「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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紙パンツ購入放浪記?

2007-11-28 | ●介護録(~2015.2月)
我が家の近くには二件のドラッグストアがある。少し足を伸ばせばもう二件ある。

ただいまのお気に入り(?)はライフリーのうす型紙パンツと尿パット。どちらも歩ける人用。
紙パンツは最後の処理のテープ止めがなんとなくやりやすく(気のせいかも?)パットは、数あるパットの中では小さめで、ズレ防止用にマジックテープみたいなのがついているので、他の製品のようにいちいちテープをはがさなくてヨイのが気に入っている。

さて、店は近いのだけど、私は車に乗らないのでまとめ買いがしにくい。紙パンツは軽いけどかさばる。
紙パンツオンリーになって「あっ、もう買い足さなきゃ」と思うこの頃。Net注文することにした。

最初に思い浮かんだのはケンコーコム。
しかし!ライフリーの、S、L、LLはあるのに、Mがない!
パットもいつも使っているのがナイ!なんでーーーーーとPCの前で叫んだワ

それで楽天で検索。楽天シニア市場なんて知らなかったのよ。
おむつ専門店ヒットしました。Net利用したい方、一度見てみてね。

ここ、紙パンツ4パックで~円…というセット販売もしてる。種類も多い。
一万円以上で送料無料。紙パンツとパットをまとめ買いすると結構なお値段になるけど、あんまり買っても保管場所が確保出来ないのでセーブすると一万円に届かない。
でも、安心
テイッシュなどの日用品の「99円コーナー」とか「このコーナーの商品を一つでも買えば一万円以下でも送料無料」などあるので調整可能。

楽天ポイント使って買ったけど「せっかくのポイントで紙パンツか~~」とちょっと虚しさを感じた私。もっといいもの買いたかったよ~~~

完璧だった!

2007-11-27 | ●介護録(~2015.2月)
日曜日の母は、パジャマのままでなかなか着替えてくれなかった。
とごにも出かけないし、構わないけど、ただ、紙パンツのことが気になって、なんとかそれだけでも替えたいと思った。
何度が母に声かけしてみるんだけど……ダメ…。
パンツはしっかりオシッコを吸収してタポタポしている。

しばらくして気がつくと、母は紙パンツを自分で脱いでノーパン。パジャマのズボンをはいただけ。
このままでは危険だ。
失敗したら困る。
……と、思っていたら、すでに失敗していた。床が濡れている。
私の心はだんだんと…だんだんと………。

「お願い、パンツ、はこうよ」
あの手この手で母に言う。いろんな方向でせめてみた。だけど母はガンとしてきかない。
最後には泣いてしまった私。
泣いて頼んだって母は聞いてくれないけど、涙が止まらない。

苦しい……。

あきらめて、寝るまでこのままかな…と覚悟して立ち直り…。しばらく時間をおいて再度トライしてなんとか紙パンツをはかせることに成功。
長かった……。

だけど、姿はパジャマです。もう後は寝るだけだから楽でいいわ…とおもったら、夜8時を過ぎて、母が自発的に着替えていた。

見れば、下着も身につけ、タイツもはいて、その上にセーター&カーディガン、そしてズボンを正しくはいていた。
ちよっと、ビックリ!完璧じゃん。

「出来る」こともあるんだよね~~今でも、

Thank you !Hillman

2007-11-27 | ■ファイターズ
I'll be back………と言って、ヒルマン前監督が帰って行った。

昨日の各局ローカル番組は、24日のVパレード、25日のファンフェス、そして梨田新監督出演と、ハムの話題でいっぱい。

多分、珍しいことだと思うんたけど、ファンフェスで、ヒルマンさんから梨田さんへ、88の背番号がついた練習用Tシャツが手渡される引き継ぎ式?とでもいうべきセレモニーが行われた。
優勝しての勇退だからこそ出来ることだけど、こういうのも、いいな~と思った。
シーズン終盤のヒルマン監督の退団発言に日本シリーズマオの渡米、シリーズ後にはコーチの解雇など、ちょっとイヤな感じもあったんだけど、ともかく、こういうセレモニーで、とにかく気持ちよく来期に向かおうという気持ちにもさせてくれる。
問題がなにもないことはないけど、とにかく、ハムという球団はファンを裏切らないゾ…と、思えたファンフェスでありました(TVで少し見ただけだけどサ)

ヒルマンさん、日本語で森山直太朗の「さくら」熱唱。惜別の唄だもんね~泣いちゃうよね~聞いてたら…。

成績が悪くて去るのではなくて、勇退するとこんなふうに盛大に、別れを惜しまれ、感謝に包まれて去っていけるんだなぁ~。
ヒルマンさん、幸せな人。

Vパレードの途中、大沢親分を見つけるとオーブンカーを降りて駆け寄り頭わ下げていたヒルマンさんは、日本人より日本人的。
ジェントルマンであるのはいうまでもないけど、あの方は、クレーバーで、契約社会での立ち回り方もよく知っているんだワ…なんてことも友達と話していた。(よい悪いではなくて)

10年後、彼はまたハムに帰ってくるかも知れない。
その時には、今、育てた選手たちがコーチになってたりしてね。

「雨がふっても」田村みえ

2007-11-26 | ▼ユルユル日常
最近、はまったキャラ「てるてる天使」の絵本です(1ページ文章は一言…って感じ)。
来年の手帳を探しに行って出逢いました。何年も前からあったらみたいだけど、私が見に行った地元のデパートでは、去年は入荷していなかったような気がします。

発売元のHPを見たら、ステーショナリーグッズがいろいろあるようなんだけど、デパートには手帳とカレンダーしかない。
そのHPではNet販売もしていないので、楽天市場のショップをさがしたけれど、ほぼ品切れ。
A6サイズのモノをデパートで購入したけど、日記用にB6もほしいな~とおもったんたけど……残念。
再来年はもっと早めにNetで買おう!(今から再来年の話かい!?)
で、B6が手に入らなかった腹いせに?絵本購入…よくワカンナイ流れですが…(^◇^;)

本を開くと、最初に「ずっとずっと、たったひとりでがんばってきたんだね」と。すでにそこで泣きそう。

ひらがなが多いこのメッセージ、母に見せました。すると
「優しい人だね」と…。

でも、内容を把握しきったとは言い難く、「一年中 咲きつづける 花なんてないんだからね」…というような文は、それが比喩する意味をとらえる事は出来ないので、「あら、そうなの、花なんてないの」なんて言う。

「いつもココロにすいとうを…つかれたときに まぁ 一杯」を読んだ後には
「そんなにお茶ばかり飲んでられないわ」とピシャリ…(゜o゜)ヾ(--;オイオイ...
そして「すいとうを…」の「を」のあとの三点リードがフシギらしく、なんて読むの?と質問された。

てるてる天使のノートが欲しいな~
実はノートフェチです。用途も決まってないのに雑貨屋さんで買います。こだわりは、リングノートであること。サイズはB6かA5かA6。表紙がシッカリしてること。だけど、市内では、かなかな私好みのノートが入荷しない。たった一件の雑貨屋さんが頼みの綱。そのせいか、新しいタイプが入荷すると、買っておかなくっちゃ…と思う。ノートため込んでどうするんだ?
いつからこんな私になったんだ?


カンガルー母?!

2007-11-23 | ■ももちゃんと一緒(おまけ)
↑母です。
ももちゃんをパンツに挟んで写真撮りました。
こういうことは嫌がらないのよね、母は。
「顔はイヤだよ~」とイイながら、ちゃんと背筋のばして立っております。

最近、ももちゃんを手にしながら幼児に話しかけるようなハイトーンで話します。

「○○だからね、いい子だから、待っててね。」などと……。

ちよっと引きます……

幻覚(幻視?)も確実に増えていると思われます。
これが初期から出るのがレビー小体型認知症らしい。いつだったかTVで医師が実際には見えていないモノが見えてしまう脳のしくみを話していた。
聞いた時は「なるほど」とおもったけど、今、説明しろと言われても出来ない…(^^ゞ
脳のメカニズムのお勉強、してみる?

★……★……★……★……★

今日も朝からお腹が痛い(病気ではありません)

こんな日に限って、久々に便失禁(軟便)であります…… ( ̄◇ ̄;) ハゥー

おっきい方は臭い……


悲しみ

2007-11-21 | ▼ユルユル日常
昨日、学生時代の友人から短いメールがありました。
お父様が亡くなったと…。

彼女と電話で話したのは一ヶ月くらい前、誕生日にプレゼントを貰ったのでお礼の電話をした時。
特にお父様の具合が悪いというような話はなかったし、これまでにも聞いたことがないので、突然のことだったのかもしれない。
(簡単な返信をしただけで、まだ彼女とは話していないのでくわしいことはわからない。もし突然のことだったとしたら、その悲しみはどれほどのものか…。)

彼女の短いメールには………ビゴのお父さんが亡くなった時、その悲しみをゼンゼン理解していなかった、ごめん………という一言がありました。

そんなこと、今はどうだっていいのに…、ツライ時に、そんなことを考えた彼女のことを思うと、泣けて、泣けて、仕方ない。

だんだん「親の死」という話が増えてくる。
知り合った時には私と同じように、すでに片方が他界している方もいる。
そういう年代であることをしみじみ感じながら、ダレもが通る道だけど、なんて悲しいんだろう~と、思わずにいられない。

80、90を過ぎてなお元気なお年寄りの話題を目にすると、うらやましいと思うことがある。
今朝もラジオで、90を過ぎた母親が漬け物をつけてくれたことに感謝しているという投稿があった。
足腰が痛いのに漬けてくれた…と。
偏屈な私は、そんな「いい話」を聞きながら「いい加減、これからは私が漬けるからね」くらい言えよ~と心の中で突っ込んでいた。
これって多分、妬み。

生きるってホントに苦しいね。
悲しいこと、ツライこと、苦しいことが山のように転がっていて、その中から小さな、小さな幸せのタネ、どれくらい、探せるのかな……。

雪です

2007-11-20 | ▼ユルユル日常
十勝もようやく降りました。

北海道各地雪の話題だったのに、ちよっと出遅れていた(?!)帯広も降りましたよ~。
積もるかな~?
滑るのはイヤなので、これからの季節はちょっと気重です。

冬靴、出さなきゃ!
オーバーコートも出さなきゃ!

ああ~寒いよ~

ピーク越え…

2007-11-19 | ●介護録(~2015.2月)

今日、母はお泊まりです。タイミング、よいです。

数日間のイライラ、土曜日がピークだったらしく、下の記事に書いたとように、母の薬を貰いに行った内科で、すでに待合室にいるときから半泣き(これがなんの涙かワカラナイんだけど)だった私は、医師の前で全身の力が抜けたように泣き崩れてしまいました。うーん、恥ずかしい。こんなの初めて~~~

こんなことってあるんだな~…と、なんか大げさなドラマみたいと思うけど、人間って、やはり、あるんだね、そんなふうになっちゃうことが。介護をしていなかったら知らずに人生終えていたろな~。

その後、電話やメールをもらい、元気づけられた私です…が、それでもタメイキつきながら夜を迎え、母の行動にキレたりもしつつ……どうにかこうにか、その夜は母も素直に着替えもしてくれて、私も眠りにつきました。

日曜日どうなることか、コワカッたけど、母がゆっくり寝ていたので、私もベットの中でウダウダ…。その時間が心の回復にも役だったらしく、鬼門の日曜日、乗り切りましたよ~
荒れ模様と言われていた天気も十勝はそこそこに晴れた(寒かったけど)ので、母を連れてスーパーまで行き(77円のカボチャをゲット)休憩コーナーでココア飲んで時間つぶし。
夕方は、カボチャ団子作っちゃったモンね!
今回は電子レンジでチン!ラクチン
(この日の母、優等生。日曜なのに玄関出入りが一度もなく、多少、あれこれモノ移動をしてくれたけど、まあ、許容範囲。顔も洗い、歯も磨き、ちゃんと着替えてヨイ子で布団へ)

苦しかった数日もやっと抜け……周期的ないつものこと…だったのでしょうが、ちょっと重症でした。あの苦しさを思い出すと、やはり、ちよっとお薬が欲しいかな~と思うんです。でも、こうして時間とともに回復するなら、飲む必要はないかな?とか、まあ、いろいろ考えます。サプリメントとかハープとかでガンバルか?でも、あんまり効果を感じナイのよね。

今日のデイのお迎えスタッフさんの一言
「K子さん(母)、今日は一晩(一緒にお泊まり)Fさん(仲良しオンニ)とムフフだね。修学旅行みたいに」
ムフフ…って

 


治まらないイライラ

2007-11-17 | ●介護録(~2015.2月)
携帯から。

一晩過ぎても、私の狂った心は回復していなかった。

デイスタッフが今日6時までにしましょうか?と言ってくれた。

内科にいった。母の薬が明日でなくなる。
待合室にいる時からヘンだった。
医師の前で泣き崩れた。安定剤の処方を医師はすすめなかった。介護経験者でもある先生と話し、少しは落ち着いた。

自分が少し見えた。

薬、着替え、紙パンツやパットのこと…この数カ月コントロールしやすかったことに私が慣れすぎて、この数日の母の状態について行けてなかった。
だから昨夜はパジャマにならないこと、歯を磨かないことに異常に苛立ったに違いない。

去年までを思いだせ!服のまま寝るのも歯を磨かないのも日常茶飯事。ショウガナイって思ってきたじゃないの!

…と、思えてきた…でも、まだ心は完全回復してない。
6時になるのがコワイ。

昨夜の自分はパニック状態。介護事件の当事者になりそうで…。

もう少し泣こう。それでストレス物質が消えるなら、果てるほど泣きたい。
でもお腹は空いた!私はきっと大丈夫

他人事じゃない―介護事件

2007-11-16 | ●介護録(~2015.2月)
先日、釧路で50代男性が寝たきり80代母親に暴行し逮捕された。お水を飲まそうとしたら吐いたので腹がたち、スリッパなどで頭を殴ったということだった。

きっとこの人は、周りに、水分を取ってと言われ続けていたに違いない。だから、一生懸命水を飲ませようと努力したんだろう。
その気持ち、泣きたいくらいわかるよ。(ああ、泣いちゃいそう)

周りは健康管理のために簡単にそう言う。(水分補給に限らず)

なぜ、薬をきちんと飲まないの?毎日飲まなきゃ意味がないのよ。
水分あげなきゃダメよ、特に夏場は。
そろそろ下着を長袖シャツにしたら?
スカートなんて寒そうよ。

ぜーんぶ、介護者のせいよ…みたいに聞こえるのよ。
認知症がどんな病気か知ってるはずの人でも、自分たちの前ではいい人であることが多い母ようなタイプだと、言い聞かせるのは楽だと思いがちらしい。

こうして介護者は追いつめられる。
心に余裕があれば、「今日は水休み」くらいに思える。でも、追いつめられた気分の時は「ダレのためにこんなことしてると思うの?水くらい素直にのんでよ」とそれは心からの叫び。
私は「手より口」だけど、男性介護者だと手が先に出てしまうことも多々ありそうだ。

このことを放送したローカルTVで、コメンテーターなどが言ったことは……
「家庭での虐待は密室。風通しを良くしなくては」
「介護のストレスが弱者にむいてしまう。これは氷山の一角。お年寄りを守らなくては」
「家庭での虐待は、家族が内部告発でもしないかぎり外に出てこない」
などといったもの。
以前、介護者の救済、権利…なんて話も出ていたのに、今回のコメントはガッカリ。
さすがに事件を起こしてしまった男性を責めることはなかったけど、風通しって、どういうこと?告発って何?
虐待されている人を早期に発見出来るように風通しよく…、とか、家族が内部告発しなくても外からわかりやすく…って聞こえてしまった。

もちろん、今まさに虐待されている被介護者は救わなくてはならないけど、根本的に防ぐために何が必要か、国が施設から在宅へとシフト変更している今、「風通し」の方向性を見誤ると、介護者を追いつめるだけだということに気づいて



最近の母ときたら、紙パンツを脱ぐ、パットもはずしちゃう。やめて~~そのままでいたら、床濡らすーーー。そのままで眠られては困るーーーーー。
ノーパンなのに、「はいている」と言い張る。
反抗期か
ああ~反抗したいのは私だ