「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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まだ食事停止中

2013-11-26 | ●介護録(~2015.2月)

食事停止して10日になります。

まだ抗生物質?点滴中らしい。

…なのて私も先見えずで、何も考えず、ただ病院へ通う日々。

入院して翌日には元気ですぐにタン吸引もなくなって五日目くらいで食事再開。
その日は「八割食べましたよ」と看護師さんから明るい報告を受けたのに…
その二日後には、タン吸引が始まり、療養病棟への移動が決まった。

そのとき、先生から「食事再開が早すぎたかな」という言葉もあった。

……そして16日から点滴の日々。

これって、食事再開してまた誤飲があったんじゃないのかな?って気がしている。

 

療養病棟には介護スタッフがいる。
だからもう少し車椅子に乗せてくれたり、普通病棟よりはヨイかなって思っていたけど
そうでもない
食事もしないから、寝かされてばかり。

反応も…ますますにぶくなったようで…
声もほとんどださなくなったし、笑顔もない。

虚しい…

でも、これが母の場合の認知症

あまり進行しないで年を重ねる人もいるようで
それはそれでまた大変なのだけど、うらやましくも感じる


心も体も動きが鈍い私であります。


療養病棟へ

2013-11-19 | ●介護録(~2015.2月)

明日、20日に療養病棟に移動です。

食事中止、r点滴で嚥下訓練。

甘い期待はしてないけど、ペーストやゼリーレベルでもいいから口から食べられるよになってくれたらという願いはあります。

でも…

そのあとに突きつけられる現実。

 

母は、意識混濁してるわけでもない。目を開けないわけでも、手も足も動かさないわけでもない。

口も開ける、咀嚼もする。エア食べもする。でも嚥下障害。

胃瘻は無駄な延命?

決断を、今すぐに求められてはいないけど、頭の中、グルグル…、ため息…、何もする気になれなくてボケ~…

今日も寒いな………

 

 

 


入院、その後

2013-11-13 | ●介護録(~2015.2月)

月曜日に先生の話がありまして、食事も開始(現在はソフト食)し
このまま状態がよければ退院となりそうです。
(今週中なのか来週になるのか)

先生の話があると電話があったのは金曜日だったかな?
それから
…口からの食事は危険だ。胃瘻を考えましょう
と言われたらどうしよう~と、ネガティブなコトばかり考えていました。
あるいは、胃瘻とまでいかなくてもトロミ食も×だから、完全ペースト、ミキサー食だのなんだので
小規模多機能では対応不可なんてなった場合は?…とか。

そして月曜日、病室にいったら看護師さんから、昼にソフト食を八割食べた…と聞かされ
ホッ……とした。

小規模多機能のケアマネも同席しての先生の話は
「肺炎までいってない」という感じ。
熱もなかったし、素人目からも前回より軽いというのはわかっていたものの
医師からハッキリ言われるまではやはり不安だった。
とはいえ先生も「肺炎になっていないというのは語弊がある」みたいな言い直しもしていた。
誤嚥で肺に何か入ったのは間違いないわけで
でも症状として肺炎という診断を下すまでには至らない?…そんな感じなんでしようか?

誤嚥性肺炎って、食事だけが原因ではないというのは以前にもここに書いたコトがありますが
ケアマネ曰く、自分の唾液でも肺炎になることはあるという話。
気管に問題があり人工弁?的なものを装着していても誤嚥性肺炎になるコトもあるんだそうで…

母が入院したその日、同じにように入院した人がいた。
八月に肺炎になって再び…というおばあさん。
圧迫骨折で腰にコルセット、車椅子で点滴つけての受診だった。
娘さんとおぼしき方が「食べるのだけが楽しみだったのにね」と語りかけていた。

切ない気持ちがすごくよくわかる。

嚥下障害
これからもこういうことがあるんだろうな…と覚悟しつつ……

…………………………………………………

病室に、リハビリにやってきた理学療法士が
「リハビリですよ」と母に声かけし、反応がかえらないと

「伝わんねーな、どうするかな~」と言ったのにはムッとした。

布団をめくって「点滴ついてるしな~」とかいながら、いっこうに何もしない。
ただ困っている。

病院の療法士でしょ………なんだろ、この人?……と思ってしまった。
伝わらない人にはリハビリできないのか?
それは違うはず。
このまま病室にいたら私切れそうだったのでそこを出た。
その後、その人廊下で立ち話していたゾ
何だったんだ?
出来ないなら来なくてイイ。

 


入院

2013-11-10 | ●介護録(~2015.2月)

5日、母、入院しました。

診断名は嚥下障害

熱なく、入院翌日には元気になってます。

前回、誤嚥性肺炎の診断で入院した時は、タンの絡み、そして発熱で、救急車で病院いう流れだったけど、今回は、朝、目は覚めてるけどすぐ目を閉じてしまう、変だなと思いつつ小規模へ。そこでタンが上がりだし、酸素飽和度が90切っていたため受診となりました。

月曜日、医師からの話がある予定。

 


介護:奥深し介護食

2013-11-03 | ●介護録(~2015.2月)

介護食レシピ本を何冊か図書館で借りた。

以前は、出来上がったモノをミキサーにかけて出していたらしい介護食。
たとえば煮物なら、全部一緒にミキサーへ。
おいしいわけがない。

キザミ食なら、煮物の具材をとにかく小さく刻む。
しかしこれはかえって誤飲を招くのでトロミをつける。
刻んだ煮物、そして煮汁にトロミをかける。

老健はこのキザミトロミ食だった。
魚か肉かよくワカラナイもの(フープロにかけまとめた?)にトロミがついていた。
そのトロミは透明だったので煮汁などではなく、あとからお湯?にトロミをつけてかけたものか?
トロミ剤のHPに、
ほうれん草のおひたし、細かくしたあと、水かだし汁にトロミをつけたものをかける
……とかいてある。
せめてだし汁にトロミにしないと、おいしくないだろうに。


最近の流れらしき「やわらか食

煮物ならば
柔らかく煮込んで作る
重曹を入れてゆでたり、レンジを使ったり。
肉や魚はミキサーで撹拌するときに、はんぺんや豆腐を混ぜる。
トロミ剤も使うけど
味噌汁なら芋やカボチャを具にして煮崩れを利用したり
ヨーグルトを使ったり、マッシュにしたり、ゼリーにしたり……
見た目もおいしそうな介護食
市販品もうまく使って。

フランス料理のように、トロミつをつけた汁を皿に敷いてから食材を載せると
おなじトロミ食でも見栄えが全然違う

もっともうちの母は、見栄えがどうのこうのという段階ではないけど(^_^;

フランス料理のシェフだった方の書いた本は
それぞれの食材をミキサーにかけてピューレを作り、それに
オリーブオイルとか生クリームを混ぜ「ソフトミール」と名付けたものをつくり置きする。
煮物ならば
しいたけのソフトミール、イモのソフトミール、にんじんのソフトミール等を和風ソースをしいた皿の上に盛りつけ
ソースに絡めながら食べる
……という考え方。

とはいえ、やわらか食を家庭できっちりやろうとすると無理だな…とも思う
1つ1つはそんなに時間かからないけれども、おかず1つというわけにもいかないし

お料理好きな人なら、楽しく出来る?

夕食に一品、少し手を掛けてやわらか食を作り
あとは市販品や、そのままでも介護食になるような卵豆腐とかポタージュで…
……………と出来ればいいと思うけど
私には無理そうだ


市販品の、柔らかいトロミのついたオカズを味見すると
なんていうか……
「ああ、どろどろ……」って印象。

安全優先だと、このどろどろがなによりなんだろけど………

鯖の味噌にならそのままでいいか?と栄養士に聞いた時
うーーーん…と口ごもったので
煮汁にとろみつけます
と言ったら、そうですね…とかえってきた。

でも、今、そのままあげてる。
お粥と食べるから問題ないように私には思える。
お粥は「つなぎ」の役目をするから。

食べる喜びを 新・介護食レシピ
多田鐸介
阪急コミュニケーションズ

 

ふたりのおいしい介護食―ふだんの料理がやわらかく食べやすい 栄養バランス満点の献立つき
村上 祥子
女子栄養大学出版部




新!介護食宣言―介護をカンタンにする101のレシピ― (弘文堂安心レシピシリーズ)
大沼 奈保子
弘文堂