赤城山方面に“アサギマダラ”が来ているとの情報が入りました。
そう言えば長いことプチ遠征に出かけていませんでしたので、急遽、決定!
調べてみたら最後に赤城方面に出かけたのは2017年の9月でした。
何と、4年ぶりじゃないですか。
2018年は“座骨神経痛”で車に乗れず。
2019年は出かけようと思ったら“ギックリ腰”。
2020年はもちろんコロナのおかげで出かけられるはずも無し。
まだコロナ騒ぎは終わっていませんが、山歩きをしながらの蝶撮影ですから、まあ問題ないでしょう。
機材は小型の三脚をバッグに差し込んで(殆ど手持ちなので必要ないとは思いますが…。)、
カメラはOM-D E-M1 MarkⅢ + ED40-150mm F2.8 PRO + MC-14 と、いつもの昆虫仕様です。
現地についてあれっ?と思ったのは、咲いているはずのフジバカマが殆ど枯れてしまっていたことです。
この花が無いとアサギマダラは…どうなるんでしょう?
それでもアザミがまだ残っているので、こちらに期待するしかありません。
やはりフジバカマに来てはいますが、枯れた花どまりでは絵になりません。
それでもアザミで美しい雌のアサギマダラが吸蜜していました。
アザミで吸蜜するアサギマダラの雌 ISO500 1/320 F5.6 焦点距離:170mm
ところで、アサギマダラの雄雌は何処で見分けるかご存じでしょうか?
それは、ここです。
アサギマダラの雄 後翅に矢印で示した黒い性標があるのが雄です。
1枚目の雌と比較して下さい。 ISO640 1/250 F5.6 焦点距離:115mm
(アサギマダラの豆知識でした。)
翅を開いたところを1枚 ISO250 1/200 F5.6 焦点距離:100mm
2頭でお見合い?って両方雄でしたね。 ISO640 1/250 F5.6 焦点距離:125mm
最後は花を変えて…。
サラシナショウマと言う花です。 ISO2000 1/320 F6.3 焦点距離:155mm
撮影はお昼前後の2時間少々でしたが、まあ、これくらい撮れればまずまずでしょう。
来年はもう少し早めに来たいと思います。
今回は OM-D に搭載されている『ブラケット撮影』機能を使ってみました。
これは1コマごとにピントの位置を変えて撮影し、自動的に合成出来る機能です。
マクロ撮影の時などに浅いピントをカバーしてくるので、慣れたら面白いかもしれません。
初めて実践でテストをしてみましたので、次回に上げてみます。