“Chianti Classico Riserva Vigna del Sorbo 1997” Fontodi –Toscana(点数8.5)
トスカーナの大御所ワイナリー、フォントーディ。
フラッチャネッロ(正確にはフラッチャネッロ・デッラ・ピエーヴェ)があまりに有名で、3ビッキエーリ獲得、ほぼ常連ワインとなっている。
他に、ピノ・ネーロで造ったカーセ・ヴィアも有名。
品種は、(2004年のものは)サンジョヴェーゼ90%、カベルネ・ソーヴィニオン10%となっている。
個人的には1997年だからと言って過大評価しないが、伝説的と言われる97年物である。
いかにもキャンティらしい熟成香が出ている。
スパイスは当然、ミネラルが熟した感じ、アニマル、血、鉄分、そして、なんとなく海の塩を思わせる感じなどである。
ピノ・ネーロとは違う、カベルネとも違う、なんだか懐かしさを伴うような、イタリアらしい(トスカーナらしい、の方が正しいが)香りである。
昔飲んだ、かなり古くなったワイン、良く熟したワインはこんな香だった、という記憶がよみがえるような感じであった。
良くできているキャンティなので、ちゃんとボディがあり、主張がある。
そして、10年以上たってもまだタンニンを感じる。というより、正確には感じる感じがする。タンニンは当然まろやかになっているので、そう感じるはずはない。しかし、何か刺激的な感覚と、酸と、そして塩味が一緒になって、舌にぴりっとくるような感触が心地よい。
若くて刺激的なワインが好きであれば、ここまで置かずに飲んだ方が良いが、枯れたワインが好きであれば、キャンティ(キャンティ・クラシコ)でも10年近くは置いてもよいと思う。
トスカーナの大御所ワイナリー、フォントーディ。
フラッチャネッロ(正確にはフラッチャネッロ・デッラ・ピエーヴェ)があまりに有名で、3ビッキエーリ獲得、ほぼ常連ワインとなっている。
他に、ピノ・ネーロで造ったカーセ・ヴィアも有名。
品種は、(2004年のものは)サンジョヴェーゼ90%、カベルネ・ソーヴィニオン10%となっている。
個人的には1997年だからと言って過大評価しないが、伝説的と言われる97年物である。
いかにもキャンティらしい熟成香が出ている。
スパイスは当然、ミネラルが熟した感じ、アニマル、血、鉄分、そして、なんとなく海の塩を思わせる感じなどである。
ピノ・ネーロとは違う、カベルネとも違う、なんだか懐かしさを伴うような、イタリアらしい(トスカーナらしい、の方が正しいが)香りである。
昔飲んだ、かなり古くなったワイン、良く熟したワインはこんな香だった、という記憶がよみがえるような感じであった。
良くできているキャンティなので、ちゃんとボディがあり、主張がある。
そして、10年以上たってもまだタンニンを感じる。というより、正確には感じる感じがする。タンニンは当然まろやかになっているので、そう感じるはずはない。しかし、何か刺激的な感覚と、酸と、そして塩味が一緒になって、舌にぴりっとくるような感触が心地よい。
若くて刺激的なワインが好きであれば、ここまで置かずに飲んだ方が良いが、枯れたワインが好きであれば、キャンティ(キャンティ・クラシコ)でも10年近くは置いてもよいと思う。