『長安十二時辰』第21~25話まで見ました。
前回のラストで、事件の首謀者とされていた右刹が龍波の放った刺客によって殺害。張小敬&檀棋は右刹の遺体を運び出すふりをして刺客をおびき出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/7e/84bdae5283effe6dca9e82f080a479f2.jpg)
そこへ更に「右刹殺害のような重要な任務で私を起用しないのが気に障る」とばかりに魚腸が乱入。張小敬と本日二回目のバトルの末、捕縛されます。張小敬と檀棋は平康坊の火師が長安爆破計画に関与したという情報を得て現場に向かうことに。
状況を察知した龍波は、スポンサーの何孚の意向に逆らって魚腸救出を決定。何孚の実家は林九郎に陥れられ、彼は何執正に引き取られてからは知的障害を負ったふりをして淡々と復讐の機会を待っていた模様。龍波らのアジトの敷地(何孚の実家の敷地だったようです)も資金も何孚が提供していたようです。
元来靖安司の警備は崔器率いる旅賁軍が担っていたのですが、旅賁軍が右驍衛の管轄下に再編されて以来無防備の状態となっておりました。自らの待遇に不満を抱いていた崔器も再編には乗り気でしたが、いざ管轄が移されると隊長だった彼も嫌がらせのように一兵卒として扱われることに…… そしてその隙を突き、龍波が手勢を率いて靖安司を襲撃。魚腸を救出するだけでなく、その復讐とばかりに身を守る術を持たない吏員たちを次々と虐殺していきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a0/e916cbb6d45ea34a8ac04ff8fa9c83ca.jpg)
そこへ虫の知らせで危機を察したらしい崔器が「これはいかん!」と単身救援に駆けつけ、自分の身を犠牲にして李必を逃し、辛くも龍波らを撤退させます。しかしその際に靖安司に火が放たれ、内部調査用に収蔵されていた貴重な文書類もほとんどが灰に…… このあたりは日本でおこった事件を連想させる描写になっていますね。無論時系列的に制作側が参照できたはずがないのですが。
惨劇の情報はすぐさま「聖人」の耳に入り、林九郎に解決が委ねられます。林九郎は行方不明扱いの李必に替わり、腹心の吉温を新任の靖安司司丞として派遣。吉温は姚汝能ら生き残った吏員を取りまとめ、張小敬が龍波のスパイに違いないと決めつけて追補を命じます。彼がスパイのはずがないと知る姚汝能らは困惑と反発を隠せませんが……?
一方、逃げ延びた李必は龍波の後を追ってアジトを突きとめようとしますが、逆に追跡がバレてアジトへと連行。正直「何やってんの」としか (^_^;) 夕刻にその魔の手から逃れたばかりの何孚とも再会してしまいますが、林九郎への仇討ちにこだわったりと色々龍波らの気に障る言動をとり続けた結果彼らに幽閉されてしまいます。
そして靖安司の惨劇も自分がお尋ね者になったことも知らない張小敬は、探し求めていた火師がかつての戦友丁老三であることを知ります。丁老三からの「お前も協力しなよ?」という悪の誘いを断ると、実は自分も良心の呵責を覚えていたらしい丁老三は側にいた仲間たちを斬りつけます。そして張小敬に黒幕の名前を告げようとしますが、生き残った仲間が丁を刺殺し……
ということで、様々な事情から「無敵の人」となった多くの同胞が龍波らのテロを支えるという展開になってきています。そしてテロを阻止しようとする張小敬も、彼らと大して変わらない立場にあります。日本の事件とも重なって見えるのは、本作がそれだけ普遍性のある問題をテーマとしているということでしょうね。
前回のラストで、事件の首謀者とされていた右刹が龍波の放った刺客によって殺害。張小敬&檀棋は右刹の遺体を運び出すふりをして刺客をおびき出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/7e/84bdae5283effe6dca9e82f080a479f2.jpg)
そこへ更に「右刹殺害のような重要な任務で私を起用しないのが気に障る」とばかりに魚腸が乱入。張小敬と本日二回目のバトルの末、捕縛されます。張小敬と檀棋は平康坊の火師が長安爆破計画に関与したという情報を得て現場に向かうことに。
状況を察知した龍波は、スポンサーの何孚の意向に逆らって魚腸救出を決定。何孚の実家は林九郎に陥れられ、彼は何執正に引き取られてからは知的障害を負ったふりをして淡々と復讐の機会を待っていた模様。龍波らのアジトの敷地(何孚の実家の敷地だったようです)も資金も何孚が提供していたようです。
元来靖安司の警備は崔器率いる旅賁軍が担っていたのですが、旅賁軍が右驍衛の管轄下に再編されて以来無防備の状態となっておりました。自らの待遇に不満を抱いていた崔器も再編には乗り気でしたが、いざ管轄が移されると隊長だった彼も嫌がらせのように一兵卒として扱われることに…… そしてその隙を突き、龍波が手勢を率いて靖安司を襲撃。魚腸を救出するだけでなく、その復讐とばかりに身を守る術を持たない吏員たちを次々と虐殺していきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a0/e916cbb6d45ea34a8ac04ff8fa9c83ca.jpg)
そこへ虫の知らせで危機を察したらしい崔器が「これはいかん!」と単身救援に駆けつけ、自分の身を犠牲にして李必を逃し、辛くも龍波らを撤退させます。しかしその際に靖安司に火が放たれ、内部調査用に収蔵されていた貴重な文書類もほとんどが灰に…… このあたりは日本でおこった事件を連想させる描写になっていますね。無論時系列的に制作側が参照できたはずがないのですが。
惨劇の情報はすぐさま「聖人」の耳に入り、林九郎に解決が委ねられます。林九郎は行方不明扱いの李必に替わり、腹心の吉温を新任の靖安司司丞として派遣。吉温は姚汝能ら生き残った吏員を取りまとめ、張小敬が龍波のスパイに違いないと決めつけて追補を命じます。彼がスパイのはずがないと知る姚汝能らは困惑と反発を隠せませんが……?
一方、逃げ延びた李必は龍波の後を追ってアジトを突きとめようとしますが、逆に追跡がバレてアジトへと連行。正直「何やってんの」としか (^_^;) 夕刻にその魔の手から逃れたばかりの何孚とも再会してしまいますが、林九郎への仇討ちにこだわったりと色々龍波らの気に障る言動をとり続けた結果彼らに幽閉されてしまいます。
そして靖安司の惨劇も自分がお尋ね者になったことも知らない張小敬は、探し求めていた火師がかつての戦友丁老三であることを知ります。丁老三からの「お前も協力しなよ?」という悪の誘いを断ると、実は自分も良心の呵責を覚えていたらしい丁老三は側にいた仲間たちを斬りつけます。そして張小敬に黒幕の名前を告げようとしますが、生き残った仲間が丁を刺殺し……
ということで、様々な事情から「無敵の人」となった多くの同胞が龍波らのテロを支えるという展開になってきています。そしてテロを阻止しようとする張小敬も、彼らと大して変わらない立場にあります。日本の事件とも重なって見えるのは、本作がそれだけ普遍性のある問題をテーマとしているということでしょうね。