ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

トワイライト、丸の内

2020-06-28 06:54:15 | エッセー

 コロナウイルスの影響で、学会も、その関係の研究会が中止になったが、先日

久方ぶりで研究会が開かれることになった。いつもとは違う会場は、丸の内南口

改札の近くだそうだ。初めての場所なので、中央郵便局前で待ち合わせたが

時間は18時40分。私は久しぶりの都心が、ちょっと嬉しかったので、早めに

家を出た。小田急線も中央線も、ふだんでは考えられないくらい空いていたが

丸の内の辺りも人がとても少なかった。私はまさしくトワイライトの丸の内の

雰囲気を一人でしばらく楽しんだ。

 その研究会は何時も、飲みながら、食べながら開くが、その日の参加者は少なく

10人だった。テーマは「カンナビジオール(麻)」に付いて。以前学会で聞いたこと

があったが、日本では「大麻」と言う、麻薬的な悪い面ばかり強調されている。

 実は麻は様々に応用され、ことに薬としての効果は有名で、劇的な医療的な効果

があるのは、世界的に知られる事実だ。初めて聞いた時本当驚いたが、世の中には

あまりにも知らないことが多い。

 日常では聞けない話も、アカデミックな学会や研究会などでは、最新の情報が

得られるので、大変魅力的だ。その個室はかなり広く、パワーポイントが設置されて

いた。ビュッフェスタイルだったが、料理はすべて小さなカップに入っていて、取る

ときはマスクをして手袋をするようにと指示された。何ともムードのないと感じたが

これもコロナウイルスを感染させない対応で、止むを得ないのだろう。

 でも久しぶりの研究会の仲間との会話は、刺激がありとても楽しかったが、最後に

写真なんて言われてびっくりしたが、マスク姿もまた面白かった。

コメント
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