ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

じわじわと押し寄せてきた恐怖感

2020-03-26 08:26:18 | エッセー

 小学生の時終戦を迎えた私は、戦争中の恐ろしさ、不自由さ、空腹感など決し

て忘れることはできなかった。でも、中学生だった夫は小学生の私より、もっと

過酷な経験をしていたようだ。そんな私達は、日本史始まって以来戦争がない

平和な長い年月に、自分達の人生のほとんどを重ねられたことに、「私達は良い時代

に生まれた」ことを、いつも感謝していた。

でも、昨夜の小池知事の話を聞いて、その事態の恐ろしさを痛切に感じ「世界中

を巻きこんだ細菌戦争のようだ」と思った。「私達は高齢者だけど、20年間以上

予防接種をしないで風邪をひかないから、抗体能力が強いから大丈夫」と思って

いた気持ちが揺らいだ。コロナウイルスのために、さまざまなネガティブな社会現象

が起きている。今日から心を引きしめて生活をしようと、改めて思った今朝だった。

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