赤い椅子

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庭の花々

2008-05-31 20:28:31 | ノンジャンル
高知へ行ったり留守がちにしている間に、いろんな花が咲いていました。
スカシユリも今年は新しい色を植えたので楽しいです。
アマリリスも2色咲きました。もうすぐ鉄砲ユリが咲きます。
ストレリチア(極楽鳥花)、今年は7本も花が咲きました。

















今日柏葉アジサイを切って一緒に活けました。



フクシャも咲いてきました。イアリングみたいです。
















アジサイも何種類かが咲き出しました。
そうそう!もう少しで名護蘭が咲いてきます。楽しみで~す!


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高知2泊3日

2008-05-28 23:10:49 | ノンジャンル
25日、朝9時前大阪駅前からJR高速バスで高知へ出発。
朝からの大雨で和歌山からの快速が15分余り延着とのこと・・・
余裕を持って出かけたので何とか時間内にバス停へ到着。
バスで高知へ行くのは初めて。心配したが3列の座席で割りにゆったり、
途中徳島の上板インターで15分休憩の後、5時間ばかりで
高知南インターバス停へ。ここからは叔母のうちまで歩いても15分。

東京にいる従姉が、安芸の父親の見舞いに来るというので、それに合わせて
叔母2人、従姉妹5人のいる高知へ行くことを約束したのが約1ヶ月前。
91歳、87歳の叔母2人はまだまだとても元気!
待ちかねていてくれたみんなと再会し、ま~にぎやかなこと!!!
昔の話、今の報告などなど・・・

26日はおばの家に従姉と3人になり、それでも話は続くは続くは~
一緒に買い物に行って、一緒に炊事をして・・・普段は一人暮らしの叔母は
それがとっても嬉しいらしくて、ありがとう、ありがとうを連発。



叔母の家の庭の睡蓮が8つも咲いた。「ま~こんなに咲いたのは初めて!」
とこれまた大喜びをする叔母。
池にはもう古くからいる大きな鯉が去年3匹増えたらしい。
















10時就寝、6時起床、こんな規則正しい生活を2日間しました。
車に乗る従姉妹たちが帰ったので、どこへも行かず近所を散歩。

27日、いつまでも手を振って見送ってくれる叔母たちに送られ
午後1時26分発のバスに乗り帰阪。
行きは眠ってしまい写せなかった明石大橋も何とか写真に・・・
バスからなので難しい~



安芸地方は園芸農家が多く、従姉妹たちはあちこちから野菜をいっぱい
頂くらしい。それを持ち寄って高知まで来ていたのでお土産に野菜を
いっぱいもらい、一足先に宅急便で家まで送る。
ピーマン、トマト、青じそ、にんにく、枇杷など・・・
帰りには八竹の筍をもらって、従姉から竹の子すしを教えてもらう。
郷土料理だという竹の子すし、竹にバラすしを詰める簡単なもの。
今日、早速作ってみたら大好評!頂いた青じそも入れました。
ピーマンも余りにも沢山なので焼いて大根おろしとポン酢であえて
たっぷり食べました。また明日も何かピーマン料理を考えなくっては・・・




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源氏物語千年紀記念 住吉能

2008-05-24 21:18:59 | ノンジャンル
5月20日。もうずいぶん前に友人が声をかけてくれ「住吉能」の
前売り券を買ってあったので出かける。
以前大阪城の薪能を見たことがあるが、舞台の能は初めてで
とっても楽しみ!気分よく着物で出かける。

まず、住吉大社駅を降り、神社へお参りをする。
初詣の人波にもまれてお参りをしたことがあるが、夕方ということもあり
こんな静かな住吉さんは初めて!

住吉さんといえば太鼓橋。



親子が遊び、はとがカメラに愛嬌を振りまいてくる。

本殿もさすが立派だ。















会場は結婚式場。
源氏千年紀の関連行事は京都を中心にいろいろ行われているが、
唯一大阪では住吉神社が光源氏や明石の君が2度も社参した場所として
描かれており、ゆかりの場所ということで「住吉能」が開かれるという。

『源氏物語』は小説ではあるが虚構の世界ではなく、
きわめて事実に即した記述であるらしい。
「須磨、明石の巻」では源氏の住吉神社に対する篤い信仰の様子が、
また「澪標の巻」では源氏の華やかな住吉詣と明石の上の船での参詣の
様子が記されているという。
この住吉詣の段を題材とした能が、この「住吉能」の演目「住吉詣」だという。



会場入り口を入るとすでに開場を待つ列ができている。早くに来てよかった!

能衣装が展示されている。なかなか華やかで美しい。


















舞台を写すが、これより先はカメラ禁止!
















狂言では人間国宝の茂山千作氏・・・もう100歳近い方だが
舞台に顔を見せるだけでほ~と歓声が上がる。
座右の銘は「笑う門には福来る」だという。千作氏そのものがもう狂言だ。

他にも重要無形文化財の方たちがずらりと並んだ舞台で、能というものを
始めて見る私にはずいぶん贅沢な舞台だったようだ。
若女の面をつけた明石の君のにじみ出るような色艶。
小学生だという3人の子供たちの舞台。この世界に生まれたものの宿命を
背負って、次の世代の能を背負って立たねばならない健気さ・・・
足の痺れを必死に我慢、工夫をして務め上げた1年生の坊やに
大きな拍手をあげたい。
これからも積極的に日本の伝統芸術というものに接していきたい。




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熊野古道 伊勢路Ⅲ 2日目

2008-05-23 20:14:15 | ノンジャンル
朝7時から朝食。バイキングだが海辺の宿らしく卓上の炭火コンロで
魚の干物を焼いて食べるという豪華版!
余りにもおいしくてちょっと欲張って食べすぎ、その後歩いていても喉が
乾いてしょうがなかった。
8時出発。バスで約45分、今日の出発地点まで行く。
国道42号線を歩いたり、少し離れたりしながら街中を歩く。
山の地主らしくて大きなお屋敷が目に付く。
中でも群を抜いて豪華なお屋敷を過ぎたあたりで、語り部さんが
「余り大きな声ではいえないけれど、あのお家は八鬼山のあの赤いペンキの
古道反対の落書きのお宅なんですよ」という。ふ~ん!

大船川を渡って始祖峠の案内板のところに着く。
昔、この川には山椒魚がいたらしい。それでこの峠を椒(はじかみ)峠と
言ったらしいが、いつ頃からか始神峠と書くようになったらしい。
少し上ると宮谷池という灌漑用の池があるが、なかなか神秘的なきれいな池だ。
すぐに峠の上り口につき、147mの今日始めの峠を登る。
しばらくは雑木林のような道で、山アジサイが咲き、
足元には二人静が可憐に咲いている。

















約1時間で峠につく。峠には桜の木の枝で作ったこんな標識が・・・



手作りのベンチが置かれていたりして、八鬼山の雰囲気とは違う
温かく古道を見守る地元の人たちの気持ちが伝わる。
ここは、これから降りて昼食をとる桜広場や、海が見下ろせる絶景場所だ。















下りは明治道と江戸道があり、南側の江戸道をいく。



羊歯の美しい整備された道を40分ばかりで下るが、桜の木が見事だ。
花のころはさぞや・・・と思いつつ見上げると実がついている。
食べられるさくらんぼではなく固そうだが、なんともかわいらしい!
















昼食休憩の後、また国道42号線を歩き、JR紀勢線を跨いだりしながら
約1時間ばかりで、2つめの峠、熊谷道三浦峠(113m)に入る。
曲がりくねった道を歩きながら振り返ると歩いてきた道の風景が美しい。

道のふもとには日陰の花、ギンリョウソウがいっぱい!



40分ほどで展望台に・・・。このあたり、熊野灘は紀伊の松島といわれるくらい
小島が多く景色のよいところ。お天気で見晴らしもよい。
JRのトンネルの上だという道を過ぎ、線路を見ながら海岸線を歩く。
日が差して暑いが、海風があるので心地よい。

道を少し入ってよく目立つ赤い橋を渡ると、若宮神社がある。
大きな社殿があるわけでもなく、素朴な自然崇拝の神様らしい。



神社の横手の階段を一気に上り、海水浴場を見下ろす展望台に。
降りて海岸のそばで小休止。
紀伊長島の集落には、熊野古道と染められた麻の暖簾が家ごとの玄関に
かかっている。熊野古道を大切に守ろうとする人々の心が温かい。

林道の入り口から、小さな平方峠、一石峠と100mにも満たない2つの
緩やかな峠を1時間ばかりで越える道をのんびり歩く。

さすがに足が疲れてきて、ほとんど惰性で足を動かしながら下ると
国道が近いのか車の音が聞こえてきてやれやれ・・・
下りの終わりあたりに姿のよいお地蔵様が一体、
大きな手を合わせて立っておられた。
















3時、国道脇に待機してくれているバスを見たときは正直ほっとした。
1日目15キロ、2日目17キロ・・・よくがんばりました!
伊勢道、近畿道とすいすい過ぎて、予定より早く7時半過ぎ難波着。



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熊野古道 伊勢路Ⅲ

2008-05-20 14:21:59 | ノンジャンル
熊野古道、伊勢路の3回目・・・今回は土曜、日曜の2日間。
いつもの水曜、木曜のグループではないのでメンバーに知己が少ない。
先月の悪天候の悪夢とは裏腹に爽やかに晴れた日だ。

バスで近畿道を過ぎ、伊勢道の山々には桐の花や山藤の薄紫の花が
やさしげに咲いている。
途中の道の駅で昼食をとり、1時過ぎ尾鷲に到着。
尾鷲の海が輝いて見える。
尾鷲市内の本来の熊野古道の歴史を感じる町並みを抜け、
今日の馬越峠越えに出発。  海抜325Mで先回の八鬼山越えの
ことを思えば駆け足でもいけますよと語り部さんが言う。

馬越峠への道はよく手入れされた尾鷲ひのきの林、足元には羊歯の
新芽の美しい緑、苔むした石畳道は伊勢路でも髄一の美しさだそうだ。



道端には花茗荷がつぼみでした。

      

途中水分補給の小休止は取るもののひたすらに歩き約1時間、
馬越峠に到着。峠を少し過ぎてから見下ろす尾鷲の町並み。


















空木、山アジサイなどの白い花が所々に咲いて初夏らしい風景。
鷲毛のバス停まで約1時間下る。途中に夜泣き地蔵があった。



バス停を越え、銚子川を眺めながら相賀の町に入り、
国道42号線をどんどん進み海山町の郷土資料館まで・・・

今日の行程約15キロ、予定よりやや早く5時過ぎ到着。
そこからバスで今日の宿「季の座」まで約40分、
今回は少し早い宿入りでほっとする。




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