赤い椅子

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秋を味わう

2021-09-22 17:07:00 | ノンジャンル
たびたび…いつも次女のところからのお誘いは突然である。

18日(土)、昼に近い11時ころ「今から叶匠寿庵へ行くで~、
もうそこまで迎えに来てるから…」と電話!
え~今頃から…とは言いつつわが家も暇を持て余している。

心得はないのだけれど、お茶室でお茶を頂くのが大好きな婿殿。
叶匠寿庵もこれで3度目のお茶室体験(^_-)

梅の花の時期などと違い人出も少なくて、入り口の真横の
駐車場にどんと車を止められた。
台風一過の土曜だが、紅葉にはまだ早い季節の
半端な時期だったので、広い園内はすこーんとすいている。

ゆっくり亀のような歩みの私について園内に入る。



ここの大きな水盤にはホトトギスの花が一輪。

まずは園内でお昼を頂くことに…
伊吹のお蕎麦や地鶏の親子どんぶりを
ゆったり天井の高い食事空間でいただいた。

園内は萩が咲き乱れ,ところどころにススキ、彼岸花、
ムラサキシキブなど…
秋色満載で、時間がゆっくり過ぎるのが感じられる。
こんな豊かなのんびりした時間に恵まれて感謝感謝!!!

2時ころ、予約してあった本日の第一目的の
お茶席へ案内される。
我々4人のみの茶室で、裏千家のお手前があり茶菓子を頂ける・
菓子は「萩のしずく」だったかな?


床の間の掛け軸は、佐藤栄作氏と田中角栄氏の合作?



お二人の銘がある。珍しい掛け軸だ。
角栄氏は見かけによらず繊細な字だな~と想う・

床の間のお花は、竹籠に薄、藤袴、秋海棠、姫紫苑


香合にも秋草が…風炉にはまつぼくりの小さな窯。
水差しは剥き里いも、棗は高山寺の鳥獣戯画。
風炉先屏風はみずうみに映る月だとか…

 

春夏秋冬のここの茶室の佇まいを見てみたいと思う(^_-)

園内のパン屋さんで、人出の多い時はなかなか手に入らない
ちょっと高いアンパンを買って帰る。
さすがに生菓子屋さんの餡がおいしかった!
パンの生地もバターの香りでよかった。

 

思いがけず秋の一日を堪能させてもらった(^_-)-☆
園内の畑には、蕎麦に使う大根だろうか…五畝ほどの畑がある。

なんだか大津市内とは思えない田園風景の良い所だ。

まだ蝉が鳴いていると娘 あれはスイッチョ馬追虫だよ
寿長生の郷に
コメント (2)
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お祝いを頂く歳に…

2021-09-02 22:33:00 | ノンジャンル
いつまでも暑くてかなわないけれど、季節は廻っている。
ベランダのプランターの雑草は、日照りが続くと枯草になるが
ひと雨でも降ろうものならまた逞しく元気になる。
そんなメヒシバがきれいだったの、でトイレのガラス瓶に
挿してみたら、なかなか絵になった(^_-)

夜には秋の虫が鳴き、驚いたことに
恋猫がギャーギャー騒ぎ出した。

毎日をようやく過ごしている。脊椎変形の神経痛である。
身体を持て余すようなけだるさに参っている。
芯を抜かれた気分だ( 一一)

そんな中、玄関のチャイムが鳴り
顔見知りの地域の社会福祉協議会の方が見えた。
いつもの協力金の集金に見えたと思い、財布を手にして出たら
「敬老の日のお祝を持ってきました」とおっしゃる。
有難うと受け取りながら「これは80歳のお祝…、
それとも77歳?」と聞くと77歳だという。
それではこれは私一人でいただきましょう!と
冗談を言いお別れした。

カレンダーを見れば、20日は敬老の日だという。
そんなお祝を頂ける老人だったことをあらためて思った(^_-)

身体がしんどくっても当然の歳なんだ…と思い
なんだか頑張る気を頂いた気がした。
一緒に戴いた箸袋は,たぶんボランティアの方の手作りだろう。

夫の時もいただいたに違いないが、自分のことでないので・・・
忘れているのかも~



久しぶりにちょっと元気をもらった(^_-)-☆
コメント (4)
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