先日、ばんえい競馬の新しいロゴが公開された…思っていたより地味だわ…地味……。なーんか「豚丼」ぽいんだよね~このロゴ。
ソフトバンクとは一年ごとの契約だというから、やはり早いうちに結果を出さないとまた廃止って話になるんだろうな。
いつだったか、ソフトバンク側から、今後、十勝で行われているイベントとコラボしていく計画が発表されていた。「かちまい花火大会」とか「ラリージャパン」などとね。
市営競馬組合の時代、そういう努力なかったよね…
と思ったりする。だって花火大会なんて何十年も前からあるし、ラリージャパンだって今年から始まるわけじゃないものね。
その「ばんば」で思い出すこと。それは入院中の父がまだ体力もあり、新聞雑誌を読んだり、パチンコいきたい~とか言っていた頃。
父が母に「馬券買ってこい」と言った。
その頃我が家は帯広市から車で30分程度の町に住んでいた。母が競馬場に行くためには汽車かバスで帯広まで行き、さらにそこから10分程度バスに乗らなくてはならない…正直、競馬に興味がない者には面倒。(都会に住んでいるとピンとこないかもしれないけど、田舎の30分というのは乗り物に乗っている時間。汽車もバスも本数が少なくちょうど良い時間にアクセス出来るわけでもないので半日がかり一日がかりとなってしまうのデス)
でも、母は父の余命を知っているから、その時素直に応じた。
で、ビックリしたのが父本人
母がギャンブル嫌いなのは承知だし遠いし冗談のつもりだったらしい。いつものように母が「イヤダ」というとおもっていたのでしょう。
慌てて「冗談だ、行かなくていい」と父。
ところが母は、行ってあげたいという思いが強かったようで「行く」と言い張り……。
しかし、父は「行かなくていい」と言い張り……。
あげく、母が泣き出して
………。
母の涙のわけは私にはよく分かる。
父は、単純に自分とケンカして泣いたと思っていたようだ。
私は出勤時間だったのでその後どうやってカタがついたのかわからないんだけど、帰ってから聞いたら、母は馬券を買いに出かけ、そしてシッカリ負けたらしい。
余命を知るこちらの思いと、退院するつもりの患者。なかなか微妙です。
私もタイガースのビデオを帯広市内捜しまくり(PC持ってないころだった)やっとゲットして、家のビデオデッキを病院に持ち込んだことがある。病院は歩いて五分程度のところだから運ぶことはさほど苦ではなかった。
とろこが、父は「そんなものは家で見るからいい」と一言
腹が立ったよ~泣かなかったけどさ。
せっかく持ってきたんだからーーーーと文句を並べて無理矢理見たっけ。
さて、4月27日からいよいよ帯広市単独開催のばんばが始まります。
私はせめてグッズでも買って貢献しよう。競馬好きのみなさん、よろしくお願いします