ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

不思議な感覚、体験 (2)

2020-06-26 07:50:07 | エッセー

 私はその話を「右脳開発」で昔有名だった「日本医科大学教授の品川嘉也教授」

に句会の後の親睦会でお話しした。すると先生は大変興味深く感じられたようで

「一度小池さんの脳波を取りたい」とおっしゃった。それから間もなく日本医科大学

の先生の研究室へ伺って、瞑想したり、ヨーガをやりながら、チョコレートを食べな

がらなど、色々な方法で何度も脳波を取って頂いた。私はすぐにリラックス状態の

アルファー波が出るそうで、ふつうの人とは大分違うようだ。

 

でもその不思議な感覚については、先生も頭をかしげていらして、その答えは出なかった。

 私が最高の瞑想状態と感じるのは、肉体が全くなくなり、只心だけが存在している

ように感じる。でも、体の中のうごめきのような状態は、瞑想時にもしばしば起きるが

これは一体何なのだろうと不思議でならなかった。「心身症」など、さまざまな心身に

関わる事を絶えず学習していたので「細胞は絶対に意識がある」と、私自身は信じていた

ので、多分その感覚は、細胞さん達のうごめきだと長年捉えていた。

 それは、川上正也著「心のアンチエイジング」(講談社ビジネスパートナーズ)のの中で

私が「なるほど」と大いに納得できる説明がされていた。

 

 私は何故か大分以前から「体の中の細胞は意識がある」と、感覚的に捉えていたが

その本の中では「会話する細胞」「会話する遺伝子」その他、実に詳しい説明で、私は

大いに納得して「やっぱりそうだった」と大変嬉しかったのは、今でも決して忘れられない。

 私にとって不思議な体感は、細胞さんが、交互に交わしているメッセージだと素直

に信じられた。私はその後自分の中の細胞さんと会話する「セルフヒーリング法」を

創案した。それをカウンセリングルームのクライアントに実験的に試してみたら、大変

効き目があったので、指導法の一環として現在も取り入れている。

 また、私もそれを創案してからは、一日も欠かさず「セルフヒーリング法」を、朝晩

行っている。それを一言で説明すると、「朝はお願い、夜は感謝」の気持ちを、体の中

にある全細胞さん達に伝える方法である。

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