コロナウイルスの影響で、学会も、その関係の研究会が中止になったが、先日
久方ぶりで研究会が開かれることになった。いつもとは違う会場は、丸の内南口
改札の近くだそうだ。初めての場所なので、中央郵便局前で待ち合わせたが
時間は18時40分。私は久しぶりの都心が、ちょっと嬉しかったので、早めに
家を出た。小田急線も中央線も、ふだんでは考えられないくらい空いていたが
丸の内の辺りも人がとても少なかった。私はまさしくトワイライトの丸の内の
雰囲気を一人でしばらく楽しんだ。
その研究会は何時も、飲みながら、食べながら開くが、その日の参加者は少なく
10人だった。テーマは「カンナビジオール(麻)」に付いて。以前学会で聞いたこと
があったが、日本では「大麻」と言う、麻薬的な悪い面ばかり強調されている。
実は麻は様々に応用され、ことに薬としての効果は有名で、劇的な医療的な効果
があるのは、世界的に知られる事実だ。初めて聞いた時本当驚いたが、世の中には
あまりにも知らないことが多い。
日常では聞けない話も、アカデミックな学会や研究会などでは、最新の情報が
得られるので、大変魅力的だ。その個室はかなり広く、パワーポイントが設置されて
いた。ビュッフェスタイルだったが、料理はすべて小さなカップに入っていて、取る
ときはマスクをして手袋をするようにと指示された。何ともムードのないと感じたが
これもコロナウイルスを感染させない対応で、止むを得ないのだろう。
でも久しぶりの研究会の仲間との会話は、刺激がありとても楽しかったが、最後に
写真なんて言われてびっくりしたが、マスク姿もまた面白かった。