MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

もう一頑張りで

2015年05月30日 | 昆虫

今朝、アゲハ7号、8号が羽化し、残り3頭になりました。

ここまで8頭中、動画4頭、静止画2頭、ミス2頭という状況です。

写真が撮れなかった2頭の内1頭は、私の判断ミスでした。

2~3時間は羽化しないと思って昼飯にしたところ、その間に出ちゃったんですよね~。

昼食に行く前に1枚撮ってから離れたのですが、その写真をよく見れば羽化寸前の兆候が写っていたんですよ。

寝不足とは言え…、ドジですね~。(-_-;)

もう1頭は…、

これ(アゲハ4号)なんですけど、最後までこのまま…羽化しませんでした。

この幼虫が蛹化時、一番手間と時間がかかって苦労したんですよね。

その時、疲れちゃったんでしょうかね~?(今回の中で一番良い場所で蛹になってくれたのに…。)

撮れなかったのは、この2頭なのですが、もう一つ残念なことがありました。

今朝、アゲハ7号が羽化した瞬間です。

2時間程休ませて、飛び立たせました。

(私は、手だけの出演です。)

「元気でまた戻っておいで~。」と放し、飛んでいくのを見届けて、次の8号を放そうとした時のことでした。

隣で見ていたカミさんが、「あ~っ!鳥が食べちゃったよ~。」…だって。

飛んでいるアゲハに向かってヒヨドリが飛んできて、咥えて行っちゃったみたいです。(私は見ていませんでした。)

「え゛~、そりゃ無いよ…。」(T_T)

自然の厳しさは解るけど~、やっと羽化させたのに~。

あ~あ、ガックリ…。(-_-;)

 

今日の午後は暇になったので、TG-4を持ってウォーキングに出かけました。

ハルジオンにとまるモンキチョウを1枚。

OLYMPUS Viewer 3で現像してみましたが、なかなか良い感じです。

コンデジにしては質感が良く出てますね。(自己満足ですけど)(^-^)

まだ使い慣れないので、戸惑う事が多いです。

 

明日の朝9号、10号が、明後日11号が(台風のことではありません…ハイ。)羽化して完了の予定です。

早くゆっくり寝たいな~。(^^;)

 

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予定通りにはいかないようで…。

2015年05月28日 | 昆虫

予定では既に11頭の蛹の内、半分は羽化している予定だったのですが、最初の1号、2号以外はまだ蛹のままです。

最初の2頭だけ蛹化後1週間で室内に入れてしまったため、他とは温度などの条件が違ってしまったのでしょうね。

明日の朝には3号が羽化しそうな気はするのですが、こればかりはね~。(^^;)

アゲハの生態写真は今年最優先の撮影対象でしたから、手抜きは出来ません。

ひたすら待つのみです。

あと1週間…頑張ります。

ネタが撮れていませんので、アゲハ1号の複眼の写真でも…。

EOS7D + EF100mm F2.8 MACRO   ISO200  1/250  F5.6

来週末には久しぶりに群馬方面に行きたかったのですが、どうなるでしょう??

 

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アゲハの羽化が始まりました。

2015年05月26日 | 昆虫

いよいよ今年の【山場】です。

過去のデータからすると明後日あたりから羽化が始まるはずだったのですが、今年は蛹になるのが早かったので、先週の金曜日から準備はしていました。

昨晩0時30分頃に蛹の様子を見たところ、蛹2号の上半分が黒くなっていました。

こうなると『遅くとも半日後には羽化するよ。』というサインです。

でも、1時間早く蛹化した1号にはその雰囲気がありません。

とりあえず5時迄は寝ておきましょう。zzzz…(-_-)

5時前には蛹1号にも羽化の兆候があったので、1号は動画用にE-M5を、2号には静止画用に久しぶりにEOS-7Dをセット。

蛹化や脱皮の場合は変態のスピードがゆっくりなので、EM-5の1台で済むのですが、羽化は蛹から直ぐに出てしまうためダブル撮影はちょっと厳しいんですよね。

5時10分 羽化前は上半分がこんな風に黒く変わります。

7時53分 まさに蛹から出る瞬間です。

7時54分 蛹が割れた時から、ここまで1分半くらいでしょうか。

7時59分 ここまで翅が伸びればもう大丈夫です。

8時58分 綺麗な蝶になりました。 飛ぶにはもう少しかかります。

9時47分 部屋の中を飛び始めたので、ソッと捉まえてベランダへ。 この後無事に飛んで行きました。

今までの経過を見ると

4月23日産卵 → 4月29日孵化 → 5月15日蛹化 → 5月26日羽化 でした。

1mm足らずの卵が約1ヶ月でこんな蝶になっちゃうんですよね。

何回撮っても不思議です。

蛹1号は、3時間以上遅れて11時15分に羽化しました。

こちらは動画で撮影出来ました。

さあ、今週一杯が山場です。

あと9頭!

 

 

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お散歩カメラに。 OLYMPUS TG-4

2015年05月23日 | カメラ関連

ちょっとアゲハは一休みです。(^^)

予約しておいたOLYMPUS TG-4が届きました。

昨年、買うのをかなり迷った末に止めたカメラ、TG-3の後継機です。

その欲しかった理由の第一は、顕微鏡モード(マクロ撮影)で『深度合成モード』があったことです。

マクロ撮影の時は非常にピントが浅くなってしまうので、ピントの位置をずらしながら数枚撮影し、後で合成する、という方法があります。

昆虫カメラマンの海野和男さんが以前からこの方法で撮影されていました。

それが、コンデジで自動的に出来てしまうんですよね~。(凄いですね~。)(^^;)

それでも最終的にTG-3に手を出さなかったのは、通常の撮影でもRAWで撮れなかったからなんです。

それが今回のTG-4では可能になっちゃいました。

(深度合成モードではさすがにRAWはダメなんですけどね。)

それでも、散歩の時などポケットに入るサイズでこの性能なら、無理してでも手に入れる価値はある。…ということにしてポチッと。

今日中にはアゲハ1号が羽化しそうにないので、とりあえず試し撮りに近所まで。

手頃な撮影対象が見つからず、散々探し回った末、やっとハルジオンにナナホシテントウが留まっているのを見つけました。

結構風が強かったので、(揺れが大きいと深度合成モードが使えないそうです。)左手で花を持ち、右手だけで手持ち撮影です。

シャッターボタンを押すと、連続8枚のシャッター音がしているのですが、その間モニターはブラインド状態。(不安な気分…)

「ホントに大丈夫かいな?」と待つこと数秒…「うん、何とか撮れてる見たいですよ。」

結果的には最初の1枚と、合成後の写真の2枚が保存されていますね。

こちらが1枚目に撮られたカットです。

こちらが合成後ですが、一応解りますね。

こちらはRAWで撮って、OLYMPUS Viewer3 で現像したものです。

さすがに昨日の今日、ろくに説明書も読まずに使っているので、勘違いしている所もあるかも知れません。

一つ残念だったのは、Aモード(絞り優先モード)で自由に絞りが選べない、と言うことです。

どういう事か?と言うと、一番ワイド側で選べる絞りは 2.0→2.8→8  テレ端は 4.9→6.3→18 中間あたりだと 2.9→4.0→11 と、こんな感じなんです。

つまりテレ端で8とか11は使えない、ということなんですよね。(-_-;)

「もしかして、初期不良?」

即、サービスセンターに電話したところ、担当のお姉さんは「そうなっております…。」ですと…。

これを絞り優先と呼ぶには、ちょっと辛いんじゃないですかねえ、OLYMPUSさん。

これだとPモードで撮るしか無いのかなァ…??

ただタフさはさすがです。

水深15mで使用可、落下衝撃2m、耐荷重100kgは安心して持ち歩ける数字ですね。

ボチボチ勉強しながら散歩のお供に持って行くつもりです。

 

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緑色の蛹と茶色の蛹

2015年05月21日 | 昆虫

昨晩、最後の幼虫が蛹になり、これで11頭全て無事に蛹化が終わりました。

おかげでカワセミ撮影に出かける時間、体力、共に余裕がありません。(^^;)

 

ところで、アゲハの蛹の色には2種類あるのをご存じでしょうか?

今回蛹化したものは茶色の蛹が6頭、緑色の蛹が5頭とほぼ半々でした。

ところで、何故2色の蛹が出来るのでしょうね?

(越冬時の蛹には、この2種類の他にオレンジ色っぽいものもあるそうです。)

おそらく殆どの方が「保護色になるんだろう。」と、お答えになるのでは?

次の写真をご覧ください。

茶色の枯れ枝で茶色の蛹になりました。(まさに保護色…。)

こちらは温州ミカンの茎で緑色の蛹になったものです。

「ほら、やっぱり保護色だ。」という声が聞こえてきそうな…。(^^)

でもちょっと待ってくださいね。

こんな蛹も出来たんですよ。

これは、茶色の枝に緑色の蛹でした。

つまり保護色は関係ないって事ですよね。

以前、気になって色々参考書を調べたところ…、ありました。

こんな実験調査をした本が…。

『蝶・サナギの謎』 平賀壯太 著  トンボ出版 です。

この本に書いてある実験の結果によれば、サナギになる場所がザラザラしている(紙ヤスリのように)と、ほぼ100%茶色の蛹に、少しザラザラの場合80%が茶色、ツルツルしていると約90%が緑色になったそうです。

これは少しザラザラのようですから、少数派、20%の緑色なんでしょうか?

どちらにしても、本に書いてあった実験結果と、ほぼ同じになったようですね。

他には、光の当たり方や食草でも差が出てくるそうです。

もし興味のある方は読んでみては如何でしょうか?(イモムシに興味のある方はそれほど多くないでしょうが…。)(^^)

現在、11頭の蛹は仮飼育小屋に入っています。

もう餌の心配や、糞の掃除をしなくていいので、その点は楽になりました。

明日から蛹化1号、2号を室内に入れて羽化待ちの観察予定です。

なんとか無事に羽化してくれると良いのですが…。

どちらにしても当分の間、屋外撮影に出かけられそうも無いかな~。(^^;)

※撮影機材(動画、静止画共) OLYMPUS E-M5 + M.ED60mm Macro F2.8 + FL36R(ディフューザー使用)  ISO200  1/125  F8~11

 

 

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