乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

本戎 宝恵かご行列   大阪・道頓堀 

2008-01-13 | お出かけ

 

(写真上は、坂東三津五郎丈が宝恵かごに乗って、松竹座前に到着されたところ。)

 

 

  大阪・今宮戎神社で宝恵かご行列

 

 

 一月十日、大阪・ミナミの繁華街を練り歩く 伝統芸能 の宝恵かご行列を見る。

 江戸時代、『芸者衆がかごに乗って 今宮戎神社に参拝したのが始まり』 とされる伝統行事。

 当時の華やかさが偲ばれる。

 

 

   

 

 写真上は宝恵かご行列の出発式。但し正式な名は知らない。

 ちょうど、松竹座から道頓堀川を渡った向こう岸にあたる。中央区宗右衛門町あたりか・・・。

 目を凝らすと、旗の近くには歌舞伎役者の坂東三津五郎丈の姿が認められる。

 今年は三津五郎丈が宝恵かごに乗られた。

 

 出発後、川岸を練り歩き、階段を上って道に出れこられたところを先回りし、握手をしていただく。

 若かりし頃は考えられなかったが、今となって何となくミーハー気分を味わい、こういった軽薄な行動もまた楽しいものと割り切り、遊ぶ。

 

 

   

 

 

 歌舞伎役者や福娘、芸者衆や男衆など、総勢400人の一行は、かねや太鼓の音に包まれながら、練り歩く。

「♪ホエカゴ、ホエカゴ~、ホエカゴ、ホエカゴ~~♪」

と、威勢が良い。

 

 

   

 

 

 大阪にいわれの深い鯛の担ぎ物も、今年も健在。

 道頓堀はいつもにましてにぎやかだ。

 写真下の方はカメラを向けると同時に、心地よくポーズをとって下さった。

 

 

   

 

 

 十時四十分頃、芸者衆や三津五郎丈の乗った宝恵かごが、松竹座前に到着。

 藤十郎丈と三津五郎丈で、挨拶と今年の抱負を述べられた。

 南座の顔見世を観ると一年の締めくくりを感じるのと同様、本戎に松竹座で新春歌舞伎を観ると、今年も本格的に始まったなと感じる私。

 今年もえべっさんの日に芝居を楽しむことができて、福を二倍三倍と授かった気がする私である。

 

 

 

 

 下の写真二枚は、去年(2007年)の宝恵かご行列。

 

   

 

 上写真は、ミナミの美しい芸者衆。

 

   

 

 下写真は、歌舞伎役者の秀太郎丈の乗られた宝恵かご。

 

   

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大阪 (綾子)
2008-01-13 08:35:18
大阪は元気ですね。なかでも、戎祭りは特に活気があるのでしょうね。見てみたいです。
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大阪 (綾子様)
2008-01-13 17:31:44
元気ですね。活気があり、愉快ですね。

○○も活気がありますが、しっとりしていて、また随分違った雰囲気ですよね。
学生さんが多くて、お年よりも元気。
古いものと新しいものが共存した町は、素敵ですね。
返信する

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