省エネといわれて久しくなるが我が家の古い電化製品は今のところ18年目の冷蔵庫、14年目の洗濯機と乾燥機、
22年物の電子レンジ、そして22年働いていた冷凍庫はさすがに今年買い替えた。
最新のものは本当に省エネ効果があるのだろうか動いているうちはこのままでいいのだろうと思うが。
最近何かのプロモーションでもらった省エネ電球をつけてみたがひどく暗い,それだけではなくみすぼらしくみじめな気にさえなる。
それはボクが小学生だった昭和30年代の頃の古い我が家の居間を彷彿とさせる
あの頃は確か20ワットか30ワットの裸電球が一つついていただけだった。
その頃でさえ夜の明かりのわびしさは子供なりに時おり感じていたものだ。
そしてしばらくすると近所の家に蛍光灯という白く昼間の明かりのような照明が入りだし
それがほとんどの家庭の窓から漏れて来るのには時間がかからなかった。
イギリスに住むようになってその蛍光灯ともおさらばし白熱電球の良さを感じだした。
白熱電球がしばらくするとこの世から無くなるという、その温かさや雰囲気の良さはハロジェンやLEDからは得られないだろう、
このまま白熱電球が消えていったらおそらく夜の景色はだいぶ変っていくことになるのだろう、
それともすでに変ってきているのか。