「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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【介護る】キレる

2010-01-31 | ●介護録(~2015.2月)

(▼▼メ)

昨日はトイレでキレました

おパンツ取り換え拒否されたから

いつもより強い抵抗
突き飛ばされる……まではいかなかったけど
敵意をビシバシ感じてしまったな~~

こっちは、今この時にパット取り換えて寝て貰いたい…というのがあるから
時間を置くってこともせず強攻した

母の抵抗→待てずに強攻→敵意

仕方ない流れ

その後もキレたままの私は、母のさらなる抵抗(パシ゜ャマのズボン拒否)に
ズボンを投げ捨てて母もトイレに置き去り

一人で歩けるから、別に問題ないし…

母、トイレに私が残してきたズボンだけでなく、使用済みパットにトイレマットまで
持って居間にもどったてきた

ソレ見てまたムカムカしちゃうんだよね~~
なんでパットまで持ってくるだよーーー
トイレマットなんてもってくるなーーーーってさ

そうしたらいろんな思いが湧いて来て止まらない

なんでこんなことやってんだよ、私
なんでこんなことしなくっちゃならないんだよ
毎日毎日、こんなことばっかり……いいことなんて何もないよ~
もう、うんざり……
片づけるのは全部こっちなんだからね、もうヤダ、あー腹立つ!
とかなんとか母に向かって言ったら

「ほんと、いやな人ね」

だってさ。

あ~~~あ。


【介護る】「介護のコツ」だそうです

2010-01-30 | ●小技・グッズ

※HP閉鎖のため、HP内記事をこちらに整理しています

介護関係サイトで見つけた介護のコツ


【1】できることには手も口もださない。
【2】 できないことを無理にやらそうとするのではなく、手を貸す。
【3】 危険なこと以外には、見てみないふりをする。
【4】 説得や訓練は時間の無駄。
【5】 他の家族も介護に巻き込む。必要ならば猫の手も借りる。
【6】 遠くの親戚より隣の他人。
【7】 これまでの介護者の生活パターンはできる限り変えない。
【8】 自由な時間を多く持つ。
【9】 できるだけ多くの介護サービスを利用する。
【10】 介護は生活のすべてでなく、その一部にする。


そう心がけることで「出来そうな」こともあるけれど、なかなか難しい。
全部出来たら、その介護者はかなりラッキーな環境にある介護者かもネ


【独り言】こっそりちらっと…

2010-01-29 | ▼ユルユル日常

飲みたい……

3月の雪解けみたいだった真冬のはずの十勝。

ユニクロをのぞいてみようかな…と昨日の夜は思ってたけど
午前中、家事やって、ちらっとネット見て、昼食べて、気がつくと2時過ぎてた
今からユニクロ行って、スーパー行って、4時半までに入浴済ませるって無理
結局、ユニクロは中止

時間の使い方下手

スーパーで、なんだか虚しくなって
介護してる人たちは、みんなこんな気持ちになるものだよね…なんてこっそり思う
こっそり…なのは、あんまり思いつめると落ち込むから
こっそり、チラリと考えてやめた


回数増やしたデイが日曜に入ったら、月からのシヨートまで連続。
これか二度続いた。
そんなこんなで疲れてしまったか…緊張状態が続いたのか…
前傾姿勢に発熱。

デイの回数、ショートの日数、考え直さないとイケナイかな。

どこでもなじむ母だから、表面的には何の問題も感じないのだけど、ストレス?
骨折で入院していた時も、ずっーーとそこにいる人みたいになじんでたけど
退院してから、しばらく、吐き気やめまいを繰り返し自律神経失調症と診断。
自覚しないだけに、難しいんだよね

明日は洗濯。アイロンがけ。
デイが休みだし、サイテーこの二つだけ出来ればOK
スカパーで「銀魂」見よう~~


【ムック】『介護する時される時 突然でも慌てない』

2010-01-26 | ●小技・グッズ
介護する時される時 突然でも慌てない! (TJ MOOK)

宝島社

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〈パソコン、1日寝かせてたら復活しました!〉

★「ムック」は「Magazine」と「Book」を合わせた造語。保存版の雑誌…って感じ?

なんとな~く買ってみた
プレ介護段階で知識を得るための雑誌…という感じではあったけど
細かく詳しかったので買ってみっかな~~~と……

「詳しい」というのは
介護保険のしくみや認定までの流れ、使えるサービスの種類などが
今まで見てきたこの手のシロモノの中では詳しく、かつ見やすいということ
認定時の調査項目が全部載ってたり
それぞれの介護度の限度額でどれだけサービスが利用出来るかとか
施設の種類と内容も詳しいデス

ちょっと「?」な部分は
介護保険で、誰もが生活支援(ヘルパー等)を制限なく使える錯覚を起こさせること
また、保険内サービスであっても地域によっては行われてないものも載せていて
一瞬、「こんなサービスあるの?!聞いたことないよ」と思ったんだけど
よく見ると下の方に、全ての地域で行われているわけじゃないって書いてあった

お決まりの芸能人の体験談(+一般の方の体験談もあり)
以前に比べたら、感動とか美談ではなくなり
本音とか、問題点とか語られるようになって、共感出来る部分も多くなりました

私は、最近の荒木由美子さんが
「頑張らない介護はない」っていう表現をしていて、それに共感しています
けして、ムリして頑張れ…という意味ではなくて、
それなりに頑張らないと出来ないのが介護だよね…という意味合いで。

生島ヒロシさん(漢字、違うかな?)が
地域に介護者のネットワークが必要といっていた。

そう!ネットワーク!

家族の会……というよりネットワークという概念
どう違う?といわれてもうまく言えないけど、ネットワークというのが私のイメージ
限度額いっぱいサービス使ったって解決しないのが介護者の心の問題
追い込まれて事件にまでなる介護者心理ってネットワークがないからじゃないか…と
ケアマネや介護職スタッフの支援とは別の問題
介護者同士だけの繋がりが必要で、そこに専門家は介在しない方がイイ
と、私は感じてます

…と、介護者ネットワークの話ともかくとして

介護のあれこれ、まとめて詳しく、一度くらいは見ておきたいとていう人には
そこそこオススメなムックでした 

              


【介護る】発熱

2010-01-23 | ●介護録(~2015.2月)

木曜日、ショートから帰ってきた母、発熱

帰ってきたその時から、歩き方おかしいし、テンション低いし
話し方までヘンだった

疲れ?なんて思いつつ……

以前も書いてますが、ショートから戻ると前傾姿勢になって
小股歩きになることが多いのが気になってて
でも、これといって理由は分からず、1日寝ると治るので
うーーーんと思いつつもショート利用していた
今回は、歩き方だけじゃなく、全体的にヘン

翌日も元気がないまま
そのうち、急に震えだしたので熱を測ったら37度越えていた

すぐに往診して貰い、インフルではないことは確認
今朝は熱も下がってる

風邪?…他にこれといって症状が見られないのでなんだかよくワカラナイ

昨日、熱を測る前、なぜこんな状態になってるのか見当つかずショート先に電話した
ショートで何か変調はなかったか…と聞いてみようと思って。
答えは「いつもとカワリマセン」だった

施設が何かヘンなことしてるとか…そういうことを言いたいわけではなく
私にしてみると
帰ってくると前傾姿勢だったりするわけで
その変化を施設のスタッフは感じていないのかという疑問がずっとあった

今回は、前傾姿勢だけでなく、話し方もおかしいし、完全に元気なくなってたのに
「いつもとかわりありません」という答えが…なんだかね

前傾姿勢は、三泊の間のどこかで始まってるわけで
でも、誰もそれに気付かないの?
母一人見てるわけじゃないし、スタッフは交代するだろうし
だから、気付けないモノなのか?

医師に聞いてみたこともあるけど分からなかった
1日寝たら治るなら、まあ、いいんじゃないかって話になって。

 

私、なんだか文句ばかり書いてる気がしてきたけど……

ショート先は、融通がきく分、リーズなところもある
そのせいなのか、とにかく、何も報告してくれない

ケアマネには一ヶ月に一度、報告がいくようだけど
例えば、○○にぶつかった…とか、夜中に起きてあまり寝ていないとか
それって、まず、介護してる私に教えておいてくれないと困るコト
ぶつかったのならアザが出来るかもしれないし
睡眠不足なら翌日のデイなどに影響があるかもしれない
実際、1日たってからアザ発見したことがあって、デイでも言われるし…
だけど、何もワカラナイんだもの
ケアマネから話を聞くのは次の訪問時だから、意味ない。

あれもこれも完璧にしてくれ…とは思わないけど……

突然髪をカットして帰ってきて…それは、まあいいんだけど
ボランティアが入ったのでカットしました…くらい言ってくれよ~~

昨日は薬を取りに行くのに、緊急で、またニチイの家事代行頼んだ
30分だから2100円。
30分ってあっという間だね。病院行って薬もらって、それでギリギリ
家から歩いて二分くらいの病院で、往診代支払って薬貰うだけなのに
もし順番待って先生の話も聞いて…なんてなったら間に合わないナ

保険でヘルパー使わせてくれ~~~~~

小規模多機能になったらこういう心配しなくていいんだよね
これからは在宅介護なら小規模多機能が定番になつてくんだろうか
登録制で定員があり、望む人がみんな小規模多機能を使えるかという問題がある
もっと増えないと
赤字だという話だし、そこも問題ありな気がするし

月曜日は小規模多機能を見学予定だけども
母がデイに行ってくれないとどうにもならない
このまま熱が上がらないといいんだけど


【介護る】二年ぶりの認定更新

2010-01-21 | ●介護録(~2015.2月)

先日、二年ぶりの介護認定調査がおわった

今回は認知症に関連した調査項目も増えていて
改めてメモなど書いておく必要もないな…という印象

徘徊は?…とか、同じ話をくり返される…とか、作り話に振り回される…とか

そういう認知症によくある症状を質問されて私の口から出た言葉は………

「そういう時期は過ぎたように思う」だった

進行したことで日常には手がかかるけど
思い込みで行動し近所に迷惑かけたり
デイに拒否があって、毎朝なんだかんだと理屈をつけるとか
「帰ります」という母をなんとか止めるためにあの手この手の説明を試みたり
そういう苦労がなくなった。

その分、意思の疎通がうまくいかないって感じになっている

今のところ、無反応ということではないし、しやべらないわけでもない
日常生活ならそれほど困ることはない

食べよう…とか、寝よう…とか、トイレ行くよ…とか、そういうことは通じてる
行動の伴った声かけってわりと直に響くみたい
何か持とうとした瞬間に「それはそこに置いておいて!」とか
「そっちじゃなくてこっち」と引き止めたり
「ちよっと待って」なんて言ったときには「OK!」なんて返ってくることもある
でも
改めて、何かを質問してもまともな答えは返らない

漢字もカタカナも母はまだ読めるみたい
TVの文字や商品パッケージを急に読んだりする
でも
「これ、なんて書いてあるの?」と聞いても答えは返らない

こんな感じなので、病院での長谷川式のテストもテストにならない
質問をまったく無視
聞いてるけどわからないのか、聞かれているという認識がないのか
「いい天気ね」なんて全然関係なことを言い出す始末

テストするのは医療SW
この病院のワーカーさんには、あまりいい印象がない
最初に家族相談に行った時のワーカーは
徘徊する母をどうやって受診させたらいいかという私の言葉に
「受診させやすくなるまで待つのも方法」と言った
もう、誰に相談してもムダ…と思った瞬間
二人目のワーカーさんは、うまく答えられなくて困ってる母をフォローもせずに
しつこく質問をくり返して本人を落ち込ませた

今回のワーカーは母のテストはあきらめて私に質問してきたけど
「一年ぶりですね」と言うので
「前回認定が二年有効だったので二年ぶり」と言うと
「それは介護認定でしょ」という
……だって介護認定更新のために来てるのに…
「別の認定です」なんて言うもんだから
「別の…ってななんですか?」と聞くと
「自立支援の…」という
確かに、自立支援法が出来た時に、介護度3の場合、医療費負担の手続きを
する必要があると言われて何か提出した記憶はある
でも、自立支援に、認定とか、認定度があるって聞いたコトがなく
「別の認定の話はきいたことがありませんけど」と答えたら
「そんなことは聞いてません。知らなくてイイ。今は介護認定の話をしている」
と……怒られた
話がうまくかみ合わなかっただけとおもうけど、この言い方にムッとした

二時間も待たされて先生の診察はものの3分。
認知症ではなく、他の神経症?などの患者さんが多いと一人一人の話が長い

母は先生にはやはり愛想良く挨拶したけど、座って下さいといっても座らず
三人、立ち話。
母は、診察用ベットを枕を直したり落ち着かない
「緊張しているからだ」と先生の話
ということは、デイから帰って落ち着かないのも緊張しているからなのね

帰り際、母は先生に
「思うようにいかないんです」と一言
普段、口にしない言葉

この辺が認知症のフシギな一面