう。


以下、ご紹介。

傑作だった。

















ANAで一時帰国 羽田まで 2

2020-11-18 18:03:00 | もろもろ、つれづれ
ANAで一時帰国 羽田まで 2


ロンドン到着まで


お昼過ぎのフランクフルト行きのルフトハンザ便がキャンセルになり、早朝フライトに変更、それがまた戻ったような感じで、お昼過ぎに出発のフライトに戻った、
ただし、アリタリアのロンドン行き。


当日、朝、家の最終の片付けをして空港へ向かう。
やっと久々のローマにも慣れたと思ったのだが(笑)また日本へ戻る。。。
日本に行くのがなんか面倒な私には、スーツケースが思い。。。

ローマの空港は、出入りできる扉の数を減らして、入り口で係員がチェックし、出発する人しか建物内に入れないようになっていた。
と言っても、イタリアなので、係員は座ったまま、誰が出発するの〜?と声をかけていただけ。

ロンドンまでは、アリタリア。
ANAとアリタリアは、一般に提携しているわけではないので、オンラインチェックインが別々。
各HPでのチェックインだった。ちょっと面倒。


空港について、カウンターでも、最初、ロンドンで荷物引き取りになるかも〜、と言われた。
でも、その後、調べてくれて、1枚の航空券の予約なので大丈夫と言われた。
今は、アリタリアは、独自の誓約書を作っているようで、オンラインでのチェックインで、すでに記入していたのだが、その確認があった。
オンラインチェックインをしていない乗客が、それなに?と聞いていたが、あくまでも、アリタリアだけの誓約書だと説明していた。

チェックインを無事にクリアし、荷物検査。

ここも人が少ないので、わずか数分でクリア。

しかし、この人が少ない引きを利用してか、検査機械が新しくなっていた。
イタリアも少しは変わるね。


空港内は、まあまあの混雑状況。
人がいないわけではないが、たくさんいるとも言えない。
距離は、十分すぎるほど取ることができる。

華やかな免税店を通り過ぎる時、ルイ・ヴィトンに目がついた。
あれ?新しくできたんだ、と思って聞いてみると、2月か3月(うる覚え)にできたらしい。
ただし、その直後のロックダウンで、すぐに締めることになったそう。
空港の店舗にしては、かなり広い。

今は、空港内にエルメスもグッチも、モンクレもあるし、買い物をしたい人には、嬉しい空港になっている。


さて、現在、ローマの空港のターミナル、使用されているのは第3ターミナルだけなので、いろいろな施設が移動している。

パスポートコントロールも場所が移動していた。

パスポートコントロールを過ぎ、ほんの少し行ったところ、なぜが空港職員らしき男性が、暇そうに5−6人座っていた。
空港のパスをつけているので、空港職員であることがわかる。

突然、一人が立ち上がり、私の前に来て、申告するものはない?と声をかけてきた。
ない、と答えると、いくらお金を持っているかと聞いてきた。
これも、ほとんどない、と答えて終わったが、出国の際に所持金を聞かれたのは初めて。

さっき通り過ぎた税関オフィスが閉まっていたので、ここで暇そうに座って仕事をしているのだと思ったが、暇してくれていていいのに、と強く思った。


ここもクリアして、ゲートへ。

そして、いよいよ搭乗。
久々のアリタリア。

乗客は、もう少し多いかと思ったのだが、35人程度だったと思う。
前も後ろも横も、誰もいない。
安心して乗っていられる。

それにしても、KLMと対照的だったのは、機内サービスが全くなかったこと。

さすがアリタリア〜

5月に乗ったKLMは、座席に水とサンドイッチがすでに置いてあった。
10月に乗ったKLMは、普通に機内サービスがあった。

ロンドンはアムステルダムより遠いのに、機内サービスは全く何もなし。
それに、CAもほとんど通路を歩いていない。

さすがアリタリア〜

サービスを考えたら、喜んで使う航空会社じゃないよね。


おかげで静かなフライトだったが、無事にロンドンへ到着。
ヒースローは久々。
本当に久々。


ANAで一時帰国 羽田まで 1

2020-11-18 15:19:00 | もろもろ、つれづれ
ANAで一時帰国 羽田まで 1




出発まで


春から長く滞在した日本から、一旦イタリアに帰国することに決めた。
なにせ、冬服を1枚も持ってきていなかった。
このまま日本の冬に突入するのは辛い。。。

しかし、11月に再び日本にいないといけなかったため、帰国便を決めるより前に、すでに11月初めの2度目の来日のフライトを予約する。

日本までの航空券は、だいぶ安くなっているが、それでも前月より前々月に購入する方が少し安い(はず)。
どのみち、絶対に帰国に帰国しなければいけなかったので、とにかく早めに予約を入れた。

前回は、ルフトハンザ便の羽田行きを希望したのだが、当時(5月)のヨーロッパ線が満席で(フライトの数が少なくなっているのが原因だったと思う)取れず、仕方なくKLMとなった。
KLMは、成田着だけなので、山手在住の私には辛い。
何が辛いって、ハイヤーの値段が違う。
羽田から都内は15000円だが、成田からは30000円。
これは、結構痛い。。。

そこで、今回は、羽田着に焦点を当てて予約。
そして、今後もまだ何が起こるかわからない状況に、日本の航空会社を選択。
絶対に日本のじゃないと、とは言わないけれど、今のこの状況では、サービスの良い航空会社に限ると思う。

もちろん、KLMのサービスは、悪くなかった。
羽田便があれば、考慮しても良かったのだけど、ないのでANAでの予約。


最初、行きはフランクフルト経由、ローマを午後ゆっくり出発できるフライトを選んだ。
あまり早いと、空港まで送ってもらう家族に悪いなー。

しかし、このフライトは、割と早くに変更になった。

キャンセルになったのは、ローマからフランクフルトまでのフライトで、朝早いフライトに変更。
それに伴い、フランクフルトから羽田までのフライトも早い便に変更してもらう。

ところが、だいぶだって、またローマからフランクフルトのフライトがキャンセルになった。
ううう。。。日にちを変えるか。。。

ANAの提案は、ロンドン経由でよければ、ということだった。

イギリスの感染は増えているが、空港の乗換えだけだし、人は減っているはずだし、そのまま日本へ出るのならいいか、と選択をする。

また変更になったらどうしようとは思ったが、今の状況、2−3回の変更は当たり前。
なんとかなるさーと構えていたら、このフライトは変更にならなかった。