私が昆虫を撮るときは、主に図鑑的写真になるような撮り方をします。
原則、昆虫全体にピントが来るように撮るので、絞りは11前後を多く使います。
例を挙げれば、前回の記事の1枚目、ヒメアカタテハのような写真ですね。
とは言え、このところ昆虫シーズンも終わりに近づき、毎日お馴染みの虫達しか来ないので、前回から普段撮らない手法、絞りを4前後まで開いてピントの浅い写真を試しています。
撮ってみると、また違った世界も見えて結構楽しいものですね。
こういう撮影に向くのマクロレンズは、絵に雰囲気のあるTAMRON SP AF 90mm MACRO か、離れて撮れるSIGMA APO MACRO 150mm でしょうか?
K-5 + TAMRON SPAF 90mm MACRO ISO 400 1/800 F4.0
(比率が4:3になるように若干トリミングしています)
K-5 + TAMRON SPAF 90mm MACRO ISO 400 1/640 F4.0
E-5 + SIGMA APO MACRO 150mm ISO 400 1/1250 F4.0
被写体は、やはり思い入れの深いツマグロヒョウモンです。
今年我が家のベランダで冬を越した子供達の、孫の世代でしょうか?
SIGMAの切れ味も捨てがたいですが、ボケと雰囲気で、今回は(個人的に)わずかにTAMRONの方が好みの絵になっているようです。
また別の昆虫で試してみたいですね。