『好色一代男 世之介の愛して愛して物語』1986 原作 井原西鶴 脚本 吉田剛 明石家さんま 近藤正臣 倍賞美津子
1986年のドラマ『好色一代男 世之介の愛して愛して物語』を見た。
世之介は、若かりし頃の明石家さんま。
私はまだ、世之介の十八歳までしか読んではいないが、『好色一代男』がこんな風に切り取り、演じることができるのかと、感心した。
ドラマでは劇中劇が三度出てきて、「これはあくまでも『好色一代男』として作り上げたお話ですよ」という前書きが潔い。
ただし、このドラマにおいては、近藤正臣も明石家さんまも、ドラマと劇中劇との演技の切り替えはされていなかったのが、また興味深い。こういった演出法は、あまり見たことがない。
ドラマでは、世之介は女一筋に登りつめるように描かれていたが、世之介を始め昔の粋な男たちは女性とは限らない。
ただ限られた時間で限られた場面を切り取って作られ、女一筋に描いたドラマ『好色一代男 世之介の愛して愛して物語』を見て、脚本の作り方の参考になった。
見て良かったと言える。
楽しい時間を過ごさせていただいた。
また、倍賞美津子を見ることができて、嬉しいと感じた。
今回も簡単な、見たという記録のみにて失礼いたします。
原作 井原西鶴
脚本 吉田剛
吉田 剛(よしだ たけし、1935年3月2日 - 2018年11月17日)は、日本の脚本家・映画監督である。本名同じ。大阪府堺市の生まれ。
関大 文学部出身
演出 久野浩平
プロデューサー 武敬子
音楽 福井峻
明石家さんま
山岡久乃
内田朝雄
近藤正臣
倍賞美津子
美保純
市毛良枝
他 佐藤B作 高倉美貴 蟹江敬三 山田邦子 谷啓 島田紳助
一巻
『絵入 好色一代男』 1 巻一 世之介 七歳 「けした所が恋はじめ」「こしもとに心あること」
『絵入 好色一代男』 2 巻一 世之介 八歳 「はづかしながら、文言葉」「おもひは山吹の事」
『絵入 好色一代男』 3 巻一 世之介 九歳 「人にハ見せぬところ」「ぎやうずいよりぬきみ事」 『五月四日』『起上り小法師』
『絵入 好色一代男』 4 巻一 世之介 十歳 「袖の時雨ハかくるが事」「はや念者ぐるひの事」
『絵入 好色一代男』 5 巻一 世之介 十一歳 「たづねてきくなどちぎり」「伏見しもくまちの事」
『絵入 好色一代男』 6 巻一 世之介 十二歳 「ぼんのうの垢かき」「兵庫風呂屋者の事」
『絵入 好色一代男』 7 巻一読了 世之介 十三歳 「わかきは当座はらひ」「八坂茶屋の事」
二巻
『絵入 好色一代男』 8 巻二目録 世之介 十四歳〜二十歳
『絵入 好色一代男』 9 巻二 世之介 十四歳 『はにふの寝道具』『仁王堂飛子宿の事』
『絵入 好色一代男』 10 巻二 世之介 十五歳 『髪きりても捨てられぬ世』『後家なびける事』
『絵入 好色一代男』 11 巻二 世之介 十六歳 『女はおもハくの外』『京河原町の事』
『絵入 好色一代男』 12 巻二 世之介 十七歳 『誓紙のうるし判』『奈良木辻町の事』
『絵入 好色一代男』 13 巻二 世之介 十八歳 『旅のできこゝろ』『道中人とめの事』
世之介 七歳から十八歳の挿絵
七歳
八歳
九歳
十歳
十一歳
十二歳
十三歳
十四歳
十五歳
十六歳
十七歳
十八歳
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