ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

塩ずけのラッキョウに四苦八苦

2020-06-15 15:19:26 | エッセー

 ラッキョウはビタミン無機質などを沢山含む、健康効果の高い食材だが、皮を

剥くのがとても手間がかかるので、今年は漬けなかった。

でもいつもと違うスーパーマーケットへ行ったら、皮を剥いて塩漬けの

きれいなラッキョウの500グラム入りが売っていた。それにはそのままでも

たべられるが、甘酢に漬けても良いと書いてあったのでそれを買った。

家に帰り食べて見たら、かなり塩辛いのではとても食べられないと思い一応

甘酢に漬けて見た。

   

 二日ほどして味をみたら、甘酢より塩分がまだ随分強かった。

しばらく考えたがやはり捨てるのは勿体ないので、前の甘酢を全部捨ててもう1度

甘酢をつくり漬けてみた。味がまろやかになり食べられれば良いが、味が変化するか

実は良く分からないが、また二日ほど漬けてみるつもりだ。

 ダメなら捨てるしかないか、刻んでサラダなどにドレッシングにいれるかなど

考えたりしてはいるが、これからは横着して、きれいな塩漬けのラッキョウは絶対

に買わないと肝に銘じた。

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娘からの小さなプレゼント

2020-06-15 15:19:26 | エッセー

 昨夜夕食に来た娘が「これ可愛いから買ってきたの。ママっぽいでしょ!」

キラキラした飾りがついた手鏡をくれた。幼い頃から母としてより、女として

私を見て育った娘だから、私の好みは実に良く分かるので、ときどきちょっと

したプレゼントをくれる。小学生のときには「ママは私の妹見たい」とか、高校生時代は

「もっとお母さんぽいママが良い」とよく言った。私は人一倍臆病なので、それは今でも

全然変化なく、絶えず「キャーキャー」言って、夫に冷笑されている。

 娘が小学5年生の時、夕立が降りそうになり、外で遊んでいた娘が帰ってきた。

挙句の果て臆病な母を知っているので、食堂椅子に座り足をブラブラしながら

「ママ怖いでしょ!」と私をからかう。癪に障るので、流し台で目をつぶり、水を

出しっぱなしにし、洗い物をしていたが、凄い雷光とともに、物凄い音がした。

 気づいたら私は娘の膝に飛び乗っていた。それから親の権限は失墜したので

我が家がでは子供達の方がえばっている。何ともしまらない話だが、お恥ずかしい

実話である。認知症10年目の夫を保護者のように介護しているが、「さすが心理のプロ」

とよく褒められるようになったので、現在では「かなりきりっとしたオバーさん」に

な成長したつもりでいる。

   

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