「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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炭酸水

2016-04-30 | ▼ユルユル日常
28日木曜日
クリスマスイブならぬ、GWイブ?に
雨は夜更け過ぎに雪へと変わり
金曜の朝にはまだ熔けきらぬ雪が残っていた。

北海道が雪というニュースに、地球の天候がおかしい!というコメもあったけど
五月に雪が降ることもあるのが北海道。
はじめてのことでもない。

今日30日土曜日は、晴れ。
が、風が強くて強くて………………

桜が咲いているところはあるけれど、開花宣言はまだらしい。




炭酸水、コープ宅配で24本箱買いした。


友人に、炭酸水いいよ~~と勧められたので買ってみた。

水や白湯では物足りなく、かといって甘いのは飲みたくないし、お茶も飽きたし……
というときに炭酸水は最強かも?!
騙されるのだ!
炭酸のせいで、
何かスカッとした美味しい飲料を飲んだような気になる。
お腹にもたまる

そもそもここはお水がおいしい所なので
ペットボトルの水をわざわざ買う気にはならない
その延長で、炭酸水にも気はいかなかったけど
それは大きな間違いだったかも?


お風呂上がりの炭酸水

マイブーム。

災害弱者

2016-04-28 | ●介護回想(2015~)
「災害弱者」過酷な生活 難病や車いす、寝たきり… 福祉避難所開設少なく (西日本新聞)のコメント一覧 - Y!ニュース



この記事のコメント欄に
強者なんていない。健常者だって被災者。
という主旨のコメがあった。
その方、多分、壮年の男性なのだろう、健康な男性が一番後回しにされているという感想を持ったらしい。


こういうコメを見ると
避難所で周りの理解を求めるのは難しい
と、思ってしまう。

障害とか介護に無縁な人達すべてに、全部受け入れて、わかって~~というのは酷なこと。仕方ないこと。



寝たきりの母から目が離せないから、配給の列の長さを見てあきらめた
なんて話を読んだら泣けてきた。



認知症初期ならガッツリ手をつかんで一緒に並ぶことは可能だけど
果たしてどのくらいの時間だまって並んでられる?
うちの母なら私が力ずくで止めておけるけど、被介護者が自分より大柄な男性だったら難しい。

進行してからだと車イスだったり寝たきりで一緒に並べない。
パッと行ってサクッと受け取れないなら、私も諦めるかも。
長く一人にしておけないから。


介護中は
初期には初期の、重度になると重度ゆえの避難困難(と思われる)要因を考えて
どうか、介護中に、そのような災害がありませんようにと祈るしかなかった。
進行してからは、運を天に任せるしかない……と思ったけれど……
逃げられないし。


トロミ食しか食べられなくなった母のことを思うと、
ペットボトルとオニギリやパンでは、食事出来ない人はどうしたのだろうかととても気になった。
配給に介護食あるのでしょうか?
お水用にトロミ剤なんてないよね?

オニギリ……
私が咀嚼してから…………という方法が最初に思い浮かんだ。
お水はどうしよう?

なんか切ない……。



Tatting:ドイリー~ひまわり

2016-04-25 | ★タティング作品
季節外れなひまわりイメージ。



こちらはまだ桜も開花していないのに。
(開花予想は5月1日)

ひまわり
エネルギーをブンブンふりまていくれそうな花。

気力が上がったり下がったり、変動が激しくて
自分に疲れ気味な私にもエネルギー下さい。

♪誰のために咲いたの~
それはあなたのためよ

という歌があったっけ。

東北の震災の時、テレビ映像を見ることが出来なくなった。
でも目を背けてはダメ!という思いあって、ラジオ中心にし、テレビは民放よりは淡々と情報を流すNHKだけ。
今回の熊本地震もやはりテレビは避けてしまった。
主にネットで記事を読んだ。

ネットではメディアの震災のおける報道姿勢を問う声。
ずっといわれていたことだけど、その声はかなり大きくなってる。

昔は
「テレビて言ってた」
といえば、それは正しいこと、と思ったものでしたが……

もう、ほとんどのメディア、信用出来ないし。

A新聞、M新聞、N新聞はなんとか政府の汚点をさがして
批判記事にしていたけど
中身は無理がありました。
震災を利用した政府批判が逆に批判浴びてた。
読んでて疲れた……
地震、嬉しいの?
って思ってしまったわ。
(喜んでた国もあるけど)

最近、止まってたホットフラッシュがまた始まった。

春は来たけど……なかなか晴れない「気持ち」







介護回想:外食のお話

2016-04-13 | ●介護回想(2015~)
何度も書いてることですが
母は認知症初期の段階から、私のことは時に「妹」だったり「他人」だったりしてた。
24時間ではないものの、その切り替わりははっきりしないので
いつから妹で、いつ他人で……と明確にいうのは困難。
普通に話していてちょっとした言い回しで、あっ、今妹だったのか……と分かる感じ。
例えば「あなた誰?どうしてここにいるの?」などと言われることはなかったので。

介護度が2や3の頃、デイのない日のランチ時に
「ご馳走するから外でたべましょう」と母から誘われると、今私は娘ではないのね……とわかる。

歩いて二分くらいのところに、カフェコーナーのあるパン屋があって、セルフサービスで安く食べられたので、認知症発症前からよく行っていた。その習慣なんだろう、ランチ時間になるとよく誘われた。

娘と認識されてないと分かるのは、悲しいし悔しいしイライラもした。
でも、抵抗したところでいいことは何もないと分かっているから、黙って従う。
大抵の場合、店に着いた時には、私は娘に戻っていた。

が、ここからも多少の芝居は必要。

店は始めに食券を買い番号札を貰って呼ばれたら取りに行くシステム。
母はすでにそれを理解出来てない。
でも、認知症者はプライドがある。
加えて、母は自分が払うというスタンスは崩さない。
だから、メニユーから
「○○にしようか?」と聞きながら、実は私が全部決めて、
そして「私が注文してくるね」と言う。
すると母は自分の財布を私に渡すので、遠慮なく受け取って払ってくる。
実際、母の財布を管理してるのは私なんだけども。
(徘徊の時、いつも持って出掛け買い物をすることもあったから、常に幾らかのお金が入っているようにチェックしていた)

介護者は俳優にならなきゃいけないらしい
とはいえ、家族の場合、それはなかなか難しい。
なのに、案外簡単に、芝居して、相手に合わせて、受け入れて
と、医者や介護専門家や、マニュアル本は言う。
ある日突然介護者になる素人になんで簡単にそう言うんだ?
家族だから出来ないのに。

出来なくても落ち込まなくていいから…………なんてことまではなかなか言ってもらえない。
私が介護者になったころは、介護者のケアなんて認識もなかったし。
だから、イライラする自分は人としてどこかおかしいのか?って思ったこともある。
(まあ、あれこれ欠陥はあるけど)

それにしても
認知症のこの切り替わりって、不思議だ。
出来ない……と思っていたら、ある日、ある時、ある場面では出来てしまうのだ。


家での食事、自分で食べられはしたけれど、こぼすし汚すし時間もかかるようになっていた頃、
それでもまだギリギリ外食できるかな~と、近所の店に夕食に行った。
認知症発症後にも何度か行っていて、母のこともある程度わかってもらっている店だったので大丈夫だろとも思って。
でも、ウエットティッシュもしっかり持って、四人掛けテーブルの、普通は向かい合って座るところを隣に座り、それなりの覚悟をして気合いを入れていた私。
なのにこの時母は、
美しく完食

どんぶりものだったこともよかったのだろうけど、お味噌汁もキレイに飲んで
なんだか私は…………脱力…………
まあ、お店に迷惑かけることもなく、良かったんだけども

ああ、なんだよー認知症っていったい……………………(-_-;)

という感じ。


不思議な認知症。
というより、脳の不思議というべきなのか?
だからなおのこと、介護者は振り回されてる感が強い

なんだ、出来るのかい?!

みたいな。

認知症になって、理性のフタがぶっ飛んだ母だったけど、
カッコつけたい場面では、フタがピッタリと戻っていたらしい。


うちでもそれくらいきれいに食べてくれたらね…………
私はラクだったよ。





道徳

2016-04-12 | ▼ユルユル日常
日本人はなぜ宗教に頼らず道徳を身に付けるのか?

……というような意味の文章に遭遇。

そのタイトルを見た瞬間、
むしろ逆に
道徳って宗教から学ぶものだったの~?
という疑問がわいた。


キリスト教の国では聖書から道徳を学ぶらしい

私の知ってる道徳の時間

♪口笛吹いて~空地へ行った
知らない子がやって来て 遊ばないかと笑っていった
一人ぼっちはつまらない
誰とでも仲間になって………………このあとナンダッケ??

まあ、こんな主題歌の教育TVの番組とか、中学生日記とかを思い出すわけですが……

自分と同じ年代の子役たちが繰り広げるエピソード

そこには
A君の言動はどうなのか?
Bちゃんの対応はよかったのか?
とか、考える余地があるけれど

聖書から学ぶと
神の教えとして絶対的
疑問なんてはさんではいけないものになるのか?~と想像してしまう
(実際のことは何も知りませんが)


日本の道徳の根底にあるのは武士道。
それがあるから宗教にたよらずとも道徳が身に付く。
武士道は
仏教、神道、儒教が融合している。

のだそうです。

3つの教え融合なんて唯一神を信仰する方たちにとっては不思議なことだろう。

仏教にはたくさんの仏様がいるし
神道は八百万の神々だし
儒教は孔子と孟子で…………(細かいことは知らぬ(-_-;))

なんだ?この懐の深さは?!


だけど
日本人全員が武士だったわけではないのに
武士という階級がなくなったにもかかわらず、その精神が受け継がれていったのはなぜなの?

それにしても

今更ながら
道徳って大事だなぁと思うのでした。



春は今どの辺に……?

2016-04-09 | ▼ユルユル日常


昨夜撮影。
雨のあと。

今日はもう少し雪が溶けてる。

花見にニュースが流れる日本列島。
十勝の桜前線がやって来るのはGW頃?

我が家は数日前に、やっとストーブの入れ換え完了。
ほぼ1ヶ月、業者の貸出ストーブで過ごした。
今年製造の新品になりまして、やっと安心してストーブたけます。
アパートの備品でなかったら、3年前くらいに買い換えていたろうなぁ~

そして
レンジ機能が壊れた電子レンジ(オーブン、グリルは使えた)も、買い換え。
ワット数が高くなったから早い。が……トースト機能は前より面倒になってしまった……。
メーカーは日立。
東芝の白物家電が中国に……というニュースのあとで、シャープもナシという状況では、日立かパナソニックの二択?!な感じで、かえって迷わなかった
それに置く場所の関係で大きさも制限されたし。


とにかく、一仕事終えたような……
何をするにしてもパワー不足なので、気合いがいる。
やれやれ…………

せめて、レンジフル活用で料理くらいは……と思うのだけど
これまた、一人ご飯は手をかける気にならず。

でも、去年よりお腹が減るのだ。
去年やせたから、キープしたいけど、お腹減るのだ……。

介護……とにかく助けが欲しい時

2016-04-02 | ●介護回想(2015~)
我慢すればなんとかなるとか
どうにか調整すれば切り抜けられるとか

在宅介護中の「困った」にも
介護者がなんとか対応することで、他人様に迷惑かけずに切り抜けていることは多々ある。
でも
どうにもならないこともこれまた多々ある。

母の発熱で一週間家から出られなかったとき
応診はしてもらえたけど、薬を取りに行けない、食料も買いに行けないという状況になってすごくこまった。
当時はフツーのデイサービス利用だったから
デイに行けないなら、ただお休み……ということヘルプは何もない
訪問介護を利用しても基本オムツ替え30分。
ケアマネも、30分入ってもらっても何も出来ないよね……という感じだった。

結局
保険外でニチイの家事代行サービスを利用した。
来てくれたのは以前、趣味活動とか生活支援の名目で訪問介護を利用できた頃の担当ヘルパーだった。

独り暮らしなら色々使えたヘルパー
私がいるから使えない
身体介護なら色々使える支援
体元気な認知症は使えない
でも、介護者一人の私は、身動きとれないんですけどー!ということが色々ある!
なぜそういうときにヘルパーを使えないんだよ!!?介護保険は。

……と、ホントにホントに思ったあの時

どうにかして~~と訴える時は、もうどうにもならない時。

ごくごく普通の感覚の人ならば
出来る限り自力でなんとかしようと思うもの。

毎週○曜日、○時~○時までのデイ

これを守って利用したい
介護スタッフに負担をかけたくない
と思っている

でも
どうにもならなくておねがいする
頭を下げてお願いする

そんなときに
あっさりと無理と言われたら………………
世の中から見捨てられたような気持ちになる。


困ったことがあったらいつでも連絡して…………と、おそらくどこの事業所もいうはず。
その言葉は介護者には安心感となる
そしてもちろん
その言葉通りにいつでも駆けつけてくれる人もいるだろう。

でも、そうではない場合もある。
もちろん、事業所にも色々都合はあるでしょう。
でも、緊急に何かがある確率高いのが介護だし……
本人ではなく介護者側にそれは起きるかもしれなくて、そして簡単に家族や友人に代わりを頼めないのが介護だし……

どうしても受けられなくても、その時に少しでもあたたかい言葉があれば(介護者側の勝手な言い分かもしれないけど)信頼は壊れない。
今回はうまくいかなかったけど今後もよろしくとなるけど
途方にくれている時にあっさりスルーされたら…………どうだろう?
切ないなぁ。


小規模多機能がその辺は一番細やかに対応出来るかな?
臨機応変に。
それでもやはり、行き違いとかなんとかかんとか…………
私自身もトラブル(とまではいわないけれども)ぽいことは経験した。
微妙な空気になったこともある。

出来ることと出来ないこと。
パンフには書かれているけれど実際は…………というようなズレ。
なかなか難しい部分もある。

ただ
ある介護スタッフが緊急で呼び出されて訪問したら
そのお宅では焼き肉パーティー中
オムツ替えをしてくれということだった。
毎週決まりの訪問ならともかく緊急でこれはさすがに酷い

こんな利用者もいるからね……
この話を聞いた時、サービス提供する側だって制限かけたくなるだろうって思った。

さて、どうしたらいいのでしょうか?