在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

La parucchiera di Stefano Incerti イタリア映画の紹介「美容師」

2017-03-30 21:38:19 | 何故か突然イタリア映画
La parucchiera 「美容師」
監督 ステファノ・インチェルティ




映画の作品の中に、髪結い、つまり美容師は結構出てくるような気がする。
それともただ単に「髪結いの亭主」の印象が強烈なだけか。
(「髪結いの亭主」は今だに個人的に謎な映画の一つ)
この意見は私だけではなく、審査員の一人も同じことを言った。

上映作品のお知らせメールを受け取った時、タイトル「髪結い(美容師)」を見て、おお、直球〜と思った。
亭主でも妻でもなく、「髪結い」。

しかし、実際は、髪結いより「美容師」だった。

場所はナポリ、バリバリのナポリ、つまりスペイン地区。

スペイン地区は、最もナポリらしいところで、今だに個人的に未知の場所。
タクシーの運転手で、道をよく知っている人が、たまに近道に通る。
そこで、車で通ったことは何度もあるが、自分の足で奥の方を歩いたことはない(さわりだけ)地区。

昔、この地区だけは絶対に足を踏み入れるな、と言われたこともあり、また、記憶では、この地区に(たぶん)間違えて入って命を落とした日本人の観光客の人もいたはず。
(今はだいぶ安全になっていると思う)

さて、そのスペイン地区に、子供と一緒に住んでいるのは美人(で当然超グラマー)のローザ。トランス他、変な同居人もいる。
海の方の高級地域の美容院で働いていたが、ローザに惚れた美容院のオーナーに襲われそうになったことに頭にきて、美容院をやめた。

飛び出したのはいいが、これでは同居人共々食べていけない。

そこで思いついたのが、自分たちで美容院をオープンすること。

昔の彼(子供の父)の協力を得て、なんとかスペイン地区にオープン。

スペイン地区に女性が美容院をオープン、カットはタダ、などが功を奏して少しずつ流行ってくのだが、元働いていた美容院から嫌がらせがたくさん入る。
それでも負けないローザ。。。。

上映後のインタヴューで、全く違うタイプの作品を作りたい、監督の言。
今度はコメディ。

ただ、ちょっとケバケバしすぎる。何もかも。(ポスターも)
美容院も家も、服装も髪の毛も、町内会のお祭りも。。。。に見ていてちょっと疲れた。

そして、出てくる女性みんなの胸が大きい。大きすぎ。男性なら目の保養になるかもしれないが、私は疲れた。(ないもののヒガミ??)

ナポリでは、トランスでも胸は大きくないとやっていけないんだろうなぁ。
どのくらいの大きさにしますか?と聞かれたら、も〜とにかく大きくして〜
みたいな感じ?

さらっと見るには良いコメディ。
4月6日上映開始ということなので、アンテプリマ。


Davide di Donatello 2017 2017年 ダヴィデ賞 発表

2017-03-28 13:24:24 | 何故か突然イタリア映画
Davide di Donatello 2017



ドナテッロのダヴィデ賞が発表になった。
イタリア・シネマ・アカデミーが主催している。

私が通っているのは違う賞の予選だが、当然、ダヴィデには興味がある。

さて、今年の賞(ベストフィルム)を獲得したのは、ヴィルズィ監督の「喜びのトスカーナPazza gioia」。(イタリア映画祭で上映予定)
個人的には、同じ監督の「人間の値打ち」の方が断然良いので、惜しくも逃した「切り離せないふたりIndivisibile」が受賞しなかったのが残念。(これも上映予定)
(ただし、ベストオリジナル脚本賞他多数を獲得)

なお、ヴィルツィ監督はベスト監督賞も獲得した。

「ジュリアの世界La ragazza del mondo」の監督も新人監督賞を受賞。
これも上映予定で、見る価値あり。

他、最優秀女優所は「喜びのトスカーナ」のテデスキ。

若いダビデ賞には「愛のために戦うGuerra per amore」(上映予定)のPif監督も選ばれた。

イタリア語だけど、一覧は以下のページ。
http://www.daviddidonatello.it/vincitori/vincitori-premi-david-di-donatello.php

こちらは抜粋






今日から夏時間 時計を1時間遅らす???(爆笑)

2017-03-26 13:32:18 | もろもろ、つれづれ
今日から夏時間。
携帯に入ってきたニュース。


(夏時間になったので時計の針を1時間遅らせましょう)

年に2回、時間の変更のとき、一応、時間を変えましょうね〜とのアナウンス、記事はあるが、さらっと。
びっくりするくらいさらっと。

日本ならおそらく3日くらい前からニュースのたびにアナウンス、一人でも知らない人がいないように政府が気を使,いそうだが、こっちでは、今日になって、あれーそうだった、という人が結構いるはず。

ストライキでも、日本なら徹底してアナウンスするだろうが、こちらでは知らずに外に出て、なんだかバスが来ない、人に聞いて、そうかぁストだったんだぁ、ということが多々有る。

で、お昼になって(笑)携帯ニュースが入ってきた。

今日から夏時間、時計の針を1時間遅らせましょう。

爆笑。
1時間遅らせたら大変なことになる。(正解は1時間進める)

20分後訂正が入ったが、携帯会社発信のニュースとはいえ、シロウトが書いてるわけではあるまいし。。。。
イタリア〜


Barolo 2010 Ettore Germano ブショネのワインを1週間放っておいたら

2017-03-26 01:35:12 | Piemonte ピエモンテ
Barolo 2010 Ettore Germano



この前7人で11本開けた夕食試飲会。
うち2本がなんとブショネ。
かなりの高確率だった。(涙)

1本目のプロセッコは、それでも軽めのブショネで、しょっぱなからブショネ〜といいながら、結局、喉が渇いている(ワインに飢えている)ということがあり、みんなで早々に飲んでしまった。

飲み進めて、なんとバローロもブショネ。

ブラインドだったので、

バローロ〜>>えーブショネ〜!?そんなぁ

という反応ではなく、

このワイン、ブショネ>>え〜バローロ!?(涙)

という反応だったため、インパクトはやや少なめだったが、それでもやっぱりバローロがブショネは悲しいものだ。

みんなが帰って、ほとんどの瓶は空だったが、残っているワインも少しあった。
大量に(3分の2)残っていたのは当然このバローロ。

これをドボドボ捨てるのも悲しいのものだし、なにせ、山のような片付け物、そのまま放っておいた。

その後、どうなるかと思って、2−3日そのまま(栓をしないまま)置いておき、その後栓をして、さらに3日程度置き、1週間後に飲んでみた。

悪くない。
コルク臭はわずか残っているが、熟成香にほぼ消され、ほぼ気にならなくなっている。
ということで、ちびちびと全部飲んでしまった。

安ワインがブショネなら捨てるが、高級ワインは捨てずに試してみるのも一考。

Il capitale umano di Paolo Virzi イタリア映画の紹介 「人間の値打ち」

2017-03-24 23:41:33 | 何故か突然イタリア映画
Il capitale umano 人間の値打ち
監督 パオロ・ヴィルズィ




ヴィルズィ監督の前作。
かなりいい。必見。
数多くのノミネーション、そして実際に多くの賞を受賞したことがわかる。
(日本語でも観れるのでぜひ)

スリラーでもあるが、実に巧妙なストーリー。

ケータリングでウェイターをしている男性が、真夜中、パーティーの仕事を終えた後、自転車で帰宅する。冬、雪が積もるところの田舎道。
対向車をよけようとした高級大型車に轢かれてしまう。
ひき逃げ。
田舎道で雪が積もり死角、発見は遅く、外気温は低く、瀕死。

その後のストーリーが4つの章となり、展開される。

投資家、大金持ちで、超高級別荘に住んでいるジョヴァンニの家族。
不動産業がまあまあ成功、新しい妻が双子を妊娠したとわかったばかりのディーノの家族。

ジョヴァンニの息子(マッシミリアーノ)とディーノの娘(セレーナ)は同じ高校で恋人同士。

それを運と見てジョヴァンニに近づくディーノ。
投資に参加させてもらい、巨額の投資をする。
ところが半年後、うまくことは運ばず、大損になることがわかり、焦る。

ジョバンニの妻(カルラ)は元女優。
ビジネスだけに関心がある夫との結婚生活に疲れている。
偶然、町の劇場が壊されると知って、劇場再建を夫に持ちかけ、プロジェクトが進んでいたが、今回の夫の損失で話が宙に浮く。

放蕩息子のマッシミリアーノは、酒が入るとぐでんぐでんになる。

セレーナは、他に気になる人ができて、マッシミリアーノとは別れたいと思っている。

二人が通う高級私立高校の最優秀賞発表、受賞式のパーティーの日、つまり、ウェーターが事故にあう日、それぞれの思惑と行動があらゆる角度から描かれる。

事故を起こした車は放蕩息子の新車だとすぐにわかる。
警察にひき逃げを疑われるマッシミリアーノ。

恋人であるセレーナも警察の尋問を受ける。

偶然犯人を知ったセレーナの父ディーノは、損失を取り戻すべく、ジョヴァンニ家族を脅す。

そして、真犯人がわかった時、セレーナはマッシミリアーノから離れ、ジョヴァンニの妻カルラは人生に冷めていた。

そして、人間の値打ち。。。

事件の日、6ヶ月前、そして事件後の映像が見事に交錯し、最初は時系列が頭の中で混乱するが、見事なカメラワークに惹きつけられ、あとはついていける。

必見。お見逃しなく。






Bramaterra 2007 e Coste della Sesia 2014 La Palazzina ブラマテッラ他

2017-03-23 20:07:11 | Piemonte ピエモンテ
Coste della Sesia Rosso 2014 La Palazzina
Bramaterra Riserva A Paulin 2007 La Palazzina



このところ映画のことばかりになっているが、ワインもしっかりと飲んでいる。
書く気にならないものもの、メモだけのもの、また、ちょっと忙しいこともある。

さて、久々マルコのところに行った。
久々だったため、といってもちょっと久々くらいなのだが、文句を言われた〜(笑)

この前来たのは、俺のヒゲがまだ長かったこころじゃん。
って感じ。
確かにヒゲが短くなってた〜(笑)

しかし、ぶっきらぼうのマルコに、あっちにいってワインをもらってこいと言われた。

なんだかよくわからないまま、ワインをもらいに行く。

と、パオロがある生産者を対応していた。
アポなしで突然ワインを持参しやって来たというフランチェスカ。
ピエモンテ北部から来て、ローマは初めてとのこと。

ローマではまだ扱っているところがないそうで、頑張って売り込みに来たそう。

ワイナリーの名前を見て、図々しくも、改名した方がいいと思います〜と言ったのだが、これまたパラッツォの変形。
心優しくも、お父さんに伝えます、と言ってくれた。

パラッツォは建物、の意味で、イタリアには、この単語の変形の名前のワイナリーが多すぎ。

さて、とても感じの良いフランチェスカが持参したのは2本。



Coste della Sesia 2014 ++(+)
品種は、Nebbiolo 50%, Croatina, Vespolina, Uv rara が残りの50%。
ちょっと面白いタイプ。ネッビオーロらしくないというか、ドルチェットのよう、と表現する人もいた。
個人的には悪くないと思う。2014年ということもあり細身(ただし、色はやや濃いめ)、香りは若干弱いが、やや緑がかったフルーツがふわっと出ている。酸味がほどよく、タンニンが繊細だが結構あり、最後、気になるほろ苦さがあるかと思うと出ていない。余韻がすっと消えてしまうのが残念。
2015年がどんな感じか気になるところだったが、まだ熟成中とのころ。

Bramaterra 2007 ++++
品種は、Nebbiolo 70%, Croatina, Vespolina, Uva rara が残りの30%。
こちらはぐっとエレガント。やや薄めの、北のネッビオーロらしい色合い。
フルーツも出ているが、ユーカリやミントのような緑の香りがエレガントさを与え、バルサム臭、スパイス臭が複雑性を増している。酸味とタンニンのバランス良く、余韻もほどよく長い。みんな同意見だが、かなり美味しい。
これで2007年。衰えは全くなく、2008年との比較が楽しみ。

しかし、この二つのワイン、圧倒的にブラマテッラの方が美味しいのだが、値段の差はわずか。つまり、前者はやや高め、後者はかなりお得。こういう、今一つピントが合わないところが、家庭的ワイナリーらしい。

と、何故か突然、試飲用をタダ飲みして帰ってきた。

Il padre d'Italia di Fabio Mollo イタリア映画の紹介 「イタリアのお父さん」

2017-03-23 18:05:39 | 何故か突然イタリア映画
Il padre d’Italia イタリアのお父さん
監督 ファビオ・モッロ

最高にムカついたが、よくできているメロドラマ。
心に傷を持った男性を救うのは、こんな女性??
主役はジグロボにも出演したカッコイイ男優。




イタリアの父、イタリアは生まれてくる子供の名前。
イタリアなんて名前つけられてカワイソー

さて、個人的に見ていてムカつく作品だった。
作品は良く出来ているし、評価できる。
しかし、主人公の役どころがムカつくー 最高にムカつくーーーー

トリノに住むパオロはゲイで、8年も一緒だった彼に振られたばかり。
建築家になりたかったというような、みんなが持っている夢はあれど実現できず、(イケアのような)大型家具店で働いている。

振られて、ゲイバーに顔を出す。
そこで見かけたのがミア。
妊娠6ヶ月で、偶然パオロの目の前で倒れてしまう。

ミアを救急病院に運び、付き添うパオロ。
なんとなく放っておけない。

回復し、病院を出たミア。
行くあてがないというので、とにかく一晩は家へ。
翌日、勤務先で、困った彼女を送っていくのに、半日、会社の運送用バンを借りる。

ここから珍道中。
トリノ近郊に始まり、ローマへ、ナポリへ、そして、ミアの故郷カラブリアへ。
ミアは、超奔放、かなり飛んでる、イケてる性格。ちょっと普通じゃない。
対照的な性格のミアに、ゲイのパオロがだんだんと惹かれていく。

ポスターを見たとき、何をバンザイしてるんだろうと思ったら、万歳じゃない。車から身を乗り出してるところ。
一事が万事こんな調子の女。

旅の途中、パオロは、自分が育った孤児院施設へ立ち寄る。
母に捨てられ、すごく無口な子供、誰にも引き取られることなく、施設で大きくなった。

故郷では、ミアの母親が喜んで迎えてくれた。
家族のいないパオロはここを気に入り、二人で留まることにする。

しかし、母娘の確執が再び表面化し、ミアはまたもや家を飛び出す。

残されたパオロはトリノに帰る。

数ヶ月後、シチリアの病院から電話が入る。
ミアが出産後、パオロを父親と表明してまたもや失踪。

海を渡ってメッシーナへ。
パオロは、自分の子供でもない、ミアの子供、イタリアを娘として受け入れることにする。

パオロはジグロボで悪役を演じた、かなりカッコい〜男優。
今回珍しく(とは監督の言)すごーーーく心優しい青年を演じるが、これもじれったい。

ミアは、風貌もだが、性格がめちゃくちゃ。
真面目な女性にとっては、「全女性の敵」タイプ。
しかし、男性にとっては、小悪魔タイプで、実に魅力的なんだろうなぁ。。。。

という感じで、よくできている作品だとは思いつつ、このミアに最初から最後まで頭に来た映画だった。
目の前にいたらひっぱたいてやりたい(笑)
(ミアの母親がきっと同じ感情)

インタヴューには、監督と、この母親役が出席した。(お年取っても美人)
カラブリアの方言だけでなく、ちょっと聞き取りずらい。。。と思っていたら、本物もちょっと聞き取りずらかった(笑)



ところで、
あの〜、二人が使った会社のバンは、途中で壊れたままどうなったんですか?
会社に返還してこないため、電話がバンバンかかるとかが普通じゃなんですか?
との質問。

実は私も気になってた。
クビになるどころじゃなく、これは、窃盗罪、警察が出てくるよね〜

ところが、映画は映画。往々にして、どこか辻褄の合わないことがあることもあり、そのあたり、目をつぶっていただけると。。。が監督の言。ご愛嬌〜

Caterina va in città di Paolo Virzi イタリア映画の紹介 「カテリーナ、都会へ行く」(邦題)

2017-03-23 11:01:34 | 何故か突然イタリア映画
Caterina va in città 「カテリーナ、都会へ行く」
監督 パオロ・ヴィルズィ



2003年の映画。ヴィルズィ監督のヒット作。

タイトルから想像するに、カテリーナという田舎の少女が 、 何かのきっかけで都会へ出て、まあ見たこともない初めての都会生活でいろいろなことが起こる。

かなりハズレ。

まず、カテリーナは中学3年の女の子。
頭はいいのだが、鈍臭いところのある内気な少女。
田舎ではあるが、トスカーナの海岸線の街に育ったから、例えばシチリアやカラブリアの山奥のような田舎ではない。

カテリーナの両親はどちらもかなり変わっている。
特にお父さん。カタブツ高校教師。
人生にプッツン来て、生まれ育ったローマの家に戻ることにする。

お母さんは専業主婦。
これまた鈍臭いところいっぱいで、頭が良いことが自慢の夫には逆らえない。

一家でローマへ移住、カテリーナが転入したのは、ローマの町の中心の中学校。
お父さんが通っていた学校だが、政治家の娘、息子などがたくさん通っている。

このクラスがハチャメチャで、「右」と「左」で、クラスの女子が真っ二つのグループに分かれている。(この歳でありえないー)

最初は知らぬ間に「左」へ。

どーしようもないお父さんが、あっちこっちでしゃしゃり出て、カテリーナはいつの間にか「右」のグループに。

カテリーナもそうだが、特にお母さんが、トンデモお父さんに抑圧されてる。
お母さんが黙ってお皿を投げる、次から次に落として壊す、そして、これまた黙って片付け、黙黙とご飯を食べ始める場面は、結構恐怖。そこらのホラーより怖いかも。

妻が、幼馴染と少し良い仲になっているのを見てショックで(楽しそうに話していただけだが)、トンデモお父さんプッツン、家出。失踪。

歌の大好きなカテリーナ。
1年後には夢を叶えるべく、音楽学校に入っっている。

つまり、あくまでも主役はお父さん(カステッリートは映画監督もするが、さすがうまい。はまり役)が主役の、トンデモ、プッツン家族の話。
お母さんはマルゲリータ・ブイ、これもはまり役。ブイは今では超大御所女優。

カテリーナは、かなりのオーディションをして選ばれたというが、彼女もまたいい。
「ナブッコ」に合わせて踊っちゃう。(笑)

彼女の素朴な感じがすごく好感。この色があるから、現実の世界(田舎の少女が都会に)と創作の世界(ハチャメチャコメディ)のギャップ、違和感が薄れる。

つまり、田舎の少女が。。。というのを割り引いて、ハチャメチャコメディと思ってみるとかなり面白い。傑作。

また、ミケーレ・プラチドや、なんとあのロベルト・ベニーニまで友情出演してる。

今年の「イタリア映画祭」アンコール上映作品の1本。

東欧の女性の魅力??? なぜ男性が東欧の女性選ぶのか 即座に放送打ち切りになった問題の番組

2017-03-21 00:33:03 | もろもろ、つれづれ
サイテイ。ジョーダンにもほどがある。
これで放送打ち切りになった。



FBをチラチラと見て、オンライン新聞に目を通し。。。とやっていると、気になる記事が出てきた。

基本的にテレビは見ないので、この番組を見たことはないのだが、実にサイテイの内容が放送された。

土曜日の番組で、今日、放送打ち切りになったから、放送日から2日で打ち切りが決まったことになる。

放送したのはイタリア国営放送Rai の第1チャンネル。

さて、そのサイテイの内容はこれ。


どうして、男性は、東欧の女性を選ぶのか。

”東欧の女性を婚約者に選ぶ理由”

もうこのタイトルだけで、人を馬鹿にしているとしか思えない。
東欧の女性も、イタリアの女性も、選ぶ立場の男性も、である。

サイテー〜〜〜

さて、その理由。
1。みんな母親になっても、出産後、元のハリのある体型に戻る。
2。いつもセクシー。家で、体操着を着てたり、パジャマでゴロゴロすることはない。
3。浮気しても許してくれる。
4。男性によく従う。
5。完璧な主婦。小さい頃から家のことをよくやっているから。
6。ぐずぐず泣くことはなく、ベタベタすることもなく、ふくれっ面をすることもない。

東欧の女性の魅力

とある。

ここまでサイテーな内容は珍しいというくらいサイテーな内容である。

これで、司会の女性が降板なだけでなく、放送打ち切りが決まったというのだが、まだ甘いと思う。
ディレクターと、シナリオを書いた輩もクビにしろ〜と声を大にして言いたい。




ローマにイノシシが出た cinghiali a Roma

2017-03-20 23:52:10 | もろもろ、つれづれ
ローマにイノシシが出た


ゴミ箱を漁ってるイノシシの子供たち

この前の金曜日の夜、23時というからそれほど遅くはない。
スポーツセンターに勤めていての帰り道、49歳の男性の乗っていたスクーターがイノシシに体当たりされ転倒。
運悪く、頭を強打して亡くなってしまった。

目撃者がいて、イノシシは、突進したわけではないようだが、走っていたスクーターを目指し、ぶつかり、バランスを崩した運転手が転んだ。
ヘルメットは当然被ってたということだが、残念ながら全く役に立たなかったらしい。
病院に、それもすぐ近くの病院に運ばれる途中で亡くなった。

イノシシが出たのは、ローマの郊外だが、ちょっと郊外程度の場所。
大きな緑の公園、というか、緑地帯の中の通り。

昔、サルデニア島はエメレルド海岸の島巡りをした時、小な島の砂浜までイノシシが来ていて、砂浜にいた海水客が慌てていたのを沖から目撃したことがある。
しかし、そこは無人島。

今回イノシシが出たのは、ほぼ街中で、住宅街から1歩のところ。

また、数週間前にも、ローマ郊外の大通り、それも商店街になっているところをイノシシが走っている写真がフェイスブックに掲載されたらしい。

日本の熊じゃないけど、ローマではイノシシが出るようになった。
今の所、出現しているのはローマの北西の地域。

鹿注意の看板は田舎に行けばたくさんあるが、そのうち、ローマでイノシシ注意の道路標識が出たりして。

イノシシで命を落とすなんて、なんて不運。
転び方が悪くなければ命を落とすことはなかったと思うのに。。。
心からご冥福をお祈りしたい。

Indivisibili di Edoardo De Angelis イタリア映画の紹介 (邦題) 「切り離せないふたり」

2017-03-20 11:50:38 | 何故か突然イタリア映画
Indivisibili (邦題)切り離せないふたり
監督 エドアルド・デ・アンジェリス



毎週見ているゴールデン・グローブのイタリア映画上映会、行けない時もあるが、上映後の監督のインタヴューが興味深く、できるだけ行くようにしている。

1。なんの予備知識もなく映画を見る
2。あらすじなどの予備知識を仕入れてから映画を見る
3。予備知識を仕入れて見て、その後、監督直々のインタヴューがある
4。そのインタヴューがうちうちでのことならなおさらグー

当然、4が一番いい。嬉しい。
1の見方をする人もいるだろうし、それが好きという人もいるが、私は少なくとも2が好み。

オペラを観に行くのに、バレエを観に行くのに、あらすじを読んでから行くとたくさん楽しめますよ!ということに通じていると思うからである。

さて、見た後、時間がなくて記事が書けなかった映画、あまり(全然)書く気にならなかった映画があるが、これは、今年のシーズン、第1回目の上映会で見た映画。
今でも心に残っている作品の一つで、個人的にはかなり良かったのだが、あまりの忙しさに書けなかった。

実は、今でも映画の中で出てくる歌(映画のオリジナル)を覚えている。時々思い出す。
これは、ある意味かなりのことだと思っている。
個人的に、それくらい印象が強かった作品。

ヴィオラとデジーはシャム双生児。18歳になるところで、ナポリに住んでいる。
二人ともかなりの美人で、すごく歌がうまい。

結婚式、パーティーなどで歌を数曲披露して、ナポリではシャム双生児に触れると幸運が訪れると思われているらしく、ちょっと触らせ、結構な金額をいただく。
(受け取るのはマネージャーの父親、申告していると思わないからきっと脱税。。。)

シャム双生児なんて面倒な子供達でも、これで生計を立てられてしまう幸運に、家族、特にお父さんはホクホク。

ところが、あるパーティーで出会った医者に、切り離せますよ、と言われた。

検査をすると、確かに太ももの部分でつながっているとは言え、それだけ。つまり、臓器は完全に別々になっている。

今まで二人が分離できるなんて考えたこともなかった。
(ここがちょっと??(クエスチョンマーク)。18歳にもなったら、同じシャム双生児でもかなり幸運な例だという認識があっても良かったのでは?しかしこれは映画、目を瞑ろう。。。)

二人は当然似ているが、性格は結構違う。
このままでもいいじゃない、というおとなしいデジーに、一人前に恋をしたい、まさか彼と寝てる隣に妹がいるわけ?そんなぁ、と思うヴィオラ。

また、検査は無料でしてくれたが、実際の手術には高額な費用がかかる。

ここで、家族間に大きな亀裂が入る。

父親にとっては、分離されたら収入がなくなる。
(見ていて、シャム双生児という不幸な我が子たちを、ほとんど食い物にしている父親に怒り)
ナポリという貧しい土地、貧しい家庭に育ち、まだ未成年、自分たちの思うようにことが運ばないじれったさ。

上映後のインタヴューには、監督と一緒に双子が出席。
本物もそっくり(きっと代弁ができたに違いない)で、どっちも美人。

歌が実にうまい、という声に、実際に二人とも歌手を目指して(ジャンルはジャズ)音楽学校で勉強しているのだという。なるほど、だから、うまいんだぁ、とみんな納得。

監督曰く、シャム双生児は、シリコンなどを使い実際に二人をくっつけたので、撮影そのものより、その度、準備に時間がかなりかかったとのこと。

ストーリーの内容はちょっと地味かも知れない。
が、かなり心に響くところがある。
ちょっと興味を持ったら、必見。おすすめ。

双子のうち一人は、女優になることも考えたい、と言っていたので、またスクリーンに登場することがあるかも。
これだけ歌がうまいと、いろいろな役がありそう。期待。

ファレルノ・デル・マッシコの規定 Falerno del Massico

2017-03-20 09:01:39 | イタリア・ワインABC
ファレルノ・デル・マッシコにプリミティーヴォなんてあったんだ〜と調べてみた結果。



なお、ファレルノ・デル・マッシコの生産地域のブドウ栽培は、ギリシャ植民地時代から行われている。
つまり、ローマ人が飲んでいたワインの一つ、ということになる。



1989年からDOC

カンパーニャ州、カセルタ県
コムーネはモンドラゴーネMondragone、ファルチャーノ・デル・マッシコFalciano del Massico、カリノーラCarniola、セッサ・アウルンカSessa Aurunca、チェッロレCellole

*白 品種はファランギーナ 85%以上
   他、カンパーニャ州で認可されている品種 最高15%

*赤 品種はアリアニコ 60%以上
   ピエディロッソ 最高40%
   他、カンパーニャ州で認可されている品種 最高15%
リゼルヴァあり

*プリミティーヴォ 品種はプリミティーヴォ 85%以上
   他、アリアニコ、ピエディロッソ、バルベーラを最高15%混ぜても良い
プリミティーヴォ・リゼルヴァまたはヴェッキオあり

畑の収量 ヘクタールあたり 最高10t
非常に良い年で20%までの増量

ワインの収量 70%以下
これを超えたら、しかし80%は超えてはいけないが、DOC表示ができない

赤とプリミティーヴォは最低1年の熟成が必要
赤で2年以上熟成し、うち1年木の樽で熟成させたものはリゼルヴァ表示ができる
プリミティーヴォで2年以上熟成し、うち1年木の樽で熟成させたものはリゼルヴァかヴェッキオの表示ができる

*白
アルコール度 12% 以上
酸度 5,0 g/l 以上
エストラクト 15 g/l 以上

*赤とリゼルヴァ
アルコール度 12,5% 以上
酸度 4,5 g/l 以上
エストラクト 20,0 g/l 以上

*プリミティーヴォとプリミティーヴォ・リゼルヴァ
アルコール度 13%以上
酸度 4,5 g/l 以上
エストラクト 23,0 g/l 以上

なるほど。プリミティーヴォと言えばプーリアだが、カンパーニャのファレルノにもあったんだぁ。やっぱり、たまにはおさらいしないと。







Beata ignoranza di Massimiliano Bruno イタリア映画の紹介 「無知の方がいいさ〜」

2017-03-19 22:43:26 | 何故か突然イタリア映画
Beata ignoranza 無知の方がいいさ〜(と勝手につける)
監督 マッシミリアーノ・ブルーノ




最近はコマーシャルにも出ているマルコ・ジャッリーニとアレッサンドロ・ガスマンのコンビのコメディ。

エルネスト(ジャッリーニ)とフィリッポ(ガスマン)は犬猿の仲。
まだ演劇仲間だった頃、一人の女性(現在没)を巡って恋の争い、彼女はエルネストを選び、勝利はエスネストに、そしてフィリッポ大敗かと思いきや、なんと、生まれた子供の父親は実はフィリッポだった、というかなり複雑な内容。

2人がそうと知った時は、娘はすでに15歳。
つまり、娘にとっての父親は二人、ということになる。

犬猿の仲の2人が25年ぶりに顔を合わせたのは、エルネストが教師をしている高校。
片やイタリア語の教師(エルネスト)、片やトンデモ数学教師(フィリッポ)。

エルネストはコンピューターなどいじったこともない、超堅物。
フィリッポは正反対で、学校でセルフィーをしちゃうほど、テクノロジーにどっぷり。

しかし、ここで話は終わらない。
すごい喧嘩になったのがネットで公表され、そこに娘ニーナが出てきて、こうなったら対決!と来た。

つまり、エルネストにPCを使ってもらい、フィリッポからはテクノロジーを取り上げ、どっちが勝つか。

しかし、話はまあいろいろな方向に流れ、もう少しメロドラマ的方向へと進む。

最近、テクノロジーをストーリーに仕立てた映画が多くなっているが(例えば、昨年の大ヒット映画Perfetti sconosciuti完璧な他人)、これも。



今更、という感はあるが、2012年、実際にかなりテクノロジーに没頭していた監督の経験から生まれたという映画。
上映後のいつものインタヴューで、アポイントを断り、他のことを投げ出して、かなり没頭していたのに反省、ふっと周りをみると同じような「症状」に陥っている人がなんとたくさんいることか、との言。

同じ学校で、誰とでも関係をもっちゃう女教師がいたり、二人の対決をカメラに収める女カメラマンとマイク持ちのコンビがめちゃ面白く、このコンビいい〜!とみんな賞賛。

まずまず上質なイタリアン・コメディ。


7人で11本 実にバラバラ雑多な半分ブラインド夕食試飲会

2017-03-19 21:57:14 | Puglia プーリア
Kius 2013 Marco Carpineti
Bellenda
Verdicchio dei Castelli di Jesi Le Voglie 2015 Stefano Antonucci
Flora 2012 Girlan
Eisacktaler Veltliner 2009 Kuen Hof
Falerno di Massico Campantuono 2010 Papa 
Barolo 2010 Ettore Germano
Graticciaia 2011 Vallone
Graticciaia 2001 Vallone
Maria 2013 Toffoli
Sangrantino di Montefalco Terre di Capitani 2008 Pennacchi



半分ブラインドの夕食兼試飲会を家でやった。
つまり、完全にボトルを包んでいなくて、ボトルの形が見え、解説たくさん。
全員で7人。
友人パオロが仕事柄沢山ワインを持っているので、かなり持参し、合計11本。
飲んでも飲んでもまだ終わらない。(もちろん若干残ったワインはある)

しかし、残念だったのが、うち、なんと2本がブショネだった。

ブショネの確率は20%と言った生産者がいたが、今でも、20%とは言わないが、10%以上はあると思う。

ブショネ〜、と言って突き返されたらエノテカもたまらない。
良心的なエノテカは交換してくれるが、その分ワイナリーに請求するわけでもなく、エノテカが被害を被る。

あまりブショネが多いと、ワイナリーの沽券にもかかわる。

一時期より少なくなったとは思うが(ある程度のレベルのワインの話)、シリコンコルクを利用しているワイナリーの気持ちもわからないわけではない。
(個人的にはシリコンコルクより、絶対にスクリューコルクかガラス栓が好き)

Kius 2013 Marco Carpineti 
さて、しょっぱなからブショネ。
カルピネーティのキウスがわずかブショネ。
これぐらい我慢するというか、気がつかない人は多いだろうと思う程度だが、ブショネはブショネ。残念。
そして、ちょっと泡が弱く、カルピネーティの泡ものは好きなのだが、今回は残念。

Bellenda +++(+)
これだけ、友人パオロが空き瓶を持て帰ってしまったので、よくわからず。(私は料理など忙しかったので写真は人任せ)
パオロが空き瓶を持って帰ったというのは、2年ほど前(だそう)ベッレンダで、ズボッカトゥーラをして、なんと、ラベルにちゃんと名前が印刷されて書いてある。これはかなりすごい。
ところでベッレンダはプロセッコで有名だが、ズボッカトゥーラをした、つまり、珍しくプロセッコのシャンペン方式の製造。
しっかりした味わいで、大好評。

Verdicchio dei Castelli di Jesi Le Voglie 2015 Stefano Antonucci +++
ここから白ワイン。意外とさっぱりで、イエージのヴェルディッキオにしてはシンプル。

Flora 2012 Girlan ++(+)熟成白が好きなら+++
がらっと変わって、かなり濃いめの色。
若干、熟成が行き過ぎている感がある、と言った人もいるが、ギリギリのところだと思う。このワイナリーのファンで、大量買いしているティートが持ってきた。今まで飲んだ他のボトルよりかなり熟成が進んでいるとの証言。
品種はゲヴルツ。ゲヴルツのバラ、ライチがしっかりどっしり、熟成香になって出ている。

Eisacktaler Veltliner 2009 Kuen Hof ++++
リースリングだと思った。しっかりリースリングのイドロカルブーロ(炭化水素系)の香りが出ている。しかしなるほど、リースリングよりはしっかりした味わいで、ヴェルトリーネルだった。パオロ持参の彼の好きな品種とワイナリー。

Falerno di Massico Campantuono 2010 Papa +++
ここからやっと赤。ファレルノ・デル・マッシコで、品種はプリミティーヴォ。
ほー。カンパーニャのプリミティーヴォということになる。
カンパーニャにプリミティーヴォ?と思って調べてみると、あった。
プーリアではなく、カンパーニャでプリミティーヴォでワインが造れるんだぁ、と一つ学ぶ。
アルコール度16%で、かなりどーんとしている。色もかなり濃く、かなりの個性派。ワイナリーは1900年から、完全ビオ、フィルターなし。

Barolo 2010 Ettore Germano
2本目のブショネ、それもかなりブショネだったのが、これ。残念〜(涙)
飲めなくはないが、とにかく鼻につき、断念。

Graticciaia 2011 Vallone +++++
パオロが持ってきたうちの1本がこれ。おー、グラティッチャイア。
このワインは個人的に、良い思い入れと悪い思い入れがある。
久々。さすがグラッティチャイア。2011年だからかなり若い。
色は濃く、よく熟したフルーツの香りがふくよかに立ち上がり、魅力的な香り。
アタックには柔らかさもあり、ボディはしっかり、タンニンの質は非常によく、余韻に熟したフルーツが綺麗に長く残る。

Graticciaia 2001 Vallone ++++++
さてここで、今回私が提供するワインは様子を見てとしていたのだが、こうなったらグラティッチャイアの古いのを開けるしかない。
数本あったが飲んでしまったので、残っているのは2001年。
でも、ヴィンテイージはブラインド。
2011年との比較で、大きな差がないように思える。2008年、2004年と声が上がり、実は2001年、つまり10年の差があったとは誰も(私も)思えないくらいだった。まだまだ飲み頃の範囲内で、綺麗に熟した赤ワインの堂々たる風格。

Maria 2013 Toffoli
さて、やっとデザートワイン。プロセッコのエクストラ・ブリュット。

Sangrantino di Montefalco Terre di Capitani 2008 Pennacchi
実はずっと前に開けて、以来そのまま冷蔵庫に入っていたもの。
プロセッコとのコントラストが面白いので提供。

Casa di Montalbano モンタルバーノの家 プンタセッカ

2017-03-19 19:36:08 | 何故か突然イタリア映画
これがモンタルバーノの家。
ラグーザに近い海ぎわ、プンタセッカというところにある。



B&Bになっているというのは有名。
しかし、地元の人の話だと、1階は貸し家だそう。B&Bは2、3階。
つまり、別になっているらしい。

印象的なバルコニーが1階と2階部分にある。
モンタルバーノが海からダイレクトにバルコニーに入るところは1階、食事もするが、主に海を見ながらコーヒーを飲むのは2階。

つまり、別々の家を一つの家にように見立てて使ってるのだと思う。


これが1階の玄関

ロケーションは最高。
何せ砂浜が真ん前。
モンタルバーノが泳ぐシーンがあるが、泳ぐのは家の前の海。
泳ぎが好きなら本当に最高。
ひと泳ぎして(当然海は素晴らしく綺麗)砂浜を渡って、バルコニーから上がり、ちょっと休憩、そして、家でシャワー。。。。憧れる〜


広場に面した2階、B&Bの本当の玄関

家の後ろ(正確には正面)にはキオスクのある広場になっているが、ここもかなり登場している場所だそう。



また、ここプンタセッカには、オープニングの映像で印象的な白い灯台がある。


レストラン全体はこんな感じ。砂浜に張り出したロケーション

また、砂浜にあるエンゾのレストランがすぐそば。
海が目の前というロケーション、モンタルバーノで超有名になったこともあり、質の割にかなり高いらしい。
冬は営業お休み。