一昨年は座骨神経痛、昨年と今年はコロナ騒ぎで、昆虫撮りの遠征に出かけられません。
そこで、最近はカワセミ撮りのカメラバックの中に、タイトルにある昆虫撮影用ののカメラを入れています。
このカメラなら、本体414g(付属品込み)レンズ285g、合計699gですから殆ど重量負荷はかかりません。
それと、このレンズは換算値300mmであるにもかかわらず、最短撮影距離が50cmと非常に短いんです。
つまり、かなり昆虫のテレマクロ撮影向きなんですね。
今日の写真は一昨日、カワセミを狙っていた時のものです。
Sさんのカメラにトンボがとまりました。
大きさはシオカラトンボくらいでカラーリングは黒と黄色のタイガースカラーです。
折角ですから50cm近くまで寄ってみましょう。
「オナガサナエと申しますが…何か?」 ISO500 1/320 f/5.6
オナガサナエの雌でした。
このエリアでも一夏に数回見ることがあります。
サナエトンボの特徴である複眼が離れているのがよく解りますね。
ここからこのトンボは皆さんのカメラを渡り歩いて…。
これはMさんのカメラかな? ISO200 1/250 f/5.6
最後は上に飛んで、私の折りたたみ椅子の上に。
色的には結構綺麗でした。 ISO200 1/250 f/5.6
カワセミを待っていたら、ギンヤンマのペアが産卵を始めました。
ちょっと遠かったので、こちらはカワセミ用の150-400mmを500mmにして使用。
そう言えば、今年はこの産卵シーンを撮るのは初めてだったかな? ISO1250 1/1250 f/5.6
ギンヤンマって、このペアでの産卵シーンが一番撮りやすいんですよね。(周りがゴチャゴチャなことが多いんですが…。)
逆に一番撮りにくいのが単独でとまっているところなんです。
ギンヤンマは低いところにとまることが少ないからでしょうね。
余談ですが、オニヤンマに関してはこの逆で、とまっているところは何時でも撮れるのですが、交尾シーンは非常に難しいんです。
雄と雌が一緒になると、そのまま木の高いところへ上がってしまい、終了まで2時間程かかる…とか。
私もこの10年で一度しか撮れていません。(この時は3mほどの高さだったので撮影出来ました。)
今年もまた赤城山周りへのプチ遠征、ダメかなあ…?