遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、
5: 『名作歌舞伎全集第ニ巻』から「菅原伝授手習鑑」
「菅原伝授手習鑑」
上下 解説 139-148
上下 菅原伝授手習鑑 140-233
東京創元社
昭和44年
『北野天神縁起絵巻』や『松崎天神絵巻』を楽しんでいる最中、急に歌舞伎「菅原伝授手習鑑」が見たくなった。だが、生憎この演目は、一月、テレビでの予定はない。仕方がないので『名作歌舞伎全集第ニ巻』から「菅原伝授手習鑑」を読む。
毎度のことだが『名作歌舞伎全集』は上下の別れている。また「菅原伝授手習鑑」通しを各段を役者の声を思い浮かべて抑揚をつけて楽しむ物だから、わたくしとしては読み応えはあった。
『北野天神縁起絵巻』や『松崎天神絵巻』と歌舞伎を比べると膨らませ方が大きく違う。ところが絵巻物と歌舞伎の舞台では大道具や動き等に共通点が見られる部分が多い。
面白いなぁと痛感した。
4:『秋季特別展 駆けめぐる馬たち 馬と人が出会う場所』
馬の博物館
ウィキペディア ▼
馬の博物館(うまのはくぶつかん)は、神奈川県横浜市中区の根岸競馬記念公苑の敷地内にある競馬・馬事文化の関連資料を展示した博物館である。
同公苑は、日本で初めての近代洋式競馬が行われた横浜競馬場(根岸競馬場)を記念して建てられたもので、この施設では横浜競馬場の関係資料や、競馬競走の成り立ち、馬と人間の文化関係などを収蔵資料などで多角的に紹介している。また定期的に特別展示も行われている。
2003年9月
酒呑童子図屏風
鬼を退治して引き上げる時、皆は山伏姿で馬に乗り戻る。
『秋季特別展 駆けめぐる馬たち 馬と人が出会う場所』を読む。
わたくしは現代の競馬とは無縁だが、日本の美しい絵巻や屏風や軸が多く展示されたらしい『秋季特別展 駆けめぐる馬たち 馬と人が出会う場所』の取り組みは感心がある。
馬をテーマに見るといったことを考えたことがなかったわたくしにとっては、大変面白く感じた。
本図録を見ている限りでは現在の競馬といった物を想像できる図(写真)や記述ではなく、むしろ最近興味のある絵巻物の延長として楽しんでいた。
馬の博物館をネット検索して初めて知ったという訳だ。
馬の博物館の特別展や講演内容を見ていると、研究者の方々の姿勢が伺える。
また、馬の博物館のそばにはポニー園もあるらしく、近ければ博物館に行ってみたいと感じた。
『秋季特別展 駆けめぐる馬たち 馬と人が出会う場所』を見て、春日大社「おんまつり」や上賀茂神社のとても競馬が見てみたくなった。
また、こどもが小さな頃ゆっくりと楽しんだ北海道の牧場のあるホテルでニ、三日過ごしたいなと感じた。