在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

KLMでアムステルダム経由 ローマまで 4

2020-10-10 04:15:00 | もろもろ、つれづれ
KLMでアムステルダム経由 ローマまで 帰国後



ローマの空港に着くと、もうみんなバラバラと、一目散に出口へ向かう。

荷物を預けている人はそう多いわけではなく、私が日本からの荷物を受け取ったときには、もう周りに人は誰もいなくなっていた。


税関にも係員はいない。


今は、24時には、空港を閉めて消毒作業をすることになっているようだが、遅い時間の到着フライトも少ないもよう。


外に出て、一路、家へ。


4ヶ月ぶりの懐かしい我が家。


さて、成田で記入した3ページの用紙は、捨ててはいないが、結局提出するところはなく、そのまま。
成田で、空港職員(KLMの職員)に、あれだけ、書きましたね!?って念押しされたのに(笑)


しかし、成田で、必ず登録してくださいね、と言われたAPP、ちゃんと登録していたので、その件で翌朝から動きだす。


APPは、チェックイン時に、カウンターで、まだ登録していないならこれです、すぐに、必ず登録してください、と言って手書きのメモを渡された。
ローマの空港のHPのもので、保健局のものではない。


登録後、すぐに入ってきた確認メールには、ローマの空港のコロナ検査エリアへ行きこのメールを見せてください、とある。

事前受付番号、というのが入っている。

つまり、コロナの検査をするのだろう。

ただし、空港内の検査場は18時で閉まる。

その後は、空港近くにある長時間用のパーキングが、24時間のコロナ検査ドライブイン・エリアに変わっているため、そちらへ行くことになる。

しかし、街中にも同じようなドライブインが多数あり、検査場には72時間以内に行けば良いことになっているため、さすがに20時間以上の長旅、夜も遅かったし、翌日、近くのドライブインに行くことにして、家にまっすぐ帰った。


翌朝。

ドライブインなので、車で近くの検査場へ行く。
2時間かそれ以上並ぶというので、早めに家を出る。

最後尾の車を見つけ、並ぶ。

進みはかなり遅い。

1時間半経って、やっと受付にたどり着いた。

係員に、送られてきた確認メールを見せる。

すると、日本は危険地域(レッドゾーン)じゃないからここではできない、空港へ行って、と言う。

空港へ???
そんな〜


しかし、仕方がないので、空港近くのドライブインの検査場まで、わざわざ出かけていく。

並ぶこと40分、係員にメールを見せると、最初、これは空港内の検査場へ行ってもらうかもしれない、と言われた。

そんな〜

第一、もう空港から出ているため、もう一度中に入ってくださいと言われても入れない。


しばらく待つと、責任者と思しき係員がやってきて、幸い、丁寧に説明してくれた。


日本からの入国は検査はする必要がない、しかし、EU外からの入国ということで、家で14日が過ぎるのを待ってください、後は何もする必要はないし、14日が過ぎたら自動的に隔離措置は終わります、と。


なーんだ。

結局何もしなくて良かったんじゃない、ということで、家へ帰る。


そして、おとなしく家にいる。

5日が過ぎだが、どこからも何の連絡も入っていない。


なお、次回の帰国はANA -ルフト便。


KLMでアムステルダム経由 ローマまで帰国 3

2020-10-08 13:03:00 | もろもろ、つれづれ
この時期、日本からヨーロッパへ帰国しないといけない人のために


アムステルダムには20分ほど早く着いた。
乗り継ぎに、5時間以上待たないといけないので、少しは遅れても良かったのに(笑)

トランジットの方へ向かうと、すぐに手荷物検査があった。
後で気がついたのだが、機内でもらった飲みかけの水のボトル、後で捨てようと持っていたのが無事に検査を通過していた。
たぶん、量が少なかったから?

なお、ここで、初めての経験なのだが、みんなバッグの中に閉まって、と言われたものの、PCは取り出そうとしたら、中に入れたままにして、と言われた。
普通は逆で、PCは取り出してください!と言われる。
たまに取り出すのを忘れそうになると、面倒くさそうな目つきで見られたりして。。。
たかがPCなのだが、わざわざ取り出さなくていいのは、だいぶ楽。
他の空港もこうなるといいのに。

無事通過し、しばらく歩くと、ホールに出た。
人は、思ったより多いし、また、お店もかなり開いている。
ビジネスの人、旅行客、オランダを訪れていた感じの人、乗り継ぎ客、いろいろ。


そして、パスポートコントロールを通過。
永久滞在を持っているので、問題なく通過する。


さて、ゲートへ向かう。
手荷物検査を通過したところの掲示板には B0 とあった。
0「ゼロ」ねえ。。。ってことは、まだ番号が決まってないけど、とにかく B ってことね、とBのゾーンへと移動していた。

Bのゾーンをしばらく進むと、突然、看板。
そして、B0 と大きく書いてある。




看板は、あまり趣味が良いとは言えないが、趣味が良くないからこそ、見逃さない(笑)


ここで、初めて、ゲートがまだ決まっていないのではなく、本当に B0 ゲートってこと、というのがわかった。
B0 なんて、なんかとってつけたようで、ここからフライトが出る感じではないが、間隔を開けてテーブルがたくさん並んでいる。

私のフライトはまだ先なので、係員と聞くと、やはり、後で戻ってきて、と言われた。

参考までに見ると、みんな紙を渡され、テーブルで記入している。

なるほど。

とにかく、時間まで適当な場所に座って待つ。


ここで、ひとつ気が着いたことは、スキポール空港には、少なくとも私がウロウロしたあたりには、USBの携帯チャージャーが少ない、ということ。
乗り継ぎが5時間もあると、携帯だよねー
メッセージに電話に、メール。
でないと時間が潰れない。。。

しかし、どんどん使っていると、どんどん電池も無くなる。
途中でちょっと焦り、USBチャージャーを探したのだが、目につくのはみんなコンセント式。
後で移動した本当の出発ゲート辺りには幸いUSBチャージャーがあったので、何とか救われたが、予めコンセントを用意しておくなり、対処しておくことを勧める。


さて、話はちょっと戻り、時間に近くなり、B0ゲートへ向かう。
すでに結構長い列になっている。
成田空港が、がらーん、閑散としていたのと対照的。
これだから、感染が増加するのだろうが、経済もまわしていかないといけない。

ところで、成田空港で念押しをされた3ページの用紙は、この時点でまだ持っている。
実は、もう1枚、別な、要は同じような用紙を持っていたのだが、それも、渡すところがなく、持っている。
その上で、また、似たようだが違う用紙をくれたわけだ。

オランダからの入国の書類なので、内容は簡素化され、車の車種やらナンバーなどは全く書く必要がないものになっている。

係員が、ちゃんと書いたか確認し、そこでやっと本当のゲート番号を教えてくれる。

紙を持って、移動。


いよいよ、本当の出発ゲートで待機。


そして、搭乗。

先ほど書いた紙は、搭乗の際にしっかり集めていた。

乗り込むと、思ったより人は多い。
おそらく、個人の予約だと3席の真ん中が空いているのだろうが、3人のグループなのか、3人並んで座っている席もまあまあ見受けられた。

ヨーロッパ線は機内サービスがない、とどこかで読んでいたのだが、普通にサービスがあった。

5月には、乗り込んだ座席にすでに置いてあったサンドイッチが配られ、ワゴンサービスでは暖かい飲み物も配られた。

そして、乗務員は、回数は控えめでも普通に機内を往復し、乗客の質問にも丁寧に答えていた。
リラックスした雰囲気。

ここまでほとんど寝ていなかったので、しばし眠りに落ちる。


ローマの灯が見えてきたときには、かなり感動。

このローマの灯を再び見ることができるとは。。。。
はオーバーだが、
このローマの灯を再び見ることができるのは、いつになるやら、
とは、本当に思っていた。

ちょっと目がうるうる。


5時間以上のアムステルダムでの乗り継ぎを経て、22時30分過ぎ、ローマに到着。


アムステルダムからはヨーロッパ線、つまり、国内線並みなので、そのまま、ずんずん荷物受取所へ向かう。
荷物を預けていない人たちは、そのまま出口へ。

結局、飛行機を降りてから、空港係員に接触することはなく、そのまま、出口へと出たのである。

つまり、成田で記入した3ページの用紙は、どこにも提出するところはなかったのであった。


続く














KLMでアムステルダム経由 ローマまで帰国 2

2020-10-06 17:04:00 | もろもろ、つれづれ





ゲート前で待っていると、パラパラと人がやってきた。しかし、5人。

またパラパラ来たが、それでも8人?

ゲートの用意ができる頃、15人程度が集まっていた。

いつもなら150人だよね()

それでも少ないが。。。


時々アナウンスされる人がいたが、何度目かに私も呼ばれ、何かと思ったら、イタリア入国時に渡す書類をちゃんと持っているかの確認だった。

3ページです〜

はい、すでに記入してます〜

という感じ。

徹底してる。



いよいよ搭乗となった時、数えて18人?


よく飛ばしてくれてる〜とKLMに心から感謝する。


こんな状況で、アリタリアはさっさと運行再開を来年の春まで(おそらく)延ばしているのと大きく対照的。



いよいよ搭乗開始。

乗り込み、荷物を片付けていたら、陽気なスチュワードに、今日はプライベートフライトだよ〜と冗談を言われた。

5月に乗ったときはピリピリした雰囲気もあったが、それが消えていた。

また、5月には、椅子の上に、大袋に入った大量のスナックセットが置かれていたのもなくなってる。

一応、ワゴンサービスしますよ、ということだ。



離陸して割と早めに食事が出た。

シンプルなものだが、5月より格段マシになっている。

暖かいパスタ(ご愛敬〜)とポテトサラダとフルーツ。

5月には、お酒も、温かい飲み物もなかったが、今回は、ワゴンにワインが乗っているのを見つけ、赤ワインを頼んだ。

プラスチックボトルに入った南アフリカのシラー。







また、食後の暖かい飲み物サービスもあり、小さなマフィンまで持ってきてくれた。


その後、だいぶ経って運ばれたのはスナックセット。

前回の、大袋にがさっと入ったものより質が向上している。

しかしこれは日本で積んだからかもしれない。








トイレの近くにも、飲み物、スナックが大量に置いてあり、好きに取れるようになっていた。


トイレも、使う人が少ないのもあるが、綺麗にしてくれている。

フライト中、消毒して回っている感じも見受けられ、だいぶ安心して使うことができた。



着陸前の朝食は、トマトソース系のパイのような簡単なもので、トレイで出たものではないが、これも暖かい飲み物を含めて選択ができた。



乗務員も、以前のようなピリピリ感はなく、丁寧に対応している。


ただ、寝るには機内が明るすぎた。

乗客が少なすぎて、あちこち窓が開いたまま。

ずっと昼のフライトの為、明るい、明るい。


ほとんど寝れず、のんびり本を読みながら、定刻より早めにアムステルダムに到着した。


続く


KLMでアムステルダム経由 ローマまで帰国

2020-10-06 16:46:00 | もろもろ、つれづれ
ヨーロッパ、イタリアへ帰ろうとしている人のために 
KLM でアムステルダム経由ローマまで


規則、状況が日々変わるが、今、ヨーロッパに帰るとこんな感じ、と言うのを参考までに記してみたい。
皆様の帰国の役に立てば幸いである。



第1ターミナルの掲示板
キャンセルの赤い文字ばかり


5月に日本へ行った時は、羽田行きルフトハンザ便が取れず(ヨーロッパ内が満席だったもよう)KLMを使うことになった。
山の手に住んでいる私には、成田はちょっと遠いのだが、そこは仕方がない。

7月中ばにイタリアに帰ってくる予定にしていたが、予定のフライトはキャンセル、おまけに、私もいつ帰国できるかわからない状況となり、事情を話したところ、チケットをオープンにしてくれた。
これは非常に有り難かった。
KLMの印象はもともと悪くはなかったが、私の中では、非常事態に融通を利かせてくれる良い航空会社、となった。
それも、帰りのフライトは、差額なしでも良いということにしてくれた。
これも非常に有り難い。

コロナ以来、フライトの値段はだいぶ安くなり、ヨーロッパからは往復500ユーロ台でも買える(エコノミー)が、痛い出費は、空港からのバカ高いリムジン。
もちろん、空港着の時だけの利用、そして、家族が空港まで迎えに来れればいらないが、迎えに来れない時は本当に痛い出費である。

オマケに、14日の自己隔離をホテルなどでした場合は、出費がもっと痛くなる(涙)


さて、いつ出発できるか、正確な日にちをなかなか決められず、1週間を切っての予約となった。
速攻で確認メールが入るところあたりは、ドイツ人気質?

また、出発までに、日本語だったり英語だったりするが、注意事項を記したメールが3本だったか届いた。
ただし、いつも同じ内容ではないので、面倒でも、注意して見るに越したことはない。
こちらで印刷して来てくださいというものもあった。

大体の内容は、マスクはサージカル、搭乗前に検査をする、2時間前までに空港になど。
しかし、結果的には、そこまで大げさではなかった。

外国人で布マスク着用の人が2人乗っているのを見たし、搭乗前の検査も、本当はやって欲しいくらいだったが結果的にはやらなかった。
早めに着いたのだが、10:20発のフライトでカウンターのオープン時間が7:35。ぴったり2時間前に着けば充分だった。


成田空港でのチェックインはスムーズに行った。
イタリアの永久滞在を持っている為、問題があるわけはないが、期限はありますか?とも聞かれたので、5年に一度の写真、記述内容の変更のための更新を疎かにしている人がいたら、面倒でも更新しておいた方が無難だと思う。

あとは、イタリア入国時に提出する紙で3ページにわたりものを渡された。
入国の理由を選び、迎えに来てくれる車の、車種とナンバーまで記入するようになっている。(名前の記入義務はない)
この書類に関しては後述する。

また、イタリア日本に着いてからする検査の予約のアドレスを渡され、ネットに繋いで登録してくださいと念押しされた。
この件に関しても後述する。


中へ入ると、免税店がちょうどシャッターを開けているところだった。
免税店を主に、店舗は、わずかだが開いているようだった。
レストランは、数件という感じ。
またすぐに日本に戻らないといけない為、買うものは特にない。

続く