ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

健康診断数値への不信感

2017-11-22 07:07:15 | エッセー
 ☆ ご紹介したかった本
 私は昔から「健康に対する全ての数値が、全年代に適応するのは可笑しい
のではないか」と不思議でならなかった。何故年代別の数値がないのだろう?
 どう考えても変だ。無論血圧もそうだが、年齢とともに少しづつ高くなる
はずなのに、若年層の30代と60歳以上の高齢者でも、上限を上回ると、同じ
ように高血圧と診断される。そして降圧剤を処方される事が多い。
 実は私は比較的低かった血圧が、3年ほど前から少しづつ高くなってきたが
でも、先生は高圧剤を勧めなかったし、無論私も薬を飲む気はなかった。。
※もみじの芸術的な写真は、知り合いの医学博士が撮影したものです。

 友人は随分前から標準数値よりかなり血圧が高いが、決して降圧剤は飲まな
かったが、彼女はよくこう言っていた。「昔は年齢プラス90と言っていたし
私せいぜいそれくらいで大丈夫だから」と。私も医師の知り合いも多かったし
いろいろな学会にも所属していたので、標準数値の変化は、医学界と薬学界の知
られざる繋がりにも関わりはあるとは感じていた。
 一言でいうと、日本人は薬を飲まされ過ぎているのだと思っている。
そんなとき書店で見つけたのがこの本だったが、もしも関心があったら、あなたも
ぜひお読み頂きたいと思っている。
 「日本の健康基準は間違いだらけ」 
 「BMIと腹囲はちょっとメタボがよい」
 「歪められた健康基準に対する処方箋」などなど・・・
 この本を読んで昔から言われていた年齢プラス90は、適正血圧だと大変理解
できた。

 私自身も心の中で絶えず「自分の20代に体重を比較して、自分はデブだ」と思い
こんでいたが、年齢を重ねると少し太めが良いようだ。
 何しろシワが中から埋まっくるためか、年齢にしてはあまりシワもないし、長生
きするのは「少し太めが良い」と言われているのは知っていた。
 でも、長生きはしたくないし、(でも想定外に生きている)ヤッパリ見た目が
大切と、かなりコントロールしていた事に、改めて気がついた。
 そのため例年誕生月に受ける健康測定を、試しに一年間休むことにした。
私は自分の体に大変敏感な方なので、何か不安を感じたらすぐに受診するので
心配はないだろう。

 いずれにしても人間が古いのだから、どこが悪くなっても怖くないが、痛みは
辛い。ダンスで傷めた腰や、膝を約20年間そのための体操で痛みがなかった。
 でも、7月半ばに突然膝が痛くなったが、膝と上手に付き合うために、また
新しい方法に出合って、その方法も毎日行っているので、最近ほとんど痛みはない。
 
 付録の年齢別、男女別、70万人調査で分かった 新「基準値一覧表」が大変
参考になった。

コメント
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