在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

ワインを語ろう Barbaresco Crichet Paje 2013 Roagna

2021-10-27 19:24:29 | Piemonte ピエモンテ
Barbaresco Crichet Paje 2013

最近書いている、初心者の方向けの簡単な記事、1本のワインについて書いて欲しいという依頼で書いてみたものです。

各ワインについては、ある意味、嫌というほど書いて(笑)、半分嫌になったのですが、まあ久々に。


ロアーニャ  バルバレスコ クリケ・パイエ 2013


ワインを語る時、多くを語りたくなる時と、飲み込んで心の中に入り込んだものを出さないといけない時とがありますが、このワインは後者です。

ワインって本当はこうあるべき、とふっと思うのですが、造る方はそうも言ってられないですよね。

みんなが恵まれている畑を持っているわけではないし
ワイン造りに適した気候も必要
ワイン造りで食べていかないといけない人たちもいて
良いぶどうができても、良いワインを造るノウハウ、経験がないと良いものはできないし

でも、一部、本当に恵まれているワイン、もちろん、過大なる努力の上にできるわけですが、には素晴らしいものがあります。


皆様が、少しでも美味しいワインを、美味しいと思って飲んでくださるように。







ワインを語ろう 第5回目 マルケ州のワインの紹介

2021-10-27 19:09:26 | Marche, Umbriaマルケ、ウンブリア
マルケ州のワインの紹介





回数が前後してしまいましたが、こちらが5回目の記事、マルケ州のワインです。

日本の方にとってはちょっとマイナーな州ですが、ふらっと夏のバカンスに(海岸線がとても綺麗)、また、白ワインのとても美味しい州です。


マルケ州のワイン


マルケ州のワインのキーワードは

* 代表の品種は何と言っても、ヴェルディッキオ。
* 白と赤の生産量は、意外やほぼ半々。白ワインが有名だが、今は赤も注目度が高い。
* ややマイナーな州でもあるため、品質と価格のパフォーマンスが抜群に良い。

ワインを語ろう 第3回目 フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州のワインの紹介

2021-10-19 19:56:40 | Friuli フリウリ
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州のワインの紹介




すみません。前後しました。。。こちらが3回目の記事です。

今のところ、4回目のシチリアまでアップされていますので、その後は、アップされ次第紹介させていただきます。



フリウリ・ヴェネチア・ジュリア州のワイン


フリウリのキーワードは、

⭐️ 白ワインの品質はイタリア1!

⭐️ 皮の漬け込みをしたものなど、濃厚な白ワインも多い

⭐️ オレンジワインや、素焼きの壷を使ったワインが面白い

⭐️ デザートワインに希少ワインもある




ワインを語ろう 第4回はシチリア州 のワインの簡単なまとめ

2021-10-19 19:48:09 | Sicilia シチリア
シチリアワインの簡単なまとめ





書き始めたイタリア全土のワインの紹介、第4回目はシチリアワインです。

初心者向けの簡単な記事ですが、よろしければどうぞ。


シチリアワインの紹介


シチリア州のキーワードは、以下です。

⭐️ 大量に生産されるワインの多くが、バルクワインとして売られてしまう長い歴史があった。

⭐️ シチリアで、何といっても歴史的に有名なワインは、マルサラ。

⭐️ エトナ山麓で造られるワインに注目!

#ワインを語ろう イタリアワインの紹介記事を始めました

2021-10-19 18:37:27 | もろもろ、つれづれ
イタリアワインの紹介記事を書き始めました。




フリーで、イタリアの公式ガイド資格、添乗資格を持っています。
そこで、イタリアへいらっしゃる際に、ガイド、アシスタント、通訳が必要な場合はぜひお声かけをしてください。
医療通訳もやっているため、怪我人、病人が出た時も対応できます。
美味しいワインが飲みたい方やツアー、美味しい食べ物が食べたい方、さらにワイナリー訪問希望だったりすると最高です。

コメントは、時差の関係で、不快なコメントを速攻で消せないために、非公開にしていますが、届きます。
その際、連絡先のメールアドレスを明記してお送りしてください。
連絡先がないと、こちらから直接のお返事ができません。


いよいよ来年から海外旅行が再開できそうです。
イタリアにいらっしゃる個人の方、また、ツアーで、ツアーをグループで組んで、という方、幅広く対応していますので、お気軽にご連絡ください。

ワインを語ろう カンパーニャ州のワインの紹介

2021-10-19 18:03:12 | Campania カンパーニア




最近描き始めたワイン記事、第2回目です。(現在4回目まで掲載)

初心者の方向けに、字数制限もあるため、とても簡単にまとめたものです。

このあと、イタリア全土の紹介を書いていく予定になっています。

不定期掲載ですが、よろしかったら、ぜひご覧になってください。

以下をクリックするとご覧いただけます。


第2回目 カンパーニャ州のワインの紹介


さて、カンパーニャ州のキーワードは、

⭐️ 3つの白ブドウ品種を覚えよう

⭐️ キリストの涙は、観光客に人気

⭐️ 「南のバローロ」もあるよ


ワインを語ろう ラツィオ州のワインの簡単なまとめ

2021-10-19 17:05:11 | Lazio, Abruzzo, Molise ラツィオ他
ここ数年、ワインとは関係ない記事が多く、特に、コロナ禍の帰国の記事や、はたまたイタリア映画の記事など。





でも、ちょっとワインの記事を書き始めたので、こちらにお知らせしておきます。

よろしかったらクリックして見てください。

イタリアラツィオ州のワインの紹介

ラツィオ州のキーワードは、

⭐️ 白ワインが多い

⭐️ ローマの酒蔵

⭐️ 法王様のワインもあるよ



初心者の方向けに、字数制限もあるため、とても簡単にまとめたものです。

このあと、イタリア全土の紹介を書いていく予定になっています。(現在4回目まで掲載)

不定期掲載ですが、よろしかったら、ぜひご覧になってください。



日本からローマへの帰国 ANAでフランクフルト経由 3 PCR検査の奥の手

2021-10-11 05:50:34 | もろもろ、つれづれ
羽田空港には、ターミナル1にある木下グループの安い検査と、ターミナル3の海外へ行く人用の高い証明書付の検査機関とがある。

ちなみに、ターミナル3のは37500円。


以下、羽田空港空港の木下グループであることが前提で、同じグループのでも、都内の他の店、他の都市の店についてはわからない。



羽田空港、ターミナル1の店舗では、3つの検査方法がある。




このたった1900円のクイック検査が、スワブ 抗原検査(それも定量) 日本語だけど証明書付き なのである。
それも30分で結果が出る。

これが英語なら〜 惜しい〜 せめて名前くらい英語で書いてよ〜 と思ったのである。

でも、とにかく日本語でも証明書を発行してくれるので、覚悟を決めた。
ただし、証明書というより、結果を書いたカードのようなもので、HPには、見本が載っている。



真夜中の出発便なのに、羽田空港には18時半に着いた。

昔は、空港なんて2時間も前に着いていればよかったのに。。。。


ターミナル間の移動があるので、大きなスーツケースは空港に送っておいた。

予約時間より少し早めに着いたのだが、コロナの状況が収まっているためもあって、それほど人は多くない。
そこで、時間より早めに受け付けてくれた。

ここで、ダメもとで聞いてみた。


名前をアルファベット書いてもらうことはできませんか?


意外なことに、すぐに、いいですよーとの回答。

おおお、やった。せめて名前だけでもイタリアで読めれば。。。と思った。


スワブは、自分で鼻をぐりぐり。
でも、綿棒を奥まで突っ込まないので簡単。
検査キットを提出して、結果は30分もしないで出た。

もらった証明書がこれ。





幸い結果も英語で記載されている。やったー

これで、名前と日付と結果は少なくともわかる、ということである。


しかし、これだけでは、このぺろっとした紙の証明書だけでは心許ない。

そこで、用意していた厚生労働省のフォームを利用した。

名前、パスポート番号、検査方法(スワブ 抗原定量検査)、ちゃんと見ていた検体採取の時間、検査場所の名前、住所は羽田空港 ターミナル1、などを記入。
医師のサイン欄は当然空欄。

用紙は、あくまでもインフォメーションとして利用。
そして、貰った証明書には名前と結果が書いてあるので、証明書を提出してと言われたら添付して提出する。

これでダメならイタリアで5日目に検査をするだけ。どうせ22ユーロだし。
20000円かそれ以上払うことを考えたら、安いもんだ。


ターミナル3へ移動して、チェックイン。
肝心のANAのチェックインの際は、陰性証明書を見せてと言わない係員もいるようだが、私の場合は、ありますか?と聞かれたので、両方の用紙を見せた。
イタリア入国のデジタル登録の内容(出発前に検査をするに印をつけていた)までチェックするわけではないが、英語での名前の記載もあるし、怖いものはない。

無事にクリア。



なお、経由地のフランクフルトでは、イタリアのワクチンパスポートの表紙を見ただけ。
至って簡単だった。

フィウミチーノ空港では、ドイツからの入国だったので、何の検査もなく通過。

こうして、無事にローマに帰ってきた。


今のところ、証明書の提出などはない。。。。



日本からローマへの帰国 ANAでフランクフルト経由 2 検査をするかしないか

2021-10-11 05:19:58 | もろもろ、つれづれ
10月25日以降は、おそらくイタリアが日本からの入国の際に陰性証明書の提示を原則求めなくなるだろうと思うので、各航空会社も証明書の提示を求めなくなるだろうが、もし、どうしても検査をしないといけない場合はどうするか。

なお、以下、東京での話なので、他の都市での状況はわからない。


イタリアは、現時点でまだ唾液検査は認められていないので、スワブ検査を探すことになる。
抗原検査であればよく、必ずしもPCR検査でなくても良い。
そして、英語での証明書が必要。





しかし、スワブ検査、これが、結構日本ではハードルが高い。

日本は唾液が多く、スワブが少ない。
郵送の検査は普及しているが、ほとんどが唾液検査。
スワブだと安めの抗原検査ではなく、高いPCR検査になることが多い。

そこで、スワブが少ない上に、安い抗原検査と組み合わせているのが少ないのである。

もちろん、スワブでPCR検査はあるが、どうしても値段が高めになる。

そして、やはりハードルが高いのが英語での陰性証明書付き。



ずいぶん、本当にずいぶん調べたところ、東京で最も安い スワブ PCR検査 英語の証明書付き は、神田北口診療所の17000円だった。
(閉めてしまうとの情報もあるので、要確認)

他は、安くても20000円から。
一番高いのは40000円。

ボッタクリだよねー



唾液でよければ、13000円台でないわけではない。
証明書が要らなければ、もっと安い。

せめて、肝心な内容だけでもアルファベットで書いてよーって、言いたい。言いたかった。


どうするか。
17000円を払って検査をするか。
ANAは、検査をしなくても乗せてくれると言っているので、イタリアで自己隔離、そして、5日目に検査をするか。。。22ユーロだし。

しかし、色々事情があり、出発前にPCR検査を受けに行く時間と余裕が全くなかったのである。

そして、覚悟を決めた。

念のために、羽田空港の木下グループの検査をして、日本語の証明書だけはもらっておこう、と。



日本からローマへの帰国 ANAでフランクフルト経由 1 陰性証明書が必要か否か

2021-10-11 04:24:02 | もろもろ、つれづれ
コロナ一時帰国 日本から戻ってきました





毎度毎度、たかが自分の国に帰るだけなのに、本当に神経がすり減る。

コロナ禍、3度目の日本から戻ってきました。
ワクチンの接種が終わると、帰国がもっとシンプルになるかと思っていた(期待していた)が、その期待は見事に裏切られ、ますます事が面倒になる日本。

いい加減にして〜

って言いたいのは、全ての海外組の心境だと思う。

さて、それでも、3度目の帰国、なんとか無事にイタリア、ローマに戻ってきました。
その時の様子を、以下。
ところで、ワクチンはすでに2回接種している、というのが前提です。


日本へ帰る際に一番心配なのは、陰性証明。

日本から帰る時も、やっぱり一番心配なのは陰性証明〜


さて、しかし、まず最初に調べないといけないのは、イタリアでの規定と利用する航空会社の規定。

今回、日本の感染状況が大きく悪化し、新規感染者が一日25000人を超える状況になってしまったので仕方がないが、イタリアが、9月以降、日本からの入国の際に陰性証明書の提示を要求したこと。(10月25日まで)
ただし、これには、一つ肝心な点がある。

イタリア大使館 大阪領事部のHPを見るとわかるが(イタリア語、日本語ともに記載)、陰性証明書がなくてもイタリアには入国できる。
つまり、日本で、出発前に検査をしなくてもイタリアには入れる、帰れるのである。
もし、この点を、利用する航空会社が突いてきたら、HPを見せる、または、あらかじめ該当するページを印刷して持っていると良い。





なお、これは、今は必須になっているイタリア入国のデジタル登録にも書いてある。

登録の最後の方で印をつけるようになっているが、

日本で検査をして入る

日本で検査をしないで入り、イタリアで5日間の自己隔離をして、5日目にイタリアで検査をする

のどちらかを選ぶ。

後者を選べば、日本で検査をしないで堂々とイタリアに入ることができるのである。

ところで、この規定も10月25日までだから、その後は、陰性証明書なしで平和にイタリアに入国できるようになるのではないかと思う(希望する)。



ただし、これは、あくまでイタリアに入国できるかできないか、の話で、あと重要なのは、利用する航空会社の規定。

これは、規定を読むか、メールか電話で聞くかしかない。

航空会社が、ワクチンを2回接種していても、搭乗直前の検査が必要と言い張ったら、陰性証明書の提示なしでは乗せてもらえない。

そこで、これも必ず調べよう。

ところで、今回(も)利用したANAは、ワクチン証明書があれば陰性証明書はなくても乗せてくれる、とはっきり回答をもらっている。

いつ、どのタイミングで変更になるかは保証できないが、日本での新規感染者が極端に減っている今、悪い方に変更する事はないのではないかと思う。


以上の2点で、日本で検査をするかしないかを決めよう。