赤い椅子

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

今日のゴーヤ

2006-07-31 20:36:25 | ノンジャンル
梅雨も上がり、真夏の太陽が照りつけるようになり、ゴーヤもますます元気になりました。
蔓がとめどなく延び、行き場を失った先が風にゆらゆら揺れています。
側に植えてある花にまで蔓が巻いています。
来年からはもっと高くて横にも広い手(?)を作らなくては…



ベランダに出るとゴーヤの匂いがぷんぷんしています。
いちばん大きいかな~と思うのを写しました。これで10センチくらいです。
もう少し小さいのが10個ほど有りそうです。
暑くなるとどんどん大きくなるそうです。楽しみです(^_-)-☆
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重複表現

2006-07-28 20:18:16 | ノンジャンル
「従来から」競争で「一番最後」を追いかけてばかりだが
「後で後悔」などしたことがない。
この重複表現を「気にならない」が50%~74%(文化庁調査)。
ずぼらな筆者も書いた気がするなあ。(毎日新聞、近事片々より)

なるほど言われてみるとおかしい!
だが待てよ、ずぼらなmamaGONも何気なく使っていたかもしれない。

日本語の乱れが言われて久しい。
小学生から英語を教えるという…その前にもっと正しい日本語や日本文化を教えたらいいのに…と思う。
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水茄子の漬物

2006-07-27 21:15:46 | ノンジャンル
先日水茄子をたくさん頂いてから、ぬか漬けに挑戦しています。
はじめは上手く浸かりませんでしたが、だんだん糠も旨みが出てきたのかもしれません。今日の夕食のときの茄子はとてもいい色でおいしかったです。
亡き母の漬けたものに少しは近づいたかな…


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鳥海山の高山植物と出会う旅 Ⅲ 

2006-07-25 16:37:16 | ノンジャンル
昨夜、宿で遇った団体は昨日は月山、今日は鳥海山登山だといい4時出発したらしい。よう頑張るわ!
まだ雨が少し残る。
今日は酒田市内の山居倉庫等の見学。
江戸時代、西回り航路の拠点として回船問屋や米問屋が軒を連ねた酒田は、「西の堺、東の酒田」と称され豪商たちによって築かれた文化や歴史が今でも息づくという町である。

米どころ酒田を象徴するシンボル、山居倉庫は築100年を経た今も使われている。倉庫の周りにケヤキを植え、自然の風を送り、海からの風を除け、日陰を作り、自然を利用した低温管理が行われているという。
屋根も2重にし、風通しを考えている。





ケヤキと倉庫の通りは一昔前の「おしん」の撮影に使われたそうだ。

倉庫の一部で酒田の歴史と文化を紹介する建物があり、そこで辻村ジュサブローの人形に遇う。
酒田の文化や風情に引かれ、深くかかわりを持つようになったというジュサブローの人形の数々。嬉しい出逢いであった。(すべて撮影禁止!)

庄内平野の稲の緑の中をバスで出羽三山の羽黒山に向かう。
会津、平泉とともに東北仏教文化の中心であったというだけに、山内の五重の塔
は杉木立の中に優美な姿で立つ。



芭蕉が奥の細道で立ち寄り、羽黒山に登ったという。
もちろん芭蕉もこの五重の塔を見上げたことだろう。
五重の塔を過ぎ、参道を3分の2ほど登ると脇へ入る道があり、樹林をしばらく進むと少々開けた所に出るそうだ。ここが南谷(みなみだに)。かつて羽黒山の別院、紫苑寺があった場所で、芭蕉はここを宿所としたらしい。

「有難や 雪をかほらす 南谷」
「涼しさや ほの三か月の 羽黒山」

境内を下る道端に、クルマユリの花が咲いていた。
昨日、一昨日ともに蕾は見たがようやく花が咲いているのに出会えた!



鶴岡出身の藤沢周平が小説で書いた「海坂藩」は鶴岡がモデルだという。
「蝉しぐれ」の資料館などを見る。
だだちゃ豆のアイスクリームを買って食べる。豆の粒粒が入っていた。
だだちゃとは「おじさん」の方言だという。枝豆の王様らしい。
バスで行く道にはだだちゃ畑が点在する。

昼食の後、少し時間が余るというので、これまた観光協会の配慮で「丙申堂」を見学。
鶴岡の豪商、風間家の旧宅。
庄内地方では酒田の本間家に次ぐ大地主。現庄内銀行を創設。
石積みの屋根が珍しい。



杉皮の上に石を並べた屋根で20年ごとに葺き替えるらしい。



金庫蔵のクラシックな金庫。ダイヤルは数字ではなくひらがなだった。
扉の分厚さ、約20センチ。何が起こっても心配のない金庫と見た!
ここの住宅の小座敷で「蝉しぐれ」の最後のシーンが撮影されたという。

帰りの飛行機は新潟空港から。
安心して乗れる大きさのANAでほっとする。



新潟空港ロビーの大凧。
午後、羽黒山を出た頃から晴れてくる。機窓から夕焼け雲の上の富士山が見えた。
着いた大阪も天気よし。あの鳥海山の雨は夢だったのか…?
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鳥海山の高山植物と出会う旅 Ⅱ 

2006-07-24 20:43:52 | ノンジャンル
昨夜は星も出ていたのに…
朝は曇り、予報では9時ごろから雨になるという。
とりあえず予定どうりバスに乗り標高1000Mの大平登山口に向かいそこから登山。
少し雨が降り出したようだ。天気予報がやけによく当たる。

その前に鳥海山とは…
秋田、山形の県境、庄内平野の北に位置する。
標高2236Mの独立峰、緩やかな裾野を日本海に落とす美しい山で、出羽富士といわれる。
春から夏にかけて200種以上の可憐な花を咲かせる高山植物の宝庫。

バスを降り、9時頃、雨合羽で武装して歩き始める。
今日も花のガイド、芝田肇氏、ウォーキング・ライターの森岡裕起氏、ツアーコンダクターの寺路氏、観光協会の若者(ごめんなさい、名前を失念)の4人に守られて心強い10人の旅仲間たち。

小雨の中ゆっくり花を見ながら説明を聞き歩く。
芝田氏は声が小さい。聞こえないので聞き返すと「東北生まれなもんで…」と
少しずーずー弁が入ると恥ずかしそうに言われる。



左上、イブキセリ。  右上、ゴゼンタチバナ。
左下、ヨツバシオガマ。右下、クルマユリ。

降ったり止んだり、これくらいなら…と気を好くして歩く。
2時間あまりで御浜小屋へ。(ここで標高1500M位)
雨も小止み、ここで宿の作ってくれたおにぎりで昼食。



小屋から見た鳥海湖。雪渓もありすばらしい景色。風が強く、雨も降り出す。

鳥海湖を左横に見て山の斜面を歩くが、雨がひどく風も強く寒い。
テレビで台風の中継をやっているアナウンサーのように風と戦いながら歩く。
でもニッコウキスゲの咲く景色を撮る余裕は残っていたようだ。



雪渓を三つ超える。解けかけて凍っているのでよくすべる。



雪渓の断面の模様が面白い。まだこんなものを見る余裕がある(^_-)-☆

雨がひどくなり、手袋がずぶぬれで手がしびれるように冷たい。
水洟がでている。ぬれねずみだ。
でもまだ花の写真を撮る。「元気やな~まだ余裕があるんや」と
同行の人にあきれられる。



左上、鳥海アザミ。 右上、ネバノキラン。
左下、イワカガミ。 右下、白山シャクナゲ。
鳥海アザミは俯いて恥ずかしそうに咲き、油からでてきたように粘った感じ。

千畳ヶ原あたりは石組みや木道が続き歩きやすかったが…。
幸治郎沢という岩場を芝田氏の先導で足場を確かめながら4つんばいで登る。
見上げてはため息をつき、見下ろしては足がすくみ…。



月山森に入るがすでに下山予定の3時を過ぎている。
雨などで条件が悪く、大幅に予定が狂っているがみんな頑張る。
雨や雪解け水で道が川のようで、みんな何回も滑って転びもう全身ぐっしょり。
靴の中まで水が入りこんでじゅくじゅくだ。雨もますますひどい!



斜面が変わり、生態系が変わるとまた違う花に会える。
左上、ヒナサクラ。 右上、ウサギギク。
左下、トウゲブキ。 右下、ミヤマハンショウヅル。
雨でレンズが曇りなおさら上手く撮れないが、横で夫が傘を差したり、邪魔な枝を押さえたり、涙ぐましい協力をしてくれる。

途中橋を渡るが、川は恐ろしい勢いと泥色の流れだ。
滝の小屋が見え「あと30分」という声で最後の力を出して歩くが30分以上かかったと思う。
車道の車の音が聞こえ、バスが見え座り込みそうになるほどほっとする。
時間はすでに5時を過ぎている。9時から歩き、約8時間半の行程だ。
リュックを下ろし、雨合羽を脱ぎ濡れた頭を拭く。
防水のリュックにカバーをかぶせていたが、リュックの中は水がたまっていた。
芝田氏の著書『鳥海山に咲く植物』を買い休憩のときにでも見ようと、
リュックに入れていたら半分水浸し(泣)

でも宿、鳥海山荘に着いた時、その濡れた本で失礼だが芝田氏のサインを貰う。



花の写真はピンボケであったり、雨で曇っていたり、上手く撮れていても調べても花の名が分からなかったり…思うように行きませんが、自分の胸ではしっかりと印象に残り、思い出のアルバムが出来ています。

お花畑あり、雪渓あり、岩場あり…とにかくいろんな山の姿を見せ、山のすばらしさを堪能させてくれた鳥海山で、スタッフの皆さんに感謝でいっぱいです。
常に先頭を歩いていた婦人はもうすぐ72歳だそうです。
今年が最後かも…とこの夏、穂高にも登るそうです。

元気なうちに行きたいところに行こう…疲れて眠れないベットで思いました。
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