"Sassicaia 1990" Tenuta San Guido -Toscana
かの有名なサッシカイア。現代イタリアのワインの歴史を作ったサッシカイア。現在のイタリアワイン界をある方向に確実に持っていったサッシカイア。個人的には好きなワインの1本であるし、サッシカイアの生みの親、エノロゴ(醸造家)ジャコモ・タキス氏は心から素晴らしい人物だと思っている。特に、人間性が素晴らしい。
1990年だから、約17年経っていることになる。一般に、イタリアワインはフランスワインほどもたないと言われるが、1990年は良いヴィンテージだった。試飲したワインは個人所有のものだが、かなりのワイン愛好家なので、保存状態は悪くないはず。ラベル保護にちゃんとラップが巻いてあった。(日本人みたい!なんて言ったら怒られるか、いや、喜ばれるかも知れない。。)なお、1990年ヴィンテージを飲むのは2度目。1度目は、もうずいぶん昔で、さすが90年、と思ったのをうっすらと覚えている。
品種はカベルネ・ソーヴィニオン主体。
色にはやや濁りが見られる。色は濃い目で、ルビー色の面影を残しながら、全体がガーネット色に変化している。
香りは、熟成香がきれいに感じられる。プルーン、土、バルサム臭balsamico。そして、なんとなく奈良漬け風の香りがあったり。(日本人にしかわからないよね~。)やや酸が立つ。奥には緑の香りが控える。全体に、やや単純。大変良いワインだとはわかるが、香りの変化があまり見られない。香りの広がりがもう少し欲しい、と期待するからいけないのか。。。
味は、酸が目立つ。タンニンはだいぶ丸くなっていて、酸に隠れてしまうくらい。味の強さよし。最後はとてもきれいだが、どうしても、あとちょっとのところで余韻が消えてしまう。
サッシカイアはこうあるべき、という期待がいけないのか、良いワインだとはわかっても、感動emozioneを与えてくれるものではなく、ちょっぴり残念。
かの有名なサッシカイア。現代イタリアのワインの歴史を作ったサッシカイア。現在のイタリアワイン界をある方向に確実に持っていったサッシカイア。個人的には好きなワインの1本であるし、サッシカイアの生みの親、エノロゴ(醸造家)ジャコモ・タキス氏は心から素晴らしい人物だと思っている。特に、人間性が素晴らしい。
1990年だから、約17年経っていることになる。一般に、イタリアワインはフランスワインほどもたないと言われるが、1990年は良いヴィンテージだった。試飲したワインは個人所有のものだが、かなりのワイン愛好家なので、保存状態は悪くないはず。ラベル保護にちゃんとラップが巻いてあった。(日本人みたい!なんて言ったら怒られるか、いや、喜ばれるかも知れない。。)なお、1990年ヴィンテージを飲むのは2度目。1度目は、もうずいぶん昔で、さすが90年、と思ったのをうっすらと覚えている。
品種はカベルネ・ソーヴィニオン主体。
色にはやや濁りが見られる。色は濃い目で、ルビー色の面影を残しながら、全体がガーネット色に変化している。
香りは、熟成香がきれいに感じられる。プルーン、土、バルサム臭balsamico。そして、なんとなく奈良漬け風の香りがあったり。(日本人にしかわからないよね~。)やや酸が立つ。奥には緑の香りが控える。全体に、やや単純。大変良いワインだとはわかるが、香りの変化があまり見られない。香りの広がりがもう少し欲しい、と期待するからいけないのか。。。
味は、酸が目立つ。タンニンはだいぶ丸くなっていて、酸に隠れてしまうくらい。味の強さよし。最後はとてもきれいだが、どうしても、あとちょっとのところで余韻が消えてしまう。
サッシカイアはこうあるべき、という期待がいけないのか、良いワインだとはわかっても、感動emozioneを与えてくれるものではなく、ちょっぴり残念。