乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

13: 『大絵馬ものがたり 第2巻 祭日の情景』須藤功著(民俗学社写真家)農文協(資料2枚)

2013-01-21 | 読書全般(古典など以外の一般書)



 13: 『大絵馬ものがたり 第二巻 諸職の技』

大絵馬ものがたり〈2〉諸職の技 [大型本]
須藤 功 (著)

解説
船運、漁業、醤油・酒造、薄荷栽培製造、鍛冶、養蚕、製糸・織物、炭鉱、鉱山、土木、製材などにたずさわった人々の技や自然と立ち向かう祈り、技術向上を願う思いを読み解く。

著者
■著者紹介
須藤 功(すとう いさを)1938年秋田県生まれ 民俗学写真家 宮本常一に師事し、全国の祭りや民俗芸能を撮影し記録する。主な著書 『写真ものがたり 昭和の暮らし』全10巻、『昭和30年代 農山村の暮らし』(共著)、『写真集 山古志村』、『北の大地に らかんさん遊ぶ』 以上農文協。

目次
第1章 風が運んだ人と物
第2章 大漁の海と浜
第3章 腕がさえる物造り
第4章 絹糸と縮を生む
第5章 体を道具に働く




 漁の描かれた絵馬は全国に広がりを見せる


 瑞雲によって区切られた絵馬
 筋書きは瑞雲で区切られた軸と同様で、右下から左上に抜ける
 養蚕のようすが描かれている。



『大絵馬ものがたり 第4巻 祭日の情景』須藤功著(民俗学社写真家)農文協(資料15枚)
『大絵馬ものがたり 1 稲作の四季』須藤功著(民俗学社写真家)2010年 農文協(4枚)
『大絵馬ものがたり 1 稲作の四季』須藤功著(民俗学社写真家)農文協 2009年


 


 以前に大絵馬ものがたりシリーズを三冊読んだことがある。今回は『大絵馬ものがたり 第二巻 諸職の技』を楽しむ。

 養蚕関係では天皇についてふれられていた。これは奈良の正倉院展で拝見したことがある。

『大絵馬ものがたり』はとても充実した本で、残り一冊 第三巻が楽しみだ。

コメント (2)
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12: 『これでわかる 茶室のしくみ』神谷宗 著 淡交ムック―茶の湯入門シリーズ

2013-01-21 | 読書全般(古典など以外の一般書)



12: 『これでわかる 茶室のしくみ』



これでわかる茶室のしくみ

淡交ムック―茶の湯入門シリーズ
[ムック]
神谷 宗 著

表題のごとく茶の湯のお点前から茶室の解説まですべてが網羅されている。国宝級の茶室からマンションで出来る茶の湯、リフォームまで説明されている。入門書としては最適である。
建築家が茶室を設計する上で大切なことは茶道史、亭主と主客との関係や茶の理念を知り、実際に空間体験をする事である。茶の文化のかたちがこの本には溢れていて著者の意図が良くわかる。
<目次>
【巻頭特集】桜の茶事に茶室の機能をみる
・体験!茶室空間
・茶室入門
 広間/立礼席/四畳半/小間/水屋
・実践 茶室を使ってみよう
 稽古の準備をしょう─学校茶道の現場から─
 広間を使って立礼茶会をひらこう
 貸茶室を借りて茶会をひらこう
 茶の湯が楽しめる和室のリフォーム
・茶室の歴史/茶人と茶室
<著者プロフィール>
神谷宗ちょう
本名昇治。1949年名古屋市に生まれる。名古屋大学大学院工学研究科博士課程終了。生家が代々の茶家で、裏千家茶道を学ぶ一方で、茶道史、日本建築史の研究にいそしむ。裏千家正教授。
著書に「茶室の案内」全12巻(淡交テキスト)、茶道学体系第3巻「数寄空間と点前」、人間環境シリーズ第3巻「日本文化の源流としての中世茶道」のほか、「近代茶道への軌跡 玄々斎の建築」など論文多数。
現在、人間環境大学教授・裏千家学園講師・淡交会愛知第二支部幹事長。




『これでわかる 茶室のしくみ』を読む。

 これで、何となく雰囲気がつかめた。 

 京都 高台寺 圓徳院の茶室にでも行ってみようかな。

コメント (7)
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