赤い椅子

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美味しい旅

2018-08-19 12:31:00 | ノンジャンル
熊野速玉大社は朱色の華やかな社殿だ。
境内には樹齢1000年と言われる梛の木がある。




ナギは凪(風が止んで波がなくなり、
海面が穏やかになった状態)に通じることから、
海上安全や良縁結びの信仰があつい。
昔は、嫁いでいく娘の鏡の裏などにこの葉を忍ばせ、
無事に添い遂げられるように祈ったと伝えられている。
時代の違いですネ~

歴代天皇が度々参拝された場所にて由緒ある
神社だということで、境内にはどの天皇が何回、
訪問されたかを示す石碑があった。
後白河上皇は33回、御鳥羽上皇が29回など
徒歩のみの移動手段でこの回数は驚異的だ。
周りのお付きの人が大変だったことだろう。

サッカーワールドカップの選手や監督が参拝したと、
ボールなどが祀られていた。八咫烏がシンボルのサッカーだ。

那智大社へは大門坂の横を車で通ってはしる。
熊野古道歩きのときはこの階段を上り、
古道の雰囲気をたっぷり楽しんで、喘ぎながら登った坂だ。
那智大社も青岸渡寺もともに修復中で残念ながら
保護シートがかかっていたが、人出は結構あったようだ。



パンフレットのような写真だが、やはり一番眺めがよい(^_-)

行きは山道を行き、帰りは海岸線を通って帰る。
橋杭岩などを眺めながら、夕方5時前に白浜にホテル着。
2泊目の夕食はホテルの中華を予約していてくれた。

温泉に入ってゆっくりレストランへ…





さすがホテル内のレストラン…雰囲気が豪華です~
食事もゆっくり美味しく満足のいくお味だった(*^^)v

3日目…2泊すると本当にゆっくりくつろげる。
朝食は海を眺めながら、帰る時間に制約はないのでゆったり。

11時、チェックアウトをして帰路に。
とれとれ黒潮市場に立ち寄り土産やら海鮮のものを
いっぱい買いこんで、あちこちで試食をして~
主婦はこんなところが大好きなんよね~

この近くに次女夫婦がたびたび来る筏の釣り場がある。
ま~こんな遠いところまで釣りによ~来るわ(@_@;)

日高町由良にある石灰岩に囲まれた白崎海岸へ立ち寄る。

和歌山県有数の景勝地として万葉の時代から現在に至るまで
長い歴史のあるらしい白崎海岸。
白い石灰岩がまるで氷山のようにそびえ立つ美しい海岸だ。
この石灰岩は、2億5千万年前の古生代ペルム紀のもので、
『フズリナ』や『ウミユリ』の化石を確認できるそうだ。

ダイビングのメッカとかでウエットスーツが
たくさん干されていた。

昔行った東北の浄土ヶ浜に似たような岩と空と海の
コントラストがきれい。暑いし風もきついが展望台まで登る。



ちなみに浄土ヶ浜はこんなん!


公園内の道の駅に入り遅い昼食。
旬で名物のシラス丼…美味しいな~



美味しいものをいっぱい頂き、楽しいゆったりとした旅も
夕方5時過ぎに帰宅。
暑かったけれど和歌山をのんびり楽しめた旅だった(^_-)

連れてくれ、お守りをしてくれた長女夫妻に謝謝<(_ _)>

コメント (2)
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のんびり旅

2018-08-18 14:38:00 | ノンジャンル
8月10日(金)11時過ぎに長女夫婦が迎えに来てくれ、
4人で白浜に向け出発した。
今夜花火大会があるそうで、のんびりゆっくり休憩しながら
走っていたら、途中から少し車が混んできた(^_-)
高速道路の路肩には高砂百合がいっぱい咲いている。
この暑さ、雨も降らないのに元気な花だ。

4時過ぎホテルに到着し5時過ぎ夕食のためにホテルを出る。
せっかくの海辺なのだから、生け簀のとれたての
威勢のいい魚を食べようと~

食事中も車の行列が見える…急いだ方がいいのかも~花火…
フロントで聞いた平草原へ~車は渋滞で歩く方が
はやいかもと歩くことにする。でも少し遠かった…
約30分歩道を歩き、少し高台から
腹に応える大きな花火を見た(*^^)v



2日目は朝食バイキングの後、熊野まで~
中辺地の山あいの道を抜け、先ず熊野本宮大社へ。


熊野古道歩きでお参りした懐かしい風景。



どっしりと威厳のある社だ!
神が舞い降りたという大斎原(おおゆのはら)が目の前にある。

熊野本宮大社はかつて、熊野川・音無川・岩田川の
合流点にある大斎原と呼ばれる中洲にあり、約1万1千坪の境内に
五棟十二社の社殿、楼門、神楽殿や能舞台など、現在の数倍の
規模だったそうだ。

江戸時代まで中洲への橋がかけられる事はなく、
参拝に訪れた人々は歩いて川を渡り、着物の裾を
濡らしてから詣でるのがしきたりだったという。
音無川の冷たい水で最後の水垢離を行って
身を清めて参ったらしい。

ところが明治22年(1889年)の8月に起こった大水害が
本宮大社の社殿を呑み込み、社殿の多くが流出したため、
水害を免れた4社を現在の熊野本宮大社がある場所に遷座した。

大斎原は、現在の熊野本宮大社から500mほどの場所にある。
熊野本宮大社から道路を隔て大鳥居が見える。
鳥居としては日本一だそうだ。


面白いから鳥居の大きさのランクを調べてみた。
いろんな説があるみたいだが、大体の所は似ている。
先の記事で写真を載せた平安神宮の大鳥居…
もっと大きい鳥居がこんなにもあるなんて~(^_-)

1.熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ・和歌山県田辺市)
  33.9m 平成12年(2000年)
2.大神神社(おおみわじんじゃ・奈良県桜井市)
  32.2m 昭和61年(1986年)
3.弥彦神社(やひこじんじゃ・新潟県弥彦村)
  30.2m 昭和57年(1982年)
4.最上稲荷(さいじょういなり・岡山県岡山市)
  27.5m 昭和47年(1972年)
5.神柱宮 (かんばしらぐう・宮崎県都城市)
  25.0m 昭和54年(1979年)
6.古峯神社(ふるみねじんじゃ・栃木県鹿沼市)
  24.6m 昭和49年(1974年)
7.平安神宮(へいあんじんぐう・京都府京都市)
  24.2m 昭和4年(1929年)
7.豊国神社(とよくにじんじゃ・愛知県名古屋市)
  24,2m 昭和4年(1929年)

熊野本宮大社の境内のなかに鳥居さんという名の方が開く
お店がある。店主は熊野古道はもちろん、スペインの
サンチャゴ巡礼の道を112km歩いてきたそうだ。
世界遺産では、巡礼の道で登録されているのは熊野と
サンチャゴの2つだけだそうだ。
いろんな面白いお話を聞かせてもらい、是非サンチャゴへ
行きたくなった。話のはずみで梛の木の小さな苔玉を
買ってきた(^_-)



買ってきた実物ではありませんが…こんな感じです。
…というわけで写真はみんなネットからお借りしています。

この後熊野速玉神社へまわりますが長くなるので今回は
ここで終わり。中途半端な~(^_-)-☆


コメント (2)
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