赤い椅子

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壬生狂言を見に・・・

2010-04-29 22:02:00 | ノンジャンル
友人が節分に「壬生狂言」を見たら面白かった…というので
今日は春の壬生大念仏会の公演に案内してもらった。

京都の「壬生」と言えば、すぐに思い出されるのは、新撰組の屯所が
あったということだが、一度この「壬生狂言」も見たいと思っていたところ。

まず阪急の大宮駅から歩いて10分ばかり…
お寺や大きな屋敷の続く細い道を行くと新撰組屯所の一つだった前川家に…
現在も住居なので見学はできないというが、ちょっとした土産や展示がある。

突き当りを左に曲がるともうひとつの屯所、八木家があり、門の前に
今の当主の経営する和菓子屋がある。
これが当時の八木家の離れで近藤勇たちが住んでいたところ。



八木家の門。ここから中は写真禁止。
大きな屋敷に上がり、芹沢鴨が殺された時の話や、その時の刀傷などを見る。

お隣が壬生寺。八木家に屯していた沖田総司がこの寺の境内で子供たちとよく
遊んだといわれる。


壬生寺境内にある池の中の島は、壬生塚と呼ばれ、幕末の新選組隊士の
墓などがある。
近藤勇の胸像と遺髪塔、八木家屯所で暗殺された芹沢鴨と平山五郎の墓など




大河ドラマで見た新撰組の役者たちの顔が次々と思いだされる(^_-)-☆

12時半開場、1時開演の壬生狂言、当日券のみのため早くから行列が
幾重にもあり順番待ちをする。
ここで思いがけなく大津支社のYさんに声をかけられる。
こんなところで…とお互いにびっくりする(^_-)-☆

12時半から順に中へ…
舞台は寺の本堂の傍らの半屋外のようなところ、観客席もその向かいに
しつらえられた別の建物の外…お天気は良かったものの風が冷たくて…




舞台の屋根のかわらがきれい

今日の演目は5つで「炮烙割」「土蜘蛛」「大原女」「紅葉狩り」ほか






土蜘蛛の蜘蛛の糸を拾い、芯の鉛を財布に入れておくとお金がたまるという。
3人ともゲットして早速財布へ…楽しみ(^_-)-☆

これらの狂言は「壬生大念佛講」という講があり、現在は、小学3年生から
60歳代の方まで、主に地元に住む約35名で構成されているらしい。
会社員、自営業などの本職を持ち、年を通して月に一度、日曜日に集まって
稽古を行っているという。
可愛い袴姿の子供たちまで参加し、太鼓を叩く子供や役を演じる子供がいて
演じる人々の「先達の精神を伝えていきたい」という思いが伝わる。

壬生狂言は700年前に起こり、壬生寺を興隆した円覚上人(1223~1311)が
仏の教えを説こうとしたが、集まる群衆の多さで聞き取れなかった。
そこで考えついたのが、わかりやすく身ぶり手ぶりの無言劇に仕組んだ
持斎融通念佛(じさいゆうずうねんぶつ)。
これが、壬生狂言の始まりと伝えられている。
近世からは、民衆の娯楽としても発展した。
「カンデンデン」と俗に呼びならわされる鐘と太鼓のお囃子。
そのリズムに乗せて演じられる素朴な無言劇は、洗練された能楽や狂言とは
一味ちがった味わいがあり、それぞれに見せ場があり飽きることなく3時間の
公演を見た。

でも時間の都合や寒さに我慢が出来なくて大原女まで見て途中で退場。

表情や手の動き、指の動きで面白みを出すという地味な狂言が
気の遠くなるほどの伝統の重みを背負っているというわけ。

寺を出て八木家の和菓子屋さんでお抹茶とお菓子で少し温まる(^_-)-☆

狂言の写真撮影は禁止なので、説明などと一緒にネットからお借りしました。





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タケノコを…

2010-04-28 20:24:00 | ノンジャンル
この間頂いたタケノコ、タッパに水を入れて冷蔵庫に保存していました。
今日はタケノコと豚肉、玉ねぎを炒めて味をつけ、汁けがなくなるまで
炒り煮にし、仕上げに一味唐辛子を振りかけてピリッと仕上げました。
煮物とは一味違い、なかなか家族にも好評でした。



いまパソコンで検索してもタケノコ料理がいっぱいあって楽しいです。
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相も変わらず・・・

2010-04-26 19:44:00 | ノンジャンル
友人から吉野の竹の子の掘りたてを頂きました。
頂いたあくる日は若竹煮、今日はタケノコを入れてお寿司を作りました。
相も変わらぬお寿司ですが、竹の子が季節の味です(^_-)-☆
木の芽あえも一緒に…



かれこれ1か月前にお隣が引っ越しをして空き家になりました。
ご主人を亡くして3年、娘さんと2人では家も大きすぎるとマンションに
越して行きました。
もう売れているそうですが、次の人にわたるまで空き家です。
主のいない庭にも花が咲いています。つつじ、シャクナゲ、藤、芍薬など…

木の芽和えをするのに山椒の葉を頂きに入りました(^_-)-☆
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テレビ漬けの1日

2010-04-25 20:49:00 | ノンジャンル
久しぶりにすっきり晴れた日曜日でした。
朝からいっぱい洗濯をして、高野山のふもとの九度山の町歩きにでも
ぶらりと行ってこようかな…みんなが出かけてしまう日曜日だから…
九度山の真田庵ではボタンもきれいだろうし、町屋で五月人形を展示して
見せているというから、面白そうだし…などなど思いながら~

そんな時、のんびり起きてきた娘が、テレビ番組を見て「こんなんやるのに
みーへんの?」とNHKBS[ニッポン全国短歌日和」を教えてくれた。
そういえば先週のことだが、そんな番組があるらしいと聞いて番組を
チェックしたが見当たらなくて…一週間経てばすっかり忘れていたけれど…。

そんならじっくり短歌に浸ってみようかと、11時から4時半までの
覚悟をして座る(^_-)-☆



題詠で「歩く」と「地名を入れる」と「耳」。耳は今日発表した題。
選者は永田和宏、島田修三、小島ゆかり、東直子、高橋源一郎、
アーサー、ビナード 解説は馬場あき子の各氏
4000首以上応募の中から順に大賞を選んでいく。
投稿歌の選考経過など余り見る機会がないので、歌がどのように選ばれて、
評価はどう決まるのか…経過が面白かった。

残った歌はみんなさすがだと思わせる作だが、なんというのかな~?
どの歌にもちょっとな~とか、ここはな~と思わせる惜しいところがあり、
自分の歌ではまるっきり気がつかないけれど、他人の作品では気になる所が
あるものだ。自分のものがこれだけ分かればいい歌が出来るのにな~
きっと選に漏れた歌の中にもいい歌があるのだろうし、短歌を作る人、
短歌に興味を持つ人、短歌のうまい人がいっぱいいるということを再発見!

子供の歌の素直さ、のびやかさ、すぐできる能力に感心、感服!


最終選考の残った二首。
「10分歩けば父母が棲む」のほうが大賞になる。
どちらもいい歌だな~、どちらが残るのかと最後まで飽きずに見終えた。

作品を順次書いていく書家の字も素敵で楽しかった。

外は雲ひとつない青空…外をぶらぶらするのも気持ちの良さそうな
日だったけれど…珍しくテレビに遊んでもらった1日だった(^_-)-☆
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野山の花

2010-04-20 15:07:00 | ノンジャンル
昨夜からの雨もようやく止んで、晴れ間が出てきました。
本当によく雨の降るこのごろです。

先日yomogino ounaさんから山のお花を送っていただきました。
近くにカタクリの群生地があるそうです。
伊吹の山里ではまだまだ自然が大切に保存されているのでしょうね。
山野草の群生地があるなんて、羨ましい限りです(^_-)-☆



花弁をピンと反らせたカタクリ…妖精のようですね~
寒さがきつかったのか、葉っぱが少し痛んでいるということです。

こちらはイカリ草。
まだ蕾は堅いそうですが、日当たりのいいところに咲いていたそうです。


山野草はどの花もみんなどうしてこんなに優しい姿をしているのでしょうか。
色も形も…見習わなくては…でも今さら無理な話です(^_-)-☆
コメント (2)
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