ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

コロナウイルス寒

2020-03-04 10:09:05 | エッセー

 今朝はまだ雨は降っていないが、これから降るようで、昨日とは打って変わった

梅雨さむのようなお天気だ。そううつタイプの私は、こんなお天気は一番嫌いだ。

 デイホームへ出かけるため、その準備をして時間を持て余している夫に「セブンイ

レブンで宅急便出して来てくれる?」と頼んだら「いいよ」と気軽に引き受けてくれ

出て行った。セブンイレブンは、我が家から5軒目の向かい側だ。

 ベランダから見ていたら入って行ったが、ちょっとしたことはまだ夫に頼めるのは

有難いことだと思うが、しばらくしたら帰ってきたので、丁寧にありがとうを言った。

デイホームのお迎えを上から見ていたら、若い女性が雨が降り出したので、傘をさして

夫を支えるように車に乗せてくれた。今夫は毎週3回デイケアサービスを受けているが

認知症10年目の夫が優等生なのは、献身的に支えて下さる大勢の方々のお陰だと、胸がいっぱい

になった。「夫を男性の平均寿命より10歳以上長生きをさせたい」なんて、大変な目標を設定した私。

「私も誰にも親切にしたい」と、心から思ったコロナウイルスさむの午前だった。

コメント
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