「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
→こちら Instagram

売り言葉に買い言葉

2005-11-30 | ●介護録(~2015.2月)
ゲェェーやっちゃった。道の真ん中でマジギレ。
で、やっぱり、後でちよっと後悔。認知症の親を相手に何バカなことやってんの?って感じ。しかし、もうやってしまったから仕方ない。

午後五時半過ぎ、徘徊開始。
出発早々私はほぼ切れかかっていた。
第一に、夕飯前でお腹が空いてた。
第二に、暗いし、寒いし、歩きたくない。
第三に、東ルートはかなり遠くに歩かれる確率高し。

私「寒いのにどこまで行くの?」と言ったのが悪かった。
母「だったら帰ればいい。誰も付いてきてと頼んでない」確かに、その通り。
私「ほって帰れるならサッサとそうしてる」
母「そうすればいいでしょ」
私「認知症だから迷子になるし、警察に保護されて呼び出されて、頭下げるのはもうイヤなの!!」
しっかり、くっきり言っちゃった…母は意味を理解していなかったけど。
その後も私は、子供には親の扶養義務があるんだ…とか言いまくり、お返しに「あなたとは親子じゃないでしょ」とグサリ一発かまされた。
私「勝手に産んで、勝手に忘れて…ブツブツブツ…」

果てしなく東に歩き続けるばかりなので強引にユーターン。機嫌が悪かった。

見慣れた風景が見えだす頃には普通に「家に帰るモード」
後を引いてる私と何もなかったような母。自分だけが損したような、母が憎らしいような…。
でも、きっと、ヘンな女にイヤな思いをさせられたって感覚は残り、今後何かの記憶と結びついて出てくるんだろ。結局、自分に返ってくるんだろうな。

そこは勘弁。

2005-11-30 | ●介護録(~2015.2月)
母と外食した帰り道、母が言った
「○○子、うちにいたかしら」(○○子は私の名前。自分の娘である○○子は家にいたかと、私、つまり本人に聞いている)
「…知らない」
こういうシチュエーションで、私の返事はそっけない。

ホントはこんな場合も、適当に合わせ、芝居をして、適切なケアってやつをしなきゃならないんだろうけど、申し訳ないけど、オカーサン、こういう場合だけは、ちょっと冷たい態度も勘弁して。

こんな時も優等生の介護者になろうとしたら(他の時もけして優等生の介護者じゃないけどさ)私、もたないから。

叔母と話す時。

2005-11-30 | ●介護録(~2015.2月)
K市に住む叔母(母のすぐ下の妹)は定期的に電話をくれる。
「母がいない時間を見計らった私への電話」と「母への電話」の2種類をおりおりにくれる。

叔母はこのBlogも知らないし、近くに住んでもいないから、母の状態について実際に見ている部分は少ない。

「最近、どう?」と聞かれて話す時、頭の中に日常の細々したことはかなか出てこず、おおざっぱに、「今週は二回くらい夜中に起きて…、昨日は徘徊したかなー」程度に終始してしまう。

こんなことがあって、イライラし、あんなこと言われて辛くなり、物にあたり、泣いて……なんて、なんだかいちいち言えない。
そして、「二回くらい夜中起きして」って話してる時も、なぜだかケラケラ笑いながら話しちゃう。
どうも人間ってそういう習性があるらしい。

でも、「どうして夜中に起きるんだろーね」と話せるだけでも救われるし、叔母は「○○しなさい」とか「こうすべき」いうような言い方をしない人なので電話はありがたいと思う

寺貫DVDが出るって!

2005-11-29 | ▼ユルユル日常
寺内貫太郎一家 DVD-BOX 1

レントラックジャパン

このアイテムの詳細を見る

来年2月に寺貫のDVDBOXが出るんだって。
やっとか…って感じだな。
3月、4月にも出るらしい。BOXいくつも買えないよ~。寺貫って何話だっけ?
予定より放映が延びて、ヒデキのスケジュール調整が出来なくて出演ナシの日があったような記憶があるけど、これは寺貫2の時かな?

只今、スカパーで視聴中だし、BOX、どうする??

介護詩8  スーパーウーマン

2005-11-29 | ●介護録(~2015.2月)

おかあさんは、何でも見たことあるんだね

おかあさんは、何でも食べたことあるんだね

おかあさんは、どこでも行ったことあるんだね

おかあさんは、なんでも知ってるんだね

幸せかもしれないね、なんだかイキイキしているよ

おかあさんは一等賞

                 

母はどんなことでも経験済み。日本中どこでも行ったことがあり、どんな新しいコトも知っている。今日初めて放映されるドラマだってみたことがある。いつだったか、原始時代の人ともお知り合い…なんてこともあった。
つじつまを合わせるため、何かを取り繕うために何でも経験済みにしてしまうのだけど、特に母の何を責めたわけでもないのにあれもこれも経験済みにしてしまう理由はなんだろうな…。

 


セクシー路線?!

2005-11-28 | ■ファイターズ
27日、ハムのファンフェスティバルがあった。リアルタイムでのTVオンエアはなかったのでNEWSでチラリと見ただけ。

新庄君の来期のテーマは……「セクシー路線」……って、どんなことやってくれるんでしょ、楽しみ~。

ヒルマン監督&BBのライブ、今年は日本語の歌を唄うと言う話しで、ラジオのアナウンサーも「さくらさくら」みたいな曲かなーなんて言ってたんだけど、大ハズレ。彼が歌ったのは松山千春の「大空と大地の中で」スゴイ

北海道は、12月29日にテレ朝系列でオンエアです。一ヶ月も先かい!!

雪降る中を…

2005-11-28 | ●介護録(~2015.2月)
日曜日、寒い日でした。雨混じりの冷たい細かい雪が降る中を母の徘徊は始まった。

思い切り凹んだよ。
だって、知らないお宅を訪ねて、わけの分からない理由をいいまくったんだもの。M町のの誰かに何かを頼まれて、何か捜している…というようなことだったらしい。

謝罪。こういうのかなり堪える。精神的苦痛。
ああ、なんでこんな思いをしなくっちゃならないの…ってやはり思う。

悲しい。

午前三時

2005-11-28 | ●介護録(~2015.2月)
午前三時、母、起床(着替えて、フトンも片付いている)。そして私も起床。

三時過ぎという時間帯で睡眠薬ってどうなの?飲んでくれる?飲ませるのもなんとなくイヤだなーと思い、とりあえず声を掛ける。
やはり時間が混乱している。

「することがある」というので、何をするのかちょっとしつこく聞きすぎてしまい母は不機嫌に。出ていくかと思い着替えて様子をみることにした。
五分程度母の前から姿を隠し、再び声を掛けた。
「寝ないの?」すると「寝るよ」と答える。
母がトイレにいってる間にもう一度ふとんを敷いて、私は部屋へ。

トイレから戻った母は、そのままふとんに入ってくれた。

今夜の母は…

2005-11-26 | ●介護録(~2015.2月)
紙問題2勃発?!
箱ティッシュの中身、全部出してたたみ直し。(^_^;)\(・_・) オイオイ…それで元に戻してうまく使えるの?
先日、母の部屋の箱ティッシュに新しいカバーをかけてあげた。今日、母は「こうやるとステキでしょ」と、自分がやったかのように私に誇らしげに見せた。Yesと答えた。

さあ、寝ようかって頃に、泊まりに来る人のフトンをどうやって敷くのかと言い出した。一度は今夜は誰も来ないからって納得したのだけど(でも「もし誰か来て困る事態になったら、あんたのせいだって言っていいのね」と言われた。これが私の母親なのか~って気分)ゴソゴソやっている気配。
こんな時間に模様替え。フトンを敷くための場所確保。四畳半の物入れなどを動かしていた。
あ~仕事が増えた。元通りにするのは私。本人はもう忘れてるよ。

あっ、箱ティッシュの収納は、フェリシモの箱を利用してトイレットペーパーとティッシュが入る程度のフタ付き物入れを作りました。
フタがあることで、母の目に付かないのでは…と希望的観測。

ポット発見!

2005-11-26 | ●介護録(~2015.2月)
只今、物置部屋と化している四畳半を整理中。そして、行方不明のポット発見です!!!!

先入観って恐ろしいものですね。
高さ10センチ以上のポットは引き出しには入るまいと思いこみ、手も付けなかった引き出しにポットはひっそりと存在していたのでした。
入ったんですね~~~

しかし、台所で洗って乾かして、フタやお茶葉入れる筒はきちんと置いてあったのに、なぜ本体だけを別な部屋の引き出しに片付けるのでしょうか?
物体だから邪魔だと思った結果なのでしょうか?