"Montiano 2001" Falesco -Lazio
とある田舎町の、でもスローフード推薦の小さなトラットリアで食事をした。
日本からの方がいたので、せっかくだから、フルボトルで1種のワインを飲むより、ハーフボトルで2種飲みたいということになった。
1本目は地元のごく普通の赤ワインを頼み、2本目は良いものでやや重たい感じが良いとなり、モンティアーノを頼んだ。
だから、ハーフボトルのモンティアーノでヴィンテージは2001年。
2001年がまだ残っているのが驚きだった。
ハーフボトルだからか?普通、イタリア人はハーフボトル、それもモンティアーノのハーフは飲まないよねと考えながら。
でも、アメリカ人も多いレストランなのに、この偶然は幸運だと思った。
2001年は中部イタリアではとても良いヴィンテージである。
しかしハーフ。つまり、熟成がフルボトルより早い。
良いヴィンテージだからその分熟成がゆっくり、しかし、ハーフだからその分早い。
つまり、実際、どの程度の熟成がされているのかが見ものだと思った。
結果はとてもうれしいものになった。
色は、まだ明るい色合いのガーネットで、はつらつとした輝きがある。
香りもまだ若々しさが十分残っていて、よく熟したフルーツの香り、甘い煙草の香り、スパイス臭、そして、バニラの香りなどが混じってきれい。
グラスからきれいに香りが立つ。
味も程よく熟成されまろやかになり、期待以上である。しかし、樽はかなり残る。樽が嫌いな人には向かない(私も個人的には樽が強いのは好きではない)が、そういう個人の嗜好は置いておいて評価すると、ちょうど飲みごろに入った所というかんじでなかなか良い。
少し前に飲んだカンパーニャの某ワインは、期待に若干裏切られたが、今回は良かった。
(あまり期待していなかったからかも。。)
モンティアーノは、リッカルド・コタレッラ氏(カステッロ・デッラ・サラのコタレッラ氏とは兄弟)の作品である。
品種はメルロー。
90年代、非常に評価が高く、ラツィオ州のワインとしては異例で、ガンベロなどの賞をほぼ総なめしていた。当時は、このレベルのワインというとラツィオにはこれしかない状態だった。当時は値段も安かったのが嬉しい。(今はちょっと高くなったが。)
という訳で、実に久しぶりに飲んだのだが、良い経験だった。
まだ、ウチに、かなり古いのが1本あったような気がするが、開けるのがちょっと楽しみになった。
とある田舎町の、でもスローフード推薦の小さなトラットリアで食事をした。
日本からの方がいたので、せっかくだから、フルボトルで1種のワインを飲むより、ハーフボトルで2種飲みたいということになった。
1本目は地元のごく普通の赤ワインを頼み、2本目は良いものでやや重たい感じが良いとなり、モンティアーノを頼んだ。
だから、ハーフボトルのモンティアーノでヴィンテージは2001年。
2001年がまだ残っているのが驚きだった。
ハーフボトルだからか?普通、イタリア人はハーフボトル、それもモンティアーノのハーフは飲まないよねと考えながら。
でも、アメリカ人も多いレストランなのに、この偶然は幸運だと思った。
2001年は中部イタリアではとても良いヴィンテージである。
しかしハーフ。つまり、熟成がフルボトルより早い。
良いヴィンテージだからその分熟成がゆっくり、しかし、ハーフだからその分早い。
つまり、実際、どの程度の熟成がされているのかが見ものだと思った。
結果はとてもうれしいものになった。
色は、まだ明るい色合いのガーネットで、はつらつとした輝きがある。
香りもまだ若々しさが十分残っていて、よく熟したフルーツの香り、甘い煙草の香り、スパイス臭、そして、バニラの香りなどが混じってきれい。
グラスからきれいに香りが立つ。
味も程よく熟成されまろやかになり、期待以上である。しかし、樽はかなり残る。樽が嫌いな人には向かない(私も個人的には樽が強いのは好きではない)が、そういう個人の嗜好は置いておいて評価すると、ちょうど飲みごろに入った所というかんじでなかなか良い。
少し前に飲んだカンパーニャの某ワインは、期待に若干裏切られたが、今回は良かった。
(あまり期待していなかったからかも。。)
モンティアーノは、リッカルド・コタレッラ氏(カステッロ・デッラ・サラのコタレッラ氏とは兄弟)の作品である。
品種はメルロー。
90年代、非常に評価が高く、ラツィオ州のワインとしては異例で、ガンベロなどの賞をほぼ総なめしていた。当時は、このレベルのワインというとラツィオにはこれしかない状態だった。当時は値段も安かったのが嬉しい。(今はちょっと高くなったが。)
という訳で、実に久しぶりに飲んだのだが、良い経験だった。
まだ、ウチに、かなり古いのが1本あったような気がするが、開けるのがちょっと楽しみになった。