「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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私の介護は…

2009-06-30 | ●介護録(~2015.2月)

私の介護はラクになったのだろうか?…と考えた

ビゴ母はここ数年ずっと介護度3

最初に3になったとき…
自分でトイレに行っていた
着替えも一人で出来た
食べ方も普通だった
会話もしっかり出来た
でも、徘徊があった、失見当識もあった

3のまま時が過ぎ…
去年から完全紙パンツになった
会話がなかなか成り立たなくなった
着替えも手がかかるし、食べ方も汚い
でも、徘徊が止まった

徘徊が止まった時、とにかくラクになった…とそう感じた
他の部分が進行しても徘徊があるかないか
私にとって、それは天と地ほどの差だった

さらに
介護にとってやっかいなのは「拒否」である

認知症の場合、病識がなく、自分はちゃんとしていると思いこんでいる場合が多い
最初の頃は、なんでも出来ている、やっていると本人は思っているし
自我も強く、プライドも普通にあり、そして、いろんな能力もまだ残っている

他人の指図は受けたくないわけだ

だから
薬拒否、着替え拒否、入浴拒否、洗顔ハミガキ拒否
デイも拒否、病院も拒否、なんでも拒否
(拒否しないのは食べることだけ?)

だけど
この拒否は、進行とともに薄れる

ビゴ母も、薄れた
徘徊も止まり、拒否も弱くなり、以前より対応しやすくなった
これは確かだ

でも

会話が通じない……
何を言いたいのかよくワカラナイ……
排泄問題が始まる……
生活全般に手がかかる、時間がかかる……

それでも徘徊がないこと、拒否が弱いことは精神的にラク
部屋荒らしも排泄の失敗も、手がかかるしイヤだけど処理すれば終わる
でも、徘徊は、いつ始まり、いつ終わるか分からなくて精神的なストレスはキツカッタ

だけど
私の介護はラクになったのか……
正直、よくワカラナイ


任侠と介護を結びつけたドラマ

2009-06-28 | ●介護録(~2015.2月)

(゜ペ)ウーン

「TVタロ」の記事で見たんだけど
7月から草ナギくん主演で「任侠ヘルパー」というドラマが始まる
私、ドラマはほぼ見ないので、これもきっと見ないと思うけど……

ドラマは、組織の幹部になるためにヘルパー研修を強制されるのが始まりで
最初は、認知症の人を金ずるだと考えたりするけど
後に、巨大介護事業所と対立などして介護問題に取り組むらしい
まあ、草ナギくんが主演なので「いい人」路線なんだろう

でも、なぜ「任侠と介護」なの?

対局にあるような任侠と介護、くっつけたら面白い…なんていう発想なら
介護している身としては、不謹慎な感じがしなくもなく…

大げさに考えすぎ?

ドラマはまだ始まってないし、見もしないで文句をいうのはオカシイと言われれば
その通り

ただ、ドラマの内容云々より
任侠と介護を結びづけたことがね…なんだか釈然としません


その方面の人が運営するアヤシイ介護事業所が存在している現実もあるし。

表立っては出てこないから
情報を知らないままに、そのような所にアクセスして利用してしまったら………
知ったときにはもう遅い場合もあるわけで。

行政も分かっていても手を出せないとか
正面から立ち向かった介護職関係者が怖い思いをするとか

そういうこともあるみたいなので………
任侠ヘルパーなんてタイトル………なんだかなぁ………


それ誰?

2009-06-27 | ●介護録(~2015.2月)

(・_・?)

5日間、ベンベンなしだった

ショート後は、下剤のせい(と思われる)で3日くらいは軟便続きになるけど
その後は止まる
以前、薬剤師に、
下痢をすると、体は、脱水症状にならないように今度は逆に出さないうようにする
と聞いたことがあるけれど…

とにかく、六日目の昨日の朝は、出ているかも…と覚悟したけど
やはりナシ

それで、ずっーーと前に内科で貰っていた軽い下剤を一錠だけ飲ませた

午後からめでたくベンベン

この薬が効いたのだとしたら、極端に軟便になることもなく、タラタラと続くこともなく
いい感じだけれども、薬の効果か自然な巡り合わせなのかは不明

悩ましい~~ベンベン対応

昨日も暑かった

北海道は2日前にから急に夏になり、30℃越え。
急激な変化に体がついていかないよ。
めまいした…

ビゴ母は大阪生まれのせいか暑さに強い。夏バテ知らず。
私と父が食欲なくて、ボケーとしている時でも一人しっかり食べていた

最近、寝仕度タイミングがうまくいってて、私、ストレス軽減中

昨日は、人形とぬいぐるみ相手に会話が弾み(?)ラクでした

熊のような巨大?ネズミのようなぬいぐるみがあるんだけど
昨夜はそれに妙に気がいったらしく
私にも何かと反応するよう強要するのでしかたなく…

「なんていう名前なの?」などと子供相手のようにふってみた

母の答えは…

一回目「ゆっちゃん」
これは私の幼なじみのオネーサンの名前なので納得

2回目「吉田さんのおばさん」

それって、だ~~れ~~~~~


それは私の……

2009-06-25 | ●介護録(~2015.2月)

ビゴ母の最近の傾向として
他人の手などを「なでる」というのがある

人肌が恋しいんだか、なんだかわからないけど

ソファで隣に座っていると
ふと、思いつくのか
私の手を自分のほうに引っ張ってきて
ナデナデ……というより、スリスリ……というか、ゴシゴシ
痛かったりするのんだワ

時には、いきなり足を持ち上げて、ソファに座ってる自分のももの上にドンと置いて
ゴシゴシ……。

こういう時の動きって、「人の足」だとおもってない感じがする
モノを扱うみたいだもの

で、この間は、母がソファで、私がその下の床に座ってる形になっていた。
母の手がなんとなく私の肩に触れてきて、その母の手が、もっと下に伸びて……

そして
「なに?このフチャフチャしたのは?」って……オイ

それは私の貧弱なバストだよ

なにげにセクハラ?


明日から後半戦

2009-06-25 | ■ファイターズ

広島の新球場の名称は「マツダzoomzoomスタジアム」なんだね
「マツダスタジアム」なんだとばかり思っていた。

実況中継では、アナウンサーがあの実況のノリで早口でスタジアム名を言うと
「マツダズムズムスタジアム」となりやすい
2回続けるせい?

そしてそれは私の頭の中に
「マツダムズムズスタジアム」
とインプットされた

ムズムズスタジアム…私の中ではそう呼ぶことにします



オールスターの最終発表、楽しみ
最後の中間発表ではハム戦士が8部門トップで、いつものように
「なんで、○○が一位なんだ」という批判の声
こればかりはもう仕方ないですね
昔からですもん
オールスターばかりではなく、投票などで決まるものは必ず不満が出るもの

人気投票のような格好になるのがイヤだというなら
純粋に数字だけで選出する形にしてしまえばいいわけで……
でも、どの数字でどういう基準で選出するのか…難しいヨ

七月、札幌ドームでは「乙女の祭典

去年、今年と「おやじナイト」があって、ならば
「おかんナイト」とか「おばんナイト」はないのか…とファンが言っていたら
乙女の祭典」だって
さすがに球団も、気をつかったのね

年齢制限はないので、だれでも乙女よ
ボール乙女、ホームラン乙女、乙女グランドキーパー………
出場する人たちは、どんな格好するんだろ?

明日から後半戦

ソフバンに並ばれてしまったけど………
私の勝手なイメージは、ソフバンのようなチームにあまり怖さは感じないんだ
ボカスカ打たれた日は、仕方ないって思えるし、守り勝てるかな?って気もして
まあ、そう期待しているってことなんだけど

ガンバってね、ファイターズ


アナタの介護はムダ?

2009-06-23 | ●介護録(~2015.2月)
何度も書いてるけれど、ビゴ母は、一般的には重度になってから現れる「家族がわからない」という症状が初期からあった。

最初は、痴呆(まだ認知症とはいってなかった)だなんて思ってもいない時だったから、「これってなに?」という感じ
その時は、痴呆といえば「ボヤンとして、いろんなことが出来ない状態」をイメージしていて、母は、何でも出来たし、買い物にも行けたし、コミュニケーションも何の問題もなかったから。

さらに徘徊も初期から出たので、介護サービスを受けはじめると、専門職の人達が施設を勧めることが多かった。

ケアマネが、職務としていろんな選択肢を提示するのは当たり前。
介護福祉士が、経験などからこうすればいい…というのも………当たり前…なのか?……?

その頃、私はまだ母を施設に預ける気にはなれなかった。
失業していたことやシングルであることも理由の一つ。

その時の私の本音を言えば…「みんな私の敵?誰も分かってくれない」

味方がいなかった。

「どこか預けるところないの?」
「施設に入れたのか?」

在宅介護していることがまるで悪いことのように……………
なぜ、一人くらい、気持を分かってくれる人がいなかったのだろう

徘徊していたから?
娘のことを妹を思ってしまうような母だから?
一人で介護していたから?

でも、逆に、この段階で施設に入れていたら「まだ家で暮らせるんじゃないの」なんて言われたのかもネ。


以前は、デイのない日にヘルパーを利用していたので、その統括者である介護福祉士がたまに様子を見にやってきた。
その人はσ(・_・)に何度か言った。

「申し訳ないけど、K子さん(母)は、ビゴさんが介護していてもそのことをちゃんと理解しない状況もあるのだし、施設を利用して、ビゴさんはビゴさんの生活を…」というようなことを。

そうですね…と相づちしながら聞いていたけど、実はかなり傷ついていた。
「アナタが介護していてもワカラナイ」という言い方って、とてもデリケートな話じゃないでしようか。
たとえ介護福祉士という立場でも、「申し訳ないけど」とついていても、簡単に言っていいことなの?

仮に、σ(・_・)が「もう介護出来ません。でも、最後の決心がつかない」といったのなら、背中を押す意味で、そういうことを言うのはアリだと思うけど。

被害妄想チックかな?

だけど…

末期ガンの家族を一生懸命看護している家族に
「どうせ治らないんだから、そんなにガンバッて介護してもムダよ。亡くなった後の生活も今から考えて、看護はほどほどにね」
なんて言う人、常識から考えていないはず。

「申し訳ないけど」がついていたけど、σ(・_・)にしてみると、アナタの介護はムダだ…と言われたようなものだし、どうせ認知症なんだら何もワカラナイでしょ…と、専門職の人が、そう言ったようなもの。

ガンと認知症は別…と、言われたら、確かにね。
介護には期限がないから。

でもさ……

ガンは、せつなくカワイソウな病気だから、最期の時まで真心を尽くすものだけど
認知症は、どうしようもない老いで頭がヘンなんだから、もういいんじゃないの?ってこと?
介護しているσ(・_・)がそう思って、脱在宅介護するのはいいけども
やっぱり、他人が言うことではないと思う

この複雑な気持ちなんて、あの介護福祉士にはワカラナイ。
自分の親は元気で介護の経験はない人だから。

一般論を言う
マニュアルチックなことを言う
……とσ(・_・)は感じてしまった

自分の親が元気でそれなりにシッカリ生きていたら、親は親、子供は子供…という感覚が強い。
自分もそうだった。
つかず離れずの関係で、お互い自立して生きていく。理想的だ。
だから、その延長線上で介護も考えているのだと思う。

その介護福祉士は最後に
「まあ、K子さんがどうにかなってから、仕事をさがしてもいいけど」と言った。

どうにか…というのは、死んだら…って意味?それとも施設に入ったら…っていう意味?
どっちでもいいけど、これもまた、なんか失礼な言い方だな。

いろんな人が言う。
どこにいってもすぐになじみ、明るい認知症の母は、どこのスタッフともうまくやるし、なんの心配もなく、ショートにも送り出せるし、GHでも特養でも気楽に預けられるでしょ…って。

確かに…気楽。

ビゴ母の記憶のどこかに、ビゴは幼い子供としてたまに登場し、その子供が目の前にいなくても特に混乱したりせずに、その場その場で楽しく過ごします。

名前を呼んでいても娘と思っているかは不明だし、抱きついてきてもσ(・_・)を「先生」と呼んでいたりする。

この間なんて、ショートから帰ってきた時に、σ(・_・)のこと「不審者」を見るような目で見てました。
送ってきたスタッフについて戻りたかったみたい。

気楽でしょ、これならいくらでも長期ショート出来るし、明日からGHに行ったて、ずっと前からそこにいる人みたいになじむんじゃないのかな。

今、母を捨てても、なんの問題もない。きっと。
ここから逃げて、知らないフリしても、母は寂しがったりしない。
大切な人は、母の記憶のとごか奥の方に、昔の形で生きているんだろうから。

認知症の親が、いろんなことが出来なかったりわからなくなっても、子供のことはしっかり理解している場合は、介護している子供のほうは、逆にそれを重いと感じるのだろうと思う。
分かっているから、無視できない。
後ろ髪が引かれる。
罪悪感を感じる

その気持ち、とてもよく分かる

でも、σ(・_・)みたいのも苦しいヨ。

だってσ(・_・)は怖いもの
GHにいれたら、すぐに完全に忘れられるって思うから。

忘れられて、無視されて、「アナタ誰?」って言われて、いらない人だと言われて
でも、母が生きている限り、介護は終わらない

だから、そんなに簡単に
「ビゴ母さんは、わからないのだから………」なんて言わないでほしい。
専門職なんだから。
マニュアルでいっぱいの頭は良くないヨ

Sexy?

2009-06-20 | ●介護録(~2015.2月)

ちょっと、セクシー?

でも、ソックス、片方しか履いてないの……

プロデュース by ビゴ母



ショート最終日、自然排便あり…と報告受けたけど
翌日も二度、その翌日も三度のベン失禁

……………うーーーーん

薬、ホントに使ってない?

ビゴ母、気がついたらベットインしていた。

服のままだし、パットも替えてない

しかも

防水シート二号と大判バスタオルをご丁寧にもはずして寝ている

…………………

頼んだよ、防水シート1号
もう、君しかいない


だからぁ~ベンベンは

2009-06-19 | ●介護録(~2015.2月)

昨日母がショートから帰宅

問題のベンベンは………

事前の看護師さんとの話では、ショート2日目くらいに薬の量を減らして処方し
帰宅後に軟便が続くことがないように配慮……だったけど

結局

一度も薬を使わずにショート最終日に自然排便だって

だからね、やっぱり、過敏になりすぎなんじゃないのかな?

本人がお腹が張って苦しいとか、食欲も落ちているというのならともかく

今回のショートではスイーツバイキングなんてのもあったようで
楽しくたくさん食べたらしいしね
(うらやましい~~……という自分も友達と食事してきたけど)

………………

ファイターズの新しい応援歌、福原美穂の歌う「LaLaLa Fighters」をDL購入

↓の中に収録されてます

HANABI SKY
福原美穂
SMR

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ホントにね~球団の応援歌とは思えない曲よね~~
これって、リズム感ないと歌えないよ

譜面を起こそうと思ってるけど、音、取りにくそうです
譜面に起こす…といっても最近は楽譜には書きません。面倒なんで

二番の歌詞
「勝つための負けを知った時、運命が変わり」
印象的