ブログ開設10周年シリーズも、そろそろ終わりに近づきました。
最後に残しておいたのは、私の本命“蝶”でした。
1回目は“沖縄の蝶”です。
かなり昔、私がまだ30歳になる前に始めた昆虫写真でしたが、会社勤めをしながらの撮影は、かなり厳しいものがありました。
おまけに長期の出張が多く、しばしば撮影を中止せざるを得なかったので、仕事をリタイアした時には必ず再開しようと思っていました。
撮影場所で特に行きたかったのが、沖縄県の石垣島です。
昭和の時代に長期の滞在中、道端の白い花で、たくさんの白い蝶が吸蜜していた記憶が残っていたんですよね。
では“南の島の蝶”から始めます。
撮影:2011年6月 OLYMPUS E-5 ISO1000 1/320 F/8
800×600pixですと、丁度“実物大”位になっているのではないでしょうか?
行く度にフワフワ優雅に飛んでいる姿を見ると、沖縄に来た…という感じがします。
撮影:2012年6月 EOS7D ISO500 1/640 F/5
これも沖縄を代表する蝶ですね。
ハイビスカスがよく似合います。
撮影:2015年7月 EOS7D MkⅡ ISO400 1/640 F/5.6
シロオビアゲハには文字通りのシロオビ型(この写真の個体)と次に出てくるベニモンアゲハに似た個体の2種類がいます。
撮影:2014年7月 EOS7D ISO400 1/800 F/5
体が何とも鮮やかな赤色ですが、成熟するにつれて色あせてしまいます。
撮影:2012年6月 EOS7D ISO800 1/2000 F/8
以前も書いたような記憶がありますが、私には“リボンを結んだ蛙の女の子”に見えるのですが…。
やっと翅を開いてくれた、私にとっては貴重な1枚です。
これと似たチョウが…。
撮影:2013年7月 EOS7D ISO400 1/2500 F/5.6
敢えて雄雌を並べてみました。
雄の美しい青は、カワセミブルーを思い出させてくれます。
撮影:2011年6月 OLYMPUS E-5 ISO1600 1/800 F/7.1
10年前には、たくさんのリュウキュウアサギマダラを見たのですが、近年は随分数が減ってしまったように感じています。
撮影:2012年6月 OLYMPUS E-5 ISO800 1/500 F/8
上のリュウキュウアサギマダラとソックリですが、違う蝶なんです。(自宅に帰ってから気づきました)
おそらく台湾方面からの“迷蝶”だったのではないでしょうか?
撮影:2011年6月 OLYMPUS E-5 ISO1000 1/400 F/8
独特な形の蝶ですよね。
私のカミさんは、この蝶を初めて見た時「蛾だ、蛾!」と騒いでいました。
撮影:2012年6月 EOS 7D ISO1600 1/800 F/7.1
この蝶、見たかったんですよね。
現地で、いる可能性の高い場所を聞いて出かけたところ「ビンゴ!」でした。
撮影:2011年6月 OLYMPUS E-5 ISO1600 1/2000 F/7.1
モンシロチョウとモンキチョウの中間のような美しいシロチョウです。
この模様は雌のようですね。(雄は黒い部分が少ないです。)
撮影:2012年6月 EOS 7D ISO800 1/200 F/8
雄は光沢のある紫色の前翅を持っています。
他にも(リュウキュウムラサキのような)紫色の蝶が何種類か生息しているのですが、まだこれは!という写真が撮れていません。
以上で沖縄編は終わりです。
今年はコロナ騒ぎが終わって、気兼ねなく沖縄撮影旅行に行きたいのですが…どうなるでしょう?
次回は“関東の蝶”or“生態連続写真”どちらにするかまだ決めていません。