ご挨拶
2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。
介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。
今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。
2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。
介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。
今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
介護生活の一年は長いのか短いのか…
予期せぬことが突然おこり、右往左往しながら
それでも人というのはなんとか生きていくものですね。
新しい年はどうなることやら……
元旦
私はきっと、かわり映えのない朝を迎え
母のおパンツを取り替え
食事の介助をして
うだうだと一日を過ごすこととなるでしょう
2011中にやってしまいたかったアレとかコレをやりながら1月という月を流れて行こうと思います
2012年もよろしく
HAPPY NEW YEAR
「アルツハイマーが進行すると痙攣することがある」と神経内科の医師に言われたことをここで書きました。
それを読まれた介護家族の皆さんの中には「不安」を大きくされた方もいるのではないかと思います。
「痙攣があるかもしれない」と頭の片隅に入れおくのはもしもの時のために悪いことではないと思います。
が……
母の主治医である内科の医師に痙攣の話をしたところ
「そんなにあることではない」といっていたので
介護者のみなさま、あまり神経質にならなくてもヨイのかも?と思います。
ケアマネやスタッフ、経験もある人たちも、アルツの進行で痙攣が起きるという話は初耳と言っています。
もし、よくあることならば介護職の知識の一つとしてインプットされていると思うんですよ。
今ところネットでもそのような話を聞いたことはないし…。
しかし、うちの母がなったわけで「ならない」ともいえない。
だけど、痙攣はほぼ五分以内に収まるようで
救急車を呼んだけど病院に着いた時には目がさめて「なに?」みたいなこどか多いようです。
とにかく「心配ない痙攣は安静に寝かせておけば目が覚める」ということ。
「長く続く、何度も続く」そういうときは病院へ。(痙攣を止めなくてはならないので)
うちの母も痙攣の後、すやすやと寝こけました。
でも、最初は目が半開き、白目向いたままで寝てたので、結構コワイです。
母の場合、病院に着いてもそのまま長いコト寝続けてましたけど
病的に寝ていたのではなてく、ただ普通に寝ていたのかもしれません。
気をつけるのは
倒れたる時に頭を打たないか…
それと、舌を噛んだりしないように…
歯を食いしばってしまったらどんなに力を使っても開けるのは無理ということ。
母の場合、口も半開きでした。そこから泡というより白っぽい液体がもれていた。
わざと口をブルブルっ~~とやってるみたいに音を立ててふるえてた。
その時の私、「口の中に何か突っ込む」というコトはまっくた頭に浮かばなかったです
舌を噛んで出血することがあるけどね……と内科医師。
それほど深刻な言い方はしてませんでした。
痙攣を見た瞬間はびっくりしてパニックになるけど、たいていの場合、それほど深刻ではないということ。
安静に寝かせておけばヨイ。
うちの母の場合
ベットサイドに座っていて立ち上がらせようとして中腰になった時に痙攣が起きました。
最初は「わーわー」と声を上げていたような気がします。
だから私は、どこかに力を入れすぎて痛がったのか?と思ったんですよ。
でも、手の震えが酷くて「えっ、何?」と思ったら、口がブルブル……。
今思うと
そのまま後ろに倒れていたら頭を壁にぶつけていた?(ベットと壁の間にマットレスを立てかけてあるけど)
でも、母ってば、まるで意志があるかのように、枕のある方に横に倒れたんですよ。
「うまい!」
なんか見えざる手が働いたかのような…(何の手だよ?)
キレイに横向きに倒れて寝こけた
なんかしらないが、強いワ。
持ってるのか?母。
いや、認知症になった時点で強運ではないよね
転倒しまくっても怪我しないしな~~
一昨日なんて朝見たら、布団も毛布もすっ飛ばして寝てて
手も足も冷えまくってたのに、本人、笑って楽しそう
12月の北海道だぞーーーー
その後、何事もなく過ごしておりますヨ
ナニモノ?
(@_@;)
『知的活動がほとんど行われない状態 人の最後の楽しみは食べること けれどもいずれ飲み込みが出来なくなる
その時は「胃ろう」
胃ろうになったら、療養型病院を探しなさい。
療養型に入ったら、正面から出てくる人はいません』
MRIと脳波測定した後に医師が言った言葉。
流れとして、医学的にはこうなるって話はわかる。
でも、最後の一言はいらない一言と思う。
老親の介護しているわけだから、まさか回復するなんてことは誰も思わない
言うにしてももう少し言い方ってのか゜あると思うんだけど。
しかも笑ってこういう話をする医師。
……………………
胃ろう
ネットで少しだけ調べたけど、賛否両論。
「胃ろうビジネスなるものがあるように思う」感想を書いていた介護者家族がいた。
ケアマネは「K病院(母が入院した)すぐ胃ろうにしたがる」と言っていた。
結局、「胃ろう」は点数が高いらしいのだ。
それで病院が積極的に胃ろうをするようになったけれども、結果として、受け入れ先がないので病院は退院もさせられないという現実。
自分で自分の首しめた?
だから、胃ろうビジネスが存在しているような気がすると感想を書いていた人の想いは当たりだったんだろ。
誤嚥による肺炎を回避する等、胃ろうのメリットももちろんあるのだけど………。
なんらかの病気で一時的に胃ろうが必要だという場合もあるのだし、全面否定は出来ないんだけど
なければないで、それが命の終わり。
もしも選択する時がきたら……NOかな、多分。
自分のことなら絶対NOだけど、母の意志を確かめるすべがないから、それを決断するのは重い。
ホントに一筆書いておいてほしいもんだ。
…………………………………
CMで
「月にかえっていいですか」という台詞が流れた
母、すかさず
「どうぞ~」
今年の私は、主に「JIN」と「野球中継」以外はCSの海外ドラマチャンネルばかり見ていた(韓流はパス)
来年もきっとこんな感じ。
金曜日のアメリカドラマ「フリンジ」で海馬の話が出てきた。
ネットで海馬を検索しても「記憶の保存」のことしかヒットしなかったけど(検索の仕方が悪いんだな、きっと)
このドラマの中では
「心の抑制」「記憶の保存」「空間認識」の三つが語られていた。
どれも認知症の症状として出てくるもの
うちの母の場合、「心の抑制」という部分は顕著に表れなかった。
今はそういうレベル過ぎたように思うし…
女王様的なトコは時に出たけどそれほど酷くなかったし、暴力的になることもない(今までのところ)
「空間認識」は発症して数年後に出始めた。
食事の時、決まった位置のお皿に集中したり、階段を苦手とする。
一番顕著なのはやはり「記憶の保存」。
認知症の症状としてもっともポビュラー。
だからなに?
……って感じなんだけどね。
脳が壊れていく…って感覚を考えた12月がそろそろおわる。
最悪な12月だったかも、いろんな意味で。
痙攣発作なんてものを見てしまったし、脳の終わりの宣告を受けたような気がするし
それにともない、いろいろ考えることもあった
凹みまくりつつの12月。
泣かされたわ。マジで。
なとどは言ってられない
いい加減大掃除をしなれば…
年賀状も作ってないし…
今日は母の内科。
明日はケアマネ訪問日。
明後日はデイ休み。
これが現実
!(^^)!
がんばるべさ
降った!大雪。ついに来たか。
50㎝越えたらしい
でも、玄関から道路まで(それも大した幅もないのに)あけるのに筋肉痛とか腰痛になりそう(T.T)
今朝はデイのお迎えも遅れ気味。
……………………………………
水曜日に出張理美容で母の髪をカット、ヘアカラーしてもらった。
母の場合、染めの後の洗髪はベットで寝た状態でしてもらう。
立って洗面でというのは難しそうだから。
まず、意味が分からないから立っててくれないし、頭を下に向けてるコトも嫌がるだろう。
ベットだと、きもちよ~~くなるみたいで半分寝てる。
今回は、寝たまま洗髪用グッズが進化していた。
膨らますと簡易洗面になるものを置く。首のところは凹んでる形。
バケツ二つ~三つにお湯をくんで、そのお湯を使ってカラーを流し、シャンプー、リンス。
前回までは、「手桶」を使って頭にお湯を掛けていた
今回は…
フタにアナがいくつか空いているボトルを使い、それを簡易シャワーのように使用。
これだと少量のお湯で済み、ピンポイントで使いたいところにお湯を流せる。
とっても簡単なことなんだけど、今までなかったんですね~~
自分でも作れちゃうくらいなんだけど、思いつかない(!_+)
髪を染めている時
美容師さんが「以前は(発症前は)いつも染めていたんですか?」と私に聞いた
私は、どうだったかな?と答えに間が空いた
すると母が
「そうですね」と返事した。
あまりのタイミングの良さにビックリ。
これは偶然というよりは、この時、きちんと反応した結果ではないか…と思う。
珍しい…。
そしてもちろん、母は髪を染めていたので答えも合っている。
…………………………………
その翌日のデイの迎えの時、車に乗り込む母と目があった
すると母
「いってらっしゃーい」
うーーーん………惜しい!!
「いってきまーす」なんだけどナ
それでも、珍しく場面にあってる(?ということにしておこう)コミュニケーション
四時です。
もう一回雪かきしようかな…
3重のバラ
一重目の花びらを編んだ後
裏に返して次の花びらのための土台を編み
表に返して2重目の花びらを編む。
そしてまた裏返して土台を編み
表に返して3重目の花びらを編む
………と、3重のバラの出来上がり
こんな編み方をよく考えるもんだ
アイリッシュ…だからアイルランドの人が考えたんだろーけど
…エライ
手作りのいただきものです。
豪華です。
さあ、パーティーに行こう!
えっ?いつ?どこ?
今年はなんだかバタバタしてこのままあっという間に年が開けそう
用事を二つ片付けて
気づくと三時過ぎていて
一息ついて
掃除機掛けて
ごはん、ごはん……ぎょはんの支度ぅぅぅ~~
二泊三日の母の荷物、土曜の帰り、忘れられ
月曜に戻ってきた荷物……そのまま忘れてた( ̄。 ̄;)
さっき、あっ……と、バックの中味を取り出したら…
どうみても、二泊三日の間一度も着替えてない
帰りのかっこが行きと同じだったからあれっ?とおもったけんだけど…
下着は替えてるものだと思ってた
いつもちゃんと着替えてかえってくるのにな
お風呂に入らなかったのか?
まっ、こんなこともあるか……
明日はデイが休み
出張理美容を頼んでいる
ホントはもっと早く頼んでいたけど入院してしまったから…
やっと髪がスッキリする
明後日は私が歯医者だ
入院していた病院から、食事用のエプロンを取りに来てくれと言われているので
行かなくてはならない
退院後にエプロンがナイことに気づいたんだけど
まっ、いいか…と思ってたら電話が。一週間経過したら催促の電話。
今年中に来いっていうんでサッサといってしまわないと…あ~メンド。
( ̄~ ̄)ムスッ
( ̄◇ ̄;) ハゥー
土曜日が二泊三日の最後の日。
夕方五時頃、デイから電話。
昼、微熱。現在は下がっている。
昼は食べたけれども、夕食は食欲ナシ。口に入れても出してしまい顔色イマイチ。
で、食事はやめて帰宅となった。
帰宅後は…
冷蔵庫にみつまめがあったので、これなら口当たりがよいかなと出してみると
なんかフツーに食べてるし…むしろ積極的。
えっ?お腹減ってるわけ?
「夕食後の帰宅」だったから、私はあるモノで簡単にすませてしまい、何もナイ!
バナナがあったっけ……なんて調子で、まるで朝食のようになってしまったけど
母の夕食、無事終了。
食後もフツーに元気で、しっかり背筋伸ばして座ってテレビを見ていた。
翌日、日曜日も何も問題ナシ。
結局、泊まりの時の発熱って、精神的なものなんだろう。
「気疲れ」…?
今回も大事には至らなかったのでいいんだけども
もしも、発熱したり食欲なくして帰宅した結果、家でも具合が悪かったり吐いたり…
そんなことがあるとイヤなんだよね~~
泊まりって………ああ……もう……
神経内科の先生は
「知的活動はほぼなされてません」といったけど
「気疲れ」はするんだよ。
脳波だけでは計れないな…やはり…。
うちが通う小規模多機能を経営してるH会が来年新しく老健開設。
ここのところ、小規模多機能、ミニ特養、そして老健と立て続けに開設している。
すでに老健は一つ経営しているのに。
新しい老健は、全室個室。10人を一つのグルーブとしてケアする。
今は、ユニットじゃいないと国の許可がおりないんだよね、確か。
以前の老健というと、イメージとしては、大部屋的老人ホームに近いものがあった。
数年前に見学した老健は、二人一部屋。
多くの人は車椅子で広い部屋に集められ……みんなだまっーーーてそこにいるだけだった。
今はユニットが当たり前になって家庭的なお部屋で過ごすイメージになった施設。
ケアマネ曰く…この老健建設にかかる費用を単純に計算すると、ベット一つに二千万になるとか。
これはスプリンクラーやらなにやら全てを含めて計算した話ですが…。
スゴイもんですね…。
帯広市はこうした施設のかずは多い方のようです。
市内だけでなく、十勝全域をカバーもしている
逆に、市民でも市内の施設に入れず、別の十勝管内のホームに入った人もいる
この新しい老健に、小規模のケアマネ兼管理者が来年から異動。
新しくやってくるケアマネは、小規模多機能のケアマネをするための資格を得るのは再来年になるそうで
(普通のケアマネ資格ではダメなんですね)
ケアマネの職務は今もスタッフとして勤務している女性が行い、新しくやってくる人は管理者ということに。
この新らしい管理者さんは
「スギヤといいます」と現ケアマネが教えてくれたので
「杉に谷と書いてスギヤさんですか?」と聞くと「イエス」と。
私の頭の中では「ファイターズの杉谷選手」が浮かんでいた
二十歳の、まだ少年ぽい、シュルっとした杉谷君が…
が、その後ケアマネはさらに情報をくれた
「ルックスは…左門豊作です」と……。
あれっ?(^◇^;)
えっ?
突然、いきなり、カツレツよく、大きい声で
母「どのへんまで?」
…って……(^_^;)えーーーーーと
私「あの辺」
とりあえず適当な方向を指さして答えてみた。
母の顔…
【なにいってんの?】って感じだったので
反対を指さして
「その辺」と言ってみた…………
リアクションなし。
うーーーーん
母の頭の中で何がおこっていたのやら
………………………………
今日から二泊です。
友達との食事はキャンセルになったので
ヒマヒマしてます。
ダラダラします。
明日ものっそり生きる予定です。
(一応、アレコレ買い物する予定)