「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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介護者のつぶやき

2008-01-15 | ●介護録(~2015.2月)
最近の私は八割方親戚の誰か。それも父方の親戚。自分の姉妹やイトコではなくて義理関係と思っているフシがある。 (今朝も、姉妹なんだから…と言う母に、親子なんだけどな~と言ってみた、ワッハハっと高笑いされた、なぜ)

「うちのビゴは…」と確かに「娘」は別のどこかに存在している。その娘はまだ未成年のようだし、その未成年の子供が母親と一緒に暮らしていないことに、母に中で矛盾はない。
二割くらいは「私=娘」と認識する時がある。そう言うとき、確かに私はホッといしている。

「親」というものが私にはもう存在しない…とそんなふうに考える時はとても悲しい。理解してくれる人、支えてくれる人、相談出来る人、どう転んでも母にはそんな役割を求められない。ただ、生きているだけでいいよ…と、そんなふうに考えるしかないんだよね。

もう随分と、平気になってきた私…。
でも、初めて「あなたはTさん(父)とどういう関係?」と聞かれたときの衝撃を私は忘れない。
母から「先生」と呼ばれたり、親戚扱いされる時、いつものこと…と、普通に返事しながら、きっと今も日本のどこかで、何年か前の私のように、親から他人と思われて泣いてる人がいるのだろうな…と思う。
自分が辛かったから、わかる。
ダレにも助けを求められなかったから、わかる。
そんな気持ちの人に声をかけることが出来たらいいのに…と思う。それで何かが変わるわけではないし、治るわけでもない。

でも、大丈夫。私も生きてるよ。

介護保険ではうまらないものがいっぱいある。
専門家の「正しいアドバイス」がいつも私たちを救うとは限らない。


 今年も☆ちゃんからゆず茶を貰いました
今年は二種類です。頂いてからまだ数日…左のはもう半分以上なくなりました。
お湯を注ぐとすぐに柚の香りが漂います~~~

昨日、階段でスッ転びました。右手でレンタルDVD&CDの入った袋を抱え持ち、左手で手袋をもっていました。階段というのもまずくって、踏ん張るところがなかった……あれぇぇぇ~って感じ。そして、その時の私、CDを守らなくては!という意識が働いていたらしく、自分の体より荷物を守った。結果……唇が腫れてます一瞬、歯が折れたと思ったけどそこまでには至らず不幸中の幸いかな~ビタリ足首をひねり(歩けないほどではない)膝小僧を何十年ぶりかですりむいた…。今朝起きたら、右腕が妙に痛い。こんな転び方は初めてだ。災難はいつどんな形でやってくるかワカラナイ。みんな気をつけよう!

米国国歌斉唱!

2008-01-14 | ●介護録(~2015.2月)
デイで、あの「星条旗よ永遠なれ」を鼻歌で歌ったという母。

試しに「アメリカ国歌知ってる?」と聞いたらやはり「?」だったので、最初のフレーズを口ずさむと、母は続けて「ターンタ、タンタンタンターン」と歌い出した。
歌い終わると
「歌詞は知らないけど」と楽しそう。

鼻歌が多い母。
ケアマネは「幸せなんだしゃないの」と言う。

神経質、気使い、完璧主義傾向の母が、今は必要以上の理性から解き放たれて、楽になっているのかな…と思う。
それはそれでいいことか?

けど、つまり、好き勝手やってるわけでもあって………こっちはいいことだと言ってばかりもいられない。

昨日は「釜山港へ帰れ」を聞きながらラジカセに向かって「大丈夫、帰ってくるから」と言った母。

……北へ行ってしまった人々がホントに帰ってくるといいんだけどね…。


サッド・ムービー

2008-01-13 | ▼ユルユル日常
悲しい四つの物語が同時進行していく。アマゾンのレビューでも賛否両論分かれてました。ヨイ…という人は、とにかく泣けた…と。

えっ、私?……ええ、あの、まったく泣けませんでした。

●消防士の彼とプロポーズ待ってる彼女の物語。
●その彼女の妹(話すことが出来ない)の淡い恋物語
●ママと息子の絆…ママさん病気
●彼女にふられかかっている青年がはじめた「別れさせ屋」のお話
の、四つ。

でも、みんな先が見えちゃう。

それに、同時進行させる意味がわからない。
四つの物語の接点はとても少ない。
人物のからみはほとんどないし、あとはAストーリーの登場人物とBストーリーの人物が、同じ場所(スーパーとか)にいるくらい。

一つ一つのシナリオは面白いのに…なんだかもったいない。



金土は母のお泊まり。
今回は家の中でやりたいこと、やるべきことをサクサクとやりました~。しかし一日はなんでこんなに早いの
考えてみると一泊の場合、一日目は当然、「朝の送り出し」があり、二日目の夕方には帰ってくるので、丸一日解放される日はないわけ。

単純に「私がお安く楽したい」のならショートステイを使うのが一番。だけど…ショートは骨折以後のぎくしゃくがあり、下着の紛失も続いてるし、何より目が行き届かないコトが分かったし…。
「とにかく安心感」なら、1体1もしくは2対1でみてみらもらえ、まず下着の紛失もないデイでのお泊まり。
そして当然「母にとってヨイのは」という視点からも、行き慣れたデイ、一泊なら疲れもナイ…となるのよね。
微妙だ……

とりあえず、七月の帯広球場は日曜日が試合だから、この時はショートを取らないとね。最低二泊はお願いしなくっちゃ!

今日、トマトソース煮込みハンパーグにしたんだけど…連絡帳をみたら、昼もハンバーグでした…

介護生活は忍耐?!

2008-01-11 | ●介護録(~2015.2月)
寒いというのに……朝起きて部屋を一歩出たら、ヒャッ……水たまり、しっかり踏んだ。
紙パンツだからこういうことはまずないはずと、思いっきり油断

脱いでたのね……

最近、脱いでるコトが多い。以前はかさばるのがいやで脱いでいたようだけど、最近の傾向は、たっぷり吸収している状態がイヤで脱いでいるみたい。
夜間用のパットにすべきかな…と思う。
でも、かなり大きくかさばるので、これまた、嫌がって脱ぎそうだ……

介護には悩みがつきない。
何かが解決しても、次の何かが必ずやってくる。
日々が忍耐、そして訓練?な気分。私は何かに試されているのではないか、と思うほど。

先日、母が「みんな、そんなに怒らないのに」と言った。

キツカッタな…この言葉。ホントは泣きたいくらいにキツイ。(泣かなかったけど)
分かってるよ、怒った私が原因だ。
そして、デイのスタッフやヘルパーは怒らないさ。だから、母は、「この人だけが私を怒る」と思ったのだろう。

一般的に家族介護者にも「受容しなさい」と指導し「虐待をしてはいません」と警告する。

でもね、ちよっと見方を変えると……
母は他人には私にするみたいなワガママはしない、言わない。もちろん病気なので、いろいろとやっかいなコトもするだろうし、時にはガンとして受け入れない時もあると思う。でもやはり、その度合いが違う。
他人相手には少なからず気を遣うもの。

そういう違いは歴然としてあるのに、職業としての介護者と家族介護者に同じように受容しろだの…なんだの……無理だって

努力はしてるんだい

私は母のそのセリフに
「そう、ならその優しい人のところに行けば?!その人たちに見て貰えばいいじゃないの。私は構わないもん。そこに行けば」と返していた。
GHでもなんでも申し込みしようと思えば出来るんだから。

あんなコト言われると、それが私のまいたタネであっても凹む。

それでも母のためにCD-Rを焼く私……ダレも褒めてくれない、母に感謝もされない…ああ、カワイソウなワ・タ・シ

忍耐、忍耐、忍耐、忍耐、忍耐………………今日も私は歩いてく、エイッ

『かわいいこころ』

2008-01-09 | ▼ユルユル日常
こころ=臓器のタイプ…というちよっと面白い話。
「性格」と思っているものが、実は「体の個性」に関係していて、臓器の働きのバランスが感情に影響している……という考え方。

質問に答えて自分は何の臓器タイプかみるんですよ。

結果

肝臓タイプ~~~~~「怒り」が行動のエネルギーになるらしい。それくらいのモチベーションがないと動けない人間ってことかしらん?興味ないときはホントにまったくどうでもいいもんね。

肝臓タイプはこんな人…という4こまマンガがあって、そのマンガの隅っこに、ローラ~と叫ぶヒデキ発見!あっ、なんか縁がある、やっばり私は肝臓タイプ(たまたま、話の流れで出てきただけ)なんて思ったりして

人によっては、幾つかの臓器タイプに当てはまることもあるし、何かピンと来ない場合にはブルーデイ後にもう一度やってみようと書いてあった。そして、ずっーーーと一つの臓器タイプに固定されるわけでもないみたいデス。

目当てのハングルのテキストは売ってなかったので別なテキストを買ったけど、なんだかガッカリ気分で、簡単に読めて面白そう~ってことで、こんな本も買ったのでした

サブちゃんは長生き?!

2008-01-07 | ●介護録(~2015.2月)
北海道米のCMに北島三郎が出ています。ソレを見た母が
「この人、長生きね…」と言いました。
サブちゃんが長生きなら、あなたはどうなのよ?………まったく。
サブちゃんって幾つなのか知らないけど…母の方が上よね。

特に何が疲れたというのではないはずなんだけど…年末から三が日、平穏だったんたけど…
なんか昨日あたりから疲れが出てるような……。
いくら寝ても足りないデス。肩が痛いです。

それに心のバランスのほうも崩れてます。いかんです。わけもなく地の果てまで落ちそうな気分です……が、食欲はあります。甘いモノ食べたいです、とても。
寂しい女は太る…と何かで読んだけど、アルコールに頼るか食欲に走るかってことなんでしょうね。

イヤだな…
毎年毎年、自分の生活が、自分の社会が狭くなって、とりのこされ感が強くなるようで…こんな日はマイナス思考だわ。
年末年始…ものすご~く前向きだったので反動ですかね?

Justsystemから「アレンジOK素材集」の宣伝メールが来た。おもしろそうだったけど高い…と思い…だけど、ポイントが貯まっていたのよね。3000点使えたので半額以下でゲット出来るとわかり、なんか勢いで予約した。
私は一太郎くん・花子さんユーザー。(かなり長い間バージョンアップはしてません)そしてラベルマイティも使ってる。このソフトは結構なんでも出来るので花子さんもいらないなーと思うこの頃。考えてみれば一太郎くんもあんまり出番はないですワ。

介護事件がありました。
被介護者を残して、奥さんと娘と孫が…。この事件、なぜか私ムカムカした。
心中の原因が介護だけと限定しての話だけど、介護人となりうる人が二人もいて、それも50代と30代と若い。大人二人の知恵があれば何とか出来たんじゃないの…と思うと、なぜだが腹立たしい思いがわいた。
心中というところまで追いつめられるには、それ相応に、心の問題とか、もしくは経済的なこととか、他に要因があったかもれしないんだけど。

今年は旅行したいな~と思ってる。知床…行ったことナイので出かけてみたいデス。



パタパタ

2008-01-06 | ●介護録(~2015.2月)
「これたたんで」と頼んでみることがある。
何かして貰っていた方がヨイから。
洗濯ものをたたむのには異様なほど時間がかかる。でも、それに集中して貰っていた方が私の用事は進む。
結果的にたためてない(中途半端)なことが多い。

さらに最近は、「たたむ」ことが理解出来ない様子。

で、この間
「この服、パタパタってたたんで」と言ってみた。
パタパタと言いながら手でたたむマネをしてみせて、少しは理解に役立つかな~と思ったんだけど…

母「パタパタって、音が出なかったたらどうしよう」………

仕方ないので
「音は出なくてもいいよ。ほら、これみたいにたたんで(と、たたんである服を指さして)この上に重ねて置いて」と言ってみる。すると…

母「どうやって重ねよう」

もういいです………
イラつかないうちにその場から離れた私。母はなんだかゴチャゴチャやっていたけどほっておいた。

やがて、服をギュウギュウ詰めにした空き箱を持ってきた
母「これでいい?」

……ハイ、結構でございます………疲れた

アンコが出た?

2008-01-05 | ●介護録(~2015.2月)
夕方、母がトイレに入った。長かった。流す音も聞こえた(小の時は流さない場合が多い)

居間に戻ってきた母に「ウ○コ、出たの?」と聞いてみた。

「いや~出ない。オシッコだけ」
「出なかったんだ」
「そうなの。ウ○コは出なくて、アンコが二つ出た」

普通、人はそれをウ○コと呼ぶのではないだろうか…

初ゴミ出しと野球談義

2008-01-04 | ●介護録(~2015.2月)
この年末年始のゴミ出し、曜日の関係でそれほどためずにすんだ。それでも、紙パンツがある我が家は………

以前の記事に「コンパクトにしておかないと凍って困る」…と書きながら、その辺怠ったのでかさばったままにガチンガチン。
ある時期「そんなに凍ってないわ」と感じてしまい油断。
さらに言い訳すると、タプンタプンになった紙パンツおよびパットを小さくするのは……どうもね~~~
おかげさま(?)で紙パンツを入れたビニル袋を指定ゴミ袋に入れる時、押し込んでも押し込んでも小さくならず(当たり前)ビシビシ……。
ああ、早く4月になって、ゴミ袋助成を受けたい。なんで4月しか受け付けないんだろ

二日、Hillman前日ハム監督とValentineロッテ監督の対談がありました。
選手、コーチなど日本は十分にメジャー並だと二人とも言ってた。Hillmanさんは、ハムの登録26選手のうち17,8人はメジャーで通用すると言い、バレンタイン監督はロッテ選手全員通用すると言い切ってた。もちろん、四番打者でもメジャーのベンチ入りギリキリ…ということもあると言ってたけど。
日本が遅れているのは「ビジネス面」
個人主義のアメリカで、相互扶助(収益分配とか選手共有)が出来ているのにグループ意識の強い日本で出来てないと。
それでもパリーグには6球団で何かをしようという意識がある。でも12球団でやれなければダメだとバレンタインは言ってたぞ
今の状況を考えるとそれは難しいだろう…とHillmanさん。
自分たちだけがよければそれでいいのか…とバレンタイン監督。
それはセリーグのどっかの球団のことをさしているのでしょうね。

3月20日パリーグ開幕日、セは大リーグとの試合を組んでいるって(そうなの?)Valentineはあきれていた。球界を盛り上げる気があるのかよ

Hillmanさんは去年シーズン途中に「新庄デー」作ろうと球団に提言したのだけど「予算がありません」で×。新庄のギャラは高すぎるらしい。
バレンタイン監督も新庄をパリーグから離してはいけない、6球団で負担しあい、各球団でパフォーマンスやサイン会をやってもらうべきだと進言したらしい。
新庄くん、球界のためなら人肌脱いでくれそうなきがするなぁ~彼自身「野球に関わってる新庄」のほうが価値があるように思うしね。

私さーのファンだからずっとセリーグの試合をみてきたけど、最近はパの試合のほうが面白いと感じるようになってきた。残念ながら。
1球団が選手を集めすぎてつまらないセリーグ。
球団も、FA選手集めに向かってるぽい感じが少し見えて…でも岡田さん、巨人批判してたから大丈夫かな。
梨田監督もかなり痛烈に巨人批判してました。プロ野球には選手を育てる責任もある…とか、夢がない…とか。
一人勝ちしたいかもしれない某球団。でも、野球って相手チームがあってこそだから。

ヒデキDVD鑑賞会?!

2008-01-03 | ●介護録(~2015.2月)
三日間…という不安はあったけど、思ったほどキツクなかったビゴです。
よく寝る母なので、半分は寝ていたかも。

2日は予定通りに1977年の「ビックショー」を鑑賞。30年前のヒデキだ。

22歳でこのステージングはたいしたものだと思った。昔はこっちが子供なのでそんなことは考えなかったけど…。特に後半はライブ(当時はリサイタルとかコンサートっていってたね。)のような構成で、LPのライブアルバムを聞いていた頃がよみがえる~全然古い感じがしなかったデス。
改めて…歌、うまい!と思った。得意の洋楽も熱唱だよ~カッコイイ
(ヒデキさま、よく動くので写真、撮りにくいッス。ムービー写メしようと思ったけど、私の、エラーが出て撮れなくなってるよ~なんで~)。

母の反応は…
「この人、かっこよく見えるね」…ミエルじゃなくて、かっこいいんだい
「服が似合わない」…そんなことはないだろう?
「ヒデキさんじゃいなよね~」とも言った。最近のヒデキを見て「なんでこんなに年取ってるの」と言っていたのに、若いヒデキにも違和感があるみたい。

それでも、シングルメロディーになるとノッてくれた。手拍子してた…微妙に合ってないけど
「激しい恋」とか「青春に賭けよう」とか…初期のナンバー記憶があるみたい。「青春に賭けよう」はベストテンには入ってないし、このころは私もまだファンではないのでTVで見た記憶がなく、でも、ライブでは必ず歌っているので、私がLPなんか聞いてたせいで母も覚えたんだろう…いや、もしかして、母はリアルタイムで記憶していたのか?「心の旅」も好きな母だから。
ローラが始まり、タイトルが画面に出ると「ローラさん、ローラさん」と楽しそう。さすが、この曲はインパクト大だ。

…ということで鑑賞会終了。
最後に母一言
「この人、M町(昔住んでいたところ)の人じゃないのよね」………