昨日は一歩も家から出なかったが、ニュースを見たらまたコロナ感染者がもっと
多くなったようだ。私達は免疫能力が強いと思っていたが、さすがに不安になった。
無論今日も外出しないつもりだったが、ガラス戸を開けたら、何と雪が降っていて
夫と二人でしばらく眺めた。すると、突然大昔のことを思い出した。
それは結婚した年の4月確か二日のことだったが、渋谷駅で待ち合わせたその日に
雨が雪に変わり、薄着の私はまだ来なかった彼を、改札口で震えながら待っていた。
10分ほどしてやっと来た彼に、「凄く寒かったんだから」と言ったら「ごめんね」
と謝って、自分が着ていたコートをサッと脱いで私に着せて、近くの喫茶店に入った。
その時入った喫茶店がとても暖かくて嬉しかったし、熱いコーヒーが美味しかった
ことなど、今でもありありとイメージできる。最近とみに記憶力が悪くなり困って
いるのに、なぜ65年も前のことはハッキリ覚えているのだろう?
昨日地方の友人からのメールは「命を支え合う相手がある事は最高の幸せ」また
友人夫婦の名言は「お互いに、はよ死ねと言いあいながら、最後までくっついてい
るのが良いのよ」だそうだが、私絶対にそうは思わないけれど・・・