在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

夏はビール〜 (2) モレッティの香り付きビールの呑み比べ (2) Birra Moretti (2)

2016-07-28 21:09:36 | もろもろの食べ物
前回の続き




最初、スーパーで割引をしていた時はなぜか5種しかなかったのだが、そう、中部イタリアがない??と思っていたらトスカーナが抜けてた。
他にもまだあるか?いや、これ以上はもうなかったと思う。

ところで、このモレッティの香り付きビールを初めて飲んだのは去年のミラノのエキスポのモレッティのスタンドだった。エキスポがなんだか懐かしい。

Toscanaトスカーナ 5,5%
大麦とスペルト小麦
抜けてたので写真が別。 



エキスポで飲んだのはこれだった、と思い出した。
モレッティのスタンドでビールの説明を見て、りんご?ウチワサボテンの実??ブルーベリー???となり、一番無難なのを選んだ。

つまり一番無難なのは確かにこのトスカーナ。
麦2種の香ばしい香りがビールに付いているだけ。
だから、逆に、一番面白くないかもしれない。
冒険しなくていい、冒険は嫌だ、という人にはおすすめ。
でも、せっかくだから、冒険してみて〜

Puglieseプリエーゼ 5,6%
ウチワサボテンの実とアルソ小麦
アルソ小麦は焼いた小麦のこと。
ここ2年程度だが、イタリアで流行っている。
アルソ小麦のタラッリ、アルソ小麦のパスタ、アルソ小麦の。。。。。うっふぁ(とイタリア語では嘆く)
香り高く美味しいのだが、なんでもかんでもアルソ小麦。

さて、どんな小麦かというと、小麦の収穫を終えた後、畑に残っている茎、雑草などを掃除する丈に焼畑を行う。わずか残った焼けた小麦を集めて、これしか食べられない農民が食べていた。
それが、今は高値で売れるのである。
焦げているので色は茶色。そば粉のように見える。

ウチワサボテンは、夏、南イタリアに来ると道端にものすごい量で生息しているのを見られる。
かなり大型の、いかにもサボテンが、あるわ、あるわ。黄色から赤い実がボコボコなっている。
ただし、絶対に、なっているそのものの実を取らないこと。
小さな針が無数についていて、手に付くとしばらく取れない。
果物屋の店先に並ぶ頃には、針は自然に取れ、触っても大丈夫になるが、野生のものは絶対に触らないこと。
なお、実は、黄色いものとピンクのものとがあるが、中は種だらけ。
日本人は、ブドウの種すら飲み込まないので(こちらは平気で飲み込む)苦手な果物かもしれない。でも、食べ慣れると、とても美味しい。
そして、これを食べると、南イタリア、夏、という気がする。

ウチワサボテン自体は結構甘いが、その甘みをほとんど感じないくらいに抑えてあるというか、アルソ小麦のこんがり感が打ち消しているのかもしれない。
ほのかに焦げ臭があるというか、そんな気がするというか。。。
悪くない。これはまたリピートしてもいいかも。

Sicilianaシチリアーナ 5,8%
ザガラ(柑橘類)の花
レモンのような柑橘系より、マンダリンに花の甘い香りを足した感じで、柑橘系と甘さがとてもよくマッチしている。
若干甘すぎの感じはあるが、とても心地よい。
ビールに柑橘系は合うわけだが、すっきりレモンやライムではなく、ふわっとした花の甘い香りを足しているところが女性好みに仕上がっているような気がする。

以上で6種〜


夏はビール〜 モレッティの香り付きビール呑み比べ (1) Birra Moretti (1)

2016-07-27 16:00:12 | もろもろの食べ物
夏はビール〜
もちろんワインも飲むが、ビールもおいしい。



もちろん日本のビールが一番美味しいと思うが、日本のビールもこちらではあまり美味しく感じない。
こちらの工場で造らせていると、似ていてもちょっと味が違うとか、何度か、なにこれ?という味のものにあたったこともある。
もし、日本から直接輸入しているものがあっても、新鮮ではないので、それならこちらのビールを飲むに限る。

個人的にドイツ系のものはそれほど好きではないので、イタリアものを飲むことが多い。

有名P社のものはあまり好みではなく、バラディンのものは美味しいが、気軽にどこでも買えるわけではないので、自宅では結構モレッティに落ち着くことが多い。

少し前に、スーパーで割引をしていたので、珍しく、最近はやりの香り入りビールを5種全部買ってみた。
飲み比べ。
ただし、実は1種もれていたので、追加して全部で6種。

モレッティのこのシリーズは、ボトルがころっとして可愛く、各地の名前が付いていて、わかりやすく、比較しやすい。
またどのボトルも500m入りなので、個人的には量がちょうどいい。
そして、使っている材料も、土地土地を表すというか、個性があるところがいい。



さて、北から。
Piemonteseピエモンテーゼ 5,5%
ブルーベリーとお米
かすかに甘い香りが心地よく、ビールの苦さがブルーベリーのほのかな甘さに打ち消され、と言ってもくどくなく、かなり心地よい。
ピエモンテは当然バローロの産地で移住したいくらい好きな州なので、美味しいとはうれしい。
リピートしたいくらい気に入った。

Friulanaフリウラーナ 5,9%
レネッタ種のリンゴ
りんごとお酒は合うが、本当に合う。りんごでお酒を造りたくなる気持ちがわかる。
りんごの甘い香りがやや鼻に付くが、りんご薫るほのかな味が意外にもビールにマッチして、非常に心地よい。
アルコールがやや苦手な人にもいけそう。ただし、意外や、アルコール度は実は一番高い。
美味しいのだが、ちょっとりんごりんごした感じが、悪くはないけど、個人的には甘すぎ。

Lucanaルカーナ 5,8%
月桂樹とモルト
6種の中で一番苦手だったのがこれ。
月桂冠の香りが強すぎ。
ミントとは違うが、それに似た爽やかな香りを持つので、まるで歯磨きをした後の爽やかさが残る。こういう爽やかさが好き、という人には受けるのだろうが、私はビールと歯磨きは別にしたい。ここまで緑強い香りはいらない、と思うので、今後はパスかなぁ。。。。

2に続く。。。




噴水で水浴

2016-07-26 10:24:26 | もろもろ、つれづれ
噴水で水浴 実は結構ローマの恒例行事??





少し前にジャニコロの噴水で若い女性が3人、水着姿で水浴をしたあと、結構立て続けに同じようなことが起こっている。
まあ、今年だけに限ったことではないのではあるが。

暑い。毎日暑い。
暑さが頭に来るのか、いや、脳まで来てるかも?一体何を考えているのか。全く悪いと思わないんだろうなぁ。。。。
歴史的遺産であるとか、もっと現実的には、高額な罰金になるとかも考えない。
そこが不思議。

少し前の、トレビの泉でアニタ・エクバーグの真似をしたかったおばさんの気持ちはちょっとわかる。
金髪の、白ドレスを着た女性がトレビの泉に入り、かなり悦に入っている。(ビデオが結構出回っている)
ところが、蓋を開けたらドイツ人の64歳のおばさんだった。

きっと、一度、死ぬまでにやってみたいと切望していたのではないかという気がする。

トレビには警察が常駐しているので、当然気がつき、お嬢さんお上がりください、となったのだが、その後は署まで、そして、後日、罰金の催促が来る。

罰金は500ユーロ以下に一応なっているらしい。
つまり、建築物、歴史的遺産を壊したら別の話だが、噴水で水浴をしただけなら、最高で500ユーロ。
ということは、一生に一度、トレビで「甘い生活」を演じる夢が500ユーロで叶えられるとなったら安いものかもしれない。
(ただし、後述のようにもう少し高かったかも)


数日前は、スペイン広場、階段の前にあるベルニーニの親子の作、はしけの噴水に、22歳のアメリカ人が入ったそうな。
この噴水は、直接水が飲める噴水としては珍しいだろうが、渡り廊下のようなものが設置され、噴水から水を飲んだり汲んだりできるようになっている。暑いときは順番待ち、そして、足元は水がビチョビチョで結構滑りやすく危ない。
そこを、ひっきりなしに人が入れ替わり立ち替わり状態になるともっと危ない。
落ちそうになった人は何人か、本当に落ちた人を一人見たことがある。

そう、水を汲むふりしてあれ〜という感じで入れば罰金にはならなかったかもしれないが、当然捕まり、こちらの罰金は450ユーロだそう。

他、かなり恥ずかしいのがローマのおじさん5人組。

夜、飲んでたんだろうなぁ。。パンツ一丁になり、5人でポポロ広場の噴水に入って(といっても足が浸かる程度の噴水。。。)セルフィー! かなりかっこわるい。。。
こちらの罰金は合計で3250ユーロだそう。

5人でこの金額なので、最高額はもっと高いかもしれない。

ということで、一番恥ずかしいのが、パンツのおじさん5人組
ドジなのがアメリカ人
ちょっと考えられないレベル(大きな浴槽の奥まで入り、滝で水浴び)がジャニコロ
ってところか。

毎年のことだが、ローマの噴水の水浴。
日本人がやると、いつかのフィレンツェの教会の落書きレベルの騒動になると思うので、くれぐれも真似をしないように。

Rio Rocca 2013 Il Farneto リオ・ロッカ 2013 イル・ファルネート

2016-07-23 21:17:20 | Veneto, Emilia Romagnaヴェネト、エミリア
Rio Rocca 2013 Il Farneto





ワインに関しては何歩か秀でているササキさんの家で、ずっと前にいただいた。

時に、開眼するワイン、がある。
有名とか、美味しいとか、高級とか、そういったものとちょっと違う、超えていると言ってはオーバー、そういったものと関係ない、と言った方があっているかもしれないワインがある。

有名ならなおさらいい
美味しければさらにいい
高級ならそれはそれでいいのだが

ちょっと違うワイン。

エミリア・ロマーニャの発泡性。
王冠なので、スポン、と抜く。
ラベルの表示されているようにビオワイン。
昨今、頭をかしげるビオが多い中で、本物のビオワイン。

品種は、土着品種スペルゴラ。

やや枯れた感じの緑の香り
柑橘系の花の香りのようでもある。
カリッと焼いたパンの耳の香りもほんのり。
ちょっと臭いとも言えるので、すぐに自然派のワインだとわかる。

泡がプチプチっと広がる。
でも優しい。
いかにも上等な泡、というのとは違う。
泡も大きく、ちょっと田舎っぽい。

酸味がきりっ、ふわっとあり、持続性が長いわけではないが、何か残るものがある。

有名なワインを飲みたければそれでいい。
高級なワインを飲みたければそれもいい。
評価が高いワインを飲むのもいい。
でも、ちょっと違う、優しい、心と体に優しいワインは、時には必要である。

そっと体に染みて、心を癒してくれる。

灯台下暗しとは言ったもので、マルコのところにあった。
2013年だからちょっと経っている。
でも、美味しい。


イル・ファルネートのワインはちゃんと日本にも入っている。


イル・ファルネート / スペルグレ [2014]
イル・ファルネート
イル・ファルネート


Barbera d'Alba Francia 2013 Conterno Rosae 2014 Rinaldi バルベーラ フランチャ2013 コンテルノ ロザエ 2014 リナルディ

2016-07-23 15:17:53 | Piemonte ピエモンテ
Rosae 2014 Giuseppe Rinaldi ロザエ 2014 ジュゼッペ・リナルディ
Barbera d'Alba Vigna Francia 2013 Giacomo Conterno バルベーラ・ダルバ ヴィーニャ・フランチャ 2013 ジャコモ・コンテルノ



ワインを選ぶとなると、つい、北のものになってしまう。
だから、選ばなくていい時は逆に選びたくないのだが、意見を聞かれると、スリスリ、スリスリ。。とつい、目が北のワインに向いてしまう。

時間が遅かったので、軽い赤ワインを1本、のはずだったのだが、結局は2本になってしまった。



Rosae 2014 Giuseppe Rinaldi

1本目は、リナルディの最も下のクラスのワイン、ロザエ。
品種はルケ。おひさしゅう、という感じ。

アルコール度12.5度、すごく暑い夜だったので、ちょっと冷やしてちびちびっと。
リナルディは見事なバローロを造っている。
信頼できる造り手のものは、それがどんなに下のクラスのものであろうと信頼出来る。
そして、それがリナルディのものならなおさら。

色は比較的濃く、フルーツの若さが出ている。いかにもワインらしい香り。
酸味がきれいで、シンプルな中に、心地よい余韻を残す。++(+)

Barbera d’Alba Vigna Francia 2013 Giacomo Conterno
バルベーラは個人的に非常に好きな品種である。
昔、酸っぱすぎて嫌いだったのだが、ワインに目覚めてから大好きになった。
そう、酸味がないと、飽きてしまう。
酸味がいかにワインをエレガントなものにしているか。

この手のワインは、深く考えずに飲むに限る。
もっと素晴らしいバルベーラはある、という人はいるだろうが、ここまでくれば、あとは個人的な好み。
色、香り、味わいとも、文句無し。
ちなみに、フランチャは、素晴らしいバローロを生み出せる畑。++++



同じコンテルノでもこちらはアルド。
決して悪くない。こちらもオススメ。


バルベーラ ダルバ コンカ トレ ピーレ アルド コンテルノ 2012 赤 750ml
アルド コンテルノ
アルド コンテルノ

超手抜き 冷たい緑茶の作り方

2016-07-21 20:00:56 | 日本酒、日本茶

涼しいというより寒いくらいの日が2−3日続いたあと、また暑さがぶり返した。
35度がしばらく続いていたので、ぐっと10度近く気温が下がったのだが、また35度。。。。
イタリアの夏はまだまだ続く。





あまりに暑い時のために、とっても手軽、というより手抜きの冷茶の作り方のご案内。

超手抜き。

でも、凝っていたら、ゴクゴクっと飲んでしまう飲み物には向かない。
作るのが面倒〜と思ってはいけないので、とにかく簡単。

日本に住んでいる方は、そんなのいつもやってるよ〜と言うかもしれないが、どうかお許しを。

日本なら、夏は麦茶〜! かもしれないが、香り高い緑茶の冷茶はそれに勝るような気がする。

お茶はもちろん新しい方がいい。
もちろん品質が良いもの、高級なものがいい。
しかし、それではもったいない。

うちにあった1年くらいたったもの(未開封)でもなんとかいける。

とにかく使う量が多いので、そして、作り方が手抜きなので、あまり高いお茶ではもったいないのである。
逆に、あまり古いのではダメだが、使い切ってしまおうと思ったら、思いっきり使ってもいいかも。

たまたま残っていた去年の 「新茶」を使い切る〜

さて、1リットルくらいの入れ物を用意する。

お茶は、ちゃんと計り、1リットルで10g。(ここ重要)
私が使っている入れ物は1、5リットルなので15g使う。

ここでケチってはいけない。
ケチったら、香り高くならない。

だから、すごく高級でなくてもいいが、まあまあ良質なお茶は使った方がいい。

お茶を、私はお茶パックに入れている。
後の掃除を考えると、このあたりが超手抜き。

そこに、ミネラルウォーター、できるだけ軟水のものをドボドボ注ぎ、冷蔵庫へ。

できれば半日、冷蔵庫において、よーく冷えた頃に美味しい冷茶ができている。

日本の水は軟らかいから、普通の水でも、美味しければいいかも。
かなり高級なお茶は、一度熱く入れたものを氷で冷やすなどして飲んだほうが美味しいと思う。
しかし、この暑い中、火を使いたくない。
ゴクゴクと大量に飲みたい。
その際に甘くない方がいい。
健康に良ければなおいい。

お茶によるが、緑の香り高く爽やかだったり、藁の香り、パイナップルのような香りを感じたり、いろいろ。楽しい。

ということで、この夏を冷緑茶で乗り切るのだ〜




Dolcetto d'Alba 2014 Cascina Amalia ドルチェット・ダルバ 2014 カッシーナ・アマリア

2016-07-19 14:49:10 | Piemonte ピエモンテ
Dolcetto d'Alba 2014 Cascina Amalia

いつも行くマルコのワインバー。
かなりの確率で適当にワインを出してくる。
今回も、1杯、2杯。。。そして3杯目は赤だった。
マルコもそうだが、結構白が好きな人が多くいて、珍しく赤。
当然何かわからず。



。。。めずらしーーーーーーくドルチェットだった。

ここでドルチェットを飲むことはないというか、置いている数もそう多くないし、マルコがドルチェットを出してくるとは。。。。
(ドルチェットらしくないから出した、というのが理由)

色は濃い。しかし、ドルチェットによくある「どす黒い」感じではない。
フルーツの香りもあるがとにかく緑が立つ。フレッシュというわけではないやや乾燥した藁の香り。畳の匂いにも似てたりして。。。。
この香り、まさかドルチェットだとは思わなんだ。
味は酸味がかなりあり、苦さもあるが、ドルチェットだと甘ほろ苦い感じになることが多いのに、かなり違って、酸っぱさと苦さが一緒になっている。
持続性はまあまあ。シンプル。
ドルチェットらしくないドルチェットが好きなら、値段も安いし、ちょっと飲みにはいいかも。
++(+)

なるほどねー


さずがに日本には入っていないようで、例えば、こちらのドルチェット、おすすめ

ドルチェット ダルバ ロアーニャ 2014 赤 750ml
ロアーニャ
ロアーニャ

地下鉄定期券が使えない つまりゲートが開かない〜

2016-07-18 13:15:33 | もろもろ、つれづれ
最近、地下鉄、バスの年間定期を買った。
以前も一度買ったことがあるのだが、車も使うし、なくても不便ではないので、久々。



これで乗れるのは、バスと地下鉄と国鉄の電車。

バスは、乗るたびに特に何をするわけではなく、ただ持っていて、検察が来た時に見せればいいだけなので問題ない。
電車も同じ。駅に改札はない。
問題は地下鉄。

何が問題かというと、これが読み取れない。
だから、改札のゲートが開かない。

最初は読み取れたし、そのうち、読み取れたり、読み取れなくなったりしたのだが、1ヶ月も経たないうちに読み取れなくなった。

そこで、そう頻繁ではないのだが、地下鉄を利用するときは、必ず、係員に言ってゲートを開けてもらう。
係員が近くにいればいいのだが、いないと探さないといけない。

一度、見当たらず、仕方がないので、近くにいた人に言って「カルガモ式」(と言うらしい)でくっついて、一緒にいれてもらった。
なんだか、ドロボウにでもなった気分。(スリがよくやる手口なので)
ちゃんと定期を持っているのに、期限も切れていないのに、なんでこんなことをしないといけないのか。はずかし〜

ある時、係員に、開かないのよ〜と言ったら、ポケットから自身の定期を取り出して、

「大丈夫。僕のも開かないから。ほら、開かないでしょ」

とやって見せてくれた。
地下鉄職員の持っている定期なのに、確かにゲートが開かない。(笑)

また、係員に言って開けてもらう時、誰も定期を確認しない。
裏に手書きで(笑)日付が書いてあるのだが、誰も見ない。見ようともしない。
やっとこの前、暇そうにしていた人に、見る?見る?と聞いて、やっと見てもらった。なんだか、ちょっと 満足。(笑)

この調子なら、1年経って機嫌が切れても、このまま使えそう。。。。。。。。

一番困るのが、夜、うちの近くの地下鉄駅で降りる時。

まだ開通して比較的新しい駅なので、降りる時にもチケットを入れないとゲートが開かない式。
家からすぐ近くではないので、滅多に利用しないのだが、この前、夜かなり遅い時間に使うことがあった。
電車から降りて、そういえば出口でもチケット必要というのはすっかり忘れていた。。。。あれ〜

出口が幾つかに分かれていて、私が出る出口から出たのは私ともう一人。
出口だし、当然、係員などいない。
私より先にその人は出てしまい、カルガモをお願いすることもできず、遅い時間で、次の列車の到着は多分15分後、あれ〜困った〜

。。。仕方ないので、ゲートをまたいだ。(結構大変)

イタリアは、公共の場には必ずビデオカメラが設置されている。
写ってるだろうな〜 まるでタダ乗りしてるスリみたい〜 とそれは恥ずかしかったのだが、仕方ない。

今度、定期の窓口に相談に行くか。。。。
ただ、私のように定期が使えない(うまく作動しない)人はかなり他にもいることに気がついた。(だから、係員も慣れている)
ということは、再発行してもらっても(下手したら手数料を取られる??)また同じことが起こるかもしれない。
やっぱりこのままにしておくか。。。。悪いことしてるわけではないし。。。。


ローマの水道橋公園までの行き方 どーーーんと目の前にローマ時代の水道橋 かなり感動

2016-07-17 09:53:02 | もろもろ、つれづれ
久々に、本当に久々に水道橋を見に行った。
昔は、案内を頼む、頼まれるのは普通だったが、今は乗り合い観光バスが発達、ネットも発達して、なんとか調べて自分たちで行けないこともなくなったので、仕事の内容自体が変わってきている。

たまたま水道橋を見に行ってみたい、という方がいらして、ご案内することになった。



目指すのはローマの水道橋公園Parco degli Acuqedotti。
この辺りはアッピア街道から比較的近く、遺跡のある公園の多いところで、全体はアッピア旧街道州立公園Parco Regionale dell'Appia Anticaとなっていて、水道橋公園はその一部にあたる。

ローマ時代、紀元前4世紀から紀元後3世紀の間に11本の水道が造られたが、うち6本が公園内を通っている。

以下、水道橋公園まで自分で行ってみたい方のために、行き方のご案内。



*まず、贅沢に(笑)車で行く場合
タクシーの運転手さん、リムジンを頼んだとしても、意外と知らない、行ったことがない、という人が多いので、行き方はそれとなく知っていたほうがベター。

サン・ジョヴァンニSan Giovanniから出ているアッピア新街道Via Appia Nuovaを、ひたすら郊外へ向けて走る。

サン・ジョヴァンニは、地下鉄駅があり、出たら城壁(アウレリアヌスの城壁)城門(サン・ジョヴァンンニ門)が見え、すぐにわかる。
ちなみに、城壁の内側にはローマの4大教会のサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ教会San Giovanni in Lateranoがあるので、時間があれば訪れてみることをお勧め。
城壁のところから出ているアッピア新街道は、しばらく、地元の人が買い物に来る華やかなショッピング街になっている。

なお、この辺りでタクシーはすぐに見つかる。

さて、15分くらい走ると、緑が見えて、住宅街はあるが、かなり郊外〜という感じになる。

左にアッピオ・クラウディオ通りViale Appio Claudioがあるので、曲がる。
アッピオ・クラウディオ通りをずっと行くと、2度、線路の下をくぐる。
2つ目の線路の下をくぐってカーブ、そしてそろそろ。。。。ドーーーーーーーーン、と水道橋が見えて来る。

かなり感動。
私はこちら側から入るのをお勧め。

車でもかなり近くまで行ける。

左はテニスクラブ、右はゴルフのコースになっている。(遺跡を見ながらゴルフ〜最高!)

なお、お勧めのこちら側からバスを使って入るのは、バスの本数がかなり少ないので、やめておいた方がベター。やたら時間がかかる。

*地下鉄を利用する場合
反対側から入り、感動はやや少ないのだが、車がなければ仕方がない。

地下鉄A戦、アニャニーナAgnanina行き方向に乗る。
終点から3つ手前のスバウグスタ駅Subaugustaで降りる。
地下鉄の進行方向に向かって、右側(改札を出たら左側)方向の出口で地上に出る。

出たら、真ん中が緑地帯になっているティート・ラビエノ通りViale Tito Labienoのはず。
間違えていたら道の確認を。
そこをずっとまっすぐ、緑の公園にたどり着くまで歩く。(7ー8分)



ちょうど道の突き当たり、公園に着いたところで、かさ松がたくさん植えている間をよく見ると壁のようなものが見えるが、これがもう水道橋。
でも、これを見に来たわけではない。

近づくと、丸い土管のようなものがずっと続き、上に壁が載っているように見え、土管と壁はほぼ一体化しているのだが、壁はマルキア、テプラ、ユリアの水道Acqua Marcia,Tepula, Iuliaの残骸。
土管は16世紀(1585年)に造られたフェリーチェ水道Acqua Felice。(碑がある)




左の方、よく見ると小さな階段があり、フェリーチェ水道を越えられるようになっている。
なお、フェリーチェ水道のころっとした丸い土管の形が、寝そべるのにちょうどよく、何組かのカップルが談話していた。
16世紀の水道管の上で寝そべる。。。日本では考えられない〜

さて、階段を登って降りて、壁の反対側へ出ると、とてもきれいな水が出ていた。
水道から出た水で、人口の小川のようなものを造っているらしい。
透き通るようにきれいなのだが、飲めません、とは書いてある。




さて、壁を越えるといよいよお目当てのクラウディア水道Acqua Claudia。

ただし、壁を越えて、あっという感じで見えるので、反対側から見るほど感動的ではない。(というより、反対側から入ると本当に感動的)
それでも近づいて、水道橋にペタペタ触れる。
時間があれば、ずーーーーーーと続いている水道橋に沿った道を散策してもいい。

途切れているところからは、水道管の内部の様子が良く見える。

クラウディア水道は、38年カリグラ帝から始まり、52年クラウディウス帝により完成。全長69km、地上部分15kmなのだが、それがこの辺り。

なお、よく見ると2段になっていて、下は石のブロック、上はレンガでてきているが、上の部分は新アニオ水道Anio Novus。造られた年代はクラウディオ水道と全く同じで38年から52年。

車だと1時間半程度で行って帰れるが、地下鉄利用で2時間半はかかる。
(もちろんかなりゆっくり見て、の話なので、見て写真を撮るだけならそれぞれ1時間、2時間くらい)
なかなか時間は取れないかも知れないが、遺跡が好きなら行くだけの価値はある。
歴史が好きなら感動。

ぜひどうぞ。







歴史的噴水で水浴 考えられない

2016-07-10 11:46:35 | もろもろ、つれづれ

この3人の娘たちの親の顔が見たい。
常識というものはないのか???



世界中の常識は同じではないし、尺度やら感覚やら、違うものはいっぱいある。

しかし、ローマのジャニコロの丘の噴水「アックア・パオラ」(パオラの噴水)を見て、どう見ても、歴史的、新しいものではなく、遺跡的建造物の一つであることはわかる。
たとえ、依頼した人が誰であれ、作者が誰であれ、いつの時代のものかはっきりわからなくても。

それも結構大きい噴水なので、ズブズブそのまま奥まで行き、滝の部分で水浴。
足を浸けただけではない。3人とも水着姿。噴水は丘の上とはいえ、町中にある。
考えられない。


写真はイタリアの新聞ラ・レプッブリカに掲載のもの(オンライン)

そして、さらに考えられないのは、「それで?彼女たちが、噴水を壊したわけじゃないでしょ?暑いのよ。これだけ暑けりゃ、入りたくもなる。そんなことでいちいち憤慨しないでよね。」と、支持している人がいることである。

旅行者。暑けりゃ、ホテルに戻って、シャワーを浴びて出直せ。
それができなければ、我慢しろ。
みんな(例外がいるわけだが)そうしてる。

と声を大にして言いたい。

それにしても。。。。本当に親の顔が見たい。
常識という文字はないのかもしれない。

ちなみに、噴水はジャニコロの丘の上にあり、そこからのローマの景色は抜群。
17世紀初めに、法王パオロ5世の依頼でジョバンニ・フォンターナが造った、パオラ水道の記念碑。



ザザを馬鹿にはしていません コメントをいただいた方に

2016-07-08 20:32:47 | もろもろ、つれづれ
ザザダンスのことを書いたというか、イタリアが負けた〜(涙)ということを書いたのだが、

ザザを馬鹿 にするな

という一言だけのコメントをいただいた。

まず、コメントは反映させないようにしている。
何故かというと、とにかくほとんどが変なコメントばかりで、時差があるため、すぐに消していく、ということができない。

さて、もちろん名前だけでどなたかはわからないが、バカにしてはいないというか、生中継を見ていて一瞬みんなで、おもしろ〜、と思ったことが、瞬時に取り上げられてしまう世の中に驚いたのである。

気がつくと、トゥイッターで、それはびっくりする数で取り上げられ、テレビのコメンテーターが真似をし、翌日、海辺で若者たちが真似してたとか、当然新聞の話題になり。。。
おまけに、ザザダンスと名前まで付いて、こっちの方がびっくりしただけである。

歴史的に、対ドイツ戦は燃える。
かなりの視聴率だったはず。

しかし、ザザには入れて欲しかった。
外したのはザザだけではないので、負けたのは彼の責任ではない。
しかし、100分以上走り、ド疲れの選手と違い、ギリギリで入ってきて新鮮、つまり、監督も、誰もが期待していた。
ところが、大きく、それも「見事に」外した。
それが、誰にとっても残念だっただけである。
(ユーヴェが大嫌いな人種だけは違ったかも)

だから、余計に話題になった。

ただ、この失敗を良い経験に変えてくれればいいことで、次は2年後。

まだ反論があったらいつでもどうぞ。

イタリアの新しい造語? レッジェルメンテ は微発泡の水のこと

2016-07-08 10:25:09 | もろもろの食べ物

Leggermente, grazie!



(日本茶を入れる時は絶対にこの水)

レストラン(トラットリアも含む)でテーブルに座ると、まず、「水は?」と聞かれる。

炭酸なしは ナトゥラーレnaturale (他に アックア・ノン・ガス、ノン・フリッツァンテ、ノン・ガッサータ などとも言う)
炭酸ガス入りは、フリッツァンテfrizzante (他に アックア・ガッサータ とも言う)
最近は微発泡も人気があり、その場合は、レッジェルメンテ・フリッツァンテleggermente frizzanteと言う。

ずーーーっと前は、ナトゥラーレを頼んだのに微発泡が出てくることもあり、つまり、これくらいならガスがないのと同じでしょ、という感じだった。
わずかでもガスが入っていると飲めない日本人は、ナトゥレーレではなく、はっきりノン・ガスと言わないとダメな時代だった。

ちなみに、ガス入りはナチュラルな水じゃない、と思う人がいるが、これは間違い。
一般のガス入りの水は「ナチュラルな炭酸入り」で、ガス添加のものもあるが、それはちゃんとラベルに記されている。

しかし、今は、ナトゥラーレは、表示として、ガスのないものになっている。
そこで、以前、炭酸ガスなしのカテゴリーに入っていたこともある微発泡が、だんだんと市民権を得てきた。

そこで、以前の選択は
ナトゥレーレかフリッツァンテ
だったのが、
ナトゥレーレかレッジェルメンテ・フリッツァンテかフリッツァンテ
となってきている。

そんな、たかが水に3種類も置いておけないというところは、人気の薄れてきたフリッツァンテ、つまりガスが割と入っているタイプをやめて、微発泡のみにしているところも多い。今度は、微発泡でもちゃんとガスが入ってるでしょ、という感じ。

そうなると、
ナトゥラーレかレッジェルメンテ・フリッツァンテ?どっち?
Naturale o leggermente frizzante?
となる。

長い。長い。この暑いのに(暑さは関係ない??)この忙しいのに(ヒマでも)、長い。

そこで、
ナツィラーレかレッジェルメンテ??どっち?
Naturale o leggermente?
と聞くケースが増えてきてる。

レッジェルメンテは形容詞なので、名詞ににはならないのだが。。。。

新語大賞になるほどではないが、最近よく使う新語。

最近はちょっと発泡くらいの水を日本人も好んで頼む人が増えてきている。
もし、イタリアに来ることがあったら、

レッジェルメンテ、グラッツェ
Leggermente, grazie.

と言ってみて。
かっこいい〜(でもないか。。。)



世界一になってしまってかなり迷惑(大好きなレストランなので嬉しいのだが)Osteria Francescana

2016-07-07 17:19:11 | Veneto, Emilia Romagnaヴェネト、エミリア
世界一になってしまって予約が取れない
1位じゃなくても、たとえ10位でも行くことにしていたのに。。。

モデナの超有名レストラン、フランチェスカーナに行くことにしていた小さなグループがある。
超グルメツアー。

昨年の10月からだから、1年前から予約をトライしている。
10月の予約は7月1日から受け付けるということで、待ちに待ち、7月1日にトライした。
(トライしたのは私ではなく日本の某社)

ところが電話が全然繋がらなかったらしい。
個人ならロックコンサートのチケットを必死でゲットするのと同じ、時間になったら電話をかけまくったのだろうが、そうはいかず。

そこで連絡が取れた時には、すでに10月は昼も夜も全て満席。

とにかくイタリアからトライ。
確かにすぐに簡単には繋がらなかった。

話を聞くと、7月1日 10時、受付開始から30分で全て一杯になったそうな。

仕方ないので、ウェイティングリストのリクエスト。

うーーーん。
過去に2度行った時は簡単に予約が取れたのに、世界
ランキング上位にじわじわと組み込み、さすがに1位になってしまって、これはもう2度と行けないかもしれない。

もう一度、焦げたイカと生牡蠣の香り(だけ、姿は見えない)キャビア添えのパスタを食べてみたいと思ったのに。(もうメニューにないかも知れないが。。。)

仕方ないので、代わりに別の(町の)3つ星を(別の日に)予約したが、ここも、10月でほぼ一杯。
いつなら空いているんですか????と聞き、なんとか取れた。

普通のレストランは、10月ですか〜?と、あまりに早すぎで、電話口の向こうで、ぷぷぷ、と笑っているのであるが、もうすでに取れないところは取れない。
そして、取れないのは三ツ星。

こういうのって、不況の風はどこに吹いているんだろう??と思わせる。

私のところには間違いなく吹いているのであるが。。。。



Bererosa @Palazzo Brancaccio ロゼだけの試飲会

2016-07-07 16:36:41 | Lazio, Abruzzo, Molise ラツィオ他
ロゼだけの試飲会 ベーレローザ ブランカッチョ宮殿にて
Bererosa @Palazzo Brancaccio



暑い。と言っても、例年より涼しいというか、寒いくらいの春が続いて、やっと暑くなってくれたと言ったほうが正しいかもしれないが、暑い。
この暑さの中、遺跡でも歩いたら、とたんに日に焼け、家に帰ると洋服の跡がくっきり。
これで水着になるとチョー恥ずかしいのである。(水着にならないからいいが。。。)

さて、この暑いさなか、毎年恒例となったロゼワインの試飲会が行われた。
主催は料理とワインの雑誌、Cucina & Vini。

少しずつ参加ワイナリーも増え、場所も変わり、ここ数年はブランカッチョ宮殿で行っている。

ブランカッチョ宮殿は、テルミニ駅の比較的近くにあり、街中にあるのに、まあまあ大きな庭園をもった宮殿。
結婚式なども行なえるのと、隣に同名の劇場があることもあり、ローマではよく知られている宮殿の一つである。

64年のローマの大火の時、ネロ皇帝が、塔から音楽を奏で、歌いながら火事を見た、という伝説があるが、その塔のあったのが敷地内にあたる、と言われてきた。
しかし、その時、ネロ皇帝はローマにはいなかったので、あくまでも伝説。
今ではウソだとわかっているが、長く、この地でと語り伝えられてきた、一応歴史的にも有名な場所。

おしゃれな庭園あり、宮殿は豪華なので、映画の撮影にもよく使われている。
最も有名なのは、ローマの休日の映画だと思う。
オードリー・ヘップバーンの宿泊した(という設定の)建物自体はバルベリーニ宮殿を使っているが、寝室などの内部の撮影はこちらのブランカッチョ宮殿を使用している。

かなりド派手、豪華な宮殿。
男性はちょっとくすぐったくなるだろうが、若い女の子が、わ〜、きゃ〜。。。となりそうな趣味。
シャンデリア、鏡がふんだんに使われ、自分の姿をもう見たくないおばさんにはちょっとイタイ。。。。

しかし、庭園のあづまやをチャペルに仕立てて結婚式も出来るし、お食事も暑い時は庭園で、または、宮殿内で豪華にと、いろいろなお好みに対応できるので、ご希望の方は個人的にご連絡を。。。。

というのは置いておいて、ロゼ試飲会は今年も大盛況だった。
業界の人間も来ていたが、一般の人も、入場料を払えば好きなだけワインが飲めて、おまけのグラスまで付いているので、食べ物だけは有料だが、幾つも屋台(もちろん日本のとは違って、雰囲気豪華)が出ているので、ちょっとしたデートや、友達同士できているグループがかなりいた。




私たちは、一応食べ物そっちのけで試飲。
と言っても、ちょっと歩けば知り合いに出会い、適当に挨拶し、おしゃべり。
肩のこらない試飲会。

ロゼは今の流行り。ちょっと流行りすぎな気もする。
昔は、一部の地域でしか造っていなかったし、数も少なく、ロゼを飲もうなどというイタリア人は皆無に等しかったのに、今は、大流行。

参加ワイナリーは50社以上、それも、ロゼスプマンテと、発泡ではないロゼとの両方を持ってきていたワイナリーもあったが、これでもほんの一部。
まだまだ他にもロゼを造っているワイナリーはある。(正直に言って、もっと美味しいロゼもたくさんある)

一番印象に残ったのが、120ヶ月熟成のロゼスプマンテ。70ヶ月というのもあったが、120ヶ月はかなりエレガントで、シャンペンと間違えそうな感じ。
結構おいしいもの、まあまあのもの、割と知られているもの、あまり知られていないものといろいろあった。もちろん、なにこれ?というのもまあまああったが。。。







イタリアが負けた〜 そして話題のザザダンス Ha perso......................

2016-07-03 21:37:12 | もろもろ、つれづれ
イタリアがドイツに負けた。(涙)

サッカーの話である。

実は、公式戦で負けたのはこれが初めて??え〜ホント??
なんだか、イタリアはドイツに弱いようなイメージがあったが、実は違ったよう。
でも、もちろん試合にはいろいろあるから、負けたことがないわけではないし、というより、すんなり勝った試合は少ない気がする。
勝っても、いつもドキドキハラハラ、そして、やっとこさ、というのが多いのではないか。

イタリアとドイツは、同盟を組んでいたこと自体が間違っていたように、山をちょっと隔てるだけなのに(笑)全く性格が違う。

リゴーレ(ペナルティーキックと呼ぶのだろうか。。。ちょっと意味が違うような気もするのだが)に持っていくとヤバイよ〜とは思っていたが、リゴーレに。

もうここまで来ると、一瞬一瞬がドキドキハラハラ。
たかだかサッカーだからどうでもいいんだけど、と思いつつ。

5本のキックがそれぞれ終わって同点。あれ〜
イタリアがミスるのはわかるが、ドイツも意外や意外、ミスがある。ほっ

ここで決まらないので、キックが続く。
さらにドキドキハラハラ。
最後、イタリアがミスって、ドイツが決め、イタリアの負けとなった。。。。。。

うーーーーーー 残念。負けたぁ。。。。(涙)

https://www.youtube.com/watch?v=xDlVWkbOnfc

うーーん、画面が出ないのか、コピーして開けてみてくださいね〜

さて、イタリア人はホント、ユーモアがあるというか、アイロニーがあるというか、確かに、見ていて、何これ〜??と思った場面がしっかり話題になっている。

最後、ペナルティーキックのために入ったザザが、この「ダンス」。そしてミスった。
ザザダンス、として今はすっかり有名になっている。

それにしても。。。。。ぷぷぷ。

あーあ、それでも、入っていたら良かったのに。。。。。。(涙)