ご挨拶
2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。
介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。
今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。
2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。
介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。
今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。
認知症になるとなぜ「不可解な行動」をとるのか―深層心理を読み解きケアの方法をさぐる 河出書房新社 このアイテムの詳細を見る |
東北福祉大の教授が、認知症の心理に焦点を当てて、いわゆる問題行動がなぜ起こるのか、何を意味しているかをケーススタディ中心に解説したものです。 昨年「痴呆」で本を検索した時に比べると、今年はかなり量が増えたなーと感じた。
その多くはケアマネや介護福祉士資格獲得や、ヘルパー等の介護職従事者のためのHOW TOものだったけど、その中で、私が求めていた、認知症の深層心理に迫るような本がいくつかヒットした。これはその中の一冊。
一般向けなので文章は平易。心理学的に医学的にもっと突っ込みたい人にはやや物足りないかも?
印象に残ったことを少し書いてみたいと思う。
この本では、認知症の基本症状として
1 「先ほど」の記憶を忘れる 2 「見当がつかなくなる」 3 「思考力、判断力、計算力が低下する」の三つをあげ、
周辺症状として、1感情的になる。2 認知症であることがわからない。3 食べられないものを口にしたり、おかしな服装をする。 4 徘徊する 5 意欲・自発性が低下と口数が減る 6 幻覚 7 妄想 8 夕方になると落ち着きがなくなる
9 作話 10 不潔行為。をあげている。
この周辺症状は、心理的な要因で起こる事が多いので、認知症になると全ての周辺症状が出るわけでもなく、それでは、例えば、「なぜ、私の母は○○なんだろう」と考える場合に、自分が認知症であったらという仮定で想像するとよいと書いてあった。
それは、自分がいきなり右も左も分からない場所に立っていたとしたらどうするか?ということ。
人それぞれ性格により、うずくまってしまう人、あちこち歩き回る人、いろんな人にとにかく聞いて回る人…などいろいろあるだろうと。
そんな不安な状態の中で示す行動が、こちらから見ると不可解な行動になるということだ。
朝起きて居間に行くと、知らない人が(家族なのだけど)「おはよう」と声をかけてくる……自分は何がどうなっているか分からないのに、相手は親しげに話しかける…ちょっとしたSF映画のような場面を思い浮かべてみれば、その不安は分かりやすい。
この本のなかでは何度も「適切なケア」という言葉で出てくる。それがなされれば問題行動がすんなり治まることもあるという。(口でいうほど簡単ではないと思うけど…)
後半、ケーススタディを紹介し、様々な行動傷害(最近は「問題行動」をそう言い換えるらしい)がなぜ起きるのかを
解説している。
正直、それを読むと、介護者の対応次第とか、それまでの家族関係が反映されていると言われているようで、やっぱりそうくるかーという気持ちがしないでもない。
「適切なケア」さえすれば…というのは、キツイ言葉だ。
では、その適切なケアとは?となると、やはり、ここでも「マニュアルはない」という結論のようだ。
介護者としては「そこが知りたい」という気分だが、AにはBと言い切れるようなものは「ない」というのが現実か、とも思う。
でも、こういう内容を求めていたので、よい本に巡り会ったと思う。
「不可解な行動の深層心理」…今後もっと研究は進むのだろうと思う。
夏にピッタリ、オススメのFusionです。
元カシオペアのドラマー熊谷徳明、元T-SQUAREのベーシスト須藤満、私の大好きなキーボーディスト窪田宏サマ。そして若手ギタリスト平井武士の4人で結成されたフュージョン・ユニットTRIXのセカンド・アルバムです。
耳なじみがよいので聴きやすく、爽快感を味わえる星三つ☆☆☆です!!
一曲目、♪あ~まぐり くりくり…ってボーカルが入ります。
フュージョンサウンドにあまぐり??って思ったあなた、ぜひ聴いてみてぇ~。
「徘徊」って言葉はなんだか嫌だけど、「徘徊」に違いないのだし、一言で言い表すにはやはりこの言葉を使おうと最近思いはじめました。
23日付け日記で徘徊が休止中と書いたのに、翌日、つまり昨日から見事に復活いたしました。やはり周期があるらしい母の徘徊。
昼の徘徊時、生ゴミを持って帰ると言い出した。今思えば好きにさせておけば良かったのに、生ゴミ持ってお店に入ったりされるのはイヤ!と思ってしまった私は結構しつこく「明日がゴミの日だから、置いていって」と言ってしまいました。やはりそれが母にはムッときたらしく、その後の不穏を招く結果に…。
夜の外出は、この家にはいられない理由らしいものが次々と繰り出され把握しきれず。
この夜、たまたま外に出ていた近所の方が、母に声をかけた後、わざわざ追いかけて来てくださり、母と話ながら家へと誘導してくださった…けれども、我が家に着くと、私に「中にはいって寝なさい。私はこれから帰るから」と、振り出しに。その方、またまた母に付き合ってくださった。とても対応が手慣れているので経験者かな?という感じが…。
徘徊が簡単に治まるわけではないけれど、一人よりは心強くとても感謝しています
ご近所一周半でやっと家に戻った母は「今の人、なんかヘンだ。普通、道で会ったくらいで一緒に歩いたりしない」としばらく考え込むということに…こういう感覚はしっかりしているらしい認知症の不思議。
さて、今日私は夏モノに取り替えて洗った後、行方不明だったクッションカバーをやっと見つけました。
どこにあったか…というと、取り替えた夏ものカバーの下、つまり、二枚カバーをかけてあったわけです。なぜに、そんな面倒なことをするんだろうか、と首をかしげつつも、
夏カバーをはずして、その下の春秋用カバーをはずしながら、ふと思う。
「これは実はとても合理的?雕霓夏が終わったら、上の夏ものを取ればヨイ。すると下から秋仕様が現れるってことじゃないか?」と…。
突然、真夏がやって来て私の体はクタクタです。この三日くらい頭がボッーとしてます。助けて~。
でも、そんな中、日ハムは6連勝!トラもサヨナラ勝ちして首位キープしております。なんて喜ばしいのでしょう
この数日、母の徘徊は止まっています。土曜日から今日まで一度も出ていません。やはり徘徊がないというのはとても楽です。
家の中で繰り広げられる妄想への対応も、もちろん積み重なればストレスですが、外へ出て行かれるよりはずっとマシです。
今日はお風呂へ行ってきました。
私にとってはあまり楽しいことではありません。疲れます。しかし、お風呂へ入ってくれない事のほうが気になるので、ここはやはり気力を振り絞ってお風呂へ…。
私が「銭湯へ行きます」といったせいもあるのでしょう、デイサービスも最近は母の入浴をほぼ諦めているようです。強引に勧めるとテンションが下がるし、そのせいでデイサービス拒否も困るので、ある程度仕方ないと思うのですが、出来ればデイで入浴してもらいたいのが私の本音。
叔母が電話相談で入浴問題を聞いてくれました。回答は「夜でなく昼に入浴する」「入浴剤などで気持ちをひきつける」というもの。どちらも母には効果が薄い気がしています。そうした「ごまかし」的な事をスルスルと受け入れるほど、そういう面の能力は落ちていない母です。
さらに、ケアマネに言ってデイサービスを変えてはどうかとも言っていたようです。
入浴についてはすでにケアマネも承知です。
この入浴問題だけで現在のケアセンターを変えるつもりは私にはありません。果たして事業所を変えただけで母の入浴が解決するのか…。私としては、そういう類の問題ではないと感じているのです。
それにしても、入浴してもシャンプーだけはどうしてもしてくれない母。今日の理由は落ち着いてしていられないというもの。
美容院に連れて行こうかと、いつも思案しています……といっても、これまた簡単にはいかないでしょうけど…。
先週に続いて、介護者へのケアという内容だった。
コメンテーターとして出演しているのは、家族の会の代表者、精神医学の先生、介護福祉士の三人。
実際に介護経験者である荒木由美子が母親を介護する主婦役。
今回はデイサービスを使っているものの慢性的疲労等で円形脱毛症になり、母親を弟夫婦に預けてリフレッシュするまでのお話。
ドラマは最初、旦那さまも無理解、商売をやっている弟夫婦も非協力的なんだけど、一転、旦那様も子供も協力的になり、家族旅行の間、弟夫婦が母親を預かるという展開になっていく。
家族の理解・協力がなければやっていけないんだよーと、啓蒙する狙いなんでしょう。
理想的だが、ここまでうまく運ぶかなぁ~と思ったり、ひとりで看ている私にはあんまり関係ないなーと思ったり。
介護そのものより、家族に負担をかけることにストレスを感じるという、女性の立場の大変さを感じる。それがない自分はある意味楽なんだと思うことにした。
「制度の中では介護者へのケアは抜け落ちている」と精神医学の先生。自分が介護者になってずっと思っていたことだけど、そういう問題は制度外のことで、主張すべきことではないと思っていた。
家族の会でもいい、相談窓口でも心療内科でもいい、話をすることが大切と言う話が出ていた。
でも、そういう場所って案外見つからない。電話相談は繋がらない、窓口に行っても行政的な説明で終わったり、Netの掲示板(専門家が回答するタイプ)では説教されたり…。
Yahoo!掲示板を知るまでの私はそんなことの繰り返しだった。
今は、そこで知り合えた介護の先輩とNetを通してケアしてもらっている…そんな感じ。
そう!介護者は介護者同士でお互いをケアしているのかもしれません。それもNetがあればこそ。
昨夜はとっても忙しかったわ。
だって、BSでハムコイ、しかも黄金ルーキー・ダルちゃんの先発。ケーブルTVGAORAでトラレオ。
さらに、教育TVの「福祉ネットワーク、介護ドラマ」をあいまに覗き、試合終了後、「赤い疑惑」が放送していることを思い出す。
でもなんといっても昨日はダルビッシュ有くんに尽きる。八回まで完投・完封ペースではないですか!!今朝の毎日新聞、一面に彼の写真。何か強い「運」も持っているかもしれない…ワクワク
それにしても、顔小さーーい。
ありがとう、ダルビッシュくん!!!!