今年も最初のブログは富士山にしました。
Nikon D60 ISO200 1/2000 f/8 焦点距離:16mm 高度:約4,800m 富士山上空 北→南
今年はコロナが収束に向かってくれることを願います。
良い年になりますように。
今年も最初のブログは富士山にしました。
Nikon D60 ISO200 1/2000 f/8 焦点距離:16mm 高度:約4,800m 富士山上空 北→南
今年はコロナが収束に向かってくれることを願います。
良い年になりますように。
昨日から本格的な冬の寒さがやって来ています。
皆様、新年は如何お過ごしでしょうか?
まずは例年通り、富士山の年賀状です。
“日本郵政グループ”の年賀状は昨年、終了宣言をいたしましたので、年賀の挨拶状はこれだけになりました。
これでまた一つ断捨離が進み、自由な時間が増えました。
では変わり映えしませんが、11年連続で富士山上空からの年賀状です。
機材:Panasonic DMC-GF1 焦点距離:29mm ISO200 1/2000 f/10 撮影高度:約5,000m
何とか今年はコロナが下火になって欲しいと思います。
このままではプチ遠征も満足に出来ませんからねえ。
大きな台風も出来るだけ少なく、少なく…。
こんな思いも空しいことは解っていますが、それでも願わずにはいられません。
2022年が穏やかな年でありますように。
今年もよろしくお願いいたします。
20日前に始めた“ブログ開設10周年シリーズ”も、今回が最終回です。
最後に残した“関東の蝶”を探してみたら、“私のお気に入り”と言っても問題ない写真を選んでいました。
そもそも私の独断と偏見で、思い入れのある写真を載せるつもりでしたので、まあ、よろしいんじゃないでしょうか?
では始めます。
①サカハチョウ 2016年8月 群馬県 OM-D E-M1 ISO800 1/2500 F/5.6
非常に良いところ(これ、ウドの花なんです。)にとまってくれました。
まるで宝石箱や~。(ん?何か聞いたような…。)
②スジボソヤマキチョウ 2015年9月 群馬県 Canon EOS 7D Mark II ISO400 1/2000 F/8
オオルリボシヤンマの飛翔を撮っていたら、脇の花にモンキチョウのような可憐な蝶が…。
とりあえずトンボは置いといて、こちらに集中!
③ウスバシロチョウ 2014年6月 群馬県 Canon EOS 7D ISO400 1/1000 F/8
名前はシロチョウですがアゲハチョウ科に属します。(ウスバアゲハとも言います)
毎年この蝶を見るのを楽しみにしていますが、最近は東京都内でも見られるようになった…とか。
④モンキチョウ 2016年9月 東京都 OM-D E-M1 ISO320 1/1250 F/5.3
言うまでも無く、可愛らしいモンキチョウです。
この写真は、蝶の色とバックのキバナコスモスのボケが上手く調和しているので、蝶の写真を選ぶときはいつも候補に挙げています。
⑤アゲハ(ナミアゲハ) 2015年9月 群馬県 Canon EOS 7D MarkⅡ ISO800 1/1600 F/6.3
真っ赤なヒガンバナには、アゲハの仲間がよく似合います。
アゲハたちも何故かこの花にやって来て吸蜜する事が多いようです。
この次の⑥、⑦はこの時一緒に撮ったものです。
⑥キアゲハ 2015年9月 群馬県 Canon EOS 7D MarkⅡ ISO800 1/2500 F/6.3
前のアゲハとかなり良く似ています…が。
名前通り若干黄色味が強く、前翅の模様が少し違いますね。
⑦カラスアゲハ 2015年6月 群馬県 Canon EOS 7D MarkⅡ ISO800 1/1250 F/6.3
翅を開くと光沢のある青緑色が美しい蝶です。(特に♂)
この時もう1種類、ジャコウアゲハも吸蜜に来ましたが、場所があまり良くなかったので省略しました。
⑧アオバセセリ 2019年5月 東京都 OLYMPUS E-M1X ISO500 1/1000 F/6.3
10年近く前に沖縄で撮って以来、全く会えていませんでした。
是非もう一度撮りたい…と思っていたら、何と都内で一昨年の5月に会うことが出来ました。
忙しく動き回る、大型のセセリチョウですが、この時は一生懸命吸蜜を続けていたためか、ゆっくり時間をかけて撮影出来ました。
上げていくとキリが無いので、次がラストの蝶です。
⑨アサギマダラ 2015年9月 群馬県 Canon EOS 7D MarkⅡ ISO800 1/1250 F/10
2000kmを旅する蝶、アサギマダラを締めにしたいと思います。
毎年、この蝶を見るのを楽しみに群馬県の赤城山周りに出かけるのですが、昨年はさすがにコロナウィルスのおかげで…。
さて、今年はどうなるでしょう?
トリですので、後2枚行ってみましょう。
⑩2017年9月 群馬県 Canon EOS 7D MarkⅡ ISO500 1/1000 F/6.3
後翅に黒斑がないので、これは雌のようですね。
最後にマクロショットを1枚。
⑪2017年9月 群馬県 Canon EOS 7D MarkⅡ ISO500 1/1000 F/6.3
アサギマダラの頭部をアップでご覧下さい。
複眼の模様が面白いと思います。
12回も続けてしまった10周年記念ブログも以上で終了です。
もし、あと10年続けていたら、また20周年記念もやってみたいと思います。
お付き合いいただいた皆様、どうもありがとうございました。
(皆様の感性に合った写真がありましたでしょうか?)
(ブログ開設10周年 その11)の前に、今日のカワセミレポートです。
今朝は本降りの雨だったので、天気が回復して暖かくなった午後の出勤にしました。
12時半から待機すること約2時間半。
やっと来てホバってくれました。
14時55分 ISO200 1/250 F/8 (36連写の内3枚)
今日は、10名以上のカメラマンさんが来ていましたが、この後風向きが変わり、暗くなってきたところで、私は早めに引き上げました。
帰り支度が済んだところで、カワセミが再登場。
今度は良い角度でホバっていたように見えましたが…まあ、こんなもんでしょうね。(-_-;)
後10分(いや5分…)待てば良かったのにねえ。
さて『ブログ開設10周年 その11』も今回を入れて、あと2回です。
前回からの流れで、今回は“関東の蝶”の予定でしたが、この“関東の蝶”が私の一番お気に入りの写真であろうと思い、最終回に持っていくことにしました。
そこで今日は、長期の出張が多かった会社勤め時代では撮ることが非常に厳しかった、生態写真です。
ここで私が言う生態写真とは、“孵化”“蛹化”“羽化”等の変態シーンのことを言います。
これら、昆虫がその姿を変える時、多くは真夜中から早朝に行われます。
多分その方が敵に襲われにくいからなのでは、ないでしょうか?
したがって、次の朝がその時!となると、早めに仮眠をとって2時頃起き、コーヒーなどを準備してカメラの前に座ります。
一度、日にちの計算を間違えて、3日連続で待機した時は、さすがにバテました。
勤めがあると難しい訳、お解りいただけたでしょうか?
昆虫撮影で、撮れた時の満足感が一番大きいのはこれかもしれませんね。
色々たくさん撮ってきましたが、その中から3つを選んでみました。
まずその1
“アゲハの孵化”から
撮影:2012年5月 EOS7D + Canon MP-E65mm F2.8 1-5× ISO200 1/250 F11 (フラッシュ使用)
卵の大きさが約1mm、幼虫の大きさが2mm強というところでしょうか。
この時はCanonのマクロ専用レンズ MP-E65mm F2.8 を使いました。
通常のマクロレンズは1:1迄のものが殆どですが、このMP-E65mmは5倍まで撮れる優れものです。
次は同じアゲハの羽化シーンです。
撮影:2015年5月 EOS7D + Canon EF100mm F2.8 Macro ISO200 1/250 F9 (フラッシュ使用)
このような変態シーンを撮っていて一番感動するのは、このような羽化シーンです。
最初は上のような1mmの卵だったのに、1ヶ月と少しでこんな美しい羽根を持った蝶に変身するんですからね~。
でも、ツマキチョウのように、蛹になってから羽化するのが10ヶ月後…という蝶もいるんですよ。
今回の最後は、初めの予定では“その他の昆虫編”で紹介するつもりだった“ナナホシテントウの羽化”です。
撮影:2014年5月 EOS7D + Canon EF100mm F2.8 Macro ISO200 1/250 F9 (フラッシュ使用)
ナナホシテントウが羽化したての時、黄色だと言うことをご存じない方が多いのでは?
⑧の翅を伸ばした時は、本当に美しいと思います。
昆虫写真を再開した時、テントウムシの撮影をライフワークにしようか?と思っていた時期もありました。
私にとっては、それほど思い入れの強いテントウムシです。
その他の昆虫編は上手くまとまらないので、無しにします。
では10周年記念ブログは次回が最終回です。
ブログ開設10周年シリーズも、そろそろ終わりに近づきました。
最後に残しておいたのは、私の本命“蝶”でした。
1回目は“沖縄の蝶”です。
かなり昔、私がまだ30歳になる前に始めた昆虫写真でしたが、会社勤めをしながらの撮影は、かなり厳しいものがありました。
おまけに長期の出張が多く、しばしば撮影を中止せざるを得なかったので、仕事をリタイアした時には必ず再開しようと思っていました。
撮影場所で特に行きたかったのが、沖縄県の石垣島です。
昭和の時代に長期の滞在中、道端の白い花で、たくさんの白い蝶が吸蜜していた記憶が残っていたんですよね。
では“南の島の蝶”から始めます。
撮影:2011年6月 OLYMPUS E-5 ISO1000 1/320 F/8
800×600pixですと、丁度“実物大”位になっているのではないでしょうか?
行く度にフワフワ優雅に飛んでいる姿を見ると、沖縄に来た…という感じがします。
撮影:2012年6月 EOS7D ISO500 1/640 F/5
これも沖縄を代表する蝶ですね。
ハイビスカスがよく似合います。
撮影:2015年7月 EOS7D MkⅡ ISO400 1/640 F/5.6
シロオビアゲハには文字通りのシロオビ型(この写真の個体)と次に出てくるベニモンアゲハに似た個体の2種類がいます。
撮影:2014年7月 EOS7D ISO400 1/800 F/5
体が何とも鮮やかな赤色ですが、成熟するにつれて色あせてしまいます。
撮影:2012年6月 EOS7D ISO800 1/2000 F/8
以前も書いたような記憶がありますが、私には“リボンを結んだ蛙の女の子”に見えるのですが…。
やっと翅を開いてくれた、私にとっては貴重な1枚です。
これと似たチョウが…。
撮影:2013年7月 EOS7D ISO400 1/2500 F/5.6
敢えて雄雌を並べてみました。
雄の美しい青は、カワセミブルーを思い出させてくれます。
撮影:2011年6月 OLYMPUS E-5 ISO1600 1/800 F/7.1
10年前には、たくさんのリュウキュウアサギマダラを見たのですが、近年は随分数が減ってしまったように感じています。
撮影:2012年6月 OLYMPUS E-5 ISO800 1/500 F/8
上のリュウキュウアサギマダラとソックリですが、違う蝶なんです。(自宅に帰ってから気づきました)
おそらく台湾方面からの“迷蝶”だったのではないでしょうか?
撮影:2011年6月 OLYMPUS E-5 ISO1000 1/400 F/8
独特な形の蝶ですよね。
私のカミさんは、この蝶を初めて見た時「蛾だ、蛾!」と騒いでいました。
撮影:2012年6月 EOS 7D ISO1600 1/800 F/7.1
この蝶、見たかったんですよね。
現地で、いる可能性の高い場所を聞いて出かけたところ「ビンゴ!」でした。
撮影:2011年6月 OLYMPUS E-5 ISO1600 1/2000 F/7.1
モンシロチョウとモンキチョウの中間のような美しいシロチョウです。
この模様は雌のようですね。(雄は黒い部分が少ないです。)
撮影:2012年6月 EOS 7D ISO800 1/200 F/8
雄は光沢のある紫色の前翅を持っています。
他にも(リュウキュウムラサキのような)紫色の蝶が何種類か生息しているのですが、まだこれは!という写真が撮れていません。
以上で沖縄編は終わりです。
今年はコロナ騒ぎが終わって、気兼ねなく沖縄撮影旅行に行きたいのですが…どうなるでしょう?
次回は“関東の蝶”or“生態連続写真”どちらにするかまだ決めていません。