「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
→こちら Instagram

母を名前で呼ぶ

2008-10-30 | ●介護録(~2015.2月)

「お母さん、○○○……」
と言っても
母は自分のことだと思わなかったり
自分の母、つまり私の祖母のことを言ってると思う場合がある

そんなときは
「K子さん、○○…」
と言い直す

やっと、やっと、言えるようになった

母が私を「娘」と思わない瞬間はたくさんあって
それも認知症初期の頃からで
受け止めるに時間が必要だった。

ずっと母を名前で呼ぶことに抵抗があった
理屈は分かっていても出来なかった

以前、本で
「名前で呼んだらスムーズな関係が出来た」
という介護者の話を読んだけど
「無理、出来ない」って思った

あれから多分三年くらいは過ぎている

そして今、この二ヶ月くらいの間に
「K子さん~~」って
抵抗なく言えるようになった
心が痛まなくなった
スルリと言えるようになった

そういう自分に少しホッとしている
楽になったかもしれない
悲しいけど

でも、なんか自分の中では「進歩」って感じ
後ろ向きなばかりじゃなくて
結構、前向きだったりしてる

それに母はまだ
私の名前を呼んで「私」を見てくれるときもある
娘たどわかってくれる時もある
だからまだ頑張れるかな~と思うヨ


追伸

今日、私と話していた母が
「ビゴちゃん、ビコちゃん」とあらぬ方向に呼びかけた
何に向かって呼んでるのか私には死角
やがて母がその呼びかけていたモノを手に取った

………スリッパだった…


デイサービス探し

2008-10-29 | ●介護録(~2015.2月)

まだ何も決まってないけど
ちょとだけが見えています
うまくいくといいな~と祈ってるところ
それは決まったら書くとして…

先日
「うららか」と同じけいせい苑運営の認知症対応デイサーピスを見学

認知症専門で少人数
でも、昔の作りの老人ホームを使っているせいか
天井が高く教室よりひろ~い所を区切って使ってる
奥半分がデイ。
手前側には何台かのベットが無造作に置かれていた
お隣の一般のデイも含めてお昼寝タイムに使うんだそうだ
こんなところで休息なんてとれるのか?っていうくらい落ち着かない空間
しかも、浴室もそこにある

良いところは
スタッフの質?
いろんな事業を展開しているし歴史もあるしノウハウはいっぱい持っていると思う

けいせい苑は広い敷地に老人ホーム、デイサービス、老人下宿などが
建て増しをくり返して作られたせいか迷路みたい
一応コの字型らしいけど
ユニット型が適用されてから作られたところはGHも含めてキレイで
落ち着ける空間だったな~

老人ホームは昔は大部屋。今はユニット型。
プライベートの尊重…そういう流れになって…個室。
細かい人数は忘れてしまったけど○人部屋はかろうじて許されてるけど
それ以外は建てられなとか。

ところが
認知症は一人がダメ

実態を知らない人が作るから
個人を尊重する

だったら当然個室

みたいな判断をしてるのだと思う
こうやって現場が必要としていることが、法の縛りで出来ない

なんで現場の声を聞かないんでしよう


GHも見学したので介護度どのくらいまで居られるのか聞いてみた。
ここは「出来るだけ最期まで看取る」という理念でやっているらしい
そんな理念を持っているなら
なぜ、うららかを途中で投げ出すの

…と、ちょっと思ったけども……口には出さないヨ

なんだか10月がとても長く感じてる




 


破壊……(▼▼メ)

2008-10-24 | ●介護録(~2015.2月)

手のひらサイズのプリザーブドフラワーであります
フェリシモのキットで、スイーツみたいな一式
スポンジとお花などがセットで
挿すだけなので簡単だし、カワイイしおいしそうだし作ってみました

さて、ビゴ母
関心を示すのかスルーするのか

飾ってみなきゃワカランということで……
飾りましたとさ

スルー……




しませんでした

あっちに持ってたり、こったに持ってたり
逆さまにしてみたり

これは壊れると思い

母の動きを気にしてられない時には引き出にしまうなどしつつ
飾ってましたけど

油断しました

ついにこういうことに

 

( ̄◇ ̄;) ハゥー

でも、2回目も到着しているのよね
茶の間に飾りたいけど無理みたい

うーーーん、六回全部並べたいのにな~


今は冷静に書いてるけど
これ見た瞬間……

大激怒

昨日のアクセス数1000越えしてた
はじめてデス
どうしたんだ?何があったんだ?


骨折に始まり骨折に終わる

2008-10-23 | ■ファイターズ

いつだったか
「シーズンを終えた時に今年は骨折とか、骨折とか、…なんて言ってるかも」
と書いた記憶があるけれど…

その通りになりました
CS第一ステージでシュウゴン(藤井さん)が骨折していたとは

最後の最後も骨折。まるで呪われているような
(S○Vの呪いじゃないだろうな…不吉ジンクス健在でまたS○V中継で負けたし…)

でも、リーグ三位、CS第二ステージ進出。
この結果に何の不満もありません。

梨田元年ということで、いろいろある……と理解しつつも、
素人の私が感じることも多々あったのも事実
だけど、首脳陣はプロなわけで、
私が考えるようなことは当然わかりきっているんだろう
その上でとった作戦なんだから…とも思うのです

結果的に第二ステージはダルを一度しか使わず敗戦
ダルくんは不完全燃焼だろうな~
彼のブログの昨日の記事には
今日勝てば明日は僕がなんとかするから応援して…というような一文が
なんか泣けちゃう。その機会もなかったね…ダルくん

お立ち台などでの強気発言で
中にはダルを、高ビーな感じに思っている人もいるかもしれない
でも、彼って、言葉がぶっきらぼうなだけ。ぜんぜんそんなんじゃない
関西弁のブログなんか読むと、ホントにフツーーーーー。
ただ、ホントにスゴイ投手だし、負けず嫌いだし
だから、ああいう強気発言になるんだろうね
どんな心臓してるんだろ
あのルックスもあって「スラムダンク」の流川くんとかさなってしまうわ

嬉しいニュースは稲葉さんの残留希望
ヤクルト時代から全ての監督を胴上げしてきたから梨田さんも胴上げしたいって
いや~~~すごい、どんだけ優勝してきたんだ、稲葉さん!って感じ
(唯一北京だけですか?)

北京…というと☆野さん。
やっと、WBCの監督にはならないとHPでいったようで
あの会議に出席し、そういう話になっても明言をさけていたというのは
世論の反応をみていたのでしょう
イチロー氏の発言はもっともだし
なぜ、監督にリベンジが必要なのか私にはわかりません

でも、不思議。
アジアシリーズでは日本が勝っているのに
なぜに、代表の戦いになると負けてばかりなの?
準備不足?
組織としてきちんと動けてない?
スター監督を決めて後はお任せ?

WBC……ダルちゃんは選ばれるんだろうね。やっぱり。
選ばれたらやっばり行くのかな~~
彼自身は国際試合に興味はなさそうだったけど
北京が不完全燃焼だからWBCこそ!という気持ちになっているだろうか?

それはともかくとして

ファイターズ、そしてタイガースの選手の皆様
お疲れ様でした
どうかゆっくりお休みください

これから、FAだの、トレードだのという話が出てくるんですね
寂しいな

そして来年も札幌ドームに行けるといいな~~


本日のつれづれ…バス停

2008-10-23 | ●介護録(~2015.2月)

バス停で、ばあさまに声を掛けられた
そのバアサマはオシャベリだった

お天気から始まって
水泳をしていたとか、folk danceしていたとか……
そして、
「いくつに見える?」

こういう聞き方をしてくるということは「若く見える」と思っているわけで
でもごまする必要もないし面倒だし
「わかりません」と答えた

「あと二年で80なの」って
実は80越えていると思っていた
足元がちよっとネ

それからが長かった
10年水泳していたから太ってないでしょ…とか
久しぶりにあった友人は旦那に死なれて寂しがってたけど
自分は毎日旦那とケンカしてて頑固でケチで…とか
この間ちよっと転んだけどなんでもなかった…とか

だんだんムカムカムしてきた
だから言った
「年取ると簡単に骨折しますよ」って

若くて元気、健康自慢? 夫婦健在、幸せ自慢?

うらやましいよ、だからイライラしたよ

母より年上だけど、一人でバスに乗って出かけられていいですね
旦那も元気でいいですね、うちの父は65で死んだけど
転んでも何事もなくそれはそれはよかっですね、母は大腿骨骨頭骨折したけど

そっぽ向いて空返事
小さな声で「うるせー」と言う

私みたいな立場の人間にそういう話しないでよ

イライラする、ムカムカする
悲しいから、せつないから、くやしいから


イヤだね……人間、だんだんひねくれてくるみたい



母の整形外科検診、今度は3月になりました
今までは二ヶ月ごとだったから、ようやく…
大腿骨骨頭のイビツな感じはそのままで現状維持
悪くもならないようで、とりあえず「大丈夫」ってことです

今週土曜日には
認知症対応デイサービスを見学に行きます
ちよっと遠いのが難点で
候補とはいえ、あまり乗り気ではなく…
しかしここがバツなら
やはり小規模多機能ということになり
ケアマネを替えたくない気持ちは強く
どうしたものか………





最近みた夢

2008-10-21 | ●介護録(~2015.2月)

その夢では、父が生きていた。
お風呂に入ってて中から「下着もってきてくれ~」と叫んでいた。

慌てて捜すが、いくら捜してもナイ。
当然、我が家には父の下着なんてもうないので、そこのところだけ現実的

でも、夢なので、なんとか下着は出てくる。

ところが、父はもうお風呂から出ていて脱いだのをそのまま身に着けている
新しいのに取り換えてーといっても父の反応はイマイチ
「ああ、そうか…」

ドキッ私は思った
「この反応…アヤシイ…危険、ヤバイ、もしかして、父にも認知症の傾向が

うわっ~~~夢の中で青くなってる自分
「無理、無理。母と父、両方認知症になったらもう無理」と ……

場面が変わる。夢なので、いきなり飛ぶ。
そこはショッピングセンター。
どうやらその二階部分が居住区で私はそこに住んでいるらしい。

母がその中にある美容室で髪をカットしているので迎えに行こうとしている私。
(これは、常日頃、母を美容院に連れて行かねば…と思っているからだろう)

なぜか、美容院の母は、ジイサマを二人引き連れている。
誰なのか不明。
でも、なんか、つまり、このジイサマの面倒をみなくてはならないらしい

美容院ではみんなで写真撮影。
そのファイルの入ったメディアを手渡された私は、
それを自分のデジカメに入れたい…だからいったん家に戻りたいと思っている

母はそれを見抜き
「一度家に戻りなさい。私は白髪染めしてもらいにもう一度美容院に戻るから」
と言い、ジイサマ二人を引き連れてスタスタと歩いていく。

その後ろ姿に私は
「あれ、なんか母がまとも。こんなにちゃんとしてるなら
父が認知症になっても在宅していけるかな?」なんて思ってる。

でも、ちゃんと美容院にいけるのか心配になり、走って追いかけた
すると、ジイサマ一人、どっかに行ってしまってて、
広いショッピングセンターの中を捜しまわることに……
見つけた!と思ったらよその人。

ここで目が覚めた

変な夢。でも、とにかくホッとする。

そうか、もし父が生きていたら
「いつか父も」……
という恐怖感を抱えていたかもしれないんだなーとシミジミ思った。
65才で死んだ父は、子供孝行たったのかな、やはり。
どうせ元気でも介護なんてしてくれそうにないし。

親が老いるというのはどうにもならないことで
二人健在というのはとても幸せではあると思うけど
同時に、これから先、二人抱える…ということでもあるのよね。
健康で長命ならヨイけど何がおこるかわからない

ホントに夢の中の私は…青ざめていたよ


さて、今日からCSがまた始まる
第五戦がSTV中継だっていうじゃないですか
やめて…やめて…頼むからやめて…
不安要素なんですが………
STVさんは、昔のように巨人戦だけやっててよ
不吉だな~~ 


本日のつれづれ

2008-10-20 | ▼ユルユル日常

昨日、誕生日だったので、ケーキ買いました。
写真…上手く取れなかったけど
六花亭の「パンプキンなんたら」です。
うーーん、普通…可もなく不可もなく。
1個190円。十勝のお菓子は安いので何より。

母の食べ方↓最後は当然、倒れた……

実は誕生日の前日(土曜)に買いました。
当日は日曜でデイがないので
母を連れて買い物に行けるといいけど、うまくいく保証がないので
母のいないうちに…と前日に買って
その日に食べちゃった。

これが介護生活というもの。
認知症は特に、こっちの都合を分かって貰えないし

さて、昨日はファイターズもタイガースも勝って
とても、とても気持ちよくスポーツニュースをはしごしましたが………。
WBC監督問題でノムさん激白だの、調整中巨人がソフバンと試合しただの
そっちの方が重視され
パの扱いは…………今にはじまったことじゃない。
いいよ、いいよ、今日はローカルでいろいろあるから。フン

ダルちゃんて、シーズン中内角攻めは遠慮して投げてるんだね。
今はそんなこといってられないからって本気で投げて
あの日の投球、打てる球がないらしい
彼はシース゜ン中、100%だしてないんだ……………
もちろん、打たれることもあるけど、でも、スゴイ、凄すぎる
またまた、メジャーに注目されてしまうんだろうな。

私、まりさんからプレゼントして頂いた
ファイティンの「RAKUWAネック」をつけて応援してたの~
選手がみんな首につけてる、アレです。アレ
応援念力が倍増したかも~~~

昨日、近くのスーパーで始まっていた出前スーパーに注文してみた。
翌日配達だし、いつも行くスーパーでポイントも付けてくれるし。
配送料400円かかるけど買い物行く時間も節約出来る

生協と違うのは必要なときだけ頼めること。
これが自分には合ってる
生協はね……
毎週のことなので、注文することにストレス感じてしまったんだ
それに、買いすぎの傾向も
欲しいときに、欲しいモノが頼めなかったりもして。
ネットも利用してるけど地元のほうがいいかな~

12月にデイ閉鎖と言われて
もう、今年も二ヶ月半ないよ…と、改めて思いだす
何もかもが白紙
今年の年末年始は長く母と一緒になりそうだ。
うららかさんは年中無休だったからさ………。


愚痴をグチグチ…

2008-10-18 | ●介護録(~2015.2月)

ダメだ…時間がたてばたつほど、イライラ、ムカムカしてくる

閉鎖後、どこに行けばいいのか…と思うと、
なんでこんな思いをしなくてはらないのって
なんか世の中恨みたくなってしまう。

やっと、やっと、落ち着いたのに
「ここなら大丈夫」ってところに出逢い、一人介護の私にとっては、
いろいろと融通をきかせてくれるホントにありがたいところだったのに。
こんないい思いをさせておいて
2004年開始から丸四年でEND。ただの実験だったの
気まぐれでやらないでほしいの

あちらの都合で閉鎖するのなら、利用者が迷わないように対処すべきだわ

今後は……
朝、なかなか起きなくなった母なので、
週に一度、二度はデイお休みを覚悟しなくてはならないと思う。
いまだに整形外科にも行けてないのよ…

文化箏も休もうかな。隔週だけど決まった日に出かけることは難しいかも。
まあ、これは別にヤメテイもいいや。

介護者を悩ませる、安心させてくれない……
脱施設といいながら、在宅サービス利用範囲をどんどん狭くしていく。
GHへ入れってことなのか?よくワカラン。

帯広市内は、GHは飽和状態らしい。
デイは減ってるみたい。足りないというほどではないらしいけど

 小規模多機能は現在三カ所。
今はまだ空きがあるけど
それぞれ登録制で25名なので市内全部で75名しか使えないということ。

一般的なデイが、30名くらい定員で、教室みたいなところで、上履に履き替えて…
というあの雰囲気が、合わない、落ち着かないって、すごくあると思う。
「うららか」は、普通のお宅におじゃまする感覚。
扉を開ければ、普通の居間。
もうそれだけでもリラックスの度合いは違うよね。

小規模多機能「はるか」も、それほど広くない建物。
応接間ぽいコーナーがあって、テーブルがあって、畳の部屋もあって。
一般的デイとうららかの中間みたいな感じだった。

昔の特別養護老人ホームが病院の大部屋のようにベットが並んでいたのを思うと、介護保険導入で環境整備は進んでいると思う。
ただ、制度の縛りが現場の足をひっぱている。

だれかお金持ちさんが、うららかを買い取って職員も引き抜いて継続してよ~

ああ~~もう、どうにかならないのか、ならないのか、ならないのか…虚しいっス

昨日、実は主任と話してる時、ちょっと泣いちゃったです。
怒ってるのか、悲しいのか、なにがなんだかワカラン。

…うーーーん、一言でいうなら、「クヤシイ」のかな。
そのせいじゃないだろうげと、風邪がぜんぜん治らない。

今日はダルちゃんで勝って、ちよっとは心のグニュグニュを取り払ってほしい
でもさ、三位なので負けてもそれはそれ。
西武が日本シリーズに出たほうが平和よね
三位が出たら文句でるだろうしサ

今日は午後、ケーキを買いに行ってきます
六花亭にしようかな~柳月にしようかな~


続・デイサービスの閉鎖

2008-10-17 | ●介護録(~2015.2月)
今日、デイの主任に説明を受けた、閉鎖理由は…

「赤字。一軒家という設備上の限界」

赤字については……今に始まったことではない。独立採算でもない。少人数制で黒字にするって多分難しいと思う。
そういうことは想定して始まったはず。ニーズある限り「やる」と聞いていた。

一軒家ゆえの限界……初めから住宅街で自分の家のような雰囲気でというコンセプトで始まったこと。
バリアフリーでないから車イスの人を受け入れられないとか、トイレが一つだから不便とか、それを閉鎖理由として語られても理屈に合わないと思ったのではっきりと、「納得がいかない」とは言わせて貰った。

小規模多機能の先駆的な感じでもあった「うららか」は、小規模多機能「はるか」が出来たときに、やはり消える運命だったのだろう。

だったら……
「うららか」利用者はそのまま「はるか」へ…場所が変わるけど今までと同じ扱いでデイサービス可能…というならいいんだけど。

結局、私たちは、あちらの都合で、また一からサービス探し。

主任は言わなかったけど、私はやはり、昨日の記事にも書いたように、新しく老人ホームを運営することになったのが契機だと思う。
人員の確保、事業整理…ということになったのだろう。
一番小規模なところ…ターゲット。

利用者のことは二の次なんだよ。ビジネス。

「うららか」のスタッフは、利用者のニーズに応えようといろいろがんばっていたと思う。
本来介護保険制度では×のこと…
例えば、我が家なら、午前中であれば遅くなっても迎えに来てくれたり、6時まで延長もやってくれた。
独居なのか、老々介護なのか忘れましたが、そういう方が風邪で休んだら、お弁当を持って訪ねたりしていた。

出来ることなら、利用者のニーズに応え、小回りのきく、うららかのようなデイが増えて欲しかった。
本来、福祉は「個別のニーズにこたえる」ことが理念のはず。
相手が「人」である限り、画一的にサービスを提供することは無理なのだ。

ところが……
介護保険は、規定だのなんだのと縛りばかりを作り、画一的に
「○○なら××」「□□なら△△」と決めつけ「○□の人」はどっちも当てはまらず、どこかでガマン、誰かが犠牲。
現場の人は「○□の人」にも対応したいし、工夫すれば出来るのに縛りがそれを邪魔する。
違反。監査。

保険導入前ならば…(以下、デイの主任の話から)
「措置費」をどのように使うかは施設の考え方しだい。
だから、「○□の人」にだってその状況に合わせてサポートが出来るということ。

(介護保険のメリットは、施設利用者を「顧客」という目でとらえるようになったことだといっていた)

利用者本位の介護サービス……

身体障害があれば、お出かけにヘルプはOK。
でも、認知症は体が元気で一人で歩けるからダメ。身体機能的に一人で歩けたって、自立して行動出来るわけではないのに。

現実を何もしらない人、制度作りから退いてください

デイサービス閉鎖

2008-10-16 | ●介護録(~2015.2月)
突然のことでした。

母の通うデイサービス「うららか」は12月31日をもって閉鎖と決定しました。

母の通う、住宅街での少人数デイサービス「うららか」を経営しているのは、けいせい苑というところで、市の郊外に、老人ホーム、GH、デイサービスを展開しています。
そして市の中心部にちかい場所、住宅街で一軒家を使ったデイ「うららか」
さらに今年1月、我が家からも近い場所に小規模多機能ホーム「はるか」が出来ました。

少人数制のうららか自体は赤字経営。ただ、それを見越した上で、必要としている人がいる限り続ける…という話だったのに。

私自身、小規模多機能が出来た時に、将来うららかが消滅することはあるかも…という思いはありました……が、こんなに早くくるとは……。

うららが出来てから4年か5年程度。
その程度でやめてしまうのなら作らなきゃ良かったのに…。
「裏切られた感」

引き継ぎについては責任もってやる…と言っていたらしいけど、そういう本人たちも配置換えで別の業務につくわけで、どこまで何がやれるのか疑問。
おそらく、引き継ぎのために使える時間はナイと思う。

…というのも

どうやら、単純に赤字だから…なんて理由で閉鎖するのではなく…
(この先は推測も含む)

隣町の老人ホームが民間委譲になり、いくつか手を挙げた中で、けいせい苑がそれを得た。
けいせい苑は、元々のホームと、この新しいホームと二つの老人ホームを持つことになり、当然、人員確保が必要。
うららかのスタッフでそちらに行く人もいます(これはけいせい苑で働いている人から得た情報)

多分、うららか閉鎖の第一の理由はコレだと思う。

赤字だとか、普通の一軒家だから設備的にトイレ問題とか大変で…と、うららかの主任はケアマネに言ったらしいけど、それは今更理由にならない。
そういうことを想定済みではじめた事業のはず。
トイレのことなんて、長年老人福祉に関わってきたけいせい苑が分からなかったはずもない。

結局、新しいホーム運営のために事業整理。
うららかが一番つぶしやすいものね。利用者も少ないし。

明日、うららかの主任が事情説明に来ます。
でも、それは困ると言ったところで理事会で決定したことに逆らえるわけもなく。
結局は、はいそうですか…しか言えないわけで。

この際けいせい苑とは縁を切ろうとおもったけど………

現実は……少人数制のデイがない。

けいせい苑にはもう一つ認知症専門少人数制があるけど、市の郊外で車酔いすることもある母には厳しい。
今朝も朝が遅く一時間遅れで迎えにきてもらった母なので、そこのデイだとデイお休みが増えるだろう。
様子をよく知るケアマネも、広い所を無理矢理つい立てて区切ったようで天井も高く、落ち着きがない感じと言っていた。

その他はやはり30名程度の一般的なデイ。それは母が以前行っていたのと同じ。
結局、身をもてあます母は帰りたがるだろう。
うららかは、それこそ2人に1人くらいでスタッフがついてくれる
母にはそういう環境が必要。
ほっておかれると……落ちつかない、不安定、体が元気だからあちこち動き出す。すると手がかかる人扱いにされる……

やっばり少人数じゃなきゃダメ…って考えたら小規模多機能。

定額制で、少人数で、ショートも出来るし、何かと便利だ。
家からも近いので、散歩がてらに迎えにもいけるくらい。

でも、ケアマネを変えなくてはならない
これが一番のネック。

だけど、それでも、ここだね~と、昨日ケアマネと話をしました。

いつか在宅が無理になった時ケアマネが変わるのも仕方ないことだと思っていたけど、まさか、こんな形になるなんてネ。

事業として成り立たず、事業撤退していくところがある。

Aスーパーがなくなったから、Bスーパーに行く……そんな話とはわけが違う。
なんとか責任持って一度はじめた事業は継続していただきたいものです。