歌舞伎町の昔のコマ劇場の後にできたTOHOシネマズ新宿へ、久しぶりに
映画を見に行った。アメリカの歌手「ジュディ・ガーランド」の伝記と知り
きっと華やかなミュージュカルぽい映画だと思って、夫と二人で行った。
歌舞伎町はコマダンスホールとステレオホールがあって、ダンスが趣味だった
私達がよく通った街だ。幼い子供達を留守番させてよく出かけたが、帰り
の道でエビを焼いて売っていて、それを子供達のお土産に必ず買って帰った。
最近は西口へ行くことが多く、西口から大ガードを通って東側へ行ったが、新宿区
の高校へ通っていたので、新宿はホームグランドのはずだった夫は、久しぶりの新宿
に「ホント変わった」と驚いていた。大昔西口には広大な浄水場があり、駅前は
真っ暗だったねなど、昔話をしながら歩いた。私も歌舞伎町など何年ぶりだろう?
「ジュディ虹の彼方に」は、想像した内容とは違っていたが、映画を見ながら
夫と知り合ってとき、アメリカ映画のミュージュカルは、二人共ほとんど見ていた
ことを思い出していた。
ダンス、音楽、アイススケートなど、あの頃の若者は夢中になっていた時代だった。
東口から西口へ抜ける懐かしい地下道を通って、私が今でも一人で入る、昔のような喫茶店
でコーヒーを飲んで、外に出たら私の大好きなトワイライトだった。
コロナウイルスで外出自粛要請が出ているが、新宿はいつものように人が大勢だったが
そう言えば私達のような高齢者はほとんどいなかった。