都内でもアサギマダラを見ることは出来ますし、実際、自宅のヒヨドリバナに来てくれたこともあります。
当然のように都内の公園では、カワセミ相手のように長距離砲を構えたカメラマンの皆さんが待ち構えているのも覚悟しなければなりません。(^^;)
その点、関東平野でも山の方に行くと、明らかに「写真を撮るぞ!」という感じの人は少ないですね。
7月に今年初めて訪れた渋川市の公園で、アサギマダラがいた(1頭だけですが)という記事を上げたのを覚えておられますか?
ここにはフジバカマがたくさん植えられていて、シーズンになるとアサギマダラがたくさんやって来るという話でした。
13日からの秋の開園に合わせて出かけ、結構満足できる写真も撮れましたが、その後17日に台風が通過して、群馬方面もかなりダメージがあったらしく、ここも山側の半分は閉鎖になってしまいました。
そこで、急遽20日に日帰りで様子を見に行ったところ、予想通りフジバカマがかなりやられていて、絵になるところがずいぶん減ってしまっていましたね。(^^;)
こんな感じで留まっています。 これは台風通過後の写真ですので、フジバカマのダメージが解りますね。 EOS7D + EF24-70mm F4L IS USM ISO400 1/250 F/6.3
半透明の翅が、大変美しいです。 ここにマジックでマーキングは、出来るだけ最小限にして欲しいと思いますが、如何でしょう? EOS7D + EF70-300mm F4-5.6L IS USM ISO640 1/160 F/6.3
雌のようですね。 2,3枚目は13日(台風通過前)の写真です。 同 ISO400 1/200 F/5.6
アップを撮る気ではなかったので、ストロボとディフューザーを持って行きませんでした。 ちょっと残念です。(-_-;) EOS7D + EF24-70mm F4L IS USM ISO800 1/100 F/5.6
この感じだと来年も期待できそうですね。(^-^)
群馬県ではヒョウモンチョウの仲間をよく見かけます。
今回、初撮りのウラギンヒョウモンにも会うことが出来ました。
いつも思いますが、ヒョウモンチョウはアザミの花がお気に入りのようですね。
ミドリヒョウモン こんな感じでアザミの花に集まっています。 全部、雄ですが。 EOS7D + EF70-300mm F4-5.6L IS USM ISO640 1/125 F/6.3
こちらは雌です。 フジバカマに留まっていました。 同 ISO400 1/1000 F/5.6
メスグロヒョウモン ヤナギハナガサに来た(…でしたよね?カタチンさん。)名前そのままの雌です。 私はまだ雄を見ていません。 雄は他のヒョウモンチョウと似ているので、案外見逃しているだけなのかも知れませんね。(^^;) 同 ISO400 1/500 F/8
オオウラギンスジヒョウモン 以前にも登場していますが、このあたりになると同定が難しくなってきます。 EOS7D + EF24-70mm F4L IS USM ISO400 1/80 F/8
ウラギンヒョウモン ギンボシヒョウモンとの区別に苦労しました。 雌のようです。 丸い形の翅が可愛らしいですね。(^^) EOS7D + EF70-300mm F4-5.6L IS USM ISO400 1/1600 F/6.3
この裏面の模様が決め手になりました。 白点の数が違います。 ISO400 1/800 f/5.6
あと、お馴染みのツマグロヒョウモンもいましたが、今回は省略です。
でも、やはりミドリヒョウモンの数が特に多かったです。
9月の群馬シリーズ第二弾、このブログには珍しいタイトルが付きました。
アゲハチョウ(ナミアゲハ)は、今の季節、特に珍しくもありませんよね。
もちろん群馬の里山でも春から秋にかけて普通に見られます。
ただ今回はちょっと雰囲気が違って、あちこちで複数のアゲハが飛び回っていました。
おそらく求愛行動だと思うのですが、雌の気を引こうとしている雄が雌の周りを飛び回っている状況が殆どで、「こんなこともあるんだ。」と感心しながらシャッターを切りました。(^^)
ヒャクニチソウのピンクが鮮やかです。 後から2頭の雄が…。 EOS7D + EF70-300mm F4-5.6L IS USM ISO400 1/1000 F5.6
ここでも雌1頭に雄2頭が。 三角関係…?(^^) 同 ISO400 1/800 F5.6
ここは1対1でしたが、結局、振られちゃったようでした。(^^;) 同 ISO400 1/1000 F5.6
この花、よく見るのですが、名前が解らなかったので調べたところ『バーベナ/ボナリエンシス』とか言う難しい名前のようです。(違っていたら教えてください。) 日本名とか無いのでしょうかね?
今回はいつもの図鑑撮りを離れて出来るだけ絵になるように撮ってみました。
自分の写真じゃないみたいですけど、たまには良いかもしれませんね。(^-^)
おまけ
今日は中秋の名月で満月なんですってね。
次のチャンスは8年後だというので、満月のピーク、20時13分にシャッターを切ってみました。
EOS7D + EF300mm F2.8 + EF1.4×Ⅲ 2100×1400pixでトリミング
以外に写るモンですね~。(感心したりして)
現在、朝の8時ですが、台風の接近で大分雨風が強くなってきました。
大きな災害が起きなければいいのですが…。(-_-;)
しばらくの間、カワセミ池に大きな変化が無さそうなので、本命の昆虫写真に力を入れようと思っています。
そこで先週の12、13日に、今年2度目の群馬遠征をしてきました。
昨年の記録を調べたところ、偶然にも全く同じ9月12、13日に群馬に行っていました。
昨年はオニヤンマの複眼に始まり、半分以上はトンボを撮っていたのですが、それに比べると今年はトンボの数が極端に少なく、蝶ばかり…と言った印象を受けました。
蝶ばかりと言っても、蝶の種類が多いというわけでは無く、とにかく個体数が多く、蝶の集団や数頭での求愛行為等で、これも昨年は殆ど見た記憶がありません。
同じ時期でもずいぶん違うモノですね~。(^_^;)
特に多かったのが、渡りの蝶、アサギマダラで、他にはヒョウモンチョウの仲間、ナミアゲハ、キアゲハなどです。
お馴染みの蝶ですが、今年は絵になる状態で撮れたので、満足できたプチ遠征でした。
もちろんトンボの数が少ないとはいえ、ネキトンボやマユタテアカネなどのお馴染みさんはよく見ましたよ。(念のために)
第2回群馬シリーズの1回目は、その数少なかったトンボのホバリングです。
ギンヤンマ 今年は留まっているところに出会えませんでした。 ギンヤンマについては静止状態より空中の方がチャンスは遙かに多いですよね。
同 3000×2000pixでトリミング
オオルリボシヤンマ 縄張りをパトロール中です。 途中で一瞬ホバリングするのを狙いましたが、こういう撮影はAFではピントが抜けるので厳しいですね。 どうしてもMFでピントを追い込む必要があります。
同 3000×2000pixでトリミング EOS7D + EF70-300mmF4-5.6L IS USM ISO800 1/400 F/5.6
今回の同定でルリボシヤンマとの違いがやっと解りました。(^-^)
次回から蝶シリーズの予定です。