OM SYSTEMから、待望のマクロレンズ“ED90mm F3.5 Macro IS PRO”が発売されました。
私としては100mmクラスのマクロレンズを待ち望んでいたので、迷うこと無く購入しました。
性能的には期待以上で、特に通常のマクロレンズが等倍なのに対して、このレンズは2倍までです。
35mm換算では4倍ですから、蝶の卵の孵化撮影などには非常に有り難いレンズです。
早速撮りたいと思っても、まだ冬の最盛期がやっと終わった所ですから、しばらくお預けですけどね。(残念!)
とりあえずシャッターを切ってみることにしましたが、撮影用にはとりあえず植え込みの山茶花を摘んできました。
ただ撮るのでは芸が無いので、フォーカスブラケット撮影+深度合成を試してみることにします。
昨年の秋、トンボで試してみた撮り方です。
設定はフォーカスブラケット10枚プラス深度合成で。
まずは約0.5倍相当から。
ISO4000(AUTO) 1/200 f/11
左がオリジナルの単写真、右が深度合成したものです。
次がこのレンズならではの近接撮影、約1.5倍相当になっています。
ISO4000(AUTO) 1/200 f/8
こちらはさすがに深度合成の効果がよく解ります。
(室内での自然光撮影なのでISOが上がってしまいました。)
書き忘れましたが、今回、撮影に使用したカメラは EM-1 MarkⅢ です。
最後に上の深度合成後の写真を、2000×1500pixで切り取ったモノを。
あまり真面目に処理していませんので、若干の甘さが残ります。
でも、今までのマクロレンズに比べると、かなりいけそうじゃないですか?
これから昆虫に季節までには間があるので、色々使い方を考えてみたいと思います。
蝶の孵化写真、楽しみですね~。