23日、朝8時宿舎出発。穏やかに晴れた秋空…
行程の加減で8番熊谷寺からお参り。
ここの山門は四国88か所最大の山門らしい。堂々とした立派な山門だ。
相変わらずうまくお経が読めずについていけない(;一_一)
9番法輪寺へはバスで10分ばかり。
のどかに田んぼの広がる道である。前の茶店で冷たいお茶の接待を受ける。
この寺辺りから、少しばかり間違えずにお経について行けるようになったかな~
朝の参拝はさすが気持ちがいい。
金曜日だった昨日に比べると、土曜日の今日は朝からお遍路さんによく会う。
10番切幡寺へバスで行くが、山門をくぐると石段があり「これより333段」と
記されている。厄除けの石段だと言われ、息を弾ませて登る。
境内には美しい観音像がある。
さらに石段を上り奥の院へ行くと、秀頼が秀吉の菩提を弔うために、家康から
言われて建てた多宝塔がある。これは堺から移築されたそうだ。
脇町の「あんみつ館」へ洋ランを見に立ち寄る。
「あんみつ姫」という洋ランを始めに作ったところからこの名前が…
洋ランエキス入りのお茶やラーメンを試食したりランを買う人もいる。
この後昼食のために脇町の道の駅に寄り、「阿波尾鶏のせいろ蒸し」を…
五穀米に鶏の照り焼きを載せて蒸したもので美味しかった!
食後うだつの町並みを散策。
「うだつ」とは隣家との境界に取り付けられた土造りの防火壁のことで、
これを造るには相当の費用がかかるため、裕福な家しか設けることができず、
すなわち「うだつが上がる」ということは富の象徴であり、
脇町に残る「うだつの町並み」は当時の繁栄を物語っている。
資料館には「うだつ」の作りが分かる模型が…
土壁が蔵のカベのように厚い。
徳島自動車道に乗り、残りの6番7番の札所に向かうが、阿波パーキングエリア
に立ち寄り、歩いて10分ばかりの「阿波の土柱」を見に寄る。
阿波の土柱は800年に発見されたとの記録があり、吉野川によって作られた
砂礫層が浸食されて出来たものである。
この段丘礫層は吉野川が約130万年前にこの地が川底であったときに
できたものらしい。最も大きい波濤嶽(はとうがたけ)は高さ10m前後の
柱が南北約90m、東西約50mの範囲に多数立っている。
集中豪雨などにより1年に3ミリくらい浸食されているという。
高速道路に戻り、本来の目的であるお遍路の旅に…(^_-)-☆
残る6番安楽寺と7番十楽寺へ
安楽寺は薬師如来が本尊。病気平癒の祈願のため巡拝した遍路が霊験を得て
平癒したのでそのお礼のための奉納したという。
京都在住の大仏師・松本明慶師作の仏像33体も安置されており、先達さんが
お願いをしてくれ、傍まで行って各仏像を拝させてもらう。
先達についてあげるお経も少しはましに唱えられるようになってきた(^_-)-☆
参拝するお遍路さんを乗せたバスが何台も止まっている。
土曜、日曜日はこんなにたくさんのお参りがあるようだ。
駐車場で改造した自転車に寝袋や荷物をいっぱい積んだ若者に会う。
「気をつけて行っていらっしゃい」とお互いに励まし合い手を振って
別れたが、当然といえば当然…7番の十楽寺で早速再会(^_-)-☆
田園地帯ののんびりした住宅地を約20分歩いて十楽寺へ…
甘藷畑が広がる。この辺り和三盆で有名なところでその甘藷だ。
子供のころに食べた懐かしい甘藷、和三盆は昔は石うすで絞ったらしいが
いまは大量に機械で絞っているのだろう。
途中の道のお地蔵さまの道標。
十楽寺は竜宮城のような華やかな山門だ。
目に霊験のある寺でそのお地蔵さまが祭られている。
みんな歳のせいで霞むとか、見えにくいとか言いながらお参りをする。
2日目のお参りも無事に終わり帰路につく。
新しい経験をしたというか、たくさんの知らなかったことを知り、
何とも言えない豊かな気分で一回目のお遍路を終える。
おまけもたくさんで、温泉、美味しいもの、珍しいもの、きれいなものを
楽しめたし…楽しい旅だったな~
行程の加減で8番熊谷寺からお参り。
ここの山門は四国88か所最大の山門らしい。堂々とした立派な山門だ。
相変わらずうまくお経が読めずについていけない(;一_一)
9番法輪寺へはバスで10分ばかり。
のどかに田んぼの広がる道である。前の茶店で冷たいお茶の接待を受ける。
この寺辺りから、少しばかり間違えずにお経について行けるようになったかな~
朝の参拝はさすが気持ちがいい。
金曜日だった昨日に比べると、土曜日の今日は朝からお遍路さんによく会う。
10番切幡寺へバスで行くが、山門をくぐると石段があり「これより333段」と
記されている。厄除けの石段だと言われ、息を弾ませて登る。
境内には美しい観音像がある。
さらに石段を上り奥の院へ行くと、秀頼が秀吉の菩提を弔うために、家康から
言われて建てた多宝塔がある。これは堺から移築されたそうだ。
脇町の「あんみつ館」へ洋ランを見に立ち寄る。
「あんみつ姫」という洋ランを始めに作ったところからこの名前が…
洋ランエキス入りのお茶やラーメンを試食したりランを買う人もいる。
この後昼食のために脇町の道の駅に寄り、「阿波尾鶏のせいろ蒸し」を…
五穀米に鶏の照り焼きを載せて蒸したもので美味しかった!
食後うだつの町並みを散策。
「うだつ」とは隣家との境界に取り付けられた土造りの防火壁のことで、
これを造るには相当の費用がかかるため、裕福な家しか設けることができず、
すなわち「うだつが上がる」ということは富の象徴であり、
脇町に残る「うだつの町並み」は当時の繁栄を物語っている。
資料館には「うだつ」の作りが分かる模型が…
土壁が蔵のカベのように厚い。
徳島自動車道に乗り、残りの6番7番の札所に向かうが、阿波パーキングエリア
に立ち寄り、歩いて10分ばかりの「阿波の土柱」を見に寄る。
阿波の土柱は800年に発見されたとの記録があり、吉野川によって作られた
砂礫層が浸食されて出来たものである。
この段丘礫層は吉野川が約130万年前にこの地が川底であったときに
できたものらしい。最も大きい波濤嶽(はとうがたけ)は高さ10m前後の
柱が南北約90m、東西約50mの範囲に多数立っている。
集中豪雨などにより1年に3ミリくらい浸食されているという。
高速道路に戻り、本来の目的であるお遍路の旅に…(^_-)-☆
残る6番安楽寺と7番十楽寺へ
安楽寺は薬師如来が本尊。病気平癒の祈願のため巡拝した遍路が霊験を得て
平癒したのでそのお礼のための奉納したという。
京都在住の大仏師・松本明慶師作の仏像33体も安置されており、先達さんが
お願いをしてくれ、傍まで行って各仏像を拝させてもらう。
先達についてあげるお経も少しはましに唱えられるようになってきた(^_-)-☆
参拝するお遍路さんを乗せたバスが何台も止まっている。
土曜、日曜日はこんなにたくさんのお参りがあるようだ。
駐車場で改造した自転車に寝袋や荷物をいっぱい積んだ若者に会う。
「気をつけて行っていらっしゃい」とお互いに励まし合い手を振って
別れたが、当然といえば当然…7番の十楽寺で早速再会(^_-)-☆
田園地帯ののんびりした住宅地を約20分歩いて十楽寺へ…
甘藷畑が広がる。この辺り和三盆で有名なところでその甘藷だ。
子供のころに食べた懐かしい甘藷、和三盆は昔は石うすで絞ったらしいが
いまは大量に機械で絞っているのだろう。
途中の道のお地蔵さまの道標。
十楽寺は竜宮城のような華やかな山門だ。
目に霊験のある寺でそのお地蔵さまが祭られている。
みんな歳のせいで霞むとか、見えにくいとか言いながらお参りをする。
2日目のお参りも無事に終わり帰路につく。
新しい経験をしたというか、たくさんの知らなかったことを知り、
何とも言えない豊かな気分で一回目のお遍路を終える。
おまけもたくさんで、温泉、美味しいもの、珍しいもの、きれいなものを
楽しめたし…楽しい旅だったな~