ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

年齢を重ねることは嬉しくない!

2020-06-18 06:58:06 | エッセー

 年を重ねることのプラス面は、などといろいろ考えるのは自己欺瞞なのかしら

と、朝起きて鏡を見て思った。近眼なのであまり良く見えないので「今朝も上等」

などと、もともと脳天気なのでご機嫌でいた。しかし、しかしである。

 拡大鏡でしみじみ見たらがっかりした。年齢の割にはシワも少なく、きめ細かい

などとうぬぼれていたが、がっかりした。シワもシミも十分あり過ぎるのだ。

 これだけ長く生きていると、そうなるのは当然かも・・・

 若くてきれいな肌は透明感があり、触るとはじけるような弾力があるが・・・

あーあー我が老顔は何とも見苦しい。美しく年を重ねるなんて至難の業だと思う。

 でも、時間の経過だけは、神様が唯一私達に給えて下さった「ただ一つ平等な

もの」今いくら若くてきれいでも、いずれは皆そうなる。年取るのは私だけではない

と思うと、少しは気が楽にはなる。でも、やはり若さゆえの傲慢さはある、それは昔

私もそうだったから仕方ないけど。でもね、いくら若くてきれいでも細胞から年取るから

調べるとすぐにわかるそうですよ。ある高齢の女優さんの、周りの人とは違う、まるで

AIのようだった口元を見て、やはり自然の方がずっといいと痛感した。

 と言いながら健気に私努力している私。長生きばかりが幸せでないと、つくづく実感

した今朝だった。

 

コメント
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