20日〈水)思いがけずゆるやかな時間を持たせてもらった。
いつもよくしてくれるMさんとランチでも行く?…
という話になり中華のお店に車で連れてもらった(^_-)
そのあと久保惣美術館へと誘ってもらう。
もう何年振りだろう…ここへは~
和泉市久保惣記念美術館は、昭和57年に長く綿業を営んできた
久保惣(久保惣株式会社)から、美術品、および美術館の建物、
敷地、基金の寄附を受けて開館し、のちに和泉市市立となった
美術館である。
文化の発展と地元への報恩の意を込めて寄贈され、国宝2点、
重要文化財29点を蔵する地方美術館」である。
日向水木が満開。土佐水木と花の趣きが少し違う。
久保惣5代目社長の寄贈で平成9年に美術館新館が完成。
音楽ホール、ギャラリー、創作教室、研究棟の
相次ぐ寄贈もあり、順次コレクション等も寄贈され、
収蔵品約11.000点、敷地5.000坪の美術館。
東洋古美術に関わる中国の玉器・青銅器・陶磁器などと、
モネやルノワール、ロダンなどの西洋近代美術の展示もある。
今回、公開される源氏絵は、「桐壷」に始まり「夢浮橋」に
終わる『源氏物語』全54段の象徴的な場面を描いたもので、
それぞれ詞書1枚が添えられ、80枚で構成されている。
しばし源氏物語の世界を楽しんだ。
土佐光吉の最晩年の作品だが、雅な御殿の俯瞰図で源氏を巡る
女性たちの各場面を、金銀箔を施した鮮やかな色彩で
源氏の華やいだ雰囲気が伝わってくる。色もきれいだった。
時代が移り、浮世絵の源氏もあったが、やはり俗っぽく、
華やかさ、雅さは土佐派のものがよかった。
別室では気の遠くなるような遠い時代の形の整った青銅器なども
たくさん展示され、物の形は世代を超えても、国を超えても
余り変わることなくきれいなものはきれいだと思った。
庭園も造営途中の所もあったが、少ない花の季節も
楽しめて散策できた。
この美術館の持つ宮本武蔵の「枯木鵙鳴図」や青磁の
「砧青磁花生」は今回展示されていなかったが、
お蔵のなかだろうか? 他館へお出かけ中だろうか?
こんな近くでひょいと日常を越えた時間が持てて嬉しかった。
いつもよくしてくれるMさんとランチでも行く?…
という話になり中華のお店に車で連れてもらった(^_-)
そのあと久保惣美術館へと誘ってもらう。
もう何年振りだろう…ここへは~
和泉市久保惣記念美術館は、昭和57年に長く綿業を営んできた
久保惣(久保惣株式会社)から、美術品、および美術館の建物、
敷地、基金の寄附を受けて開館し、のちに和泉市市立となった
美術館である。
文化の発展と地元への報恩の意を込めて寄贈され、国宝2点、
重要文化財29点を蔵する地方美術館」である。
日向水木が満開。土佐水木と花の趣きが少し違う。
久保惣5代目社長の寄贈で平成9年に美術館新館が完成。
音楽ホール、ギャラリー、創作教室、研究棟の
相次ぐ寄贈もあり、順次コレクション等も寄贈され、
収蔵品約11.000点、敷地5.000坪の美術館。
東洋古美術に関わる中国の玉器・青銅器・陶磁器などと、
モネやルノワール、ロダンなどの西洋近代美術の展示もある。
今回、公開される源氏絵は、「桐壷」に始まり「夢浮橋」に
終わる『源氏物語』全54段の象徴的な場面を描いたもので、
それぞれ詞書1枚が添えられ、80枚で構成されている。
しばし源氏物語の世界を楽しんだ。
土佐光吉の最晩年の作品だが、雅な御殿の俯瞰図で源氏を巡る
女性たちの各場面を、金銀箔を施した鮮やかな色彩で
源氏の華やいだ雰囲気が伝わってくる。色もきれいだった。
時代が移り、浮世絵の源氏もあったが、やはり俗っぽく、
華やかさ、雅さは土佐派のものがよかった。
別室では気の遠くなるような遠い時代の形の整った青銅器なども
たくさん展示され、物の形は世代を超えても、国を超えても
余り変わることなくきれいなものはきれいだと思った。
庭園も造営途中の所もあったが、少ない花の季節も
楽しめて散策できた。
この美術館の持つ宮本武蔵の「枯木鵙鳴図」や青磁の
「砧青磁花生」は今回展示されていなかったが、
お蔵のなかだろうか? 他館へお出かけ中だろうか?
こんな近くでひょいと日常を越えた時間が持てて嬉しかった。